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国際特許分類[E04H9/02]の内容

国際特許分類[E04H9/02]に分類される特許

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【課題】建物の揺れを効率的に制震でき、しかも作業が煩雑にならない建物ユニットを得る。
【解決手段】地震等で天井大梁42と床大梁52との相対変位を制震装置22が抑制して建物ユニット60の揺れを低減する。制震装置22が面外方向に振れると、ダンパ74に入力させるべき力がその分減少してしまい、減衰効果を十分に発揮できなくなる虞があるが、制震装置22の固定フレーム12の振れを、外壁の横桟76B、及び内壁の横桟84が防止することで、ダンパ74に入力させるべき力を減少させることなくダンパ74へ入力させることができ、ダンパ74による減衰効果を十分に発揮できる。振れ防止手段を外壁パネルまたは内壁パネルに設けることは、躯体や縦材に取り付けるよりも取り付けの制限が少なく、振れ防止手段を設けたパネルを通常通り取り付けるのみで、振れ防止手段の取り付けも完了させることができ、作業も容易になる。 (もっと読む)


【課題】免震機能を損なうことなく、設置部からダンパーを経由して構造体に伝播する鉛直方向の振動を低減するダンパーの取付構造を提供する。
【解決手段】取付金具16の側面から、上部受け部19と下部受け部17が所定の空間Wを開けて延出され、空間Wには、ロッド12の先端部のクレビス32が配置されている。上部受け部19と下部受け部17には、鉛直方向に貫通孔が設けられ、鉛直ピン26が挿入されている。クレビス32の内部には球面軸受34が設けられ、球面軸受け34の内部には鉛直方向に開口した筒体36が設けられている。筒体36は、鉛直ピン26を所定の隙間dを空けて囲んでいる。 (もっと読む)


【課題】アンカーボルトによる制振機能を改善して地震時に柱脚部に作用する振動エネルギの吸収能力を向上するとともに、柱脚構造としての基礎コンクリートに対して、より安定した継続性のある定着作用が簡便かつ的確に得られる、使い勝手の良好な露出型柱脚構造を提供する。
【解決手段】ベースプレート1の周辺部に設けた挿通孔に挿通したアンカーボルト4に螺合した上下のナットによりベースプレート1を締付け固定するとともに、基礎コンクリート3中に埋設されたアンカーボルト4の下部に周囲のコンクリートと付着する定着領域4aを形成し、さらに前記定着領域4aの上部にアンカーボルト4の外径より若干大径の内径からなる座屈拘束用スリーブ7を遊嵌した振動エネルギの吸収領域4bを形成する。 (もっと読む)


【課題】鉛直下向きに凸の円弧軌道を描くように、水平面に対して斜めに設置されたアイソレータを備える多層構造物において、アイソレータの円弧垂直方向剛性に対して円弧方向剛性および重力の影響が無視し得ない場合の構造物の振動低減策を示す。
【解決手段】アイソレータ1に作用する合力の方向が、当該アイソレータ1が支持する上層構造物の重心3に向かうようにアイソレータ1の傾斜角度θを設定する。これにより、重心3回りの回転モーメントが発生せず、上層構造物がロッキングすることはない。この際、高周波振動が卓越するように、水平面に対するアイソレータ1の傾斜角度θを設定すれば、建物は小振幅且つ高周波で振動するため、長周期地震動や風振動に対しても強い構造物を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】剛性が高い構造物の水平方向の幅や奥行きに対する高さの比が大きい場合であっても、十分な制振効果が得られるようにする。
【解決手段】外部建物20と、外部建物20と異なる固有周期を有する内部構造体30と、複数の高さ位置において外部建物20と内部構造体30とを連結する水平制振装置40と、を備えた制振構造物10に、外部建物20及び内部構造体30の上部における両者の鉛直方向の相対変位を抑制する鉛直変位抑制機構50を設ける。 (もっと読む)


【課題】柱がない部位でも、上下に離間して配置された横架材と土台との間に制振装置を容易に取り付けることができる制振装置の取付け構造を提供する。
【解決手段】上下に離間して配置された横架材2と土台3との間に制振装置1が配置され、制振装置1の矩形フレーム7の上の横フレーム12が、矩形板状の上構造材25を介して、前記横架材2に取り付けられており、制振装置1の矩形フレーム7の下の横フレーム26が、矩形板状の下構造材26を介して、前記土台3に取り付けられているので、柱がない部位でも、上下に離間して配置された横架材2と土台3との間に制振装置1を容易に取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】断面性能が比較的小さな部材の組み合わせであっても制振性能を充分に発揮させることが可能な建物の制振装置を提供する。
【解決手段】天井梁12と床梁13と柱11とによって骨組構造体10が形成される建物の制振装置20である。
そして、上端が天井梁に連結され下端が柱に連結されるブレース2Aと、そのブレース2Aの下端の下方で上端が柱に連結され下端が床梁に連結されるブレース2Bとを備え、ブレース2A,2Bの一端は、柱に固定された取付片3を挟み付けるとともに、その取付片の両面にそれぞれ取り付けられるダンパ4,・・・を介して連結される。 (もっと読む)


【課題】波形鋼板のせん断座屈を防止すると共に仕上げ材の破損、損傷を防止できる、波形鋼板耐震壁を提供することを目的とする。
【解決手段】波形鋼板22の両面に仕上材26、28を対向して配置し、波形鋼板22と仕上材26、28とを接触させた状態でボルト30及び長ナット32で接合する。そのため、波形鋼板22の面外方向の変形に対し、波形鋼板22と仕上材26、28とが協同して抵抗する。従って、波形鋼板22の面外方向の変形に対する剛性が大きくなり、せん断座屈が防止される。一方、波形鋼板22に形成されたボルト孔40は、水平方向に延びた長円状とされ、ボルト30が水平方向に移動可能となっている。即ち、ボルト孔40が許容する範囲内で、波形鋼板22が仕上材26、28から独立して水平方向に変位可能となっている。従って、波形鋼板22のせん断変形に対して仕上材26、28が追従することがなく、板材の破損、損傷が防止される。 (もっと読む)


【課題】 拘束材の滑り接触面の均し作業が不要で、製造の容易な座屈拘束ブレースおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 この座屈拘束ブレース1は、芯材2と、この芯材2の両面に沿って配置した一対の拘束材3とを有する。一対の拘束材3は、それぞれ芯材2側が開口した溝形鋼材4と、この溝形鋼材4内に充填したモルタルまたはコンクリート5とを有する。このモルタルまたはコンクリート5の表面を覆いかつこのモルタルまたはコンクリート5にその硬化によって接着された板状の蓋部材6を設ける。 (もっと読む)


【課題】粘弾性体に制震限界状態又は該限界状態に近い状態まで有効的な制震作用を行わることができながら、大きな震動による粘弾性体の損傷を防ぐことができる制震装置を提供する。
【解決手段】長孔10と軸部11aとが備えられ、長孔10の延びる方向は、粘弾性体7のせん断変形方向の成分と、それとは異なる方向の成分とを備え、粘弾性体7が、一方の向きにせん断変形を行っていく過程で、制震限界状態又は該限界状態に近い状態に達すると、一方の第1,第2部材5,8において、軸部が長孔内で相対移動を阻止された状態を維持し、もう一方の第1,第2部材6,9において、軸部が長孔内で相対移動を開始して、粘弾性体7が制震限界状態を越えないようになされている。 (もっと読む)


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