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国際特許分類[G01F1/72]の内容

国際特許分類[G01F1/72]に分類される特許

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【課題】脈動流に対して精度よく流量を測定できる流量測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】差圧ΔPが生じる流路におけるガス流量を、差圧ΔPと絶対圧Pabsの積を求める算出項を有する原理式により演算する流量測定において、位相補正演算部2aにより差圧ΔPと絶対圧Pabsの位相差を補正する。流量演算部2bは、その位相差を補正をした差圧ΔPと絶対圧Pabsを用いて脈動流のガス流量を演算し、測定値とする。 (もっと読む)


【課題】熱式の空気流量測定装置1により内燃機関への吸気の流量を測定する場合に、流量が誤差解消可能範囲から小側に変動してもプラス側誤差の発生を抑制する。
【解決手段】空気流量測定装置1によれば、筐体5の外壁面には、バイパス流路4を通って出口9から流出するバイパス通過流と、バイパス流路4を通らず筐体5の外壁面に沿って吸気主流の方向に流れる外側通過流とを合流させて絞りながら吸気主流の下流側に導く絞り15が設けられている。これにより、バイパス流路4による嵩上げ幅が、流量の誤差解消可能範囲から小側への変動幅に応じて低減する。このため、熱式の空気流量測定装置1により内燃機関への吸気量を測定する場合に、吸気量が誤差解消可能範囲から小側に変動してもプラス側誤差の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】熱式の空気流量測定装置1により脈動を伴う流れの流量を測定する場合に、バイパス流路における圧損上昇を伴うことなく、マイナス側誤差の発生を抑制する。
【解決手段】空気流量測定装置1によれば、筐体5の外壁にはバイパス流路の出口9が開口している。そして、バイパス流路4の出口9は、吸気路における吸気の流れに垂直であって吸気の流れの下流側に向かって開口する垂直開口部22と、吸入空気の流れに非垂直に設けられた非垂直開口部23とが連続する一続きの開口部である。これにより、吸気の脈動によって吸気路に逆流が発生する場合に、吸気の逆流がバイパス流路に流入するのを抑制することができる。このため、電気信号や測定値の脈動の振幅を縮小することができるので、マイナス側誤差の発生を抑制することができる。以上により、バイパス流路における圧損上昇を伴うことなく、マイナス側誤差の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】燃料ガスの流量計測精度の向上とエネルギー効率の向上とを両立させる。
【解決手段】ガスエンジン2へ供給される燃料ガスの流量を計測するガス流量計測装置3は、燃料ガス供給源から供給される燃料ガスを昇圧するガス昇圧機24と、ガス昇圧機24で昇圧された燃料ガスの流量を計測する容積式流量計27と、容積式流量計27の下流側に設けられ、ガスエンジン2へ供給される燃料ガスの供給圧力を調整する圧力調整弁25,26と、容積式流量計27と圧力調整弁25,26との間に設けられ、燃料ガスの脈動を抑えるための絞り部を有する可変絞り弁28とを備えている。可変絞り弁28の開度は、その開度に依存する燃料ガスの流量振幅値と容積式流量計27によって計測される燃料ガスの単位時間当たりの積算流量値との間の相関関係における積算流量値の変化率を利用して設定される。 (もっと読む)


【課題】流量計を設置する際に、所定の大きさの脈動が発生しているか否かを設置作業者が容易に判定することができる流量計を提供する。
【解決手段】流体の瞬時流量qを計測可能な流量計測部3を備え、脈動が小さい場合の第1の計測方式と、脈動が大きいの第2の計測方式を備え、脈動の大小に応じて自動的に計測方式を切り替えることが可能で、瞬時流量qを時系列的に計測する計測モードと、瞬時流量qを時系列的に計測するとともに脈動判定を行う脈動検知モードでの動作が可能な流量計である。脈動検知モードは、該脈動検知モードでの動作を手動で開始するとともに脈動検知モードでの計測を第1の計測方式で固定するための脈動検知開始手段を備える。 (もっと読む)


