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国際特許分類[F16F15/167]の内容

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国際特許分類[F16F15/167]に分類される特許

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【課題】 近年のディーゼルエンジンは高速化しており、騒音対策の為、エンジンに覆いを被せることが多く、エンジン周りの温度が高くなっており、ねじり振動緩衝器の重要な構成要素であるゴム製弾性体は、高温の外気に晒されることにより、劣化が促進されていた。
【解決手段】 有底円筒状をなし、ねじり振動を伴いながら回転するクランクシャフトの一端に、その内径側を挿入して固定されるマンウティング部と、前記マウンティング部の横巾より短い横巾を有する環状をなし、前記マウンティング部の外側に配置された慣性質量体と、マウンティング部の外径と慣性質量体の内径とのすき間より厚く、かつ、前記慣性質量体の横巾より短い横巾を有する円筒状のゴム製弾性体とからなり、このゴム製弾性体をマウンティング部の外周面と慣性質量体の内周面とで圧縮状態にすると共に、前記慣性質量体及びゴム製弾性体の外側にわずかな空隙が残る様に、マウンティング部の外周側を、環状をなしたケーシング部で覆い、前記空隙に粘性液体を封入した。 (もっと読む)


【課題】仮に回転変動吸収用ゴム弾性体が破損したとしても、プーリ本体がハブから脱落することを防止できるアイソレーションダンパプーリを提供する。
【解決手段】ハブ10または慣性マス20とプーリ本体40とのうち一方は、回転軸方向に突出するピン70を有する。ハブ10または慣性マス20とプーリ本体40とのうち他方は、ピン70を収容しピン70に対して所定位相範囲θの相対回転を許容する回転許容溝81と、ピン70に対して相対的に所定位相範囲θを超えて回転した場合にピン70との相対回転を規制しかつピン70の抜けを規制する規制部82,83とを備える。 (もっと読む)


【課題】センタープレートの各表面とマス部材との間隙を所期した通りに確実に維持して、すぐれた耐久性を発揮させることができるトーショナルダンパおよび、そのトーショナルダンパを提供する。
【解決手段】回転軸に連結される、外輪郭形状が円形をなすセンタープレート2を設け、このセンタープレート2を厚み方向から挟んで位置して、センタープレート2の各表面に弾性膜体3a,3bによって連結されるとともに、センタープレート2の外周側で、相互に接合される一対のマス部材4a,4bを設けてなり、センタープレート2の各表面と各マス部材4a,4bとの間に、周方向に間隔をおく複数個の樹脂ベアリング5a,5bを配設してなるものであって、樹脂ベアリング5a,5bの位置決め窪み8a,8bを、センタープレート2の一方の表面と、センタープレート2の他方の表面に対向するマス部材4bの、センタープレート対向表面とのそれぞれに形成してなる。 (もっと読む)


【課題】2分割されたダンパマス同士を高い位置精度で接合させる。
【解決手段】第1治具50の環状凹部56に第1マス部材20A、第1弾性連結体26A、及びセンタープレート14の補強部16を嵌め込み、第2治具60の環状凹部66に第2マス部材20B、第2弾性連結体26Bを嵌め込む。そして、第1治具50の凹部52Aに、第2治具60の凸部62を嵌め込んで、第1マス部材20Aと第2マス部材20Bとを突き合わせる。 (もっと読む)


【課題】回転電気機械内に機械的衰退を与えるTVDを統合することによって従来の独立型ねじり振動ダンパーの周知の効用を改善する。
【解決手段】統合されたねじり振動ダンパー200は、ねじり弾性継手202と、ねじり弾性ダンパー204から成り、機械的減衰を与える。統合ねじり振動ダンパー200は、フランジ112によって電気機械の回転軸106に取り付けられる。ローターコアパック104は、その第1端において取り付け用フランジのような適当な構造部材によって統合ねじり振動ダンパー200に取り付けられ、回転軸106には直接固定的には取り付けられない。ローターコアパック104が循環する冷却剤流体(例えば、MIDEL)によって冷却される構成とされている場合は、統合ねじり振動ダンパー200は、冷却剤流体を粘性作動流体として利用する粘性ダンパーとすることができる。 (もっと読む)


