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Fターム[4K060CA22]の内容

電気防食 (2,150) | 防食回路 (204) | 調整手段 (14) | ダイオード (9)

Fターム[4K060CA22]に分類される特許

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【課題】プラスチック被覆鋼管P2と鋳鉄管P1が絶縁継手1を介して接続された埋設金属パイプラインが交流誘導の影響を受けている場合に、プラスチック被覆鋼管の交流腐食リスクを効果的に低減することができる。また、発生したカソード防食電流をプラスチック被覆鋼管と鋳鉄管の両方に適正に供給することで、両方のパイプラインを良好なカソード防食状態にすることができる。
【解決手段】カソード防食システムは、プラスチック被覆鋼管P2に接続される流電陽極2と、プラスチック被覆鋼管P2と流電陽極2との間に設けられ、プラスチック被覆鋼管P2と流電陽極2とを少なくとも非極性容量素子30を介して接続する交流誘導低減器3と、絶縁継手1を挟んでプラスチック被覆鋼管P2と鋳鉄管P1との間に接続され、鋳鉄管P1からプラスチック被覆鋼管P2へ向けた流れを順方向とするボンド整流素子40を含むボンド電流調整器4とを備える。 (もっと読む)


【課題】鋼管と鋳鉄管のような異種金属管が混在したパイプラインにおいて、両管を適正にカソード防食するシステムを提供する。
【解決手段】第1金属管P1に流電陽極1を接続し、第1金属管と第2金属管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路3を絶縁継手IJと並列に接続し、ボンド電流回路には、ボンド電流調整手段30とボンド電流回路をオン・オフする回路遮断手段31とが直列に接続され、流電陽極の発生電流を定電流制御した状態で、回路遮断手段によってボンド電流回路をオフにすることで、第2金属管のインスタントオフ電位を計測し、第2金属管の自然電位とインスタントオフ電位との差が基準値以上になるように、ボンド電流調整手段の起動電圧と流電陽極の発生電流の一方又は両方を設定する。 (もっと読む)


【課題】回生車両の影響によるパイプラインの電食リスクを、選択排流器を増設することなく、カソード防食レベルを高めることなく回避する。
【解決手段】直流式電気鉄道における回生車両の影響を受けるパイプラインPの電食防止システムであって、回生車両の影響を受けて管対地電位P/Sがプラス側にシフトするパイプラインPの箇所に電線2を介して接続され、パイプラインPの防食電位よりマイナス側の値の対地電位を示すアース電極1と、電線2間に接続される逆流防止器3とを備え、逆流防止器3は、パイプラインPからアース電極1に向かって流れる電流方向を順方向とし、パイプラインPの管対地電位P/Sが防食電位よりマイナス側の電位であり且つアース電極1の対地電位よりプラス側の電位で動作する特性を有するダイオードを備えている。 (もっと読む)


【課題】絶縁継手を介して防食状況が異なるパイプラインを接続して、接続される両パイプラインの一方又は両方にカソード防食を施す埋設パイプラインのカソード防食管理システム又はカソード防食管理方法において、両パイプラインに大きな交流誘導電圧が発生した場合に、交流腐食リスクを低減すると共に、各パイプラインにおける防食電流の腐食抑制効果を明確にして、防食対象のパイプラインが適正なカソード防食状況に有るか否かを把握できるようにする。
【解決手段】増幅率が−1倍になる反転増幅器10の入力端子10Aを、絶縁継手1を介して接続された両パイプラインL1,L2の一方に接続し、反転増幅器10の出力端子10Bを両パイプラインL1,L2の他方に接続して、反転増幅器10における反転入力端子11Bと出力端子10Bとの間に、同じ電圧−電流特性を有する一対のダイオード14,15を逆並列接続した。 (もっと読む)


