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Fターム[4L037PC13]の内容

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Fターム[4L037PC13]に分類される特許

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【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与するポリアクリロニトリル系繊維および炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度5以上のポリアクリロニトリル系重合体を、溶媒(A):溶媒(B)=20:80〜99:1(重量比)である混合溶媒を用い、ポリアクリロニトリル系重合体濃度が0.5重量%以上、20重量%未満である紡糸原液を作成し、該紡糸原液を口金孔から空気中に押出し、その後貧溶媒中で凝固させてフィラメント糸条を得ることを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与する炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度が6以上であるポリアクリロニトリル系重合体からなる紡糸原液を口金から吐出し、乾式紡糸によって繊維化し、全延伸倍率が20〜120倍の範囲で延伸を行ったポリアクリロニトリル系繊維を空気中で200〜300℃の温度範囲で耐炎化した後、300〜800℃の温度の不活性雰囲気中において予備炭化処理し、引き続き不活性雰囲気中で800〜2000℃の範囲の温度で炭化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】結晶子サイズが小さいにも拘らず結晶配向度が高い炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】不活性雰囲気中で耐炎化繊維を500〜700℃の終了温度で熱処理して第一炭素化処理繊維を得、第一炭素化処理繊維を750〜900℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率1.0〜1.2倍で熱処理して第二炭素化処理繊維を得、第二炭素化処理繊維を1000〜1300℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率0.95〜1.1倍で熱処理して第三炭素化する炭素繊維の製造方法において、第二炭素化処理時の延伸倍率が第三炭素化処理時の延伸倍率よりも大きいことを特徴とする結晶配向度(%)/結晶子サイズLc(nm)≧50で、235≦弾性率(GPa)≦295の炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な接着性を有する補強材として機能する炭素繊維ストランドを提供する。
【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡で測定した表面皺の間隔a120〜160nm、表面皺の深さb12〜23nm、比表面積0.9〜2.3m2/gの炭素繊維が20000〜30000本収束されてなり、強度が5900MPa以上、弾性率が300GPa以上、密度が1.76g/cm3以上の炭素繊維からなる炭素繊維ストランドであって、ストランド幅が5.5mm以上且つ糸割れ評価方法において糸割れが観察されない炭素繊維ストランド。
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【課題】
生産性およびプロセス性を損なうことなく、高い引張弾性率と圧縮強度を有する炭素繊維とその製造方法および、前記炭素繊維の製造に用いられる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法または乾湿式紡糸法により紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を水浴中で洗浄する水洗工程と、該水洗工程で得られた繊維を水浴中で延伸する水浴延伸工程と、該水浴延伸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程からなるポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、紡糸原液が、極限粘度が2.0乃至10の範囲にあるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が10以上18重量%未満であり、水浴延伸工程では、最高温度が60乃至80℃の水浴中で予備延伸した後、最高温度が80乃至98℃の水浴中で延伸する、ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
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【課題】繊維糸条同士を均一に交絡させることで耐炎化工程中の繊維糸条の糸切れを防止し、耐炎化処理温度の低下幅を小さくすることができる糸継ぎ装置及び糸継ぎ方法を提供する。
【解決手段】二本の集合トウ2a,2bの一部を重ね合わせ、この重ね合わせた部分を前後で挟持する一対の挟持部3,4を近接可能に設け、挟持部3,4間に集合トウ2a,2bの重ね合わせた部分を保持した状態で圧縮流体を噴射して交絡させる交絡装置7a,7b,7cを少なくとも三つ配置し、各交絡装置7a,7b,7cに隣接して挟持部3,4の近接時に各交絡装置7a,7b,7cに保持された集合トウ2a,2bの重ね合わせた部分に弛緩量を付与する重錘23を着脱可能に設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】既存設備を利用しても強度の優れた炭素繊維束を製造可能な方法を提供する。
【解決手段】前駆体繊維束を、一酸化炭素の体積含有率が10〜100,000体積ppmの雰囲気中、最高温度1000〜1600℃で加熱する。前記前駆体繊維束としては、ポリアクリロニトリル系繊維束を酸化性雰囲気中200〜300℃で加熱し、さらに、不活性雰囲気中500〜800℃で加熱して得られる前駆体繊維束が好適である。 (もっと読む)


