説明

Fターム[5G058EG05]の内容

非常保護回路装置(複入力保護リレー他) (1,502) | 課題(方向リレー、距離リレー他) (147) | 内外判別の困難な事故対策(至近端事故等) (14)

Fターム[5G058EG05]に分類される特許

1 - 14 / 14


【課題】 距離継電器は、系統に接続された計器用変圧器と計器用変流器で測定される測定電圧と測定電流から故障点までのインピ−ダンスを演算し、この演算結果が所定の動作確認時間の間、系統の保護区間と対応する整定インピ−ダンス範囲に留まっていることを確認している。しかし、系統に流れる電流は故障発生直後に急増するため、計器用変流器の磁気飽和を引起す場合がある。その場合、正しいインピ−ダンスを演算できず、オ−バ−リ−チ動作を起こすことなく、故障に対する応答性の速い距離継電器を実現することが困難であった。
【解決手段】 故障発生直後の測定電流に対する測定電圧の位相差を求め、この位相差が予め定められた判定位相角より進んでいないときに第1動作確認時間とし、進んでいるときに第2動作確認時間とすることで、オ−バ−リ−チ動作を起こすことなく、応答性の速い距離継電器を実現した。 (もっと読む)


【課題】母線連絡遮断器が入状態でかつ地絡順序遮断器が不使用であるときに母線地絡事故が発生しても自動で電力系統を保護することができる保護継電装置を提供する。
【解決手段】保護継電装置10は、第1および第2の零相電圧V01,V02が共に零相電圧整定値V00を超えた場合に第1の零相電流I01の位相に対して第2乃至第6の零相電流I02〜I06の位相がすべて±90°の範囲内にあると、母線連絡遮断器4を遮断させる第7のトリップ信号TR7を発生するとともに、母線連絡遮断器4が遮断されたのち、第1の零相電圧V01のみが零相電圧整定値V00を超えた場合には第1の受電用遮断器41を遮断させる第8のトリップ信号TR8を発生し、第2の零相電圧V02のみが零相電圧整定値V00を超えた場合には第2の受電用遮断器42を遮断させる第9のトリップ信号TR9を発生するトリップ信号発生手段40,50を具備する。 (もっと読む)


【課題】動作時間を高速化できる距離継電装置を得ること。
【解決手段】電力系統から入力した電圧および電流を用いてインピーダンスを算出し、インピーダンスに基づいて事故点までの距離を演算する距離演算部1と、事故発生前の電圧と事故発生後の電圧との差分を表す電圧変位、および、事故発生前の電流と事故発生後の電流との差分を表す電流変位とに基づいて、事故点の方向を演算する方向演算部2と、演算された距離と方向とに基づいて、予め定められた保護区間内での事故か否かを判定する判定部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】短絡事故から第1および第2の三相交流回路を保護するための変流器および回線選択継電器の設置台数を削減することができる回線選択継電装置を提供する。
【解決手段】第1の送配電線1LのR相および第2の送配電線のS相をクロスさせた第1の異回線異相クロス貫通変流器101と第2の送配電線2LのR相および第1の送配電線のS相をクロスさせた第2の異回線異相クロス貫通変流器102とを差接続し、第1の送配電線1LのS相および第2の送配電線2LのT相をクロスさせた第3の異回線異相クロス貫通変流器103と第2の送配電線2LのS相および第1の送配電線のT相を逆向きにクロスさせた第4の異回線異相クロス貫通変流器104とを差接続する。回線選択継電器30は、第1乃至第4の異回線異相クロス貫通変流器101〜104からの短絡電流IRyと線間電圧VRS,VST,VTRとに基づいて短絡事故の発生および事故回線を判別する。 (もっと読む)


