説明

ごみ収集カレンダー作成装置、ごみ収集カレンダー作成ソフトウエア、ごみ収集カレンダー情報作成システム及び情報端末装置

【課題】地域毎のごみ収集カレンダーの作成を簡単に行うことができるごみ収集カレンダー作成装置、ごみ収集カレンダー作成ソフトウエア、ごみ収集カレンダー情報作成システム及び情報端末装置を提供すること。
【解決手段】ごみ種別、地域、地域のグループの登録を行った後、登録済みの地域、グループの中から任意の地域、グループをユーザに選択させ、その地域、グループのごみ種別ごとのごみ収集日を、月の週、曜日、日単位でユーザに指定させ、その指定内容を記憶部4のデータ9に登録する。ごみ収集カレンダーを作成するときは、年月、地域名、グループ名などがユーザにより指定され、その指定された条件に従って記憶部4のデータ9の登録データを用いて、その地域、グループのごみ収集カレンダーが作成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばインターネットを介して閲覧が可能なごみ収集カレンダーを作成するためのごみ収集カレンダー作成装置及びごみ収集カレンダー作成ソフトウエアに関するものである。
【0002】
また、本発明はごみ収集カレンダー情報作成システム及び情報端末装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
最近、ごみの分別化が進み、分別ごみの収集日が曜日や日によってかなり異なるようになってきている。以前は、単純に例えば毎週木曜日は粗大ごみであったものが、第2週や第4週の水曜日がペットボトル、月のうち17日だけが燃やさないごみの収集日であったりするようになってきている。このため、ごみ収集カレンダーなるものが必要になりつつある。
【0004】
非特許文献1には、分別ごみの日カレンダーを作成するためのソフトウエアが開示されている。このソフトウエアは、HTML形式の画面上で収集日や分別の種類等を指定することで、分別ごみの日カレンダーを作成するものである。
【非特許文献1】http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/031203/n0312035.html
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、自治体側から例えばインターネットを介してこのようなカレンダーを提供するようなシステムを構築しようとした場合、地域毎にごみ収集のスケジュールが異なるので、地域毎にこのようなカレンダーを作成する必要があり、非常に手間がかかるという課題がある。
【0006】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、地域毎のごみ収集カレンダーの作成を簡単に行うことができるごみ収集カレンダー作成装置、ごみ収集カレンダー作成ソフトウエア、ごみ収集カレンダー情報作成システム及び情報端末装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため、本発明に係るごみ収集カレンダー作成装置は、ごみ種別及びごみ収集地域を登録する手段と、前記登録されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日の各項目を選択可能に表示する手段と、前記表示された各項目からごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日を選択する手段と、前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日を表示すると共に、前記登録されたごみ収集地域を選択可能に表示する手段と、前記表示されたごみ収集地域から所望のごみ収集地域を選択する手段と、前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週、曜日及びごみ収集地域に基づき、ごみ収集カレンダーを作成する手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
本発明では、ごみ種別ばかりでなく、ごみ収集地域についても予め登録しておき、作成されたごみ収集カレンダーに対して、登録済みのごみ収集地域を表示し、その中からごみ収集地域を選択させて最終的なごみ収集カレンダーを完成させるようにしているので、地域毎のごみ収集カレンダーの作成を簡単に行うことができる。
【0009】
本発明の一の形態よれば、上記のごみ収集カレンダー作成装置であって、複数の前記ごみ収集地域からなる1つのグループを作成する手段を有し、前記作成されたグループを前記ごみ収集地域と同様に扱うことを可能にしたことを特徴とする。
【0010】
ごみ収集のスケジュールは、特に隣接するような地域では同一になることが多い。そこで、本発明では、複数のごみ収集地域からなる1つのグループをごみ収集地域と同様に扱うことを可能にしている。よって、本発明では地域毎のごみ収集カレンダーの作成を更に簡単に行うことができる。
【0011】
本発明の一の形態によれば、上記のごみ収集カレンダー作成装置であって、前記作成されたごみ収集カレンダーに対して日単位でごみ種別及びごみ収集地域の新規入力又は編集を可能としたことを特徴とする。
【0012】
これにより、地域毎のカスタマイズが可能である。特に、上記のようにグループ単位でまとめて複数の地域のカレンダーを作成しておき、そこから地域毎にカスタマイズすることで、類似する複数の地域のカレンダーを比較的簡単に作成することができる。
【0013】
本発明の一の形態によれば、作成された各地域のごみ収集カレンダーのごみ収集日の割り当てが、ごみ収集能力の観点から妥当性であるか否かを検証する手段を具備することを特徴とする。
【0014】
これにより、ごみ収集計画の修正や最適化を検討することが可能となる。
【0015】
本発明の別の観点に係るごみ収集カレンダー作成ソフトウエアは、コンピュータシステムに対して、ごみ種別及びごみ収集地域の入力があったときにこれらを登録させ、前記登録されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日の各項目を選択可能に表示させ、前記表示された各項目からごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日が選択されたときに、前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日を表示すると共に、前記登録されたごみ収集地域を選択可能に表示させ、前記表示されたゴミ収集地域から所望のごみ収集地域が選択されたときに、前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週、曜日及びごみ収集地域に基づき、ごみ収集カレンダーを作成させることを特徴とする。
【0016】
本発明の一の形態によれば、前記コンピュータシステムに対して、複数の前記ごみ収集地域からなる1つのグループを作成させ、前記作成されたグループを前記ごみ収集地域と同様に扱うことを可能にしたことを特徴とする。また、別の形態によれば、前記コンピュータシステムに対して、前記作成されたゴミ収集カレンダーに対して日単位でごみ種別及びごみ収集地域の新規入力又は編集を可能としたことを特徴とする。
【0017】
