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国際特許分類[F02K9/28]の内容

国際特許分類[F02K9/28]に分類される特許

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【課題】スラスタ非分離型のマルチパルスロケットモータ等において、必要なタイミングに燃焼ガスを所定の燃焼ガス噴射孔へ供給する燃焼ガス供給制御機構を簡易な構造で実現すること。
【解決手段】燃焼ガス発生器は、圧力容器と、圧力容器の内部に配置され第1段パルス時に燃焼する第1推進薬と、圧力容器の内部に配置され第1段パルスに続く第2段パルス時に燃焼する第2推進薬と、圧力容器の前方に取り付けられ燃焼ガス噴射孔を有する前部鏡板と、圧力容器の後方に取り付けられ、燃焼ガス噴射孔を有する後部鏡板と、を備える。燃焼ガス供給制御機構は、第1段パルス時に第1推進薬の燃焼ガスが前部鏡板の燃焼ガス噴射孔に流入することを遮断し、第2段パルス時に第2推進薬の燃焼ガスを前部鏡板の燃焼ガス噴射孔に供給する。 (もっと読む)


【課題】サイドスラスタへのガス供給機構を備えることで、飛翔体の小型化及び構成の簡略化を実現することのできるパルスロケットモータ及び飛翔体を提供すること。
【解決手段】パルスロケットモータ4において、第1推進薬14に点火を行う第1イグナイタ20を圧力容器10の前方圧力隔壁30に設け、当該第1イグナイタ20に燃焼室10a内で発生した燃焼ガスをサイドスラスタユニット6へ供給可能な連通路66を形成し、前部イグナイタケース42内に設けられる着火装置56により当該連通路66の開閉可能とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、第1パルス時における第2推進薬への火炎の侵入を確実に防ぎ、確実に第2パルスを実行することができるパルスロケットモータを提供すること。
【解決手段】第2推進薬8を覆う隔膜部材10を、第2推進薬8の内周面から後部端面に沿って延びる隔膜24、及び当該隔膜24の両端にて加硫接着により一体をなし、圧力容器に取り付けられる金属の隔膜保持具26a、26bにより構成し、前端側の隔膜保持具26aには隔膜24との加硫接着部分が後方に向かい少なくとも推進薬支持体22の範囲に亘って延びる断面凸状をなす凸部30aを形成する。 (もっと読む)


【課題】マルチパルスロケットモータの設計自由度及び製造性を向上させること。
【解決手段】マルチパルスロケットモータのパルスユニットは、圧力容器の内周面に装填された内面燃焼型または内端面燃焼型の形状である推進薬と、推進薬の端面に配置された点火装置と、推進薬の初期燃焼面全体と点火装置を覆うように配置された隔膜と、圧力容器の前方端部に配置された前方継手部と、圧力容器の後方端部に配置された後方継手部と、を備える。前方継手部は、他のパルスユニットの後方継手部と接続可能に形成され、後方継手部は、更に他のパルスユニットの前方継手部と接続可能に形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来の2パルスロケットモータでは、第1推進薬及び第2推進薬がロケットモータの前後方向に配置されているため、第1推進薬の初期燃焼面積を確保するために性能を低下させてしまう可能性があることと、隔膜の破断性や残存性が不明瞭であり第2推進薬を想定通りに着火できない可能性があるという問題がある。
【解決手段】本発明の2パルスロケットモータは、圧力容器内に第2推進薬が第1推進薬の外周部に配置されており、第1推進薬の内周面が圧力容器の前後方向のほぼ全長に亘って露出されるため性能を低下させることなく初期燃焼面積を確保できることと、隔膜に接合或いは切れ込みを入れて脆弱部を設けることにより隔膜の破断位置と破断後の隔膜の挙動をコントロールできることと、第2推進薬の内周面と隔膜との間に第2推進薬よりも着火性がよく燃焼速度が速い点火薬を備えたことにより、隔膜の離反と第2推進薬の着火を補助することができる。 (もっと読む)


【課題】2段推力を有するロケットモータにおいて、推進剤の高充填化を図り、各段の推進剤の隔離を行い且つ悪影響を及ぼさない隔壁を得るとともに、ロケット全体としての安全性、信頼性を高める。
【解決手段】モータケース10内に隔壁41を介して後方側に第一推進剤21、前方側に第二推進剤31の2つの推進剤を配置し、前記第一推進剤21および第二推進剤31をそれぞれ発火させるための点火装置42、43と、燃焼により発生するガスを排出するためのノズル11とを備えた2段推力制御ロケットモータにおいて、第一推進剤21が、内面燃焼方式を有する固体推進剤であり、第二推進剤31が、端面燃焼方式を有する固体推進剤であることを特徴とする2段推力制御ロケットモータ。 (もっと読む)


【課題】 射出ロケットの推力にて射出機構から発射させた後、所定の延時時間後に主ロケットを点火させることで飛翔推力を得る、携行型誘導弾システムに用いられる二段推力ロケットモータの更なる小型軽量化。
【解決手段】 射出ロケットの推力にて射出機構から発射させた後、主ロケットを点火させることで飛翔推力を得る二段推力ロケットモータにおいて、1つのモータケース内に、燃焼面に着火延時層を被覆した内孔を持つ主ロケット用推進薬を配置し、該主ロケット用推進薬の内孔空間に射出用推進薬を配置したことを特徴とする一室型二段推力ロケットモータ。 (もっと読む)


【課題】 推力制御や姿勢制御等の飛翔体の推進に伴う制御を効率良く行うことができるとともに、簡易な構造とすることで小型、軽量化を図ることができる飛翔体推進制御装置を提供する。
【解決手段】 飛翔体推進制御装置は、飛翔体10内に設けられ、点火装置15及び1次燃焼室14内に装填された固体推進薬17を有する複数のロケットモータ13と、メインノズル12を有し、1次燃焼室14に連通される単一の2次燃焼室19とを備えている。各ロケットモータ13は外部からの点火信号に基づいて個別に点火装置15が作動して固体推進薬17が燃焼されるようになっている。固体推進薬17は円筒状に形成され、その内周面から半径方向外方へ燃焼するように構成されている。複数のロケットモータ13は、機体11の軸心Xと平行方向に延びるように配置されている。 (もっと読む)


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