【課題】良好で安定な開傘状態を得ることができるとともに、部品点数の低減による低コスト化を可能にし、さらには閉じたときの細径化（スリム化）も可能な傘を提供する。
【解決手段】上ロクロ２１にヒンジ連結されて放射状に可逆展開する多数本の親骨５０と、中棒１０に移動自在に套嵌された下ロクロ３１と、この下ロクロ３１に基端部がヒンジ連結されるとともに先端部が親骨５０の途中位置にヒンジ連結された受骨６０を有する傘において、上記受骨６０を、基端部が下ロクロ３１にヒンジ連結される単一棒状の幹部６１と、この幹部６１の先端から平行に２分岐するとともに弾性湾曲により拡開可能な一対の枝部６２，６２とで構成し、各枝部６２，６２の先端部をそれぞれ上記親骨５０に１対１の対応でヒンジ連結させる。 （もっと読む）

【課題】自動開き傘を廃棄のために分解する際に、金属部品と非金属部品とを容易に分別廃棄することを可能にする。
【解決手段】樹脂製の下ろくろ１０に、複数の支え骨収容溝を周縁に放射状に形成したフランジ状の支え骨枢支部３０を設け、この支え骨枢支部３０の複数の支え骨収容溝のすべてに臨む金属製枢支リング１３を、支え骨枢支部３０の下面側から同軸的にかつ取外し可能に嵌着し、金属製の支え骨１２のＵ字状に形成された根元部１２ａを、支え骨収容溝内において枢支リング１３に取外し可能に枢支させる。 （もっと読む）

【課題】 骨組機構を開傘した状態で、下ロクロをハジキに係止しているが、その開傘状態から、手元の操作手段を操作するだけで、骨組構造を自動的に閉傘できるようにした自動閉傘洋傘を提供する。
【解決手段】 骨組機構を開傘位置から閉傘位置に向けて弾発付勢する閉傘弾発手段と、中棒の内部で上下方向に延びる連動連結手段と、手元に位置して設けられると共に前記連動連結手段の下端部に連結された操作手段と、前記連動連結手段の上端部に連結されると共に下ロクロを開傘位置から下向きに押動するように中棒の外周に上下移動自在に設けられた押動手段と、前記連動連結手段の上端部に連結されると共にハジキの近傍に位置して中棒の内部に上下動自在に設けられた移動手段と、該移動手段が下動したとき該下動に連動してハジキを中棒の内部に没入せしめる駆動手段とを備えた構成である。 （もっと読む）

【課題】 簡単な構造でありながらも、親骨に対し確実に開放付勢力を付与することができ、しかも軽量化をもすることができるジャンプ式傘の開放付勢機構を提供すること。
【解決手段】 弾性材料製の有孔板体１からは、同じく弾性材料製の受骨２・２…が一体に放射状に持出成形されているとともに、これら受骨２・２…の各先端部21は前記親骨７の軸支部71にヒンジ連結されている一方、
前記有孔板体１は下ロクロ３に固定され、これら下ロクロ３および有孔板体１の挿通孔11が中骨５にスライド自在に挿通されており、
下ロクロ３を引き下げるときは、当該下ロクロ３が前記受骨２が撓曲付勢しつゝ下ハジキ４に掛合し、親骨７を折り畳むことができる一方、
前記下ハジキ４の掛合を解除することにより、受骨２の弾性復元力によって親骨７を開放方向に付勢することができるようにするという技術的手段を採用した。 （もっと読む）

【課題】ジャンプ傘において、閉傘したときには軸柄を可及的に短くして持ち運びを容易にし、また開傘時には可及的に軸柄を長くして傘をさす腕が疲れないように、或いは傘を高くさすことで身体が濡れないようにすることなどといった具合に、傘の開閉に合わせて軸柄の伸縮を自動でできるようにする。
【解決手段】軸柄３は外軸３０と内軸３１との内外二重軸とされて相互伸縮自在とされており、この軸柄３は開傘動作に随伴して伸長すると共に閉傘動作に随伴して収縮可能となされ、軸柄３の伸長状態が、内軸３１に対しその軸内部から軸外方へ突出付勢状態で設けられたストッパ部材４４と、外軸３０に設けられた係止口４３との係合によって自己保持可能になっている。 （もっと読む）

手持ち傘用の傘体案内機構が提供される。該傘体案内機構は特に電動傘に好適であるが、手動式の傘にも適用できる。傘体案内機構は傘を開いた状態と閉じた状態とに短いストロークで導くもので、傘リブと傘体案内部材間に介在するスライドピン・ジョイントを採用しており、ストラットのない傘体（すなわち傘シャフトとリブの間にストレッチャが延びてきていない傘体）が実現されている。ストラットのない傘に特に有用な、可撓性の先端を有する傘リブも提供される。一段折り畳み及び多段折り畳み式の傘体の実施の形態も含め、前記傘体案内機構と可撓性の先端とを有するリブを備えたストラットのない電動傘も提供されている。
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