本発明の他の観点に係るごみ収集カレンダー情報作成システムは、ごみ収集カレンダー情報を作成するためにサーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークを介して接続された情報端末装置とを備えたごみ収集カレンダー情報作成システムにおいて、前記サーバ装置は、前記情報端末装置から送信された前記ごみ収集カレンダー作成用のごみ種別情報及びごみ収集地域情報を受信する受信手段と、予め前記ごみ収集カレンダー作成用の基礎情報を記憶すると共に、前記受信された前記ごみ種別情報及びごみ収集地域情報を記憶する記憶手段と、前記記憶された前記基礎情報及び前記ごみ種別情報に基づき、前記ごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能な第1の編集情報に編集する編集手段と、前記第1の編集情報を、前記情報端末装置に送信する送信手段と、前記第1の編集情報の内の、前記情報端末装置により送信された第1の選択情報を受信する受信手段と、前記第1の選択情報と、前記記憶されたごみ収集地域情報を前記編集手段により前記第1の選択情報に対応付けて選択可能とされた第2の編集情報とを前記情報端末装置に送信する送信手段と、前記第2の編集情報の内の、前記第1の選択情報に対応付けて前記情報端末装置により送信された第2の選択情報を受信する受信手段と、前記受信された前記第2の選択情報を前記第1の選択情報に対応付けて記憶する記憶手段とを有し、前記情報端末装置は、前記サーバ装置へ前記ごみ種別情報及びごみ収集地域情報を送信する送信手段と、前記サーバ装置から送信された前記第1の編集情報を受信する受信手段と、前記受信された前記第1の編集情報を出力する出力手段と、前記第1の選択情報を前記サーバ装置へ送信する送信手段と、前記サーバ装置から送信された前記第1の選択情報と、前記第2の編集情報とを受信する受信手段と、前記受信した第1の選択情報と、前記第2の編集情報とを出力する出力手段と、前記第2の選択情報を前記第1の選択情報に対応付けて前記サーバ装置へ送信する送信手段とを有すること特徴とする。
【0018】
ここで、「ごみ収集カレンダー情報」とは、ごみ収集カレンダーを作成するための情報を含み、「情報端末装置」とは、パーソナルコンピュータ等であり、例えば当該ごみ収集カレンダー情報を作成するためにサーバ装置にネットワークを介して接続された管理者端末をいう。また、「基礎情報」とは、例えばごみ収集カレンダー作成用の各種画面やごみ収集カレンダーのテンプレート等を含み、「第1の編集情報」とは、例えば週選択チェックボックスや曜日選択チェックボックス等をいう。更に「第1の選択情報」とは、例えば上述した週選択チェックボックスや曜日選択チェックボックスにチェックが入れられた情報等をいい、「第2の編集情報」とは、例えば入力されたごみ種別、ごみ収集カレンダーの開始日から終了日までの年月日、月の週、曜日等の情報と共にディスプレー画面に表示される地区名を選択するための地区選択ボックス等をいう。また、「第2の選択情報」とは、上述の地区選択ボックスにより選択された地区名等や選択結果を示す選択地区名リストボックスに表示される地区名等をいう。
【0019】
本発明では、サーバ装置に基礎情報やごみ種別情報、ごみ収集地域情報等を記憶させ、当該サーバ装置にネットワークを介して情報端末装置を接続することとしたので、情報端末装置自体は、膨大なデータ等を記憶しておく必要がなくなる。
【0020】
また、ごみ種別情報と収集可能な月の週情報及曜日情報との各情報を夫々対応付けて選択可能とした第1の編集情報の内で、情報端末装置により送信された情報を第1の選択情報として、その第1の選択情報に対応付けて第2の選択情報をサーバ装置に記憶させることとした。従って、選択されたごみ種別情報、収集可能な月の週情報及曜日情報及びごみ収集地域情報が夫々別々のデータとしてサーバ装置の記憶部に格納されていても、例えば所定のごみ収集地域情報を入力すれば、容易に対応付けられたごみ種別情報等の情報を得ることができる。
【0021】
本発明の一の形態によれば、前記サーバ装置に前記ネットワークを介して接続された前記情報端末装置と異なる他の情報端末装置を更に備え、前記サーバ装置は、前記ごみ収集カレンダー情報を前記他の情報端末装置の要求に応じ、前記第1及び第2の選択情報に基づき年表示、月表示及び週表示の少なくともいずれかの前記ごみ収集カレンダー情報として編集する編集手段と、その年表示、月表示及び週表示の少なくともいずれかの前記ごみ収集カレンダー情報を前記他の情報端末装置に送信する送信手段とを更に有することを特徴とする。ここで「他の情報端末装置」とは、例えばごみ収集カレンダー画面情報を利用する利用者端末をいう。また、「編集する」とは、例えばサーバ装置のCPUが記憶部に格納されたWebアプリケーションサーバプログラムにごみ種別名称データ、地区名称データ、ごみ収集日(年月の週・曜日)データ等の中から、利用者端末である他の情報端末装置により送信された表示地区選択情報及び例えば年表示、月表示及び週表示のいずれかの表示形式選択情報に対応するデータを読み出させる。そして、サーバ装置のCPUが、夫々の情報の対応付けにより、他の情報端末装置(例えば利用者端末)に選択された地区の選択された例えば年表示、月表示及び週表示のいずれかのごみ収集カレンダー画面情報をWebアプリケーションサーバプログラムに合成させることをいう。
【0022】
これにより、他の情報端末装置(例えば利用者端末)は、ごみ収集カレンダーを年間表示、月表示及び週表示のいずれの表示形式の選択情報もサーバ装置に送信し、当該サーバ装置から選択された表示形式のごみ収集カレンダー画面情報を受信できる。従って、他の情報端末装置(例えば利用者端末)から利用者は、月表示のごみ収集カレンダーのみならず、年間表示のごみ収集カレンダーを出力することができ、先のスケジュール等を立てやすくなるなどの利便性が増加する。また、週表示ごみ収集カレンダーも出力させることができるので、例えば月表示のごみ収集カレンダーでは、とっさに今日がどの週か判らないときも曜日から簡単に今日出すごみ種別を判断できる。例えばお年寄りにも判りやすいごみ収集カレンダーとすることができる。
【0023】
更に年間表示、月表示及び週表示のごみ収集カレンダー情報を基となる収集可能な月の週情報及び曜日情報から合成でき、年間表示、月表示及び週表示の個別のデータをサーバ装置の記憶部に格納しないようにできる。これにより効率的にごみ収集カレンダー情報を作成できる。
【0024】
本発明の他の観点に係る情報端末装置は、ごみ収集カレンダー情報を作成するためにサーバ装置とネットワークを介して接続された情報端末装置において、前記ごみ収集カレンダー作成用のごみ種別情報及びごみ収集地域情報を前記サーバ装置に記憶させるために前記サーバ装置へ送信する送信手段と、前記サーバ装置に予め記憶された前記ごみ収集カレンダー作成用の基礎情報及び前記ごみ種別情報に基づき、前記サーバ装置によって前記ごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能に編集された第1の編集情報を、前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記受信された前記第1の編集情報を出力する出力手段とを具備し、前記送信手段は、前記第1の編集情報の内の第1の選択情報を前記サーバ装置へ送信し、前記受信手段は、前記第1の選択情報と、前記サーバ装置によって前記ごみ収集地域情報を前記第1の選択情報に対応付けて選択可能に編集された第2の編集情報とを前記サーバ装置から受信し、前記出力手段は、前記受信した第1の選択情報と前記第2の編集情報とを出力し、前記送信手段は、前記出力された前記第1の選択情報と、前記第2の編集情報の内の第2の選択情報とを前記第1の選択情報に対応付けて前記サーバ装置に記憶させるために前記サーバ装置へ送信することを特徴とする。
【0025】
本発明では、サーバ装置によってごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能な第1の編集情報とし、当該第1の編集情報を情報端末装置に出力させることとした。従って、例えば管理者端末のディスプレー画面に第1の編集情報を表示させてその画面上で選択して、夫々関連付けられた第1の選択情報をネットワークによりサーバ装置へ送信することができる。
【0026】
また、その第1の選択情報に対応付けて第2の選択情報をサーバ装置に記憶させるために当該サーバ装置に送信することとした。従って、選択されたごみ種別情報、収集可能な月の週情報及曜日情報及びごみ収集地域情報が夫々別々のデータとしてサーバ装置の記憶部に格納されていても、例えば所定のごみ収集地域情報を入力すれば、容易に対応付けられたごみ種別情報等の情報を得ることができる。
【0027】
本発明の一の形態によれば、前記ごみ収集地域情報は、複数のごみ収集地域情報をグループ化したものであることを特徴とする。これにより、例えば同日に同種のごみ種を収集する複数のごみ収集地域情報を一つのグループにまとめて、ごみ収集カレンダー情報作成の作業効率を向上させることができる。
【0028】