【課題】 あらゆる配電線路にて確実に直近上位の配電用変電所との地絡保護協調を図ることのできる地絡方向継電器を提供する。
【解決手段】 自家用受電設備の地絡保護装置に装備され、当該受電設備内の電路に発生した零相電流および零相電圧のレベルがそれぞれ所定の整定値を超過したことを示す零相電流判定信号および零相電圧判定信号とともに、前記零相電流および零相電圧の位相差から判定される地絡方向が負荷側である場合の判定出力信号の入力を条件としてAND回路から時限回路を介して前記地絡保護装置における開閉器のリレーを動作させる制御信号を出力する地絡方向継電器において、前記零相電圧についての整定値は零相電圧百分率にて1%以下とされた地絡方向継電器。前記AND回路と前記時限回路との間には方向・非方向切換スイッチを設けて前記制御信号または前記零相電流検出信号を選択的に切り換えて前記時限回路に送出するように構成できる。 (もっと読む)


【課題】主保護(地絡回線選択継電装置)不使用時の2回線遮断および事故継続時間の長期化を防止できるとともに主保護を不要にできる地絡保護継電システムを提供する。
【解決手段】第1の送電端地絡方向継電装置111は、送電端母線に設置された第1の地絡検出用過電圧継電装置が動作したこと、「自回線方向において地絡事故が発生した」と判定したこと、第2の送電端地絡方向継電装置112が「自回線方向において地絡事故が発生した」と判定していないこと、および、第1および第2の遮断器41,42が共に入状態であることを条件に、第1の遮断器41を遮断するための第1のトリップ信号TDG1を瞬時に発生する第1のトリップ信号瞬時発生手段を備える。第2の送電端地絡方向継電装置112と第1および第2の受電端地絡方向継電装置121,122とについても同様である。 (もっと読む)


【課題】第4象限での不要動作を防止あるいは抑制し、健全回線の距離継電器の誤動作を防止あるいは抑制する。
【解決手段】2回線送電線1L,2Lの各々に設けられた距離継電器21,22が対応送電線の保護区間内事故時に対応送電線の遮断器51,52に対するトリップ指令を出力する距離継電方式において、各距離継電器が、事故発生時に対応送電線の保護区間内事故であるかどうかの判定をして対応送電線の保護区間内事故に応動する保護区間内事故応動部201と、事故発生時に対応送電線の前方事故であるかどうかの判定をして対応送電線の前方事故に応動する前方事故応動部202とを備え、前記各距離継電器が、その前記保護区間内事故応動部と前記前方事故応動部とが双方とも前記応動をすれば前記対応送電線の遮断器に対する遮断指令を出力する。 (もっと読む)


【課題】 主保護リレー装置が障害や休止の場合でも、後備保護DZリレー装置により、相手至近端の20%の範囲も高速遮断となる様にし、主保護PCMリレー装置と同等の動作時間を実現し、保護の高速動作および信頼度を維持する
【解決手段】 通信回線を利用する保護方式および方向距離保護方式を具備した送電線保護リレー装置において、方向距離第1段動作条件を他回線保護リレー装置に受け渡す回路と、他回線保護リレー装置より相手端子方向距離第1段動作条件を受ける回路と、前記相手端子方向距離第1段動作条件が入力されたことを条件に遮断指令を出力するか、または方向距離第2段遮断出力時間を切り替える回路を具備する。 (もっと読む)


