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国際特許分類[C09D197/02]の内容

国際特許分類[C09D197/02]に分類される特許

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【課題】 代表的な液状のリグノセルロースである砕木パルプはグラインダーやリファナーで丸太やチップを摩砕して製造されるが、製紙用やパルプモールド用であるため、長い繊維束の取得が目的でリグニンや微細なリグノセルロースは廃棄される。また液化木材や液化リグノセルロースでは高温高圧のエネルギーや化学薬品を消費してリグノセルロースを液状化しており、リグノセルロースそのものではない。
【解決手段】 リグノセルロースのチップを水や溶剤と混合し、閉鎖系あるいは循環系の機械やシステムで湿式粉砕することにより、高温高圧のエネルギーや化学薬品を使用することなく、また廃棄物を排出することなく、微細な粒径のリグノセルロース、好ましくは平均粒径30μm以下のリグノセルロースが分散する液状リグノセルロースを得ることができ、乾燥すると強度のある皮膜を形成し、塗料、成型体、繊維処理剤などに利用できる。 (もっと読む)


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