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国際特許分類[F16D3/2237]の内容

国際特許分類[F16D3/2237]に分類される特許

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【課題】鍛造成形トラックと仕上げ加工トラックのボールとの安定した接触状況を確保することでより優れた耐久性を確保し、鍛造金型や製品の品質管理も従来と変わらず容易とするトラック形状を有する等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝の少なくとも一方を、冷間鍛造仕上げにより成型する。トラック溝の横断面形状を、トラック溝底側をゴシックアーチ形状とし、トラック溝開口側を楕円形状とする。トラック溝の開角側から継手奥側に向かって、前記ゴシックアーチ形状と楕円形状との繋ぎ角度及びトラック溝のボール接触率を徐々に小さくした。 (もっと読む)


【課題】 内側継手部材とシャフトとのスプライン嵌合部を無くし、内側継手部材とシャフトとを低コストで一体成形し、強度のバラツキもない軽量コンパクトな等速自在継手を提供する。
【解決手段】 軸方向に延びるトラック溝11が内周面12の複数箇所に形成された外側継手部13を有する外側継手部材10と、軸方向に延びるトラック溝21が外側継手部13のトラック溝11と対をなして外周面22の複数箇所に形成された内側継手部23およびその内側継手部23から一体的に延びるシャフト部24からなる内側継手部材20と、外側継手部13のトラック溝11と内側継手部23のトラック溝21との間に介在してトルクを伝達するボール30と、外側継手部13の内周面12と内側継手部23の外周面22と間に配されてボール30を保持するケージ40とを備え、内側継手部材20は、中空状のパイプ素材からなるシャフト部24の端部にプレス加工により内側継手部23を一体的に成形する。 (もっと読む)


【課題】負荷時や高速回転時に円滑に作動し、発熱を抑え、耐久性を向上さることができる等速自在継手であって、ボールの組み込み性の向上及びケージ強度の向上を図ることが可能な固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材23のトラック溝22の曲率中心と外側継手部材23の内径面21の曲率中心の軸方向のオフセットと、内側継手部材26のトラック溝25の曲率中心と内側継手部材26の外径面24の曲率中心の軸方向のオフセットとを0とする。外側継手部材23のトラック溝22及び内側継手部材26のトラック溝25をそれぞれ軸線に対して傾斜させる。ケージ29のポケット28の周方向長さを、ケージ29を所定角度だけ傾斜させて2つのポケット28を外側継手部材23から露出させた状態にて2つのポケット28への同時ボール組み込みを可能とする長さとした。 (もっと読む)


【課題】打抜きプレスに比べて短時間で安価な方法により窓部や内周面凹部を成形することができる環状部材の製造方法を提供する。
【解決手段】環状素材150を環状素材150の軸心X1回りに回転可能に配置する。径方向外側に突出形成され1つまたは周方向に等間隔に複数の刃部T2を備える刃具Tを、環状素材150の軸心X1に対して偏心した軸X2回りに回転可能に配置する。環状素材150の回転速度Vwを刃具Tの回転速度Vtより低く、かつ、環状素材150の回転速度Vwと刃具Tの回転速度Vtの比を一定に制御することで、刃部T2により窓部53または内周面凹部を切削加工する。 (もっと読む)


【課題】 ブーツ端部の凹溝の隅部への応力集中を緩和し、ブーツの長寿命化を図る。
【解決手段】 一端に開口部16を有する外側継手部材10と、その外側継手部材10との間でボール30を介して角度変位を許容しながらトルクを伝達する内側継手部材20とを備え、外側継手部材10の開口部16を閉塞する筒状のブーツ70の大径端部72を外側継手部材10の開口部16に装着すると共にブーツ70の小径端部74を内側継手部材20から延びるシャフト60に装着し、ブーツ70の大径端部72および小径端部74の外周の凹溝71,73に帯板状のブーツバンド56,58を嵌合させてブーツバンド56,58によりブーツ70の大径端部72を外側継手部材10に締め付け固定すると共にブーツ70の小径端部74をシャフト60に締め付け固定した等速自在継手であって、シャフト60に締め付け固定されるブーツ70の小径端部74の凹溝73に突起77を設けると共に、ブーツバンド58の内周面に突起77が嵌まり込む凹部57を設ける。 (もっと読む)


