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Fターム[5K046HH37]の内容

Fターム[5K046HH37]に分類される特許

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【課題】 適応フィルタの次数をエコー経路に適合するように動的にしかも追従性良く変更できるエコーキャンセラを提供する。
【解決手段】 本発明のエコーキャンセラは、次数を変更可能な適応フィルタによって推定エコー信号を形成するエコーキャンセラ本体と、適応フィルタの次数を定める適応フィルタ次数制御装置とを有する。後者の装置は、シングルトーク検出手段と、シングルトーク状態中に、遠端話者からの受信信号の信号レベルと、当該受信信号が近端話者側に存在するエコー経路を介して遠端話者に戻るエコー信号の信号レベルを測定し、エコーリターンロスを検出するエコーリターンロス検出手段と、エコーリターンロスが既定値に到達するまで、適応フィルタの次数を初期値から徐々に大きくしていって、適応フィルタの次数を定める適応フィルタ次数探索手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】2個のスピーカから再生される音響信号が混合されて一つのマイクロホンに収音される収音信号から、反響信号を精度よく消去する。
【解決手段】第一、第二再生信号を入力とし、第一、第二反響模擬信号を生成する第一、第二適応型模擬反響路101、102と、第一、第二反響模擬信号を加算する加算器103と、加算器103により加算された信号と、全ての収音信号とを入力とし、誤差信号を生成する減算器104と、誤差信号を入力とし、事後確率分布関数を用いて第一誤差信号を推定する第一優ガウスモデル誤差配分手段205と、誤差信号と、第一誤差信号とを入力とし、誤差信号から第一誤算信号を減算して第二誤差信号を生成する第二優ガウスモデル誤差配分手段と、第一、第二模擬特性と、第一、第二再生信号と、第一、第二誤差信号とを入力とし、第一、第二模擬特性を更新する第一、第二更新手段107、108とを有する。 (もっと読む)


【課題】精度よく音響エコーを抑制することが可能なエコーキャンセル装置、方法を提供する。
【解決手段】フィルタ部は、第1音声信号に所定のタップ係数を畳み込み、第3音声信号を作成する。減算部は、第2音声信号から、第3音声信号を差し引き、第4音声信号を作成する。推定部は、第1音声信号の音量が所定の閾値未満であるか否かを判定し、判定が真の場合に、第2音声信号の音量を第1の値とする。修正部は、第1の値に基づいて、タップ係数の修正に用いられるステップサイズを決定する決定部と、決定されたステップサイズを用いて、タップ係数を修正する。 (もっと読む)


【課題】 トーン信号が入力されても、以後の会話でエコー感を少なくできるようにする。
【解決手段】 本発明は、擬似エコーの生成に適応フィルタを用いた、ハイブリッド回路によるエコーを除去するエコーキャンセラに関する。そして、遠端入力信号が所定種別のトーン信号であるか否かを判定するトーン種別判定手段と、トーン種別判定手段が、遠端入力信号が所定種別のトーン信号であると判定したときに、適応フィルタへの遠端入力信号から、判定された所定種別のトーン信号の周波数成分を除去する、適応フィルタの入力段に設けられた帯域阻止フィルタとを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エコーキャンセラにおいてエコー消去能力と収束速度を改善する。
【解決手段】第1の信号系列x(t)にタップ係数を畳み込むフィルタ処理を行って第2の信号系列y(t)を生成するフィルタ2と、第1の信号系列x(t)のエコーが含まれる第3の信号系列m(t)から第2の信号系列を減算して第4の信号系列e(t)を生成する減算器3と、タップ係数を第4の信号系列e(t)の関数G(e(t))をパラメータとする修正量に従って修正する修正部4と有する信号処理装置において、関数G(e(t))はe(t)が0のときのG(e(t))の傾き及び値をそれぞれ傾き及び切片として持つ直線F(e(t))に対して、e(t)が負の範囲においてF(e(t))より小さい値をとる第1領域、及び第4の信号系列e(t)が正の範囲においてF(e(t))より大きい値をとる第2領域の少なくとも一方を有し、かつ関数G(e(t))の値はリミッタがかけられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エコー経路の音響特性が非線形となってしまう場合でも、十分に反響を消去できる反響消去装置を提供する。
【解決手段】本発明の反響消去装置は、音量判定部または係数計算部、M個の適応フィルタ部(ただし、Mは2以上の整数)を備える。音量判定部は、受話信号の音量があらかじめ定めたM個の音量範囲の中のどの音量範囲に属すかを判定し、該当する音量範囲を示す音量情報を出力する。係数計算部は、受話信号の音量に基づいて、M個の重み係数を求める。適応フィルタ部は、受話信号をフィルタリングすることで擬似エコー信号を生成するフィルタ手段と、受話信号と送話信号からフィルタ手段を更新する更新量計算手段とをそれぞれ有する。音量判定部からの音量情報または係数計算部からの重み係数に従って、主に用いられる適応フィルタ部が異なるように調整される。 (もっと読む)


