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Fターム[5C033HH03]の内容

電子顕微鏡 (5,240) | TEM用収差補正 (160) | 非点収差補正 (38) | 補正コイル及びその配置 (5)

Fターム[5C033HH03]に分類される特許

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【課題】少なくとも三段の多極子に対する荷電粒子線の軸合わせ方法、及び当該軸合わせが可能な荷電粒子線装置を提供する。
【解決手段】少なくとも3つの非点場を発生し、隣接する前記非点場の軸ずれによる同次数且つ同種の非点収差が相殺されるように、各前記荷電粒子線の軌道および各前記非点場の分布のうちの少なくとも1つの群内のそれぞれを、前記光軸に垂直な方向に沿って同時に平行移動する。 (もっと読む)


【課題】 今日市販されている高分解能の透過電子顕微鏡(HR-TEM)及び走査型透過電子顕微鏡(HR-STEM)には、所謂対物レンズの軸球面収差Csを補正する補正装置が備えられている。他の収差は制限をかける収差となることは避けられない。ローズ補正装置としても知られている六重極型の補正装置では、当該補正装置によって導入される、A5としても知られている6回軸非点収差及びD6としても知られている6回スリーローブ収差も、制限をかける収差になることが知られている。
【解決手段】 本発明は、六重極間のクロスオーバーに弱い六重極を加えることによって、A5又はD6のないローズ様補正装置又はクリュー様補正装置の作製を可能にする。あるいは本発明は、弱い六重極と十二重極の両方を加えることによって、A5とD6のいずれも存在しない補正装置を作製する。 (もっと読む)


【課題】簡便な構成により球面収差と六回非点収差を補正する荷電粒子線装置用の収差補正装置を提供する。
【解決手段】各極31a〜31lに励磁コイル32a〜32lを設置した二段の十二極子12、13を設ける。各極31a〜31lを順次1乃至12番目の極、並びにn=0、1、2として、(4n+1)番目の極の励磁コイルと(4n+2)番目の極の励磁コイルは交互に直列に接続され、光軸11に垂直な平面において、絶対値が等しく且つ当該光軸11に向かって互いの方向が反対となる磁場を発生する。(4n+3)番目の極の励磁コイルと(4n+4)番目の極の励磁コイルは交互に直列に接続され、光軸11に垂直な平面において、絶対値が等しく且つ当該光軸11に向かって互いの方向が反対となる磁場を発生する。これにより、光軸11の周りに回転可能な三回対称磁場及び六回対称磁場の重畳場を発生する。 (もっと読む)


隣接するヘクサポールフィールド間に丸形レンズデュプレットが設けられ、丸形レンズデュプレットは真ん中のヘクサポールフィールドがそれ以外のヘクサポールフィールド上に結像されるように調整され、調整時にヘクサポールフィールド間に中間面が位置するようになり、中間面は相互に共役となり、3つのヘクサポールフィールドはラーモア関係系内で同じ方向に配向され、3つのヘクサポールフィールドの各強度は3数値非点収差が0になるようにされ、補正器はヘクサポールフィールド対のフィールドが非対称に相互に励起される2つのヘクサポールフィールド対を有し、対は両中間面を中心にして設けられ、ヘクサポールフィールド対の配向はヘクサポールフィールドによって定義された配向に対して3次の光軸外コマ収差が補正されるような角度だけ回転される。
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【課題】球面収差補正光学系において倍率変化が得られるようにし、また、多極子間の光軸に垂直な面内での回転関係を多極子の位相角を変化させることなく補正可能にする。
【解決手段】 2つの多極子(8,9)間に2つの軸対称レンズ(10,11)を配置した電子顕微鏡の球面収差補正装置において、軸対称レンズ間にできる電子軌道の集光面内に、光軸と垂直な面内で電子に回転作用を与える回転補正レンズ(12)を配置したものである。 (もっと読む)


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