本発明の一の形態によれば、前記受信手段は、前記サーバ装置に記憶された前記第1及び第2の選択情報のごみ種別情報及びごみ収集地域情報を、前記サーバ装置によって日単位で新規入力、または変更可能なように編集され送信された第3の編集情報を受信し、前記出力手段は、前記受信した第3の編集情報を出力し、前記送信手段は、前記第3の編集情報により新規入力、または変更する情報を前記サーバ装置に記憶させるために前記サーバ装置に送信することを特徴とする。ここで、「第3の編集情報」とは、例えば日単位登録画面に出現するごみ出しカレンダー入力画面中のごみ種別選択ボックス等の情報をいい、「新規入力、または変更する情報」とは、例えば上述のごみ種別選択ボックスに入れられたチェック情報等をいうものとする。これにより、細かい日単位でごみ種別情報やごみ収集地域情報の新規登録、変更が可能となり、より地域密着型のごみ収集カレンダーとすることが容易にできるようになる。
【0029】
本発明の一の形態によれば、前記受信手段は、前記サーバ装置に予め記憶された前記ごみ収集地域ごとの一日の前記ごみ種別の各平均ごみ収集量に基づいて、前記サーバ装置に記憶された前記第1及び第2の選択情報により算出される、同じごみ種が同じ日に収集されることとなる全ごみ収集地域の合計ごみ収集量が、そのごみ種を一日に収集できるごみ収集量より大きいか否かの判断情報を前記サーバ装置から受信し、前記出力手段は、前記判断情報を出力するものであることを特徴とする。ここで、「各平均ごみ収集量」とは、例えば燃やさないごみについて、過去の実績から統計的に求められた各地域の平均的ごみ収集量であり、「合計ごみ収集量」とは、例えば燃やさないごみについて収集すべき全ての地域での合計ごみ収集量である。これにより、ごみ収集計画の修正や最適化を検討することが可能となる。
【0030】
本発明の一の形態によれば、前記基礎情報は、地理情報システムの地図情報を有し、前記ごみ収集地域情報は、そのごみ収集地域の少なくとも一部のごみが集められるごみステーションの情報を前記地図情報の地図の所定の位置に対応付けた情報であることを特徴とする。ここで、「地理情報システム」とはデジタルデータ化した地図上に、道路や地域名等の情報を蓄積し、これらの情報を管理するシステムであり、一般にGIS(Geographical Information Systems)といわれている。また、「地図情報」とは例えば道路や地域名等の情報をいい、「対応付けた情報」とは、例えば地図情報の上に位置をキーとしてごみステーションが形成されたレイヤーを設け、それらのレイヤーが組み合わされた情報等をいう。例えば地図上のレイヤーの所定の位置に黒丸でごみステーションが設けられ、組み合わされた情報等をいう。勿論識別できればいいので黒丸に限られるものではない。
【0031】
これにより、例えばごみ収集地域情報をディスプレー画面上に出力すれば、地図上の道路情報等から容易に所望のごみステーションを探し出すことができ、ごみ収集カレンダー情報の作成のみならず、利用者の便宜もより向上する。
【0032】
また、行政地域名称では特定できない細かいごみ収集地域情報等も地図上で容易に特定が可能であり、ごみ収集カレンダーの実用性が向上する。更にGISを利用して様様な情報をごみ収集地域情報に組み合わせることができ、ごみ収集カレンダーの機能をより向上できる。
【0033】
本発明の一の形態によれば、前記ごみステーションの情報は、前記ごみステーションごとの個別情報を有することを特徴とする。これにより、ごみ収集カレンダー情報を作成するためだけでなく、例えばごみ収集時に役に立つ情報をごみ収集地域情報に含ませることができ、その機能性が増す。例えば収集の順番やごみステーションが特別な場所にあるとか、更にはカラスよけのネットが設けてある等である。
【0034】
本発明の一の形態によれば、前記個別情報は、前記ごみステーションの利用者情報を有することを特徴とする。これにより、更にごみ収集カレンダー情報の作製を容易にすることができる他、当該情報の機能性をも向上できる。例えば利用者情報として利用者の人数や年齢等の情報をごみステーション情報に含ませれば、そのごみステーションのおおよそのごみ収集量が判断でき、ごみ収集ルートの検討の効率化やごみ収集カレンダー情報の正確性及び最適性をより向上できる。
【0035】
本発明の一の形態によれば、前記基礎情報は、地理情報システムの地図情報を有し、前記ごみ収集地域情報は、所定の領域をもつ収集地域の情報を前記地図情報の地図の所定の位置に対応付けた情報であることを特徴とする。ここで、「対応付けた情報」とは、例えば地図情報の上に位置をキーとして収集地域が形成されたレイヤーを設け、それらのレイヤーが組み合わされた情報等をいう。これにより、例えばごみ収集地域情報をディスプレー画面上に出力すれば、地図上の道路情報等から容易に所望の収集地域を探し出すことができ、ごみ収集カレンダー情報の作成のみならず、利用者の便宜もより向上する。また、行政地域名称では特定できない細かいごみ収集地域情報等も地図上で容易に特定が可能であり、ごみ収集カレンダーの実用性が向上する。
【0036】
本発明の一の形態によれば、前記収集地域の情報は、前記収集地域ごとの個別情報を有することを特徴とする。これにより、ごみ収集カレンダー情報を高機能化することができる。
【発明の効果】
【0037】
本発明によれば、地域毎のごみ収集カレンダーの作成を簡単に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0039】
図1は本発明の一実施形態に係るごみ収集カレンダー作成システムの構成を示す図である。
【0040】
図1に示すように、このごみ収集カレンダー作成システムは、ごみ収集カレンダーを作成するためのWebアプリケーションによるサービスを提供するサーバ1と、サーバ1が提供するサービスをインターネットなどのネットワーク6を通じて管理する管理者端末10と、サーバ1のサービスをインターネットなどのネットワーク6を通じて利用する利用者端末20とで構成される。
【0041】
サーバ1は、基本的なコンピュータのハードウェア構成を備え、具体的には、CPU(Central Processing Unit)2、メインメモリであるメモリ3、各種プログラムやデータを記憶する記憶部4、ネットワーク6との接続を処理する通信部5を有する。記憶部4は、具体的にはハードディスクドライブなどの読み書き自在な記憶装置であり、たとえば、このサーバ1をWebサーバとして機能させるためのWebサーバプログラム7、ごみ収集カレンダー作成用のアプリケーションを提供するWebアプリケーションサーバプログラム8、ごみ収集カレンダー作成用の各種画面、ごみ収集カレンダーのテンプレート、さらには、管理者端末10より登録されたごみ種別やごみ収集地域などの各種データ9などを格納する。
【0042】
管理者端末10は、たとえばパーソナルコンピュータなどであり、CPU11、メインメモリであるメモリ12、各種プログラムやデータを記憶する記憶部13、ネットワーク6との接続を処理する通信部14、表示部15、キーボードやマウスなどの入力部16などを備えている。記憶部13には、サーバ1が提供するごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションをインターネットなどのネットワーク6を通じて管理するためのツールとしてWebブラウザ17などのプログラムが格納されている。
【0043】
一方、利用者端末20は、たとえばパーソナルコンピュータなどであり、CPU21、メインメモリであるメモリ22、各種プログラムやデータを記憶する記憶部23、ネットワーク6との接続を処理する通信部24、表示部25、キーボードやマウスなどの入力部26などを備えている。記憶部23には、サーバ1が提供するごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションをインターネットなどのネットワーク6を通じて利用するWebブラウザ27などが格納されている。
【0044】
次に、ごみ収集カレンダーを作成する動作を説明する。
【0045】
図2は、かかるごみ収集カレンダーが作成されるまでの手順を示すフローチャートである。
【0046】
