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国際特許分類[F02M61/20]の内容

国際特許分類[F02M61/20]に分類される特許

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【課題】開弁圧のばらつきを低減する技術を提供する。
【解決手段】燃料噴射装置は、燃料を吸引して圧縮して送出するプランジャポンプと、プランジャポンプから送出された燃料を噴射する噴射バルブとを備え、噴射バルブは、ノズルを有するノズルボデーと、ノズルボデー内を摺動可能に設けられノズルを開閉する弁体と、一端がノズルボデーの所定位置に支持され、他端が弁体側に支持され、弁体を付勢してノズルを閉成させる弾性体と、ノズルの閉成状態における弾性体の付勢力が所定値となるように弾性体を支持する支持部とを有する。 (もっと読む)


【課題】高精度な噴射量制御が可能な燃料噴射弁の提供。
【解決手段】噴孔17を開く開弁作動において通電により磁気吸引力を発生する一方、噴孔17を閉じる閉弁作動において通電の停止により磁気吸引力を消失させるコイル60と、可動コア30を貫通の弁貫通部42、並びに弁貫通部42から突出して可動コア30に固定コア20側から当接可能な弁突部44を有し、往復移動により噴孔17を開閉して燃料の噴射を断続する弁部材40と、可動コア30を貫通して可動コア30の固定コア20側の端面31aから突出するストッパ貫通部52を有し、コイル60への通電の停止状態において、弁突部44に対してストッパ貫通部52を固定コア20とは反対側から当接させることにより、当該弁突部44と、係止した可動コア30との間に隙間56aを形成する可動ストッパ50と、を設ける。 (もっと読む)


【課題】インジェクタにおいて、ニードル弁3の移動中に噴射率や噴霧の急激な変動を発生させることなく、安価にスプリング力を可変できるようにする。
【解決手段】スプリング負荷調整部材30は、固定コア28と軸方向に対向する位置に磁石42が装着され、磁石42は、ソレノイドコイル27への通電開始時に固定コア28と磁力的に反発するように磁極の方向が設定されている。そして、ソレノイドコイル27への通電開始により、磁石42と固定コア28とを磁力的に反発させて、スプリング負荷調整部材30を固定コア28から軸方向に遠ざけ、ソレノイドコイル27への通電停止により、磁石42と固定コア28とを磁力的に吸引させて、スプリング負荷調整部材30を固定コア28に向かって軸方向に近づける。これにより、ニードル弁3の移動中に噴射率や噴霧の急激な変動を発生させることなく安価にスプリング力を可変できる。 (もっと読む)


【課題】 電磁駆動部6の低エネルギー化を図ることのできる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】 スプリング5の上側の支持点に、燃圧の上昇によりつぶされて、スプリング5のセット荷重を小さくするダイヤフラム7を配置する。クランキング中の初爆時までは、燃圧が低く、ダイヤフラム7が膨らんだ状態になり、ニードル4に加わる閉弁方向荷重が高いため、初爆の影響でニードル4がリフトすることがない。エンジンの始動後は、燃圧の上昇によりダイヤフラム7が完全につぶれて、ニードル4に加わる閉弁方向荷重が下がるが、燃焼の影響でニードル4がリフトすることがない。このエンジン始動後の通常運転時は、閉弁方向荷重が下がるため、電磁駆動部6の低エネルギー化を図ることができる。なお、さらに、従来と同等のエネルギー消費であれば、燃圧を高めても、燃料噴射弁を安定して開閉動作させることができる。 (もっと読む)