【課題】 エコーキャンセラの十分な適応速度を確保した上で、暗騒音を適切に抑圧できる暗騒音抑圧・エコー消去装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、近端信号に含まれている暗騒音を抑圧する暗騒音抑圧装置と、この装置内の第1の暗騒音抑圧フィルタのフィルタ係数と同じフィルタ係数が設定され、遠端信号に対してフィルタリングを行う第2の暗騒音抑圧フィルタと、暗騒音抑圧後の近端信号に含まれているエコー成分をフィルタリング後の遠端信号を利用して消去するエコーキャンセラとを有する暗騒音抑圧・エコー消去装置に関する。そして、エコー成分の消去量の指標であるエコー消去量を生成するエコー消去量送信部を備えると共に、暗騒音抑圧装置が、エコー消去量の大小に応じて暗騒音抑圧量を大小に制御する暗騒音抑圧量制御手段を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ステレオ受話信号の相互相関が強くても、比較的早くフィルタ係数を収束させることができるステレオ音響エコーキャンセル方法、その装置、そのプログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のステレオ音響エコーキャンセル方法は、2チャネルのステレオ受話信号である信号Lと信号Rに対して、信号Lと信号Rを加算し、和信号を求め、信号Lと信号Rを減算し、差信号を求める。和信号と差信号から、擬似反響信号を求める。ステレオ受話信号を再生して収音された反響信号から擬似反響信号を差し引くことにより残留反響信号を求める。和信号と差信号と残留反響信号から、入力信号にパワー差がある場合に高速化できる適応アルゴリズムを用いて擬似反響路を逐次推定する。 (もっと読む)


【課題】音声などのように時々刻々とパワー及びスペクトルが変動するような信号に対しても、またノイズ存在下においても収束度合いの判定を安定して行うことができる適応等化器、適応等化方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】通信機器や音声信号処理装置等に用いられる適応等化器であって、等化対象となる伝達関数を推定する伝達関数推定手段と、等化処理を行うフィルタ手段と、伝達関数推定手段における推定結果に基づきフィルタ手段の係数値を更新するフィルタ係数更新手段と、フィルタ手段のフィルタ係数群のうち指定の任意数あるいは全てのフィルタ係数の持つ係数電力和を計算するフィルタ係数電力演算手段と、フィルタ係数電力演算手段の演算結果に基づきフィルタ手段の収束度合いを判定する収束度判定手段とを有し、フィルタ係数の更新進行状況を直接検出して収束度判定に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の受信用スピーカと、1つのマイクを備える従来のステレオエコー消去装置でモノラル信号の入力時は、ステレオ信号が入力されたときと比較し、十分なエコー消去性能が得られない。
【解決手段】各受信用スピーカへの受信信号に対し遅延制御部で夫々異なる任意サンプル数の遅延を挿入し、複数の適応フィルタで遅延された各受信信号を各チャンネル毎の適応フィルタ係数によってフィルタリングをして各チャンネル成分擬似エコー信号を生成し、各チャンネル成分擬似エコー信号を加算手段で全て加算し、各受信用スピーカの音声を集音したマイクの音声信号から加算された擬似エコー信号を減算手段で減算して送信出力信号を出力し、かつ、上記各適応フィルタは減算手段からの送信出力信号を残差信号として適応フィルタ係数の適応化更新を行う。 (もっと読む)