基本的な作成手順としては、管理者端末10のWebブラウザ17上で、管理者は、まず、ごみ種別の登録を行い(ステップ201)、続いて地域の登録(ステップ202)、地域のグループの登録(ステップ203)を順番に行う。さらに、カレンダー用祝日の登録を行った後(ステップ204)、地域ごともしくは地域のグループごとに、ごみ種別ごとのごみ収集日の登録を行う(ステップ205)。これにより、サーバ1の記憶部4に、各地域もしくは各グループのごみ収集カレンダーの作成に必要な図示しないデータ28の登録が完了となる。
【0047】
その後、利用者端末20のWebブラウザ27上で、利用者は年月、地域名(またはグループ名)を指定することで、サーバ1により記憶部4の登録データ28を用いて、その地域もしくはグループのごみ収集カレンダーのデータが作成される(ステップ206)。
【0048】
次に、上記の手順を具体的に説明する。
まず、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、管理者端末10のWebブラウザ17を通じて、管理者端末10の表示部15に初期画面としてごみ出しナビゲータを表示させる。
【0049】
図3は、ごみ出しナビゲータの画面30の例を示す図である。ごみ出しナビゲータ画面30は、何のデータの登録を行うかを管理者に選択させるための画面で、選択項目として、ごみ種別マスター登録31、地域登録32、グループ登録33、カレンダー用祝日登録34、ごみ収集カレンダー登録35などがある。
【0050】
ごみ出しナビゲータ画面30において、管理者によりごみ種別マスター登録31が選択されると、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、Webブラウザ17を通じて、ごみ種別マスター登録画面を管理者端末10の表示部15に表示させる。
【0051】
図4はごみ種別マスター登録画面40の例を示している。ごみ種別マスター登録画面40には、登録済みのごみ種別の一覧41が表示され、この一覧41にはごみ種別ごとの変更ボタン42と削除ボタン43が設けられている。さらに、ごみ種別マスター登録画面40には、ごみ種別の新規登録を行うための新規登録ボタン44が設けられている。
【0052】
ごみ種別マスター登録画面40において新規登録ボタン44が管理者により操作されると、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、Webブラウザ17を通じて、ごみ種別マスター新規登録画面を管理者端末10の表示部15に表示させ、ごみ種別マスターの登録処理を次のようにして行う。
【0053】
図5はごみ種別マスター新規登録画面50の例を示している。ごみ種別マスター新規登録画面50には、入力フォームとして、ごみ種名称のテキストを入力するためのごみ種名称入力ボックス51、ごみ種名称のテキストの色を選択するためのテキストカラー選択ボックス52、およびごみ種名称に関するコメントを入力するためのコメント入力ボックス53とが設けられている。テキストカラー選択ボックス52の色は初期値として黒が設定されている。ボタンとしては、上記の入力フォームへの入力内容を登録するための登録ボタン54、入力フォームを初期化するためのリセットボタン55、前ページの画面に戻るための戻りボタン56が設けられている。
【0054】
このごみ種別マスター新規登録の入力フォームへ、管理者は少なくとも新規登録したいごみ種名称とテキストの色を入力した後、登録ボタン54を操作すると、図6に示すような新規登録内容の確認画面60が表示され、この確認画面60で再度登録ボタン61を操作することで、新規登録内容であるごみ種名称、テキストの色およびコメントがサーバ1の記憶部4にデータ9として登録される。登録完了後、図7に示すような新規登録終了画面70が表示され、この新規登録終了画面70でトップに戻るのボタン71を操作することで、図3に示したごみ出しナビゲータ画面30に戻る。
【0055】
また、図4に示したごみ種別マスター登録画面40において、ごみ種別一覧41にある、いずれかのごみ種別の変更ボタン42が管理者により操作されると、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションはWebブラウザ17を通じて、記憶部4の登録データ9を基に、ごみ種別マスター更新画面のデータを作成して管理者端末10の表示部15に表示する。
【0056】
図8はごみ種別マスター更新画面80の例を示している。ごみ種別マスター更新画面80には、更新が指定されたごみ種別についての登録済みの内容が、ごみ種名称入力ボックス81、テキストカラー選択ボックス82、コメント入力ボックス83にそれぞれ挿入された状態で表示される。
【0057】
この更新用の入力フォームに管理者により更新したい情報が入力され、変更ボタン84が操作されると、更新内容の確認画面が表示され、この確認画面で再度更新ボタンが管理者によって操作されると、その更新内容でサーバ1の記憶部4の登録データ9が更新される。
【0058】
また、ごみ種別マスター更新画面80には、ボタンとして、上記の変更ボタン84のほか、ごみ種別マスター更新画面80に表示されたごみ種別を削除するための削除ボタン85、入力フォームを初期化するためのリセットボタン86、前ページの画面に戻るための戻りボタン87が設けられている。
【0059】
ごみ種別マスター更新画面80の削除ボタン85が管理者により操作されることで、ごみ種別マスター更新画面80に表示されたごみ種別を削除することができる。また、図4のごみ種別マスター登録画面40の削除ボタン43を操作することによってもごみ種別を削除することが可能である。
【0060】
次に、図3のごみ出しナビゲータ画面30において地域登録32が選択され、次のようにして地域の登録が行われる。
【0061】
地域登録32が選択されると、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションはWebブラウザ17を通じて、サーバ1の記憶部4の登録データ9を基に地域登録画面のデータを作成して管理者端末10の表示部15に表示する。
【0062】
図9は地域登録画面90の例を示している。この地域登録画面90には登録済みの地域の一覧91が表示されている。一覧91の個々の地域のデータには、地域名称92と地域かな93とが含まれている。また、一覧91には、各々の地域ごとに変更ボタン94と削除ボタン95が設けられている。さらに、地域登録画面90には、地域の新規登録を行うための新規登録ボタン96が設けられている。
【0063】
この地域登録画面90において新規登録ボタン96が管理者により操作されると、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションはWebブラウザ17を通じて、地域新規登録画面のデータを作成して管理者端末10の表示部15に表示する。
【0064】
図10は地域新規登録画面100の例を示している。この地域新規登録画面100には、入力フォームとして、地域名称のテキストを入力するための地域名称入力ボックス101、地域かなのテキストを入力するための地域かな入力ボックス102が設けられている。ボタンとしては、上記の入力フォームへの入力内容を登録するための登録ボタン103、入力フォームを初期化するためのリセットボタン104、前ページの画面に戻るための戻りボタン105が設けられている。
【0065】
この地域新規登録画面100の入力フォームへ、管理者により地域名称および地域かなが入力された後、登録ボタン103が操作されることで、新規登録内容の確認画面が表示され、この確認画面で登録ボタンが操作されることで、新規登録内容である地域名称および地域かながサーバ1の記憶部4に登録される。登録完了後、新規登録終了画面が表示され、この新規登録終了画面でトップに戻るのボタンが操作されると、図3に示したごみ出しナビゲータ画面30に戻る。
【0066】
また、図9に示した地域登録画面90において、登録済みの地域の一覧91にある、いずれかの地域の変更ボタン94が管理者により操作されると、サーバ1の記憶部4の登録データ9を基に地域更新画面のデータが作成されて、管理者端末10の表示部15に表示される。
【0067】
