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国際特許分類[F02D1/16]の内容

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【課題】製造コストを低減することができるディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整装置を提供する。
【解決手段】燃料噴射ポンプ1のカム軸18に連動連結されるハブ部材21と、ディーゼルエンジンのクランク軸に連動連結されたギヤ27が取り付けられ、ハブ部材21によってカム軸18回りに回動自在、かつカム軸18の軸方向に摺動不能にハブ部材21に係止される押さえ部材22と、ハブ部材21と押さえ部材22とにカム軸18の半径方向に摺動自在に係止され、押さえ部材22の回転力をハブ部材21に伝達するとともに、カム軸18の半径方向外側に摺動されるとハブ部材21を押さえ部材22に対して前記カム軸18回りに回動する一対のウエイト部材24と、を備えるものである。 (もっと読む)


【課題】冷態始動時にはエンジンの低中速域回転数にて進角量を大きく保持し、温態始動時にはエンジンの回転数に応じて進角量を大きくすることが可能であり、かつコンパクトに設計できる。
【解決手段】回転軸6を中心に回転するタイマーケース10と、タイマーケースに収容され、摺動方向に摺動可能な遠心ウエイト20・20と、遠心ウエイトを回転軸に接近する方向に付勢するタイマースプリング30と、遠心ウエイトに係合する位置が回転軸から遠心ウエイトまでの距離が大きくなるにしたがってタイマーケースに対して進角する向きに移動するタイマーハブ40と、遠心ウエイトの側方に配置され、所定の温度未満である場合には遠心ウエイトを回転軸から離間する方向に摺動させることによりタイマーハブがタイマーケースに対して進角した状態を保持する冷態時進角機構60と、を具備し、冷態時進角機構には遠心ウエイトに作用するピストンを備えた。 (もっと読む)


【課題】筒内噴射用インジェクタと吸気ポート噴射用インジェクタとを備えたエンジンにおいて低圧燃料の噴射量ずれを小さく抑える。
【解決手段】要求噴射量に基づいて算出した噴射時間及び噴射タイミングで実際に燃料噴射を実施する燃料噴射量制御装置を用い、要求噴射量に対する実燃料噴射量の噴射量ずれを、エンジン回転数及びエンジン負荷を変化させて取得する処理を、高圧ポンプのカム30の位相角を所定角度ずつ変化させて実施することで、吸気ポート噴射が行われる機関運転領域の全域(もしくは常用域)について低圧燃料の噴射量ずれを取得する。そして、このようにして取得した噴射量ずれデータに基づいて、噴射量のずれ幅が最も小さくなるカム位相角を見つけ出して、そのカム位相角を設定することにより、機関運転領域の全域(もしくは常用域)における低圧燃料の噴射量ずれを小さく抑える。 (もっと読む)


【課題】進角特性を容易に調整することが可能な噴射時期進角装置を提供する。
【解決手段】燃料噴射ポンプ1のカム軸18とカム軸18を駆動する駆動軸19との回転方向に位相差を与えることにより、燃料噴射ポンプ1の燃料噴射時期を進角させるタイマー20であって、ケース21と、ガイドカム22と、一対のウエイト23・23と、バネ26と、バネ26の付勢方向に往復移動可能なバネ受け27と、先細状に構成されてバネ受け27とガイドカム22との間隔を調整し、バネ26の付勢力を調整する調整ボルト28と、を備えるものである。 (もっと読む)


【課題】急激な負荷が投入された際に、エンジン回転数の減少から復帰する時間を短縮して、必要なトルクを供給することができる電子ガバナ制御式エンジンを提供する。
【解決手段】本発明にかかる電子ガバナ制御式エンジンは、回転数検知手段15と、ラック位置検知手段14と、エンジン制御手段5を備え、回転数に応じて燃料噴射量を制御する電子ガバナ制御式エンジンにおいて、実回転数を検知し、目標回転数Nsetより目標ラック位置Rsetを演算し、該目標ラック位置Rsetと実ラック位置Ractの偏差が設定値以上あると、負荷が投入されたと判断して、燃料噴射量を制限ラック位置Rmaxよりも設定値増加し、又は、低温始動装置(CSD)21を作動して進角するように制御した。 (もっと読む)


