説明

国際特許分類[C03B8/04]の内容

国際特許分類[C03B8/04]に分類される特許

1 - 10 / 305


【課題】突入流量の上限値を規定し、バーナ内の水素ガス濃度を抑えることで、水素への切り替え時の小爆発を防止することができる光ファイバ用ガラス母材の製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】水素用MFC15は、窒素ガスから水素ガスへの切り替え時に、逆流防止機能を有する逆止弁40によって設定流量よりも大きな流量の水素ガスが瞬間的に流れる突入流量の最大値を40SLM以下(例えば、30SLM)に設定して、バーナ16内の水素ガス濃度が4%以下になるように水素ガスの流量制御を行っている。これにより、窒素ガスから水素ガスへの切り替え時に突入流が発生してもオーバーシュート最大流量を40SLM以下に抑えるので、バーナ16の出口付近での小爆発を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、最外側のガス噴出開口部の断面積を変更して、所望の助燃性ガスの流量及び線速に調整し、助燃性ガス及び可燃性ガスの拡散を抑えるとともに、堆積効率を向上させることが可能な多孔質ガラス母材製造用バーナ及びその多孔質ガラス母材製造用バーナを用いた多孔質ガラス母材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の多孔質ガラス母材製造用バーナ10によれば、複数のガス噴出開口部15,16,17のうち最外側の第3のガス噴出開口部17が、塞ぎ部材19によって塞がれており、塞ぎ部材19には、一列又は複数列のガス噴出孔20がガラス原料ガス噴出ポート11の中心軸に対して同心円状に設けられている。 (もっと読む)


【課題】生成されたガラス微粒子の出発ロッドやガラス微粒子堆積体への付着効率を向上させることができるガラス微粒子堆積体及びガラス母材の製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス微粒子堆積体の製造方法は、温調ブース24からクラッド用バーナー18までのガス供給配管25の少なくとも一部を該バーナー側の温度が高くなり5℃/m以上の温度勾配になるように温度制御する。この温度勾配は、好ましくは15℃/m以上、更に好ましくは25℃/m以上になるように温度制御する。具体的には、温調ブース24からクラッド用バーナー18までのガス供給配管25の外周に発熱体であるテープヒータ26を巻き付けて、このテープヒータ26を温度制御することで、所定の温度勾配に管理する。 (もっと読む)


【課題】チャンバー壁面のススを除去する清掃処理の頻度を低減させて、装置の稼働率の向上によりガラス微粒子堆積体の生産性を向上させることができ、しかも、清掃処理の適正な実施タイミングで実施して、高品位なガラス微粒子堆積体を安定生産することができるガラス微粒子堆積体の製造方法を提供すること。
【解決手段】出発基材5に向けてガラス微粒子を発生させるバーナー11a〜11hと、出発基材5に堆積しなかったガラス微粒子を排気する排気機構13a,13b,13cとを有する装置内で、ガラス微粒子堆積体17を製造するガラス微粒子堆積体の製造方法において、出発基材5に堆積しないガラス微粒子の内の排気機構13a,13b,13cにより排気される割合を算出し、排気割合が高いほど、装置内に付着したススを除去する清掃処理の頻度を低く設定する。 (もっと読む)


【課題】非稼動時に外部からの不純物等の侵入を防いで炉心管内部が汚染されるのを確実に防ぐことができるガラス母材の製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス微粒子を堆積させたガラス微粒子堆積体13を炉心管11内に吊り下げ、該炉心管11外部からガラス微粒子堆積体13を加熱して脱水焼結するガラス母材の製造方法であって、脱水焼結時以外の非稼動時に、不純物の侵入を防ぐために炉心管11内部の待機温度を700℃以上に保持する。 (もっと読む)


【課題】表層からのガラス微粒子粉や堆積層の脱落を抑制できる多孔質ガラス管の製造方法を提供する。
【解決手段】ロッド20の周囲にCVD法によりガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体13を作製し、ガラス微粒子堆積体13からロッド20を引き抜いて筒状の多孔質ガラス管11を製造する多孔質ガラス管の製造方法であって、ガラス微粒子堆積体13の作製後に、ガラス微粒子堆積体13の表面をガラス微粒子の原料を含まない火炎により加熱する加熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】コア相当部分で所定の屈折率分布が形成できているか否かを確認するためのプリフォームアナライザーによる測定(以下「PA測定」という)の際に、PA測定に用いられるレーザ光の回折の影響を防ぐことのできるプリフォームを提供する。
【解決手段】ガラス原料ガスと火炎形成ガスとをバーナ1に供給し、バーナ1が噴出する酸水素火炎中でガラス微粒子を生成するとともに、生成したガラス微粒子を、成長軸方向に引き上げながら軸線を中心として回転する出発材2に対して堆積させて、ガラス微粒子堆積体3を製造する際に、出発材2の回転速度を、2値以上の設定値の間で変化させる。 (もっと読む)


【課題】入射するPA測定レーザ光の回折による干渉の発生を防ぐ。
【解決手段】回転する出発材2又は火炎を噴出するバーナ1を相対的に成長軸方向に沿って往復トラバースさせながら、前記火炎によってガラス原料ガス及び火炎形成ガスを加熱してガラス微粒子を生成するとともに、該ガラス微粒子を前記出発材に堆積させてガラス微粒子堆積体3を製造する製造方法であって、トラバース毎に堆積するガラス微粒子層の厚みを、隣接し合う層で異なるように堆積させる。 (もっと読む)


【課題】焼結時に未焼結部をできるだけ小さくすることにより、多孔質ガラス母材の割れや落下を防ぎ、また、線引き時の変形や偏心などの不具合を最小限に抑えることができるガラス微粒子堆積体の焼結方法を提供する。
【解決手段】ガラス微粒子堆積体の焼結方法は、出発種棒3にガラス微粒子を堆積させたガラス微粒子堆積体1をヒータ12の熱により加熱焼結させるガラス微粒子堆積体の焼結方法であって、焼結後のガラス微粒子堆積体1上部のテーパ状ガラス微粒子堆積部2における上部透明化率を、0.4以上にする。なお、上部透明化率は、上部透明長さをL1、線引き変形長さをL2とすると、L1/L2で表わされる。 (もっと読む)


【課題】波打ちの発生を極力抑え、光ファイバとした際に優れた光伝送特性を得ることが可能なガラス微粒子堆積体の製造方法を提供する。
【解決手段】軸回りに回転する出発ロッド12の対向位置に少なくとも一本のバーナ13を配置し、出発ロッド12とバーナ13とを出発ロッド12の軸方向へ相対的に往復移動させつつバーナ13の火炎による加水分解反応で生成されるガラス微粒子を出発ロッド12に吹き付けてガラス微粒子を堆積させるガラス微粒子堆積体14の製造方法であって、出発ロッド12とバーナ13との相対的な往復移動が一往復して元の位置に戻る際に、出発ロッド12の回転位置が、元の位置から半周期ずれるように、一往復の往復移動距離に対応して、往復移動速度及び出発ロッド12の回転速度を調整する。 (もっと読む)


1 - 10 / 305