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国際特許分類[C12P7/14]の内容

国際特許分類[C12P7/14]に分類される特許

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【課題】糖化酵素の活性を損なうことなく、高温で発酵できる微生物を利用して、併行糖化発酵を行うことを可能とする、セルロース系バイオマスからの発酵生産物の製造方法を提供する。
【解決手段】 セルロース系バイオマス含有スラリーをセルラーゼによる糖化反応とイサチェンキア属(Issatchenkia)に属する微生物による発酵反応とを同時に行う併行糖化発酵処理槽で処理し、処理スラリーを固液分離装置に送って未反応バイオマスを併行糖化発酵処理槽に戻し、酵素及び生成エタノールを含有する処理液を緩衝貯留槽に送って一時貯留し、該一時貯留液を生成物分離装置に送って生成エタノール分を回収し、酵素含有液分を前記緩衝貯留槽に戻し、緩衝貯留槽内の混合液を酵素源として前記併行糖化醗酵処理槽に戻すことよりなる、セルロース系バイオマスからエタノールを連続的に製造する方法。 (もっと読む)


【課題】 バイオマスを用いてエタノールを効率よく生産でき、課題となっている廃液処理にも資することができるエタノール生産発酵法を提供する。
【解決手段】 熱帯産植物資源として人工栽培に成功したサゴヤシを材木のまま糖化し、未分解繊維などを取り除いた後、同じく東南アジアで広く栽培されているオイルパームの搾油時に発生する廃液や天然ゴム樹液から得られるラテックス母液などを有機栄養成分として加え、これにアルコール生産性細菌Zymomonas mobilisやアルコール酵母Saccharomyces cerevisiaeを培養してアルコールを生産させる。バイオマスからのエネルギー生産法としての効果が得られ、廃液処理法としての熱帯地方の環境対策に貢献できる。 (もっと読む)


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