【課題】帯状の平坦樹脂材料を所定の円環形状に形成して所要の樹脂ベアリングを構成するに当っての、その樹脂ベアリングの構成作業を簡易・迅速ならしめ、かつ、樹脂ベアリングの配設を常に適正かつ確実なものとして、トーショナルダンパの組立て作業能率、ひいては、生産性を大きく向上させることができるトーショナルダンパの製造方法を提供する。
【解決手段】回転軸に連結される被動プレート3と、被動プレート3に連結されて、被動プレート3に対して相対回動する慣性質量4と、この慣性質量4と被動プレート3との間に充填した減衰液体と、被動プレート3に円環状に配設されて、慣性質量4に対する被動プレート3の摺接を可能とする樹脂ベアリング8とを具えるトーショナルダンパを製造するに当り、熱可塑性の帯状樹脂材料の少なくとも両端部分を、加熱下で曲線状に癖付けした後に、その帯状樹脂材料を、所定の円環状に配設して、配設対象部材に複数個所で固着させて前記樹脂ベアリングとする。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れた圧入タイプのビスカスラバーダンパを提供する。
【解決手段】このビスカスラバーダンパ10は、両面に円筒部14が設けられ回転軸に取り付けられる円盤状のハブプレート11と、ハブプレート11の外周端部を取り囲んでハブプレートの外側に隙間を介して配置される慣性質量体21とを有している。慣性質量体21は2つの慣性質量体片22を接合することにより形成され、それぞれの慣性質量体片22と円筒部14との間には、それぞれ環状弾性体31が圧入される。ハブプレート11と慣性質量体21との間に形成される隙間19内には粘性流体Lが封入される。 (もっと読む)


【課題】充填された粘性流体の漏れを抑制可能なトーショナルダンパを提供する。
【解決手段】ダンパマス20の外周には、ダンパマス20の外端面及びOリング50を覆うように、リング部材52が配置されている。リング部材52は、環状板とされ、内側にダンパマス20がピッタリと嵌め込まれる径とされている。リング部材52は、ダンパマス20の外周幅方向の両端部52A、52Bが、径方向内側へ屈曲され、かしめ用切欠24AK、24BKに各々係合されている。 (もっと読む)


【課題】接合されたダンパマスの抜けが防止されたトーショナルダンパを提供する。
【解決手段】接合切欠26は、リング部材50の挿入される奥側(センタープレート14に近い側)が、テーパー部26Aにより構成されている。テーパー部26Aは、第2マス部材20Bの径が奥側に向かって大きくなるテーパー状とされている。第3マス部材40の接合切欠26に対応する奥側の位置には、係合溝40Mが構成されている。係合溝40Mは、テーパー部26Aと連続した溝壁40Hにより構成されている。リング部材50は、接合切欠26及び係合溝40Mに亘って挿入されている。 (もっと読む)


【課題】組み立てを簡易にすると共に、充填された粘性流体の漏れを抑制可能なトーショナルダンパの製造方法を提供する。
【解決手段】第1マス部材20A、及び、第2マス部材20Bは、第1中型42A、及び第2中型42Bの外側に沿って配置される。このとき、第1マス部材20A、及び、第2マス部材20Bは、完成状態よりもセンタープレート14から離れた位置に配置されている。また、第1外周部24A及び第2外周部24Bは、側端面14に沿った方向でセンタープレート14側へオーバーハングされている。第1外型40A及び第2外型40Bで全体を挟み込む。第1外型40A及び第2外型40Bにより、第1弾性連結体26A、及び第2弾性連結体26Bの外側形状が構成される。この状態で、第1弾性連結体26A及び第2弾性連結体26Bの加硫処理を行う。 (もっと読む)


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