【課題】レール漏れ電流によって大地に形成される電場の影響を受けることなく速やかに選択排流器の異常動作を検知できる方法およびシステムを提供する。
【解決手段】パイプラインPから選択排流器1を介してレールRに流れる方向をプラスとする排流電流IUDDをモニタするとともに、排流電流を流す駆動力となるレールと埋設金属パイプラインとの間の電位差R/Pをモニタするモニタリング工程と、排流電流IUDDのモニタ値のプラス・マイナス・ゼロの状況と電位差R/Pに基づく選択排流器1の稼働状況の整合性に基づいて選択排流器1の異常判定を行う異常判定工程と、異常判定工程で異常有りと判定した場合に、その異常を報知する異常報知工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】選択排流器が設置された箇所の近くに流電陽極を接続した場合であっても、パイプラインの腐食リスクを高めることなく、周辺の他埋設金属体への直流干渉を引き起こさないようにする。
【解決手段】埋設パイプラインPと流電陽極Mとを電気的に接続する接続線Lにダイオード10を挿入し、接続線Lに、ダイオード10と並列に、回路をオンオフするスイッチング素子21を備える定電流制御回路20を接続し、ダイオード10の端子間電圧Vと接続線Lの主電流Iをモニタしてスイッチング素子21をオンオフ制御するモニタ制御手段30を備え、モニタ制御手段30は、端子間電圧Vがダイオード10の順方向に対してプラスで且つダイオード10の動作電圧を超える設定電圧VF以下の状態でスイッチング素子21をオンにし、主電流Iが定電流制御回路20による定電流値ICであるか否かによって埋設パイプラインPの防食状況を判定する。 (もっと読む)


【課題】絶縁継手を介して接続される一方のパイプラインが非防食或いは防食レベルが低い場合に、他方のカソード防食パイプラインのカソード防食電流を利用して、過防食や他埋設パイプラインの直流干渉リスクを誘起することなく両パイプラインの腐食リスクを低減させる方法を提供する。
【解決手段】絶縁継手1を介して接続される一方の埋設パイプラインであるカソード防食ラインに接続され、カソード防食電流の発生を定電流制御し得るカソード防食電流発生手段2と、絶縁継手1の両側での管対地電位をそれぞれ計測可能な管対地電位計測手段3と、両方の埋設パイプラインに接続され、少なくとも逆並列接続したダイオードを絶縁継手1と並列に接続した絶縁継手保護手段4とを備え、管対地電位計測手段3で計測される絶縁継手1の両側での管対地電位の差がダイオードの作動電位になるようにカソード防食電流発生手段2の発生電流を制御する。 (もっと読む)


【課題】電解質中の防食対象を流電陽極方式によってカソード防食するに際して、流電陽極設置後の各種状況変化に対しても安定して所要防食電流を発生させることができること。流電陽極の残存寿命を正確に予測して、設置後の流電陽極の管理を適正に行うことができること。電解質から流電陽極に流入する電流を適正に阻止することができること。
【解決手段】電解質中の防食対象を流電陽極方式によってカソード防食するカソード防食システムであって、防食対象(パイプラインP)と流電陽極Aとを接続する電線間L1,L2に介挿接続されて、流電陽極Aからの発生電流を設定電流値に定電流制御する定電流制御手段1を備える。 (もっと読む)


【課題】局部的に直流迷走電流の影響を受ける高抵抗率塗覆装パイプラインに対して、良好なカソード防食状況を維持しつつ、直流迷走電流腐食リスクを回避する。
【解決手段】電解質中に敷設されて金属体表面が高抵抗率塗覆装で覆われたパイプライン1を防食対象として、直流迷走電流が局部的に影響するパイプライン1上の地点Sから設定距離Rだけ離れたパイプライン1の接続部に絶縁継手2を設け、絶縁継手2から地点Sまでの間のパイプライン1の金属体に、絶縁継手2の近傍の接続箇所で最も接地抵抗が低く、その近傍の接続箇所から所定間隔毎に設けられた複数の接続箇所で絶縁継手2から離れる毎に徐々に接地抵抗が高くなるように、接続箇所毎に接地抵抗がそれぞれ異なる複数の流電陽極3,4,5を接続し、地点Sの近傍には流電陽極の接続を行わない。 (もっと読む)


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