【課題】利用者の背景ノイズ環境が劣悪な場合でも、エコーキャンセラの効果が発揮するまでの時間を短くすることができるようにする。
【解決手段】本発明のエコーキャンセラは、通話状態監視手段と、遠端から音声信号が入力される場合に動作する第1の適応フィルタ手段と、遠端から音声信号が入力されない場合に動作する第2の適応フィルタ手段と、遠端の音声検出結果に応じて、第1の適応フィルタ手段と第2の適応フィルタ手段とを切替制御する動作制御手段と、無通話状態のときに、送信出力信号に基づいて近端の背景ノイズのパワーを求める背景ノイズパワー計算手段と、シングルトーク状態のときに、送信出力信号に基づいてエコーパワーを検出するエコーパワー検出手段と、近端の背景ノイズパワーの平均値と、エコーパワーの平均値とに基づいて、加算平均回数を求める加算回数制御手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】 伝搬遅延時間の推定において、誤った時間を推定結果としてしまう頻度を低減する。
【解決手段】 本発明は、当初は同一信号であった第1の離散的時間信号と、第2の離散的時間信号との時間差である伝搬遅延時間を推定する伝搬遅延時間推定器に関する。そして、伝搬遅延時間推定器は、一定時間内における、第1の離散的時間信号と、第2の離散的時間信号との相関度合いが最も大きくなる相関最大時間差を算出する手段と、求めた相関最大時間差を伝搬遅延時間とみなすことの有意性を判定する手段と、過去に算出した相関最大時間差に基づいて、最新に算出した相関値最大時間差を伝搬遅延時間とみなすことの統計的信頼性を有するか否かを判定する手段と、有意と判定され、さらに、統計的信頼性を有すると判定された相関値最大時間差だけを伝搬遅延時間とみなす手段とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リソース量に限りがあるような場合であっても、十分なエコーキャンセル効果を得ることができる音声会議システムを提供する。
【解決手段】高機能モードが選択されると、PC2は、ネットワークを介して受信した放音信号FE1〜FE3に時間情報を付与して、放収音装置1へ出力する。放収音装置1は、放音信号FE1〜FE3が入力されると、収音信号に基づいて生成した収音ビーム信号MBに、対応する放音信号FE1〜FE3に付与された時間情報を付与して、PC2へ出力する。PC2は、収音ビーム信号MBが入力されると、同期処理を行い、収音ビーム信号MBと、該収音ビーム信号MBの時間情報に一致する時間情報が付与された放音信号FE1〜FE3と、を用いてエコーキャンセル処理を行う。PC2は、エコーキャンセル後の収音ビーム信号MBe2をネットワークを介して他の音声会議システムへ送信する。 (もっと読む)


【課題】マルチパスやSFN中継方式において用いられる干渉波信号キャンセラは、適応フィルタによって干渉波と同一特性の信号を生成し、それを所望波信号と干渉波信号とが混在した受信信号から減ずることにより、干渉波信号の影響を除去している。しかし、受信信号には、フェージングによる変働か発生する場合もあり、干渉波信号キャンセラ側では、このような変動にも追従する必要がある。
【解決手段】適応フィルタの係数及びキャンセル誤差から、極座標系で干渉波の位相変動やレベル変動を検出し、推定変動量を直交座標系算出結果若しくは極座標系算出結果から、選択若しくは合成することによって、高速な位相変動にも追従し、かつ、振幅変動が激しいときにも追従する。 (もっと読む)


【課題】コストの増加の抑制を図りつつ、固定小数点形式の信号によってフィルタ処理を行う場合よりも、エコーを効果的に抑圧することが可能なエコーキャンセラを提供する。
【解決手段】エコーキャンセラ1は、浮動小数点DSP部10、固定小数点DSP部20を備える。浮動小数点DSP部10は、FIRフィルタ処理部12、加算器14、第1変換部16を有する。FIRフィルタ処理部12は浮動小数点形式の擬似エコー信号を生成し、加算器14は上記擬似エコー信号を収音信号から差し引き第1補正信号を生成する。第1変換部16は第1補正信号を固定小数点形式に変換し、ゲインを調節する。固定小数点DSP部20は、FIRフィルタ処理部21、加算器22を有する。FIRフィルタ処理部21は固定小数点形式の擬似エコー信号を生成し、加算器22は上記擬似エコー信号を固定小数点形式に変換した第1補正信号から差し引き出力信号を生成する。 (もっと読む)