【課題】背後3相事故時における誤動作を防止するとともに、短距離送電線路にも保護が可能な距離継電器を提供する。
【解決手段】電力系統から入力した電圧V、電流Iを用いて所定の演算を行い測距および方向判別を行うリレー要素6,7と、電圧Vを用いて極性電圧Vを算出する極性電圧算出手段4と、極性電圧Vが所定の電圧感度設定値以上のとき出力信号を発生する極性電圧感度判定手段8、12と、極性電圧感度判定手段8、12からの出力信号が発生しているとき、リレー要素6,7の演算結果を判定するリレー動作判定手段9と、を備えた距離継電器1において、リレー動作判定手段9が動作した結果を受けて極性電圧感度判定手段の電圧感度設定値を低感度側から高感度側に切り替える。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、交流き電系統に適用され、時間協調を必要とせずに、保護区間外の事故による不要動作を抑制し、異相混触事故を検出することのできる保護継電器を提供することにある。
【解決手段】 送電設備2から受電された三相交流を直交する単相二組のA座電源及びB座電源に変換するき電変圧器3を用いた交流き電系統に適用される異相混触保護継電器1において、中点分圧されたA座電源の相電圧と中点分圧されたB座電源の相電圧との位相差及びスカラ差をそれぞれ演算し、この位相差が所定の位相差θk以内であり、かつこのスカラ差が所定の電圧値Vk1以下の場合、A座電源及びB座電源の異相混触事故と判定し、保護動作を行う。 (もっと読む)


【課題】 受電部及び発電機部の電流値を比較し、トリップさせる過電流継電器を選択する回路装置を用いることにより、上位側の外部商用系統との協調保護を容易にした発電機保護リレー装置を得る。
【解決手段】 発電機2と、当該発電機に供給する上位側の外部商用系統6とで構成される発電機設備システムにおいて、発電機側に設置された発電機部変流器3と、発電機部の過電流継電器8と、発電機部遮断器10と、受電部側に設置された受電部変流器5と、受電部の過電流継電器7と、受電部遮断器9と、発電機部変流器からの電流と受電部変流器からの電流を入力し、これら二つの電流の位相の向きと大きさを比較して、上位側の外部商用系統との協調を取りながらトリップさせる過電流継電器を選択する電流値比較選択回路装置1とを備える。 (もっと読む)


【課題】平行2回線の片端非電源系統における両回線多重事故時でも、隣回線(背後側)の事故除去を待たずに、自己区間内事故を速やかに除去する。
【解決手段】電力系統の各相に設けられた地絡方向距離継電器11と、電力系統の各相に設けた不足電圧継電器12と、電力系統各相の電流・電圧の位相関係または対称分の電流・電圧の位相関係から事故方向判別を行う前方事故検出継電器16とを備え、背後2線地絡事故時には不足電圧継電器12の動作により地絡方向距離継電器11の出力をロックし、前方事故時には前方事故検出継電器16の動作により不足電圧継電器12によるロックを解除して地絡方向距離継電器11の動作を有効とする。 (もっと読む)


【課題】事故様相に応じて継電器を各相毎に設置するという必要性がなく、正相量1相分の電気量を用いて、継電器の保護方向に事故が発生したか否かを判定することを可能にする。
【解決手段】電力系統各相の電流(iA、・・・)、電圧(vA、・・・)から求めた正相量電流(I)および正相量電圧(V)について、所定時間間隔で変化分正相量電流(ΔI)と変化分正相量電圧(Δv)を求め、これら変化分の外積の大きさ(|v1d|・|i1d|・sinθ)が所定の感度k1以上のとき、保護方向の事故と判定する。 (もっと読む)


【課題】 至近端事故に対し確実に方向判別して事故検出でき、限時タイマーカウントアップ中も動作継続し、なおかつ、タイマーカウントアップ中に事故除去された場合には確実に動作復帰する短絡方向継電システムを提供すること。
【解決手段】 短絡方向検出手段54dにより短絡事故を検出すると、リレー特性選択手段57により事故検出特性を方向性を見ない過電流検出手段55oに切替えて、動作状態を保持することにより、至近端事故に対して方向判定を行って確実に検出動作し、時間協調による限時タイマーカウントアップ中も動作継続して事故点を確実に切り離せると共に、上位側の瞬時電圧効果が生じ、これが限時タイマーのカウントアップ以前に回復しても、従来のように過電流検出特性55cのままになってしまうことなく、確実に短絡方向検出特性54dに復帰させることができる。 (もっと読む)


1 - 14 / 14