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Fターム[5G043CC02]の内容

変成器の保護 (188) | 励磁突入電流による誤動作防止手段(差動保護) (9) | 電圧、電流から変成器の状態を演算する手段 (4)

Fターム[5G043CC02]に分類される特許

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【課題】磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻を精度よく推定し、励磁突入電流がノイズの影響を受ける場合にも励磁突入電流現象を精度よく特定することである。
【解決手段】瞬時電圧低下発生後の変圧器一次電流を所定のサンプリング周期で時系列データとして取り込み、取り込んだ時系列データのうち変圧器鉄心の飽和領域から非飽和領域への変化方向に次第に緩やかに減少し等比収束する時系列データを抽出し、抽出した等比収束する時系列データのAitkenのΔ2乗法の収束推定値と収束時刻の測定値との差である変分電流を指標とし、変分電流の零点を磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻とし、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】電源を備えた三相交流の電力系統と三相交流電圧を単相交流電圧に変換する変圧器との接続を開閉する遮断器の励磁突入電流を抑制するための投入位相の制御をすることのできる励磁突入電流抑制装置を提供することにある。
【解決手段】電源母線1とスコット結線変圧器3との接続を開閉する三相一括操作型の遮断器2の励磁突入電流を抑制する励磁突入電流抑制装置6であって、電源母線1の三相交流電圧を計測して、スコット結線変圧器3の定常磁束を演算し、スコット結線変圧器3側の三相交流電圧を計測して、遮断後のスコット結線変圧器3の残留磁束を演算し、定常磁束と残留磁束とが全ての線間において極性が一致した場合に、遮断器2を投入する。 (もっと読む)


【課題】遮断器の閉極動作時間およびプレアーク時間にばらつきがある場合でも、変圧器に励磁突入電流が流れる期間をできるだけ短くすることが可能な運転制御装置を提供する。
【解決手段】遮断器10の制御部80は、第1投入相(R相)の残留磁束が定常磁束に一致するタイミングで、遮断器10のR相の電流を投入する。この後、制御部80は、電流計測部40R,40S,40Tの計測電流が閾値を超えるか否かを判定する。制御部80は、計測電流が閾値を越えない場合に、遮断器10の残りの二相(S相,T相)を、R相の電圧が零になるタイミングで投入する。計測電流が閾値を越えた場合には、いったん遮断器10のR相の電流を遮断してから再投入する。 (もっと読む)


【課題】送電線事故や残留磁束の減衰があっても変圧器の励磁突入電流を効果的に抑制することができる励磁突入電流制御機能内蔵ディジタル保護リレー装置を提供する。
【解決手段】ディジタル保護リレー装置1は、停止時電圧位相を記憶して、現在の時刻からリレー判定時間または処理時間と投入時設定時間とを合計した時間の経過後に母線電圧または線路電圧の位相が最初に停止時電圧位相となる投入時刻を算出し、算出した投入時刻から現在の時刻を引くことにより残余時間を算出するとともに、算出した残余時間から投入時設定時間を引くことにより現在の時刻における待ち時間を算出する位相制御判定処理部32と、遮断器90の投入指示信号が入力された時刻に位相制御判定処理部32において算出された待ち時間だけ経過した時刻に、遮断器90の投入信号が出力されるように、出力信号を出力する位相制御SQ処理部42とを具備する。 (もっと読む)


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