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国際特許分類[H01F17/03]の内容

国際特許分類[H01F17/03]に分類される特許

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【課題】高いQ値を得ることができる積層型コイル部品を提供する。
【解決手段】素体2が、内部にコイル部3が配置されるコイル部配置層2Aと、当該コイル部配置層2Aを挟む保形層2Bと、を有している。この保形層2Bは、SrOを含有するガラスセラミックからなるため、軟化点または融点が高くなる。このように軟化点が低くされたコイル部配置層2Aは、保形層2Bによって挟まれているため、焼成時に丸まることなく、形が保たれる。SrOは拡散しないという特性を有しているため、焼成時に保形層2Bからの拡散により、コイル部配置層2Aの軟化点が上がってしまうことを防止できる。これにより、コイル部配置層2Aを確実に非晶質とすることができる。以上のようにコイル部配置層2Aを非晶質とすることによって、コイル導体4,5の表面の平滑性を向上させることができ、積層型コイル部品1のQ値を上げることができる。 (もっと読む)


【課題】狙いのインダクタンスを容易に取得可能で、しかも、インダクタンスのバラツキが極めて少ない巻線型コイル及びその巻線方法を提供する。
【解決手段】巻線型コイル1は、コア2と電極3と巻線4とコーティング樹脂7とを具備する。具体的には、巻芯5に巻回された巻線4を、密巻部分4Aと粗巻部分4Bとで構成し、粗巻部分4Bの巻数を3ターン、密巻部分4Aの巻数を8ターンに設定した。
好ましくは、粗巻部分4Bの巻数を2ターン又は3ターンに設定し、密巻部分4Aの巻数を巻線4全体の40%〜94%に設定する。 (もっと読む)


【課題】 極めて細い導線を短時間のうちに多数回巻回し得るコイル構造体の形成方法、該方法で形成されたコイル構造体、並びに該コイル構造体を備えた電気機械、アンテナ及び電子時計を提供すること
【解決手段】 電気機械(モータや発電機)やアンテナ等のコイル構造体3の形成方法は、一まとめにした複数本の絶縁被覆導体細線20,30を巻芯10に同時に巻回して巻線27,37を形成し、前記複数本の導体細線20,30の端部25,32を相互に電気的に直列に接続して該複数本の導体細線20,30の巻回部27,37を全体として一つのコイルにすることからなる。ここで、導体細線20,30の端部25,32の接続は、柱状巻芯部10の外周部から離れた基板40上で行う。 (もっと読む)


【課題】 目標とするインダクタンス値が、より高精度に得られると共に、外装材が、導線上に、全体形状を大型化させることなく有利に形成され得、しかも、自動実装が容易な巻線形チップ部品を与え得る巻線形チップ部品用ボビンと、高い品質性能を有し、且つ製造時と回路基板等への自動実装時おいて優れた経済性と作業性とが有利に発揮され得るチップインダクタとを提供する。
【解決手段】 両端部よりも中間部が細くされたダンベル形状を有するコア12の両端部において、各端部の外周面を構成する四つの面、若しくは、該四つの面に端面を加えた五つの面に対して、電極18,18を、それら四つの面若しくは五つの面を覆うようにそれぞれ設けて巻線形チップ部品用ボビン10を構成し、また、該ボビン10を用いて、該ボビン10のコア12の中間部に位置する巻回部14に導線22を螺旋状に巻回させる一方、該導線22の両端を前記各端部にそれぞれ設けられた電極18,18に各々接続せしめて、チップインダクタ20を構成した。 (もっと読む)


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