図11は地域更新画面110の例を示している。この地域更新画面110には、更新が指定された地域に関する登録済みの内容が、地域名称入力ボックス111、地域かな入力ボックス112にそれぞれ挿入された状態で表示される。管理者は、これら地域名称入力ボックス111、地域かな入力ボックス112に更新内容を入力し、変更ボタン113を操作すると、更新内容の確認画面が表示され、この確認画面で更新ボタンを操作することで、地域名称入力ボックス111および地域かな入力ボックス112にそれぞれ入力された内容で、サーバ1の記憶部4の登録データ9が更新される。
【0068】
また、地域更新画面110には、ボタンとして、上記の変更ボタン113のほか、地域更新画面に表示された地域エントリを削除するための削除ボタン114、入力フォームを初期化するためのリセットボタン115、前ページの画面に戻るための戻りボタン116が設けられている。
【0069】
この地域更新画面110の削除ボタン114を操作することで、地域更新画面110に表示された地域データをサーバ1の記憶部4から削除することができる。また、図9の地域登録画面90の削除ボタン95を操作することによっても、対応する地域データをサーバ1の記憶部4から削除することができる。
【0070】
次に、図3のごみ出しナビゲータ画面30においてグループ登録33が選択され、次のようにしてグループの登録処理が行われる。
【0071】
グループ登録33が選択されると、サーバ1の記憶部4の登録データ9を基に、グループ登録画面のデータが作成されて、管理者端末10の表示部15に表示される。
【0072】
図12はグループ登録画面120の例を示している。このグループ登録画面120には、登録済みのグループの一覧121と、グループの新規登録を行うための新規登録ボタン122などが設けられている。また、グループの一覧121には、各々の登録済みのグループごとに変更ボタン123と削除ボタン124が設けられている。
【0073】
このグループ登録画面120において新規登録ボタン122が管理者により操作されると、グループ新規登録画面のデータが作成され、管理者端末10の表示部15に表示される。
【0074】
図13はグループ新規登録画面130の例を示している。このグループ新規登録画面130には、入力フォームとして、グループ名称のテキストを入力するためのグループ名称入力ボックス131と、記憶部4に登録されているすべての地域ごとのチェックボックス132が設けられている。ボタンとしては、上記の入力フォームへの入力内容を登録するための登録ボタン133、入力フォームを初期化するためのリセットボタン134、前ページの画面に戻るための戻りボタン135が設けられている。
【0075】
このグループ新規登録画面130で、管理者によりグループ名称入力ボックス131に新規登録したいグループ名称が入力され、このグループに入れたい地域のチェックボックス132にチェックが入れられた後、登録ボタン133が操作されることで、グループ新規登録内容の確認画面が表示され、この確認画面で再度登録ボタンを操作することで、入力されたグループ名称と、このグループに属する地域がサーバ1の記憶部4に登録される。登録完了後、新規登録終了画面が表示される。この新規登録終了画面でトップに戻るのボタンが操作されると、図3に示したごみ出しナビゲータ画面30に戻る。
【0076】
また、図12に示したグループ登録画面120のグループの一覧121にある、いずれかのグループの変更ボタン123が管理者により操作されると、図13に示したグループ新規登録画面と同様のグループ更新画面が表示部15に表示される。管理者がこのグループ更新画面でグループ名称、グループに属する地域などの更新内容を入力した後、変更ボタンを操作すると、グループ更新内容確認画面が表示され、このグループ更新内容確認画面の更新ボタンを操作すれば、サーバ1の記憶部4の登録データ9を更新することができる。
【0077】
さらに、図12に示したグループ登録画面120のグループの一覧121にある、いずれかのグループの削除ボタン124が管理者により操作されることで、グループ削除確認画面が表示され、このグループ削除確認画面の削除ボタンが操作されることで、サーバ1の記憶部4の指定グループのデータが削除される。
【0078】
次に、図3のごみ出しナビゲータ画面30においてカレンダー用祝日登録34が選択され、次のようにしてカレンダー用祝日の登録処理が行われる。なお、このカレンダー用祝日の登録処理は、必ずしもこのタイミングで行う必要はなく、ごみ種別マスター登録の前や、後述するごみ収集日の登録後に行ってもよい。
【0079】
カレンダー用祝日登録34が選択されると、サーバ1の記憶部4の登録データ9を基に、カレンダー用祝日登録画面のデータが作成されて管理者端末10の表示部15に表示される。
【0080】
図14はカレンダー用祝日登録画面140の例を示している。このカレンダー用祝日登録画面140には、登録済みのカレンダー用祝日の一覧141と、カレンダー用祝日の新規登録を行うための新規登録ボタン142などが設けられている。カレンダー用祝日の一覧141には、登録済みのカレンダー用祝日データとして、日付、祝日名の一覧が表示され、各々のカレンダー用祝日ごとに変更ボタン143と削除ボタン144が設けられている。
【0081】
このカレンダー用祝日登録画面140において、管理者により新規登録ボタン142が操作されると、カレンダー用祝日新規登録画面のデータが作成され、管理者端末10の表示部15に表示される。
【0082】
図15はカレンダー用祝日新規登録画面150の例を示している。このカレンダー用祝日新規登録画面150には、入力フォームとして、日付を入力するための日付入力ボックス151と、祝日名を入力するための祝日名ボックス152が設けられている。ボタンとしては、上記の入力フォームへの入力内容を登録するための登録ボタン153、入力フォームを初期化するためのリセットボタン154、前ページの画面に戻るための戻りボタン155が設けられている。
【0083】
このカレンダー用祝日新規登録画面150の入力フォームに、管理者により新規登録したい日付と祝日名が入力された後、登録ボタン153が操作されると、カレンダー用祝日新規登録内容の確認画面が表示され、この確認画面で再度登録ボタンが操作されることで、新規登録内容である日付と祝日名がサーバ1の記憶部4に新規登録される。登録完了後、新規登録終了画面が表示され、この新規登録終了画面でトップに戻るのボタンが操作されることで、図3に示したごみ出しナビゲータ画面30に戻る。
【0084】
また、図14に示したカレンダー用祝日登録画面140において、カレンダー用祝日の一覧141にある、いずれかのカレンダー用祝日の変更ボタン143が管理者により操作されると、図15に示したカレンダー用祝日新規登録画面と同様のカレンダー用祝日更新画面が管理者端末10の表示部15に表示され、このカレンダー用祝日更新画面で日付と祝日名などの更新内容が入力された後、変更ボタンが操作されることで、更新内容確認画面が表示される。この更新内容確認画面の更新ボタンが操作されることで、サーバ1の記憶部4のカレンダー用祝日データの更新が行われる。
【0085】
さらに、図14に示したカレンダー用祝日登録画面140において、カレンダー用祝日の一覧141にある、いずれかのカレンダー用祝日の削除ボタン144が管理者により操作されることで、削除内容確認画面が表示され、この削除内容確認画面の削除ボタンが操作されることで、サーバ1の記憶部4の指定カレンダー用祝日のデータが削除される。
【0086】
次に、図3のごみ出しナビゲータ画面30においてごみ収集カレンダー登録35が選択され、次のようにして、ごみ種別ごとのごみ収集日の登録処理が行われる。
【0087】
ごみ収集カレンダー登録35が選択されると、ごみ種別ごとの収集日の登録・削除を行うためのごみ収集カレンダー登録画面が管理者端末10の表示部15に表示される。
【0088】
図16は、ごみ収集カレンダー登録画面160の例を示している。ごみ収集カレンダー登録画面160には、選択項目として、ごみ収集日の週単位登録画面161、ごみ収集日の週単位削除画面162、ごみ収集日の日単位登録・削除画面163、ごみ収集日の週単位確認画面164などが設けられている。また、ごみ収集カレンダー登録画面にはごみ出しナビゲーターに戻るためのボタン165も設けられている。
【0089】
ごみ収集カレンダー登録画面160でごみ収集日の週単位登録画面161が管理者によって選択されると、管理者端末10の表示部15にごみ収集日の週単位登録画面が表示される。
