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国際特許分類[D21F1/60]の内容

国際特許分類[D21F1/60]に分類される特許

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【課題】従来のスポット的に熱が掛かる不織布製造・加工、製紙用の円筒状シリンダー用金網で生じていた、熱膨張の影響によるフクレやシワの発生を抑制する。
【解決手段】円筒状シリンダーの軸線と平行なライン上で、円筒状織物と共に載置物を一定の幅で加熱する装置で使用する金属製織物の縦糸、横糸を円筒状シリンダーの軸線に対して傾斜する向きで置き無端状とすることで、熱源に対し織物の縦糸または横糸が斜めになり、1本の金属線の端から端までが同時に加熱されないので、熱が分散し金属線の熱膨張が起こりにくくなり織物のフクレやシワの発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】切断刃が丸いものであっても、また切断刃を用いなくても、横方向に沿って綺麗に引き裂くことが可能な紙シートの製造方法を提供する。
【解決手段】軸心周りに回転駆動される円網2の外周面に紙料スラリーを供給し、円網2の回転に伴って紙料スラリーを移動させつつ、その水分を円網2内に排出させて脱水を進行させた後、この脱水により形成された紙料層をフェルト6に転移させるワイヤーパートを経て、紙シートを製造する方法において、紙料スラリーの移動過程で、紙料スラリーの供給位置側では円網2内から吸引を行い、フェルト6への転移位置側では吸引を行わずに自然脱水を行うようにする。 (もっと読む)


【課題】手漉きによる風合い等を発揮させるとともに肌触りや皮脂の取れ性に優れた脂取り紙を製造するための抄網構造体、抄紙用円筒シリンダ、抄網構造体を備えた抄紙機及び脂取り紙の製造方法を提供する。
【解決手段】抄紙用シリンダの周面上に設けられる抄網の構造体であって、同構造体は第1の抄網として5〜40メッシュからなる最上網15と、前記第1の抄網の下に重ねて配置される第2の抄網として60〜100メッシュからなる上網14とを有する。この抄網の構造体を、5〜40メッシュの下網13が張られたシリンダモールドの上に張り重ねて抄紙用円筒シリンダとし、この円筒シリンダを備えた抄紙機を用いて脂取り紙用の原紙を抄紙する。抄紙後に原紙を乾燥させ、更に箔打ち或いはスーパーキャレンダー加工等による高密度化処理を行った後に裁断、製本して製品としての脂取り紙を得る。 (もっと読む)


【課題】 カールが生じにくい紙を抄紙する円筒シリンダを提供する。
【解決手段】 円網抄紙機の円筒シリンダの基本骨格を構成するシリンダモールド20はその外周縁に円筒シリンダの中心軸21の配置方向に平行な板状の整流板24を多数有している。整流板24は円筒シリンダとほぼ同じ長さの長尺状かつ細幅の板材であり、平板リング25に内接して配置され、整流板24の板幅方向はシリンダモールド20の半径方向に向き、かつ整流板24の外周側に位置する辺が内周側に位置する辺に対して円筒シリンダの回転方向(図中反時計周り)側に位置するように斜めの角度をもってシリンダモールド20に固定されている。この整流板24を備えた円筒シリンダにより抄紙時の紙料液(白水)の流入抵抗が少なくなり、抄網上に形成される湿紙の表裏の繊維配向性の差が少なくなってカールが生じにくくなる。 (もっと読む)


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