【課題】
未知システムが非線形成分を有する場合であっても、該未知システムを高い精度で同定する未知系同定システムを提供する。
【解決手段】
本願の未知系同定システムは、未知系同定システムへ入力されるシステム参照信号を複数の範囲に分割し、分割したそれぞれの範囲に対応して傾き適応フィルタと切片適応フィルタとを備えている。そして、傾き適応フィルタ及び切片適応フィルタには、対応範囲に応じて異なる信号が入力される。 (もっと読む)


【課題】エコー消去フィルタを制御する方法およびデバイスを提供すること。
【解決手段】エコー消去フィルタ(36)を制御する方法は、放出される音響信号とマイクロホン信号との間の音響チャネルを表す、適応フィルタ(42)の係数(H1)を判定する段階(22)と、前記適応フィルタの前記係数を時間平滑化する段階(24)と、平滑化された前記係数とともに放出される前記音響信号(x(n))をフィルタリングすることによって推定エコー(z2(n))を判定する段階(26)と、前記推定エコーの特性を推定する段階と、前記マイクロホン信号(y(n))に関する同じ特性を推定する段階と、前記マイクロホン信号内にエコー信号(z(n))以外の信号(pu(n))が存在するかどうかを評価するために、前記推定エコーの前記特性と、前記マイクロホン信号の前記特性とを比較する段階と、前記比較に応じて前記マイクロホン信号内のエコーを消去するように前記フィルタを制御する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】ダブルトークやノイズのために、適応フィルタ係数hb(k)が大きく乱れても、適切なエコー消去処理を施す。
【解決手段】受話信号をFGフィルタ係数でフィルタ処理して、FG推定信号を求め、収音信号から上記FG推定信号を減算して、FG誤差信号を求め、受話信号を適応フィルタ係数でフィルタ処理してBG推定信号を生成して、FG誤差信号からBG推定信号を減算して、BG誤差信号を求め、BG誤差信号と上記受話信号とを用いて、BG誤差信号のパワーが減少するように適応フィルタ係数を更新して、適応フィルタ係数をFGフィルタ係数に加算してFGフィルタ係数を更新し、BGフィルタ係数更新処理とBG推定信号生成処理とBG減算処理は、周波数領域で行い、適応フィルタ係数が再初期化されてからの所定の時間経過、または適応フィルタの更新の回数を検出して、適応フィルタ係数を再初期化する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で空間伝達経路毎に対応するエコーを抑圧することができると共に演算量を削減することが可能となるエコー抑圧装置を提供すること。
【解決手段】スピーカ105、106とマイクロホン107、108が対称性のある位置に配置されており、スピーカ105、106から出力された音をマイクロホン107、108が収音して得られた収音信号から、スピーカとマイクロホン配置の対称性を利用してエコーを抑圧するための目標信号を生成する目標信号生成部111と、スピーカ105、106が音として出力する前の信号に基づいて目標信号に対応する参照信号を生成する参照信号生成部112と、目標信号および参照信号に基づいて収音信号からエコーを抑圧するエコー抑圧部113と、エコー抑圧部113が出力した複数の出力信号を合成する信号合成部114を備えて構成する。 (もっと読む)


【課題】外乱の変動による影響を抑える。
【解決手段】複数の適応フィルタ(3−n)は、異なる更新量が設定されており、設定された更新量に応じて、フィルタ係数を逐次決定する。適応フィルタ評価手段5は、複数の適応フィルタ(3−n)各々について更新ベクトルの大きさを算出し、算出された更新ベクトルの大きさが所定の基準を満たしているかどうかを判定する。係数設定手段6は、適応フィルタ評価手段5による判定結果に応じて、その時点で最も適している適応フィルタ(3−n)を選択し、半固定フィルタ4に設定する。 (もっと読む)


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