【0090】
図17はごみ収集日の週単位登録画面170の例を示している。ごみ収集日の週単位登録画面170には、入力フォームとして、ごみ種別を入力するごみ種別入力ボックス171、ごみ収集カレンダーの開始日を入力する開始日入力ボックス172、ごみ収集カレンダーの終了日を入力する終了日入力ボックス173、ごみ収集カレンダーから除外する日の開始日を入力する除外開始日入力ボックス174、ごみ収集カレンダーから除外する日の終了日を入力する除外終了日入力ボックス175、月のなかの週を選択する週選択チェックボックス176、曜日を選択する曜日選択チェックボックス177を有している。また、ボタンとしては、地域選択画面を呼び出すための地域選択呼び出しボタン178と、入力フォームを初期化するリセットボタン179などが設けられている。
【0091】
上記のごみ収集日の週単位登録画面170の入力フォームへ管理者によって必要な情報が入力された後、地域選択呼び出しボタン178が操作されると、地域選択画面が管理者端末10の表示部15に表示される。
【0092】
図18は、図17のごみ収集日の週単位登録画面170から呼び出される地域選択画面180の例を示す図である。地域選択画面180には、週単位登録画面の入力フォームに入力されたごみ種別、ごみ収集カレンダーの開始日から終了日までの年月日、月の週、曜日などの情報が確認用に表示されるとともに、地区名を選択するための地区選択ボックス181、地区のグループ名を選択するためのグループ名選択ボックス182、地区選択ボックス181およびグループ名選択ボックス182での選択結果を表示するための選択地区名リストボックス183が設けられている。また、ボタンとしては、地区選択ボックス181およびグループ名選択ボックス182で選択された地区名およびグループ名を選択地区名リストボックス183へ移動させるための選択ボタン184と、選択地区名リストボックス183へ入力された地区名およびグループ名を削除する削除ボタン185と、ごみ収集カレンダー登録内容の確認画面を呼び出すための確認画面呼び出しボタン186と、週単位登録画面に戻るための戻りボタン187などが設けられている。
【0093】
この地域選択画面180において、管理者は、地区選択ボックス181およびグループ名選択ボックス182の中から所望の地区名およびグループ名を指定した後、選択ボタン184を操作することによって、地区選択ボックス181およびグループ名選択ボックス182の中で指定された地区名およびグループ名が選択地区名リストボックス183に入力されて表示される。この操作は、何回でも繰り返し行うことができ、選択地区名リストボックス183に所望の地区名およびグループ名をいくつでも入れることができる。この際、地区名のみ、あるいはグループ名のみを選択して選択地区名リストボックス183に入れることも可能である。
【0094】
選択地区名リストボックス183に不要な地区名およびグループ名がある場合には、その不要なオブジェクトを指定して、選択地区名リストボックス183の近傍に設けられた削除ボタン185を操作することで、その不要なオブジェクトが選択地区名リストボックス183から削除することができる。
【0095】
地域選択画面180において必要な地域名、グループ名の入力が完了した後、確認画面呼び出しボタン186が管理者によって操作されると、たとえば図19に示すような、ごみ収集日と地域の登録内容確認画面190が作成され、管理者端末10の表示部15に表示される。ごみ収集日と地域の登録内容確認画面190において登録ボタン191が操作されると、その確認したごみ収集日と地域がサーバ1の記憶部4に保存されるとともに、管理者端末10の表示部15に登録終了画面が表示され、この登録終了画面でトップに戻るのボタンを操作することで、図3に示したごみ出しナビゲータ画面30に戻る。
【0096】
また、図19に示した登録内容確認画面190には、修正ボタン192が設けられており、この修正ボタン192が管理者により操作されると、図18に示した地域選択画面180へ戻って地域名、グループ名を選択し直すことができる。
【0097】
図16に示したごみ収集カレンダー登録画面160でごみ収集日の週単位削除画面が管理者によって選択されると、図20に示すように、管理者端末10の表示部15に、図17のごみ収集日の週単位登録画面170と同様のごみ収集日の週単位削除画面200が表示される。
【0098】
ごみ収集日の週単位削除画面200の入力フォームへ管理者によって削除対象の情報が入力された後、地域選択呼び出しボタン208が操作されると、図21に示すように、管理者端末10の表示部15に図18の地域選択画面と同様の地域削除画面210が表示される。
【0099】
この地域削除画面210において、管理者は、地区選択ボックス211およびグループ名選択ボックス212の中から削除対象の地区名およびグループ名を指定した後、選択ボタン214を操作することによって、その地区名およびグループ名が選択地区名リストボックス213へ移動して表示される。この後、選択地区名リストボックス213内の地区名およびグループ名を選択して、選択地区名リストボックス213の近傍に設けられた削除ボタン215を操作することで、選択地区名リストボックス213から、選択された地区名およびグループ名が削除される。
【0100】
この後、確認画面呼び出しボタン216が管理者によって操作されると、たとえば図22に示すように、ごみ収集日の登録削除内容確認画面が管理者端末10の表示部15に表示される。この登録削除確認画面220において削除ボタン222が操作されると、その登録削除内容に従ってサーバ1の記憶部4から該当するデータが削除されるとともに、管理者端末10の表示部15に登録削除終了画面が表示される。この登録削除終了画面でトップに戻るのボタンが操作されることで、図3に示したごみ出しナビゲータ画面30に戻る。また、登録削除確認画面220において修正ボタン221が操作されると、図21の地域削除画面210に戻り、ここで削除対象の地域、グループを選択し直すことができる。
【0101】
図16に示したごみ収集カレンダー登録画面160で、ごみ収集日の日単位登録・削除画面163が管理者により選択されると、管理者端末10の表示部15にごみ収集日の日単位登録・削除画面が表示される。
【0102】
図23は、ごみ収集日の日単位登録・削除画面230の例を示している。ごみ収集日の日単位登録・削除画面230には、入力フォームとして、地区名を指定するための地区名指定ボックス231と、検索年月を指定するための検索年月指定ボックス232が設けられている。ボタンとしては、入力フォームに指定された条件で検索の実行を指示するための検索ボタン233と、入力フォームを初期化するためのリセットボタン234が設けられている。
【0103】
ごみ収集日の日単位登録・削除画面230で検索ボタン233が操作されると、入力フォームに指定された条件でサーバ1の記憶部4にこれまでに登録されているデータが検索され、検索データを基にごみ収集カレンダーのデータが作成される。すなわち、入力フォームで指定された年月に対応するカレンダーのデータと、入力フォームで指定された地区名に関連付けて登録されたごみ種別、ごみ収集日(月の週、曜日)のデータとをマージして、暫定的なごみ収集カレンダーのデータを作成する。なお、この暫定的なごみ収集カレンダーのデータにおいては、カレンダー用祝日の登録処理で登録された祝日が反映されており、ごみ収集日の週単位登録処理でごみ収集日として指定された日が祝日である場合には、自動的にその日はごみ収集日から外される。続いて、この暫定的なごみ収集カレンダーを含む、ごみ収集日の日単位登録画面のデータが作成され、管理者端末10の表示部15に表示される。
【0104】
図24は、ごみ収集日の日単位登録画面240の例を示している。ごみ収集日の日単位登録画面240には、ごみ収集カレンダー241と、日単位のデータの削除画面を呼び出すためのリンク242、日単位のデータの登録・変更画面を呼び出すためのリンク243、ごみ出しナビゲータ画面を呼び出すためのリンク244、他の年月を指定するための年月指定ボックス245、年月指定ボックス245に指定された年月の日単位登録画面に表示を切り替えるための表示切替ボタン246、別の地区名を指定するための地区名指定ボックス247、この地区名指定ボックス247で指定された別の地区名の日単位登録画面に表示を切り替えるための表示切替ボタン248などが設けられている。