【課題】ボールタイプ等速ジョイントにおいて、トルク負荷によって生じ得るボール溝の側壁の変形が球面部に及ぶこと、とりわけ球面部の盛り上がりを防止ないし抑制する。
【解決手段】内輪12Aもしくは外輪または両方に、隣り合ったボール溝14とボール溝14との間の球面部16の円周方向の弾性変形を許容するためのスリット18aを設けて、内輪12Aまたは外輪の球面部16が、トルク負荷に応じて円周方向に弾性変形することを可能にする。 (もっと読む)


【課題】専用の打ち込み治具を用いることなく、簡単に装着でき、しかも、破壊することなく、取り外すことができるシャフト用止め輪を提供する。
【解決手段】等速自在継手の内側継手部材26に嵌入されるシャフト32の端部に設けられた周方向凹溝36に嵌着されるシャフト用止め輪である。拡縮を許容する径方向スリット60を有する断面矩形状のリング体である。自由状態において、内径寸法が周方向凹溝36の開口径寸法D3よりも小さく設定される。径方向スリット60に対向する止め輪端部に、拡径用工具70の一部が係合する工具係合部を設ける。拡径用工具70による拡径操作によって内径寸法が周方向凹溝36の開口径寸法D3よりも大きい拡径状態となる。 (もっと読む)


【課題】高負荷時や高速回転時の発熱が抑制され、耐久性が向上し、また、トルク損失量が低下する固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材23のトラック溝22と内側継手部材26のトラック溝25との対で形成されるボールトラックに配置されるトルク伝達ボール27が8個や12個とした固定式等速自在継手である。外側継手部材23のトラック溝22の曲率中心O1と、内側継手部材26のトラック溝25の曲率中心O2とは、軸方向のオフセットを0とする。トルク伝達ボールが8個である場合、外側継手部材23及び内側継手部材26は、それぞれ、周方向に沿って90°ピッチで配設されるトラック溝22、25を、軸線に対して互いに逆方向に傾いた傾斜トラックとする。傾斜トラックとの間の他のトラック溝22、25を軸線に対して平行なトラックとする。 (もっと読む)


【課題】 ブーツの円周方向のずれを確実に防止すると共に、ブーツのシール性も十分に確保する。
【解決手段】 一端に開口部16を有する外側継手部材10と、その外側継手部材10との間でトルク伝達部材を介して角度変位を許容しながらトルクを伝達する内側継手部材とを備え、外側継手部材10の開口部16を閉塞する筒状のブーツの端部を、外側継手部材10の開口部と内側継手部材から延びる中間シャフトとにそれぞれ締め付け固定した等速自在継手であって、外側継手部材10の開口部16および中間シャフトの外周面でブーツの端部が接触するブーツ締着部18の軸方向中央部位のみに、ブーツずれ防止手段を設ける。ブーツずれ防止手段は、外側継手部材10の開口部16および中間シャフトの外周面の円周方向に沿って設けられた複数の凹部11とし、ブーツの端部の内周面に凹部11に嵌まり込む凸部を形成する。 (もっと読む)


【課題】高作動角時においてケージに作用する荷重がより釣り合い均衡した状態となり、安定した高強度を得られることが可能なアンダーカットフリータイプの固定型等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材33のトラック溝32の中心と内側継手部材36のトラック溝35の中心とが、それぞれ、継手中心面から軸方向両側に離間している。外側継手部材33のトラック溝32の中心又は内側継手部材36のトラック溝35の中心と継手中心面との間の軸方向距離をFとしたとき、外側継手部材33のトラック溝32の中心又は内側継手部材36のトラック溝35の中心と継手中心軸線までの距離である半径方向オフセット量をfrとし、最大作動角をθmaxとしたときに、Fとfrとの比R4(=F/fr)がR4≧tan[(θmax)/2)]である。 (もっと読む)


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