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Fターム[4G112KB08]の内容

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【課題】 熱媒体の粒子径がセメント原料よりも大きい場合でも、流動化または噴流化を容易に行い、セメント製造設備において発生するCO2ガスを高い濃度で分離して回収することが可能となる混合か焼炉を提供する。
【解決手段】 セメント原料をセメントキルン1に供給して焼成し発生するCO2ガスnを回収するために、上記セメント原料と媒体加熱炉15において加熱した熱媒体tとを供給してか焼を行う混合か焼炉12において、セメント原料より粒子径の大きい熱媒体tを上部から供給する供給ライン20と、熱媒体tを下部より抜き出す排出ライン25とを備えることにより、熱媒体tを上から下に移動させる移動層26が形成され、移動層26において、セメント原料を熱媒体t間の空隙でか焼させることにより発生したCO2ガスの上昇にともない、セメント原料を流動化させる流動層が形成され、か焼されたセメント原料をオーバーフローにより回収する回収ラインを備えている。 (もっと読む)


【課題】 熱媒体の粒子径がセメント原料よりも大きい場合でも、流動化または噴流化を容易に行い、セメント製造設備において発生するCO2ガスを高い濃度で分離して回収することが可能となる混合か焼炉を提供する。
【解決手段】 セメント原料を、プレヒータで予熱した後に、内部が高温雰囲気に保持されたセメントキルン1に供給して焼成するセメント製造設備において発生するCO2ガスnを回収するために用いられ、上記プレヒータから抜き出されたか焼前の上記セメント原料と、媒体加熱炉においてか焼温度以上に加熱した熱媒体とを供給し、混合してか焼を行いCO2ガスを発生させるための混合か焼炉において、上記セメント原料より粒子径の大きい熱媒体tを上部から供給する供給ライン20と、熱媒体tを下部より抜き出す排出ライン25とを備えることにより、熱媒体tを上から下に移動させる移動層26が形成されている。 (もっと読む)


【課題】被か焼物に過熱か焼物を混合してか焼する際に発生するCO2ガスを、流動層型または噴流層型により高い濃度で分離して回収することが可能となる混合か焼炉を提供する。
【解決手段】被か焼物に過熱か焼物を混合してか焼反応を起こす混合か焼炉12において、流動層型または噴流層型であるとともに、上記被か焼物を供給する複数の供給ライン25を備えている。 (もっと読む)


【課題】セメント製造設備における熱源を有効活用することにより、当該セメント設備において発生するCO2ガスを高い濃度で分離して回収することが可能となるセメント製造設備におけるCO2ガスの回収方法および回収設備を提供する。
【解決手段】セメント原料kを、第1のプレヒータ3で予熱した後に、内部が高温雰囲気に保持されたセメントキルン1に供給して焼成するセメント製造設備において発生するCO2ガスnを回収するための方法であって、か焼温度以上に加熱し蓄熱した蓄熱か焼炉12に、第1のプレヒータ3から抜き出したか焼前のセメント原料kを供給してか焼し、か焼されたセメント原料kをセメントキルン1に供給するとともに、蓄熱か焼炉12内においてセメント原料kのか焼により発生したCO2ガスnを回収することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、原材料の第一部分(4)および第二部分(6)をそれぞれ予熱するための、第一サイクロン式予熱器(5)および第二サイクロン式予熱器(7)と、燃料を燃焼させるために燃焼ガスを用いた、予備か焼器(1)から発生する煙霧(8)が前記第二サイクロン式予熱器(7)へと導かれる予備か焼器(1)と、燃料バーナーを備えた、ロータリーキルン(2)から発生する煙霧(18)が第一サイクロン式予熱器(5)へと導かれるロータリーキルン(2)と、前記ロータリーキルン(2)の出口の位置で、クリンカを通して冷却用ガスを送風することによるクリンカ冷却器(3)とを含む、設備内でのセメントクリンカの製造方法に関するものである。この方法によると、予備か焼器の燃焼ガスは、体積で90〜100%の酸素を含有する。予備か焼器は流動層によるものであってもよく、流動化ガスは前記燃焼ガスである。本発明は、このような設備に関するものでもある。 (もっと読む)