【0105】
ごみ収集日の日単位登録画面240のごみ収集カレンダー241においては、文字の色やマークなどによって、ごみ収集日が割り当てられた日が識別できるようになっている。
【0106】
また、ごみ収集日の日単位登録画面240で、日単位のデータの登録・変更画面を呼び出すためのリンク243が管理者によって指定されると、図25に示すように、日単位登録画面240にごみ出しカレンダー入力画面250が出現する。ごみ出しカレンダー入力画面250には、指定された地区名251、年月日252、ごみ種別を選択するためのチェックボックス付きのごみ種別選択ボックス253が表示される。また、ごみ出しカレンダー入力画面250には、同カレンダー入力画面250へのごみ種別登録内容の確認画面を呼び出すための登録ボタン254と、カレンダー入力画面250を初期化するためのリセットボタン255が設けられている。
【0107】
このカレンダー入力画面250で、ごみ種別選択ボックス253内のいずれかのごみ種別のチェックボックスに管理者によってチェックが入れられた後、登録ボタン254が操作されると、ごみ収集日の日単位登録確認画面が表示され、この確認画面で再度登録ボタンが操作されることで、サーバ1の記憶部4に日単位のデータの登録または更新が行われる。
【0108】
また、ごみ収集日の日単位登録画面240で、日単位のデータの削除画面を呼び出すためのリンク242が管理者によって指定されると、図26に示すように、日単位登録画面に、削除確認用のごみ出しカレンダー入力画面260が現れる。この削除確認用のごみ出しカレンダー入力画面260には、地区名261、指定された年月日262、その年月日に割り当てられたごみ種別263が表示される。この削除確認用のごみ出しカレンダー入力画面260には削除ボタン264が設けられており、この削除ボタン264が管理者によって操作されると、サーバ1の記憶部4から該当する日単位のデータが削除される。
【0109】
以上のようにして、サーバ1の記憶部4に、ごみ種別、地域、グループ、カレンダー用祝日、ごみ収集日のデータが登録され、これらのデータを用いて、たとえば図27に示すようなごみ収集カレンダーのデータを作成することができる。
【0110】
ごみ収集カレンダーを出力する際には、利用者端末20から各々の利用者が年月と地区名とを指定して、ごみ収集カレンダーの出力を指示する。すなわち、利用者端末20の利用者は、Webブラウザ27を通じて、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションに対して年月選択画面および地区選択画面のダウンロードを要求し、これら年月選択画面および地区選択画面に対して、利用者が任意の年月および地区を選択して、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションに通知する。
【0111】
ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、これらの通知を受けると、サーバ1の記憶部4から、指定された年月に対応するカレンダーのテンプレートと、指定された地区名に関連付けて登録されているごみ種別、ごみ収集日などのデータを取得し、これらのデータをマージして、ごみ収集カレンダーのデータを作成し、Webブラウザ27を通じて利用者端末20の表示部25に表示する。
【0112】
このようにして、この実施形態によれば、地域ごとのごみ収集カレンダーを簡単に作成することができる。また、複数の地域をまとめたグループの単位でごみ収集カレンダーを作成できることで、より効率的に地域ごとのごみ収集カレンダーが得られる。
【0113】
次に、すべての地域のごみ収集日のデータ登録が完了したところで、作成された各地域のゴミ収集カレンダーのごみ収集日の割り当てが、ごみ収集能力たとえば全体的な運搬能力やごみ処理施設の能力などの観点から妥当性であるか否かを検証する方法について説明する。
【0114】
たとえば、燃やさないごみに着目すると、燃やさないごみの収集日が多くの地区で重なると、予想される全体の収集量が、ごみ収集能力の上限を超えてしまう可能性がある。このような場合には、全体の収集量が上限を超えない範囲に収まるように、各地域の燃やさないごみの収集日を分散するよう管理者に指示する。
【0115】
この機能の利用は、具体的には、図16に示したごみ収集カレンダー登録画面160に、収集量上限オーバーチェック画面を呼び出すためのボタン166を設けておき、このボタン166を操作することで開始される。このボタン166を操作すると、図28に示すように、チェック対象の日を入力するチェック日入力ボックス281と、ごみ種別を指定するごみ種別指定ボックス282と、チェック開始を指示する開始ボタン283と、入力フォームを初期化するリセットボタン284とを有する収集量上限オーバーチェック画面280が表示される。
【0116】
この収集量上限オーバーチェック画面280において、管理者がチェック日入力ボックス281にチェックしたいごみ収集日を入力するとともに、ごみ種別指定ボックス282にてごみ種別を指定後、開始ボタン283を操作すると、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、次のような検証動作を開始する。
【0117】
図29は、全地域のごみ収集日の割り当ての妥当性を検証する動作の手順を示すフローチャートである。
【0118】
まず、ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、記憶部4の登録データ28から該当する地域をすべて検索する(ステップ2901)。ここで該当する地域とは、収集量上限オーバーチェック画面280で指定されたチェック対象の日が、収集量上限オーバーチェック画面280で指定されたごみ種別の収集日として設定された地域である。
【0119】
サーバ1の記憶部4には、過去の実績から統計的に求めておいた、各地域のごみ種別ごとの平均的なごみ収集量がデータベースとして保存されている。ごみ収集カレンダー作成用のWebアプリケーションは、このデータベースから、検索された各々の地域ごとの指定のごみ種別に対応するごみ収集量を検索し(ステップ2902)、これらの合計を算出する(ステップ2903)。そして、この算出されたごみ収集量の合計値と、あらかじめ用意されたしきい値とを比較し(ステップ2904)、ごみ収集量の合計値が収集上限量であるしきい値を超えている場合には(ステップ2904のYES)、収集量上限オーバーであることをチェック結果確認画面を通して管理者に通知する(ステップ2905)。
【0120】
ここで、収集上限量の値(A)は、全体として保有する車両台数(M)、個々の車両の最大積載量(G)、車両一台の一日の収集回数(R)などから推定でき、たとえばA=M×G×Rなどで表すことができる。ここで、車両台数(M)、個々の車両の最大積載量(G)は一意に与えられる値であるが、車両一台の一日の収集回数(R)は、収集ステーション、処理施設などへの移動時間や、ごみの収集作業時間など、様々な要素によって変動する。そこで、この車両一台の一日の収集回数(R)については過去の実績から統計的に求められた平均値、あるいはコンピュータ上で計算によって求められた値を採用するものとする。
【0121】
車両一台の一日の収集回数(R)をコンピュータ上で計算によって求める手順を以下に示す。
【0122】
まず、車両の待機場所から収集地区までの移動に要する時間を、その間の距離データ、走行速度データを基に算出する。次に、地区内の各収集ステーションの間を移動しつつごみ収集作業が行われる際の、個々の収集ステーションごとに要する時間を算出する。この時間は、収集ステーションでの収集作業に要する時間と収集ステーション間の移動時間との和である。収集作業に要する時間は予め決められた一定時間であってよい。収集ステーション間の移動時間は、地区内で順番に辿る収集ステーション間の平均距離のデータと走行速度のデータに基づいて算出することができる。
【0123】
