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Fターム[5J108MM12]の内容

Fターム[5J108MM12]に分類される特許

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【課題】圧電基板の分極処理に伴う絶縁破壊による障害の発生を防げ、分極処理を行うことで付随する工程数の増加を抑えることができる複合基板の製造方法の提供を図る。
【解決手段】導電性犠牲層を形成した支持基板に圧電薄膜4を積層するとともに、過電流によりオープンになるミアンダ電極20を配線に設けて圧電薄膜4に上面分極電極14を形成する。上面分極電極14と導電性犠牲層との間に分極電界を印加した後、圧電基板から上面分極電極14、ミアンダ電極20、および導電性犠牲層を除去する。 (もっと読む)


【課題】小型化に適した構成を有する屈曲振動片およびこの屈曲振動片を製造する方法を提供する。
【解決手段】水晶振動片1は、基部2と、基部2から延長して形成され、屈曲振動するそれぞれの方向へ向いて配置された第1面6および第2面7を有する3本の振動腕3と、振動腕3の第1面6および第2面7に形成され相互に導電接続されている下部電極11,12と、下部電極11,12を覆って形成された圧電膜14と、圧電膜14に重ねて形成された上部電極10,13と、を備え、第1面6(6a,6b,6c)に形成された圧電膜14(14a1,14b1,14c1)と第2面7(7a,7b,7c)に形成された圧電膜14(14a2,14b2,14c2)とは、形成されている振動腕3に対して互いに反対の分極方向を有している。 (もっと読む)


【課題】圧電セラミックスを用いた圧電振動子であって、圧電セラミックス単板を直接接合する工程を必要とせずに、厚みが厚く、機械的に強固で、高周波対応性に優れた、厚みすべりモードの圧電振動子素子、および、該圧電振動子を効率よく製造することが可能な圧電振動子の製造方法を提供する。
【解決手段】圧電セラミックス矩形板1の、互いに対向する一対の端面2,3に形成された分極用電極4,5を用いて所定の方向に電界を印加し、圧電セラミックス矩形板を構成する圧電セラミックスを全体的に分極した後、分極用電極の一部を除去し、残った分極用電極4a,5aを用いて、圧電セラミックス矩形板を構成する圧電セラミックスの一部領域R2に逆方向に電界を印加し、圧電セラミックスの一部領域を、上記の全体的分極工程における分極の方向とは逆方向に分極する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、圧電共振子の電気的特性を向上させるために性形体に与える製造工程の影響を最小化させることができるようにする圧電共振装置の形成方法を提供する。
【解決手段】圧電共振子を有する圧電共振装置の形成方法を提供する。この形成方法は成形体から目的する厚さの成形基板を確保して圧電共振子の電気的特性を向上させることができる方案を提示する。このために、2個の性形体を準備する。前記性形体に焼結及び研磨工程を順に遂行して成形基板をそれぞれ形成する。前記成形基板の互いに向い合う面及びその面に対向する面に内部基板電極パターン及び外部基板電極パターンを形成する。前記成形基板の互いに向い合う面に接着剤を形成する。前記成形基板を切断して圧電共振パターンを形成する。前記圧電共振パターンの両側部に連結電極をそれぞれ位置させて圧電共振子を形成する。 (もっと読む)


【課題】実用性の高い抵抗加熱2段焼結法を用いて、より高いd33とd31値を有するチタン酸バリウム圧電セラミックスと、その製造方法及びそれを用いた各種の圧電振動子等を低コストで提供する。
【解決手段】圧電体の性質を持つ50nm〜200nmのチタン酸バリウム粉末を所定形状に固めて、電気的な抵抗加熱等により2段階の焼結温度で焼成する。平均粒径1μm〜2μmで最大粒径5μm以下に抑制され、かつチタン酸バリウムの理論密度6.01g/cmの98%以上の密度の焼結体を形成する。焼結体を、室温乃至80℃で1kv/mmの電圧で30分間程度分極処理する。2段焼結法は、大気中、もしくは酸素雰囲気中で、電気的な抵抗加熱により、第1焼結温度の1230℃〜1340℃に昇温した後、第2焼結温度の1150℃〜1200℃に下げて一定時間維持して焼結する。 (もっと読む)


