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Fターム[4K033DA01]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 結晶状態 (192) | 結晶粒径 (88)

Fターム[4K033DA01]に分類される特許

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【課題】 電気機器の鉄心材料として用いられる、磁束密度が高く、鉄損が低い無方向性電磁鋼板の製造方法に関する。
【解決手段】 鋼中に質量%で、Si≦0.4%、Mn≦0.5%、0.01%≦Sn≦0.3%を含有するスラブを熱間圧延し、仕上熱延温度FTを下式1〜式3の関係式を満たして温度FT1 からFT2 で仕上げ、巻き取ったコイルをそのまま750℃以上1000℃以下の温度で5分以上3時間以下の間保持し、次いで酸洗し、冷間圧延した後、仕上げ焼鈍して成品とすることを特徴とする磁束密度が高い無方向性電磁鋼板の製造方法。
FT1 =930+180×Sn%−25 …… 式1
FT2 =930+200×Sn%+25 …… 式2
FT1 ≦FT≦FT2 ………………………… 式3 (もっと読む)


【課題】 本発明は、不純物元素であるTiを極度に低減したり、製造の途中工程で長時間焼鈍を施すことなく、歪取焼鈍後の鉄損改善を実現する。
【解決手段】 質量%で、C:0.0010%以上0.010%以下、Si:3.5%以下、Al:0.2%以上3.0%以下、Mn:3.0%以下、Ni:3.0%以下、Ti:0.0015%以上0.010%以下、S:0.0030%以下、N:0.0030%以下、必要に応じてSnおよび/またはSbを合計として0.01%以上0.20%以下、Cuを0.01%以上0.50%以下を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、Si,Al,Mn,Niが質量%でSi+2×Al−Mn−Ni≦2.0%を満たし、歪取焼鈍前の平均結晶粒径が40μm以下、歪取焼鈍後の板厚貫通粒が面積率で全体の20%以上である無方向性電磁鋼板。その製造方法は、熱延の仕上温度を850℃以上、巻取温度を650℃未満あるいは熱延板焼鈍を850℃以上1150℃以下で30秒以上で650℃までの冷却速度を15℃/sec以上とし、仕上焼鈍の昇温速度15℃/sec以上、均熱時間を60秒以下、歪取焼鈍を700℃以上900℃以下で10分以上を行なう。 (もっと読む)


【課題】 Si+Alが1.9%以上の成分系で、安定して高い磁束密度得られる無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.004%以下、Si:1.5〜3.5%、Al:0.2〜3.0%、1.9%≦(%Si+%Al)、Mn:0.02〜1.0%、S:0.0030%以下、N:0.0030%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを加熱し、熱延し、熱延板焼鈍を行い、冷延、仕上焼鈍を行う無方向性電磁鋼板の製造方法において、熱延板焼鈍後の平均結晶粒径を200μm以上とし、冷間圧延において下記(1)式で表されるM値を0.1〜5とする。


ここで、n:冷延パス回数、Hi:iパス目の入り側板厚、Hi+1:iパス目の出側板厚(i+1パス目の入り側板厚)、Ri :iパス目の圧延ロール径 (もっと読む)


【課題】 抗張力TSが例えば500MPa以上の高強度で、耐摩耗性を有し、磁束密度および鉄損のすぐれた磁気特性を兼ね備えた高強度電磁鋼板を、特殊な成分、製造条件を適用せず、安定して製造することを目的とする。
【解決手段】 質量%で、C:0.060%以下、Si:0.2〜4.0%、Mn:0.05〜3.0%、P:0.30%以下、S:0.040%以下、Al:2.50%以下、N:0.020%以下、またはさらにCu:0.1〜8.0%、Nb:0.03〜8.0%の一種以上を含有し、鋼板内部に加工組織が残存する高強度電磁鋼板の製造方法において、最終的に鋼板内部に残存する加工組織を形成する工程直前の板の平均結晶粒径D(μm)を、D≧20μmと粗大化し、好ましい製法として最終の加工工程において歪を付与した後、加工組織が消失するような熱処理を施さないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 鉄損特性に優れたセミプロセス無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のセミプロセス無方向性電磁鋼板は、mass%で、C:0.04%以下、Si+Al:3.0%未満、Mn:2.0%以下、P:0.2%以下を含有する溶鋼を溶製し、連続鋳造し、スラブとなし、該スラブを再加熱後、熱間圧延を施し、冷間圧延により最終板厚とした後、仕上焼鈍を施すことにより製造される。そして、この場合に、前記溶鋼の凝固完了からスラブ再加熱開始までのスラブ平均温度700℃以上1300℃以下の温度域において、(例えば、鍛圧および/または圧延により)1.0%以上30%以下の歪量で歪をスラブに付与する歪付与工程を行うこと特徴とする。また、前記溶鋼の凝固完了後、前記歪付与工程までの間に、スラブを700℃以上1300℃以下の温度域に加熱することも可能である。 (もっと読む)


【課題】タンデム圧延での冷延性を抜本的に改善し、さらに高級な磁気特性を有する無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】(1) 質量%で、Si:2〜4%、Al:0.2〜2%で、残部が不可避的不純物及び鉄からなる熱延板を熱延板焼鈍後にタンデム冷間圧延し、次いで仕上焼鈍する無方向性電磁鋼板の製造方法において、熱延板焼鈍後、結晶粒径を 120〜800 μmとした鋼板を酸洗してから鋼板表面をワイヤーブラシで研磨することにより、表層のAl2 O 3 厚み≦0.2 μmとした後、このコイルを湯温が80℃以上に浸漬してからタンデム冷間圧延することを特徴とするタンデム冷間圧延性に優れた高級無方向性電磁鋼板の製造方法。
(2)質量%で更に、C ≦0.005%,Mn≦1%, S ≦0.004%,Sn:0.003〜0.1%とすることを特徴とする(1)記載のタンデム冷間圧延性に優れた高級無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】増硫処理を施す場合に懸念された、鋼板内での磁気特性の偏差を効果的に低減した方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板を製造するに当たり、マグネシアを主体とする焼鈍分離剤中に、硫化物および/または硫酸塩を含有させることにより、仕上焼鈍工程中、二次再結晶完了までの間に鋼板に対して増硫処理を施すものとし、その際、コイル中・内巻部に塗布される焼鈍分離剤中の硫化物および/または硫酸塩の濃度を、コイル外巻部に塗布される焼鈍分離剤中の硫化物および/または硫酸塩の濃度の50%以上 400%以下の範囲で増加させることにより、昇温過程中 800℃でのコイル内における増硫量の最大値と最小値の差を30ppm以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備し、さらにカシメ性および表面性状にも優れる無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】 本発明は、上記目的を達成するために、質量%で、C:0.04%以下、Si:1.0%以上3.5%以下、Mn:0.1%以上2.5%以下、Al:0.2%以上2.5%以下、Si+Al:2.0%以上5.0%以下、P:0.2%以下、S:0.03%以下、N:0.005%以下を含有し、Nb、Ti、ZrおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を、下記式(1)を満足する範囲で含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなり、再結晶部分の面積比率が25%未満、伸びが2%以上であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供する。
0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)<5×10−3・・・(1)
(ここで、式(1)中、Nb、Zr、Ti、V、CおよびNはそれぞれの元素の含有量(質量%)を示す。) (もっと読む)


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