【課題】大気中への二酸化炭素の排出を制限でき、経済的に実現性があり、更に、セメントクリンカの製造用に従来から使用されている設備と技術的に近い設備で実施できるセメントクリンカの製造方法により、従来の製造方法および製造設備の問題点を解消する。
【解決手段】プレか焼反応炉(4)に、該反応炉(4)の唯一の酸素源を構成する、窒素含有量が30%未満の酸素の豊富なガス(9)を供給し、サイクロンプレヒータ(3)から出たガスの一部分(8a)を設備内でリサイクルして、該プレヒータ内での材料の浮遊に必要な適切な流を得るようにし、一方では、二酸化炭素が豊富な、前記サイクロンプレヒータ(3)から出たガスの他の部分(8b)は、特に隔離などのような、大気中への二酸化炭素の排出を制限することのできる処理に適応させる。 (もっと読む)


【課題】燃料としての利用が困難或いは不可能であった固体状廃油及び/又は高粘性液状廃油を、何ら支障なく燃料として利用できる廃油系固体燃料の製造方法を提供すること。
【解決手段】固体状廃油及び/又は高粘性液状廃油を、低粘性液状廃油に混合溶解させ、残存する塊状廃油(廃油ダマ)の粒径が15mm以下で、かつ粘度が3,500cP以下の廃油に調整した後、該調整廃油と廃油吸収材とを混合する、廃油系固体燃料の製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】金属粉末を含有する廃油等を処理するにあたり、新たな廃棄物の発生や設備の劣化等を伴うことなく、資源として再利用することを可能にする。
【解決手段】半導体工場等で発生した廃ワイヤソーオイルや、金属加工工場等で発生した廃切削油、廃研削油、廃研磨油等を貯蔵タンク2に一時的に貯蔵した後、セメントキルン5の仮焼炉7内に噴霧して燃焼させる。金属粉末を燃焼させたときに発生する金属酸化物は、セメント原料の一部となり、新たな廃棄物を発生させることなく、資源として再利用することが可能になる。仮焼炉としてDD式仮焼炉を用い、金属粉末を含有する液体をDD式仮焼炉のオリフィス部より下方から仮焼炉内に噴霧することができ、金属粉末を含有する液体の滞留時間を十分に確保し、液体に含まれる金属の粒径が比較的大きい場合でも効率よく燃焼させることができる。 (もっと読む)


【課題】 可燃性廃棄物をセメント製造の仮焼炉に安定供給し大量処理することにより、セメント製造の原料や燃料の代替として有効利用する。
【解決手段】 クリンカクーラーから抽気したクーラー抽気ガスを仮焼炉に導入するための渦流室を有する仮焼炉において可燃性廃棄物を処理するための可燃性廃棄物の処理装置において、可燃性廃棄物を受入れる受入口と、渦流室に連結し可燃性廃棄物を渦流室に供給するための排出口とを備える可燃性廃棄物投入装置を渦流室の天井部に備え、前記受入口は可燃性廃棄物が可燃性廃棄物投入装置において旋回流を生じるように可燃性廃棄物投入装置の水平断面の接線方向に設けられてなる可燃性廃棄物の処理装置。 (もっと読む)


本発明は原材料混合物からクリンカーを製造するための方法に関し、原材料混合物を燃焼煙によって予熱すること;原材料混合物を予備か焼すること;予備か焼された原材料混合物をロータリーキルン中でか焼することを実施し、予備か焼およびロータリーキルン中でのか焼はCO2を含有する燃焼煙を生成し、予備か焼によって生成した燃焼煙は、この煙がロータリーキルン中でのか焼によって生成した燃焼煙と混ざることなくCO2除去処理を受ける。 (もっと読む)


【課題】産業廃棄物、一般廃棄物、建設発生土、底質およびヘドロのような化学組成が一定ではない原料を用いた場合であっても、大きな密度及び機械的強度を有し、粒度等の性状が均一であり、人工骨材や埋め戻し材等の土工資材として好適に用いうる焼成物を、効率良く製造することのできる焼成物の製造方法を提供する。
【解決手段】(A)産業廃棄物、一般廃棄物、建設発生土、底質およびヘドロから選ばれた1種以上からなる原料に、CaO源を加えて、水硬率が0.1〜1.0となるように調整して調合物を得る原料調合工程と、(B)ロータリーキルン3に付設されたプレヒータ2で、上記調合物を熱風中に拡散させて、工程(C)の焼成時に焼成物の品質を低下させる可能性のある未燃カーボン等の阻害物質を除去する阻害物質除去工程と、(C)阻害物質を除去した調合物を、ロータリーキルン3に供給し、焼成して焼成物を得る焼成工程とを含む。 (もっと読む)


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