【課題】製造工程において毛羽立ちなどを発生させることなく、品位が良好な炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】アクリル繊維を加熱気体中で耐炎化する炭素繊維の製造方法であって、耐炎化処理の開始から前記アクリル繊維の密度が1.21g/cmに達するまでの過程において、前記加熱気体の含水率を5〜20vol%とし、かつその過程において、前記アクリル繊維の伸張率を0〜4%とする炭素繊維の製造方法は、簡便な工程でありながら、品位が良好な炭素繊維を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
高い引張弾性率を有する炭素繊維を高品位で安定して供給するための炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】
隣接して走行する複数本のポリアクリロニトリル系繊維束を、空気中200〜300℃で耐炎化し、引き続き不活性雰囲気中300〜800℃で一次炭化処理して得た繊維束を、さらに不活性雰囲気中、最高処理温度1,200〜2,000℃で二次炭化処理する炭素繊維束の製造方法であって、二次炭化処理に供する繊維束は、幅あたりトータル繊度が4,000dtex/mm以下であり、二次炭化処理するに際し、繊維束に500mg/dtex以上の張力を付与する、炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
生産性、プロセス性を損なうことなく、引張強度、引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
極限粘度[η]が1.5〜2.2であって、耐炎化処理時の酸化深さDが3.6〜6.0μmかつDSCにより測定される湿熱下融点Tmが191〜200℃である炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系重合体、ならびにそれを用いた炭素繊維前駆体繊維および炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
生産性、プロセス性を損なうことなく、圧縮強度、圧縮弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供すること。
【解決手段】
ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を空気中200〜300℃で耐炎化処理してなる耐炎化糸を、不活性雰囲気中最高温度600〜800℃で予備炭化処理して、単繊維繊度が0.4〜0.6dtexかつ単繊維引張強度が10〜20gf/dtexかつ伸度0〜7%の予備炭化糸となした後、さらに不活性雰囲気中300〜2000mgf/dtexの張力下で、最高温度1200〜1600℃で炭化処理することを特徴とする、炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 緻密、高配向度、高強度且つ高弾性率のポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 PAN系耐炎化繊維を炭素化する炭素化工程を、第一炭素化工程と第二炭素化工程と第三炭素化工程とで構成する。第三炭素化工程では、一次処理と二次処理とに分け、それぞれの処理における繊維の比抵抗値、比重、N/C、単繊維伸度、並びに、広角X線測定(回折角26°)での結晶子サイズと、温度と、延伸倍率とを制御する。繊維張力は、繊維直径、即ち繊維断面積(S mm2)により変わるため、張力ファクターとして前記繊維断面積で換算した繊維応力(D又はE mN)を用いた数式を満たす範囲としている。
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【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な分散性、引っ掛かり性、接着性を有する補強材として機能する炭素繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維軸方向に沿って脈状の凹凸があるプリカーサーを酸化性雰囲気中、処理温度240〜250℃、延伸率1.00〜1.10で処理し、引き続き不活性雰囲気中、処理温度300〜600℃、延伸率1.02〜1.09で処理し、次いで、不活性雰囲気中、処理温度600〜1500℃、延伸率0.95〜0.98で処理することにより、繊維軸を通る任意の切断面で切断した繊維断面の幅方向両端形状がそれぞれ曲折を繰返す波状形状に形成されてなり、波状形状の山4と山4との間隔dが1.5〜2.3μmであり、波状形状の山4と谷6との高低差eが0.3〜0.5μmである炭素繊維2を製造する。
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【課題】
生産性、プロセス性を損なうことなく、引張強度、引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供すること。
【解決手段】
極限粘度が1.2〜2.2、耐炎化処理時の酸化深さDが3.6〜6.0μmかつ示差走査熱量計により測定される湿熱下融点Tmが180〜190℃である炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系重合体。 (もっと読む)


【課題】耐炎化工程における焼成むらがなく、焼成の高張力化を達成し、低コストで高品質・均質な炭素繊維、耐炎化繊維、炭素繊維前駆体繊維、及びシリコーン油剤並びにそれらの製法を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維は、単繊維引張試験により求められる単繊維弾性率の変動係数が10%以下である炭素繊維である。また、本発明の耐炎化繊維は、ギ酸溶解度の変動係数が10%以下である。また、本発明の炭素繊維前駆体繊維は、炭素繊維前駆体用シリコーン油剤を用いて得られるものであり、平均面粗さが8nm以下のものである。さらに、本発明の炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤は、平均シリコーン動粘度が10〜1500cStであり、かつ、剛体振り子の自由減衰振動法により測定される振り子の振動周期差が0.03〜0.4である炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤である。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維の表面酸素濃度及び窒素濃度と窒素ピーク半値幅、および窒素ピーク形状とSACMA法準拠によるCAI値とそのばらつきとの関係を明らかにし、航空機用途複合材料としての強度発現性、特にSACMA法準拠によるCAI値が高く、さらにSACMA法準拠によるCAI強度発現が再現性良く安価な炭素繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 X線光電子分光法で測定した、炭素繊維表面の窒素濃度N1S/C1Sが0.01〜0.3、N1Sピークの半値幅が2〜4eV、炭素繊維表面の酸素濃度O1S/C1Sが0.04〜0.2であり、走査型プローブ顕微鏡で測定した炭素繊維の表面積比が1〜1.028である、炭素繊維である。 (もっと読む)


【課題】 処理中の繊維物性のコントロールが確実にでき、安定して高収率で高強度の炭素繊維の生産ができる炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 同一種類のプリカーサーを用いて耐炎化処理された任意の耐炎化繊維の動的粘弾性測定より得られるtanδのピーク温度と、前記耐炎化繊維の比重との関係を示す比重−tanδピーク温度グラフにおける変曲点の比重以上1.40未満の比重を有する耐炎化繊維(1)を、酸化性ガス雰囲気中、熱重量分析測定より得られる重量減少開始温度以下で耐炎化処理して比重が1.40〜1.43の耐炎化繊維(2)を得、次いで前記耐炎化繊維(2)を不活性ガス中で炭素化処理する。
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