【課題】冷間始動後の進角解除を速やかに行うことができるエンジンを提供する。
【解決手段】クランク軸寄りの連動上手部1にタイマ20を介して連動下手部2を連動連結し、このタイマ20に感温作動手段7を設け、この感温作動手段7の感温温度が所定値未満となる冷間始動時には、感温作動手段7の感温作動に基づくタイマ20の進角作動で連動下手部2を進角させ、感温作動手段7の感温温度が所定値以上となるエンジンの温間時には、感温作動手段7の感温作動に基づくタイマ20の進角解除作動で連動下手部2の進角を解除するようにした、エンジンにおいて、オイルポンプ57で圧送したエンジンオイル56をエンジン内で循環させ、このオイルポンプ57にオイル噴射口58を連通させ、このオイル噴射口58から噴射したエンジンオイル56をタイマ20に供給することにより、感温作動手段7にエンジンオイル56を接触させるようにした。 (もっと読む)


【課題】 進角操作機構の最少必要構成部品点数を格段に減少させる。一対の両偏心回転カム型進角機構同士は、互いに高精度に同調して作動させることにより、こじれが生ずる事無く切換え作動の作動感度も作動精度も高める。
【解決手段】 進角操作機構5は、進角駆動用ばね9と進角解除用感温作動器10に加えて、往復回転板11を備える。往復回転板11は入力輪2に同心状で対面させる。往復回転板11にこれの径方向および回転方向に傾斜する傾斜カム12を設ける。傾斜カム12に偏心回転カム型進角機構1の進角入力具4を駆動可能に係合させる。進角駆動用ばね9は、入力輪2と往復回転板11とに亘って架着して、進角駆動用回転13側へ往復回転板11を弾圧する。これに対して、進角解除用感温作動器10は、入力輪2と往復回転板11とに亘って架着して、伸長状態では進角駆動用ばね9に抗して、進角解除用回転14側へ往復回転板11を作動させる。 (もっと読む)


【課題】 タイマピストンの制御範囲は、エンジンや燃料噴射ポンプ等の仕様に応じて定まるものであり、カム軸によって定まる燃料噴射時期とクランク軸との位相差の制御範囲と対応して予め開発段階で定められる。
しかしながら、実際には燃料噴射ポンプや油圧式タイマユニットの各部の組立時に誤差が生じるため、上記位相差とECM等の制御手段の指令値である目標位相差とが一致しないため、タイマピストンを正確に制御できない場合が多く、完成した燃料噴射ポンプ毎に制御範囲にばらつきが生じることが一般的に知られている。
【解決手段】
ECM21が算出して記憶した調整値D1は、ECM21が算出する実位相差CとECM21の指令値である目標位相差との差である。そこで、実位相差Cに調整値D1を足した値を新たに校正後実位相差Gと定義すると、この校正後実位相差GはECM21の指令値である目標位相差と一致することになる。 (もっと読む)


【課題】 従来においては、燃料噴射時期とクランク軸との位相差に関し、目標位相差と実位相差とが応答遅れ等の原因によって、目標位相差に実位相差が追従していない。
このような応答遅れにより、実位相差がエンジンの状態に対して適切な位相差になっていないといえるため、最終的な制御対象である実エンジン回転数の制御精度、応答性、加速性等が低下する原因となる。
特に加速時においては、実位相差は目標位相差よりも常に遅角側となってしまう問題がある。
【解決手段】 ECM21は、主スロットル12からスロットル指示値の変化を読み取ることによって、エンジン20の回転を加速している状態であるか否かを判断する(S10)。この判断で、加速している状態であると判断された場合に、ECM21は、従来の目標位相差曲線F1を加速時用に補正した補正目標位相差曲線に従って目標位相差を制御する補正制御モードとなる(S12)。 (もっと読む)


【課題】 エンジンの冷機始動時に強力に冷機始動させる事と、エンジンの稼動運転時に進角過剰を無くす事とを両立させる。エンジンの冷機始動時に進角が過剰に進まないようにする。エンジンの高速運転時にも進角が過剰に進まないようにする。
【解決手段】 始動進角解除用形状記憶ばね8は、低温側感温により収縮作動した状態では、一方では始動進角用ばね6で遠心錘3を冷機始動時進角制限位置Lcに押し拡げる状態にし、他方では伝動装置43を介して、冷機始動時進角制限体41を進角制限位置に投入させる。これとは逆に、始動進角解除用形状記憶ばね8は、高温側感温により伸長作動した状態では、一方では始動進角用ばね6を収縮させて、この始動進角用ばね6が遠心錘3を冷機始動時進角制限位置Lcに押し拡げるのを解除する状態にし、他方では伝動装置43を介して、機関運転時進角制限体42を進角制限位置に投入させる。 (もっと読む)


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