【課題】空気流量測定装置1において、吸気脈動の振幅が大きい場合でも、測定値に及ぼす逆流の影響を緩和する。
【解決手段】空気流量測定装置1によれば、バイパス流路4の出口9は、吸気路に対して吸気主流の下流側に向かって開口する。そして、出口9を吸気主流の上流側に向かってバイパス流路4の流路壁に直線的に投影することで形成される出口投影領域αには、バイパス流路4と吸気路とを連通させる穴24が設けられている。これにより、出口9からバイパス流路4に流入した逆流は、流入時と同じ方向に直進することで容易に出口投影領域αに到達し、穴24から吸気路に戻ることができる。このため、空気流量測定装置1において、吸気脈動の振幅が大きくなっても、測定値に及ぼす逆流の影響を緩和することができる。 (もっと読む)


【課題】運転状態に応じた適正な吸入空気量を高精度に測定することのできるエンジンの吸入空気量測定装置を得ること。
【解決手段】サンプリング期間中にエアフローセンサ50から出力されたパルス毎の周期Ptmを記憶しておき、周期の平均値、平均値との偏差量、パルス毎の正負符号付き差分量を演算し、その平均値、偏差量及び正負符号付き差分量に基づいて、エンジンの運転状態が、吸気脈動による流量変動が大きい状態と、定常運転状態と、過渡運転状態のいずれであるかを判別し、燃料噴射制御等のエンジン制御に使用する吸入空気量として、吸気脈動による流量変動が大きい状態及び定常運転状態であるときは、前記平均値に相当する吸入空気量をセットし、過渡運転状態にあるときは前記記憶されているパルス毎の周期のうちの最新のものに相当する吸入空気量をセットする。 (もっと読む)


【課題】 推量式ガスメータ等のシングアラウンド法を利用した流量計測装置において、脈動の影響をより一層有効に軽減し、流量計測の精度のさらなる向上を図る。
【解決手段】 流量計測装置の計測制御部は、計測ブロック分割部により、サンプリング周期Tcを、N個(ただしN≧3)の等間隔な計測ブロックTbに分割して当該計測ブロックTb毎に流量計測部に流量計測を行わせる。また、計測ブロック選択部により、全ての計測ブロックTbを、M個(ただしM<N)の計測対象ブロックTb1およびL個(ただしL=N−M)の計測除外ブロックTb2に区分する。流量計測部の流量算出部は、サンプリング周期Tc毎に、N個の計測対象ブロックTb1のみで得られた流量値の平均値を、当該サンプリング周期Tcの流量値として算出する。 (もっと読む)


【課題】ラミナー式流量計の測定対象たるガスの流れが、レイノルズ数が十分に小さい層流でない脈動流であっても、ガスの流量を正確に測定することができる脈動流の流量測定方法およびガス流量測定装置を提供する。
【解決手段】ラミナー式流量計2を用いた流量測定方法であって、測定前に、脈動周波数を複数設定するとともに、流量が一定であり、かつ、既知である複数の基準流量Qを設定し、各脈動周波数と各基準流量Qとを組み合わせた各パターンのガスの流れを、脈動振幅xを変化させながら、ラミナー式流量計2によって測定(測定流量yを取得)し、各パターンにおいて、ラミナー式流量計2による測定流量yと脈動振幅xとの関係を表す関数を算出しておき、測定において、当該測定の測定条件に最も近似するパターンを各パターンから選択するとともに、選択したパターンにおける関数を用いて、ラミナー式流量計2による測定流量yを補正する。 (もっと読む)


【課題】脈動する吸気量を測定する空気流量測定装置において、脈動の高調波を考慮した補正を可能とする。
【解決手段】空気流量測定装置は、吸気量の高調波を分析する高調波分析部8と、高調波分析部8による分析結果に応じて、検出値に対する補正量を算出する補正量算出部10と、補正量算出部10により得られた補正量を利用して検出値を補正する補正部11とを備える。また、高調波分析部8は、高調波の周波数、振幅および位相を求め、補正量算出部10は、基本波の振幅、2次波の振幅および位相を利用して補正係数を算出する。そして、補正部11は、補正係数を検出値に乗じたり、足したりすることで検出値を補正する。これにより、吸気量の脈動波形を、基本波に高調波が重畳したものとみなして高調波を考慮した補正を行うことができる。 (もっと読む)


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