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国際特許分類[F02F5/00]の内容

国際特許分類[F02F5/00]に分類される特許

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本発明は、内燃機関のピストンのための油かきリングであって、ディスク(1)が設けられており、該ディスク(1)の走行面(h)が、ディスクの周囲にわたって延在する頂点線(3)を備えた、凸曲面状の非対称の形状を有しており、ディスク(1)が、ピストンの、その都度互いに平行に配置された、ピストントップとは反対側のリング溝側面(6)とピストントップ側のリング溝側面(5)とを備えたリング溝(7)内に配置されている形式のものに関する。本発明により、公知の背景技術に対して、油かき作用の改善と走行面の摩擦の減少および摩耗の減少とは、ディスク側面(2,2′)が半径方向外側に向かって走行面(h)まで角度(α)の下で互いに収斂するように延びており、側面がピストントップ側のリング溝側面(5)に当て付けられると、ディスクが頂点線(3)でのみシリンダ壁(8)と接触し、他方のディスク側面がピストントップとは反対側のリング溝側面(6)に当て付けられると、ディスクが走行面(h)の第1の区分(I)でのみシリンダ壁と接触するようになっており、ディスク(1)の走行面(h)が横断面で見て、
第1の区分(I)で、h(x)=ax+bxにより表される2次の多項式の非対称の形状に従い(ただし、xはデカルト座標系におけるmm単位の走行面座標であり、a,bは係数である。係数aはディスクの軸方向の側面遊びとディスクの幅との比により定義され、係数bは走行面曲率の値として定義される。)、エッジとして構成された支持する頂点(II)h(x=0)の後、第3の区分(III)で、関数h(x)=cx(ただし、cはbの倍数として定義される。)の非対称の形状に従うようにしたことにより達成されるべきである。
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本発明は、内燃機関のピストンのための、複数部分から成る油かきリングであって、平行な側面を有する2つのスチールバンド・ディスクが設けられており、該ディスクの走行面が、ディスクの周囲にわたって延在する頂点線を備えた、その都度1つの凸曲面状の非対称の形状を有しており、さらに、ディスクの間に配置された拡開ばねが設けられており、該拡開ばねがディスクを、軸方向ではピストンに設けられたリング溝のその都度1つの側面に押し付け、半径方向ではシリンダ壁に押し付けるようになっている形式のものに関する。本発明により、公知の背景技術に対する油かき作用の改善と走行面の摩耗の減少とは、両ディスク(1,2)の走行面(h,h′)が、ならし運転されたエンジン状態における磨耗に近い最終輪郭に相当するように形成されており、オイルリング(10)がピストンに組み付けられた状態で、走行面(h,h′)の頂点線(3,3′)がそれぞれ逆の向きでリング溝(3)の中央に向かって方向付けられていることにより達成されるべきである。
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本発明は、内燃機関のピストンのための油かきリング−リング溝−アッセンブリであって、互いに平行な側面を備えたディスク(1)が設けられており、該ディスク(1)の走行面(h)が、ディスクの周囲にわたって延在する頂点線(3)を備えた、凸曲面状の非対称の形状を有しており、ディスクが、ピストンの、ピストントップとは反対側のリング溝側面(6)とピストントップ側のリング溝側面(5)とを備えたリング溝(7)内に配置されている形式のものに関する。本発明により、公知の背景技術に対して、油かき作用の改善と走行面の摩擦の減少および摩耗の減少とは、少なくとも一方のリング溝側面(5,6)がピストン軸線(10)に対して角度(α,β)の下で半径方向外側に向かってピストン外径まで傾いて延びており、ディスク(1)の走行面(h)が、ならし運転されたエンジン状態における磨耗に近い最終輪郭に相当するように形成されており、油かきリング(1)がピストンに組み付けられた状態で、走行面(h)の頂点線(3)が、ピストントップとは反対側のリング溝側面(6)に向かって配置されていることにより達成されるべきである。
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【課題】摺動部材の摺動面に、耐剥離性及び耐クラック性に優れた複層溶射皮膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】摺動部材(10)の摺動面に耐摩耗層(3)となじみ層(4)からなる溶射皮膜(5)を形成する方法において、なじみ層(4)は、外周研磨、ブラスト等の機械加工が施されない下地の耐摩耗層(3)に溶射して形成する。 (もっと読む)


【目的】 溶射ピストンリングにあって、リング外周表面への溶射後の加工を不要とすることでコスト低減を図り、試運転や馴らし運転時の耐スカッフィング性を向上させたピストンリングを提供する。
【構成】 溶射による被膜層をリング本体の外周に設けたピストンリングにおいて、リング本体11の外周表面粗さをRz6.5μm以下で形成し、この表面に厚さ5μm〜50μmの被膜層12、15が設けられている。被膜層15として軸線方向へ波形状に形成することも可能である。被膜層12、15の厚さを5μm以下の極薄にすると、シリンダ壁面との馴染性が好適となる前に被膜層が磨滅する。また、50μm以上に厚くすると、被膜層12、15の溶射表面の粗さが粗大化し、シリンダライナー面に傷などの痕跡を着ける。 (もっと読む)


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