【課題】燃料の外部への流出量を低減できる燃料噴射装置を提供すること。
【解決手段】燃料噴射装置1は、ノズルボディ40と、噴射制御弁20と、閉鎖補助ピストン30と、を備える。また、ノズルボディ40には、第1燃料収容室41およびニードル弁閉鎖室43が形成される。噴射制御弁20は、第1位置まで前進することにより、第1燃料通路51と第1燃料収容室41とを連通するとともに、第1燃料収容室41と第3燃料通路53とを遮断し、第2位置まで後退することにより、第1燃料通路51と第1燃料収容室41とを遮断するとともに、第1燃料収容室41と第3燃料通路53とを連通する。閉鎖補助ピストン30は、噴射制御弁20が第1位置から第2位置に移行する際に、第1燃料収容室41の燃料が、第3燃料通路53、ニードル弁閉鎖室43、および第4燃料通路54を通って、燃料噴射装置1の外部に流出するのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】機関運転状態に応じてノズルのサック室内の燃料の流れを変化させてキャビテーションの発生を制御することにより燃料噴霧の貫徹力を制御することが可能な燃料噴射装置を提供すること。
【解決手段】本燃料噴射装置は、先端部に燃料噴射用噴孔を有するノズルと、該ノズル内の先端部に形成され噴孔と連通するサック室と、該サック室内への燃料の流入を制御すべくノズルの軸線方向に移動可能にノズル内に配設された第1のニードルと、該第1のニードルに対してノズルの軸線方向に移動可能な第2のニードルであって、第1のニードルの先端部から突出し且つサック室内に突出する先端部を有する第2のニードルとを具備し、機関運転状態に応じて、燃料を噴射する際の第1のニードルの先端部に対する第2のニードルの先端部のサック室内への突出量を制御することにより、燃料噴霧の貫徹力を制御する。 (もっと読む)


【課題】エネルギーロスを低減する燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】ピストン案内シリンダ70内部を軸方向に往復摺動可能なピストン80は、ピエゾ駆動体90側にキャビティ84を有している。ピエゾ駆動体90に通電されると、その駆動力により押圧部材95の凸部96の先端961が、ピストン80のキャビティ84を形成する底壁83を押圧する。ピストン80の加圧により、加圧室202、連絡路203を経由して圧力制御室201の燃料圧力が高まると、第2圧縮コイルスプリング61に抗してニードル30が開弁方向へ移動する。ピストン80は、キャビティ84を有しているので、摺動部軸方向の長さを確保するとともに、可動マスが低減されている。これにより、ピストン80とシリンダ70との摺動部からの燃料リークを防ぎ、ピストン80に生じる慣性抵抗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】単一の電磁式燃料噴射弁により,異なる燃料噴霧フォームの形成を可能にする。
【解決手段】前端部の第1及び第2燃料噴孔32,32を燃焼室4に開口するように機関本体1に取り付けられる単一の弁ハウジング10と,第1及び第2燃料噴孔32,32にそれぞれ連通する第1及び第2弁孔18,18を開閉する第1及び第2弁体19,19と,この第1及び第2弁体19,19にそれぞれ連結した第1及び第2可動コア22,22と,第1及び第2弁体19,19を閉弁方向に付勢する第1及び第2弁ばね25,25と,第1及び第2可動コア22,22を吸引して第1及び第2弁体19,19を開弁させる固定コア15とを備え,第1燃料噴孔32は,点火プラグの電極に指向するよう1つ配置し,また第2燃料噴孔32は,第2弁孔18の軸線周りに複数配置する。 (もっと読む)


【課題】ニードルと可動コアが相対運動可能で、可動コアに当接してニードルおよび可動コアを開弁向きに付勢する第2スプリングを備える燃料噴射弁において、スペーサ等の調整手段によるセット長調整や、精密な部品寸法管理をすることなく、第2スプリングのセット荷重を所望の値に設定可能にする。
【解決手段】可動コア30に当接してニードル20および可動コア30を開弁向きに付勢する第2スプリング42のバネ定数を、ニードル20に当接してニードル20および可動コア30を閉弁向きに付勢する第1スプリング38のバネ定数よりも小さく設定する。このようにすれば、第2スプリング42のセット長バラツキによる第2スプリング42のセット荷重バラツキを小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】球状弁体27を回動自在に保持するとともに平坦面32により流出口16を開閉するインジェクタ1において、インジェクタ1の個体間の噴射特性やシート能力のばらつきを縮小するとともに、同一個体のインジェクタ1においても、噴射特性がばらつくのを抑制する。
【解決手段】インジェクタ1によれば、球状弁体27は、収容空間33に下方から圧入されて回動自在に保持されている。このように、弁体保持構造を球状弁体27の圧入により構成する場合、かしめ加工により弁体保持構造を設ける場合に比べて弁体保持パラメータの変動が小さくなる。このため、インジェクタ1の個体間の噴射特性やシート能力のばらつきを縮小することができるとともに、同一個体のインジェクタ1においても、噴射特性がばらつくのを抑制することができる。 (もっと読む)


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