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国際特許分類[H01M4/75]の内容

国際特許分類[H01M4/75]に分類される特許

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【課題】 未放電状態での電解液の漏出ならびに放電反応により亜鉛が不働態化を起こした後のいわゆる過放電状態での水酸化カリウム電解液の漏出現象が多く認められ、この過放電漏液についての対応が望まれている。
【解決手段】 負極の主たる活物質として亜鉛を用い、正極の主たる活物質として二酸化マンガンもしくはオキシ水酸化ニッケルを用い、電解液として水酸化カリウム水溶液を用い、負極側の集電として略釘状の銅ないし真鍮にすずメッキを施した集電ピンを用いたアルカリ電池であって、水酸化カリウム水溶液の質量濃度が36質量%から40質量%の範囲であり、かつ亜鉛と水酸化カリウムの比率が亜鉛質量100に対し、水酸化カリウム質量が37〜40の範囲にあり、さらに集電ピン表面にメッキされているすずの厚さが0.05μm〜0.5μmの範囲であることを特徴とするアルカリ電池を提供する。 (もっと読む)


【課題】 長方形(直方体)形状のハウジングを有し、ハウジングの肉厚を小さくしたままとし、通常の電池の使用中にハウジングは大きく隆起または膨張しないようになっているようなアルカリ電池を設計する。
【解決手段】 アルカリ電池は、扁平なハウジング、好ましくは直方体形状のハウジングを有している。電池は、亜鉛を有する負極と、二酸化マンガンを有する正極とを備えている。ハウジングは、全体的に厚さが比較的小さくなっており、この厚さは概して約5〜10mmの範囲内の大きさとなっている。電池の内蔵物はハウジングの開口端部を介して供給され、端部キャップ組合せ体が挿入され、電池がシールされる。端部キャップ組合せ体は、負極カレント・コレクタの幅の広い部分を覆う包囲スカートを有する絶縁シール部材を備えている。このことにより、カレント・コレクタの前記の幅の広い部分と、電池のハウジングとの間に仕切りが形成される。端部キャップ組合せ体は、電池内のガス圧力が約100〜300psig(6.89×10〜20.69×10パスカル)の間の範囲に達したときに駆動する通気機構を備えている。正極は、位置合わせされた中空の中央部分を有する複数の積み重ねられた厚板から形成されており、中空の中央部分は、負極材料が内部に配置されるような中央のコア部分を形成する。セパレータが負極と正極との間に設けられている。ハウジングは、好ましくは肉厚が0.30〜0.45mmの範囲内となっているような鋼鉄製のものとすることができる。
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【課題】負極ゲルの活物質に水銀無添加の亜鉛を主成分とする合金を用いた筒形アルカリ電池の耐漏液性とくに過放電状態での耐漏液性を向上させる。
【解決手段】負極ゲル18の活物質に水銀無添加の亜鉛を主成分とする合金を用い、その負極集電子25として銅または銅を主成分とする合金を用いる筒形アルカリ電池10ににあって、上記負極集電子25の表面にSnを無電解メッキするとともに、その無電解メッキ(251)の厚さを0.05〜0.095μmとする。 (もっと読む)


少なくとも第2のアノード又はカソードを付加し、電極の最大有効厚さを低減し、1つ又はそれ以上の電極内の活物質密度を高めることにより、低速及び低出力での容量を犠牲にせずに、高速及び高出力での向上した放電容量を有するアルカリ・バッテリ電池を提供する。
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