【課題】共振構造体を有する圧電共振子の形成方法を提供する。
【解決手段】圧電共振子の製造工程を単純化し、そして製造工程において成形体による共振構造体の歩留まりを高める方案を提示する。そのために、基底構造体、保護構造体及び成形体を準備する。前記成形体は選択された2つの面において分極電極をそれぞれに有する。前記成形体は所定方向に沿って一列に整列した分極軸を持つ結晶を有する。前記成形体及び分極電極を所定幅に切断して共振板を形成する。前記共振板上に共振電極を形成する。前記共振電極及び共振板を切断して共振構造体を形成する。そして、前記保護構造体と基底構造体との間に共振構造体を挿入し圧電共振子を形成する。 (もっと読む)


【課題】 共振特性を向上しつつ小型化を実現することができる薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】 薄膜圧電共振器1において、空洞2Hを有する基板2と、空洞2H上の第1の電極5と、第1の電極5上の圧電体6と、圧電体6上の第2の電極7と、を備え、第2の電極7の周縁の一部71が空洞2Hに重複配置され、この第2の電極7の周縁の一部71の端面とその底面とがなす内角θを30度以下に設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、薄膜形成技術を用いて形成された圧電素子を備えた圧電薄膜振動子およびその製造方法、並びにそれを用いた駆動装置および圧電モータに関し、反りのない圧電薄膜振動子およびその製造方法、並びにそれを用いた駆動装置および圧電モータを提供することを目的とする。
【解決手段】進行波を発生させるレゾネータ4と、レゾネータ4の表面に形成された下部電極(第1電極層)3と、下部電極3上に形成された圧電薄膜(第1圧電薄膜)2と、圧電薄膜2上に形成された複数の上部電極(複数に区画された第2電極層)1a〜1dおよび11a〜11dとで構成された積層構造を備えた圧電素子部9と、レゾネータ4の裏面に形成され、圧電素子部9の積層構造のいずれか1層と同一の積層構造を備え、圧電素子部9に生じる内部応力を補償する応力補償膜8とを有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、薄膜形成技術を用いて形成された圧電素子を備えた圧電薄膜振動子およびその製造方法、並びにそれを用いた駆動装置および圧電モータに関し、低コストで良好な圧電特性が得られる圧電薄膜振動子およびその製造方法、並びにそれを用いた駆動装置および圧電モータを提供することを目的とする。
【解決手段】たわみ進行波を発生させるレゾネータ4と、レゾネータ4上に形成された下部電極3と、下部電極3上にエピタキシャル成長により形成された圧電薄膜2と、圧電薄膜2上に形成された上部電極部1および上部電極部11とを有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】
C軸の配向性を改善しても電気機械結合係数が改善されず、圧電薄膜弾性波素子必要な電気機械結合係数が得られない場合が存在する。このような場合には、圧電薄膜弾性波素子の損失が増加するため、受信系では受信感度が低下するおそれがあり、送信系では送信強度を高める必要が生じて省電力化に好ましくない。そこで、発明者らは、C軸の配向性以外に電気機械結合係数に影響を与える要因について調査し、電気機械結合係数を改善するための手法を検討した。
【解決手段】
圧電薄膜がAlN成膜された圧電薄膜弾性波素子において、前記圧電薄膜の分極強度が0.63×10−20 F/V以上であり、+C面においてAlN成膜されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】センサ用の音叉等に使用される強誘電体材料を用いた電子部品の製造方法に関し、分極処理が個々に必要なために生産性が悪く、コストアップになるという課題を解決し、生産効率を高めて低コストで製造可能な強誘電体材料を用いた電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】シリコン基板上に下部電極と強誘電体と上部電極を順次成膜したウエハを機械加工して所望の電子部品を得る強誘電体材料を用いた電子部品の製造方法において、上記ウエハの上部電極及び強誘電体の加工を行った後に強誘電体の分極処理を行い、この後で下部電極及びシリコン基板の加工を行って所望の電子部品を得る方法により、大きな単位で作業が行えるため、設備を削減してコストを低減し、かつ特性のバラツキを抑えて品質、信頼性の向上を図ることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】共振特性の向上ができ、高周波特性の劣化の抑制が可能な薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】基板11上の第1の金属膜21と、第1の金属膜21上の非晶質金属膜22と、非晶質金属膜22上で、非晶質金属膜22の表面に垂直な方向に配向した第2の金属膜23と、第2の金属膜23上で、第2の金属膜23の表面に垂直な方向に配向した圧電膜15とを備える。 (もっと読む)


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