車両の積載量が最大積載量に到達したならば、車両は処理施設に移動して、そこで積載ごみを排出して再び収集地区に戻り、次の収集ステーションに移動しなければならない。そこで、収集地区と処理施設との往復距離のデータと走行速度のデータ、および処理施設での排出に要する時間のデータから、その間に要する時間を算出する。排出に要する時間は予め決められた一定時間であってよい。
【0124】
車両のごみ積載量が最大積載量へ到達したことは、収集作業を終えた収集ステーションの数が一定の値、たとえば過去の実績から統計的に得られた平均値に達したことをもって判定するようにしてもよい。
【0125】
以上のようにして経過時間が発生する度に、それまでの経過時間に新たな経過時間を累積して行き、その累積時間を一日の作業時間と比較し、累積時間が一日の作業時間を超過するまでに、車両のごみ積載量が最大積載量へ到達した状況が何回発生するかを求め、この回数を車両一台の一日の収集回数(R)として採用することができる。
【0126】
次に図30は、本発明の他の実施形態に係るサーバの記憶部に格納されたデータの内容の例を説明する図である。尚、これ以降の説明において、上述の実施形態に係るごみ収集カレンダー作成システムの構成や機能及びごみ収集カレンダーを作成する動作等について同様なものはその説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
【0127】
例えば図1に示すようにサーバ(サーバ装置)1は、CPU2、図示しないROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリ3、各種プログラムやデータを記憶する記憶部4、ネットワーク6との接続を処理する通信部5を有する。ここで、記憶部4は例えばサーバ1をWebサーバとして機能させるためのWebサーバプログラム7、ごみ収集カレンダー作成用のアプリケーションを提供するWebアプリケーションサーバプログラム8や各種データ9を有する。
【0128】
各種データ9には、例えば図30に示すようにごみ種別情報としてのごみ種別名称データ301、ごみ収集地域情報としての地区名称データ302及びグループ名称データ303、祝日データ304、ごみ収集日(年月の週・曜日)データ305、ごみ収集カレンダー作成用画面データ306及びごみ収集カレンダーのテンプレート307等を有する。
【0129】
ごみ種別名称データ301は、例えば図6のごみ種別マスター新規登録確認画面60の登録ボタン61が管理者により操作されることで、記憶部4のデータ9に記憶されたもの等である。また、地区名称データ302は、例えば図10の地域新規登録画面100の登録ボタンが操作され、その確認画面で更に登録ボタンが管理者により操作されることで、記憶部4のデータ9に記憶された地域名称及び地域かな等である。
【0130】
更にグループ名称データ303は、例えば図13のグループ新規登録画面130の登録ボタン124が操作され、その確認画面で更に登録ボタンが管理者により操作されることで記憶部4のデータ9に記憶されたグループ名称及びそのグループに入れた地域等である。また、祝日データ304は例えば図15のカレンダー用祝日新規登録画面150の登録ボタンが操作され、その確認画面で再度登録ボタンが操作されることで記憶部4のデータ9に記憶された日付と祝日名等である。
【0131】
ごみ収集日データ305は、例えば図19のごみ収集日と地域の登録内容確認画面190において管理者が登録ボタン191を操作し、記憶部4のデータ9に記憶されたもの等である。この際、例えば地域のデータは第2の選択情報として第1の選択情報としてのごみ収集日データ(例えば年月日、週や曜日)と関連付けられて(対応付けられて)、記憶部4にデータ9として記憶される。これにより、ごみ収集カレンダーを作成するときに夫々のデータから容易に関連のある情報を検索でき、地域ごとのごみ収集カレンダーを作成できる。
【0132】
ごみ収集カレンダー作成用画面データ306は、ごみ収集カレンダー情報等を作成するための画面用データであり、例えば図3のごみ出しナビゲータ画面30等である。
【0133】
また、管理者端末(情報端末装置)10は、例えば図1に示すようにCPU11、メモリ12、記憶部13、通信部14、表示部15及び入力部16等を備えている。ここで、例えば表示部15はLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)、OEL(Organic Electroluminescence)等からなり、入力部16を操作する際の情報等を表示する。また、入力部16は管理者の選択情報をサーバ1に送信するため等の際に管理者の操作を入力する。
【0134】
次に、利用者がごみ収集カレンダーを利用者端末から出力までの管理者端末等の動作を説明する。
【0135】
図31は、ごみ収集カレンダーを出力するまでのフローチャートである。
【0136】
まず利用者の操作により他の情報端末装置としての利用者端末20は、Webブラウザ27により通信部24からネットワーク6を介してごみ収集カレンダー作成ソフトウエアを導入している自治体等のWebサイトにアクセスし、表示地区選択画面呼び出し情報をサーバ1に送信する(ステップ3101)。サーバ1のCPU2は、表示地区選択画面呼び出し情報を通信部5を介して受信する(ステップ3102)と、Webアプリケーションサーバプログラム(「Webアプリケーション」という。)8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等を読み出させ、表示地区選択画面情報を通信部5から利用者端末20へ送信させる(ステップ3103)。
【0137】
すると利用者端末20のCPU21は、サーバ1から送信された表示地区選択画面情報を通信部24を介して受信し表示部25に例えば図32に示すように表示地区選択画面310として出力させる(ステップ3104)。
【0138】
ここで、図32は表示地区選択画面の例を示す図であり、図32(a)は表示地区選択画面の最初の画面、図32(b)は図32(a)よりより細かい選択画面である。
【0139】
図32(a)は、大まかな地域(地区)情報を利用者に選択させるための画面310で、登録済みの地区の一覧311、元に戻るボタン312を有する。また、図32(b)は、より細かい地区を選択させるための画面314で、あ行からわ行までの行選択ボタン316、当該行選択ボタンの選択により表示される詳細地区一覧317、トップに戻るボタン315を有する。
【0140】
利用者は、例えば図32(a)の表示地区選択画面310で表示させたい地区をクリック等の操作をして選択する。そして、図32(b)の画面314であ行の行選択ボタン316を選択し、表示された詳細地区一覧317からごみ収集カレンダーを作成させたい地区を画面上でクリック等の操作をして選択する。勿論、上述のように二つの画面により、表示させたい地区選択情報をサーバ1に送る場合に限られるものではなく、最初の画面だけでも、更には三つ以上の選択画面によっても良い。
【0141】
次に、CPU21はこの地区選択のボタン選択情報をWebブラウザ27により通信部24からサーバ1に送信させる(ステップ3105)。そしてサーバ1のCPU2は、地区のボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3106)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から、表示形式選択画面情報を読み出させ、通信部5から利用者端末20へ送信させる(ステップ3107)。
【0142】
次に利用者端末20は、サーバ1から表示形式選択画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はその表示形式選択画面情報を表示部25に例えば図33に示すように表示形式選択画面320として出力する(ステップ3108)。
【0143】
ここで図33は、表示形式選択画面の例を示す図である。表示形式選択画面320はごみ収集カレンダーの表示形式を選択する画面で、例えば2004年と2005年との年間表示選択ボタン321、2004年及び2005年の夫々に設けられた1月から12月までの月表示選択ボタン322及び年と月と週とを夫々選択できる週表示選択ボックス323を有する。
【0144】
利用者が例えば年間表示で2004年を選択し(ステップ3109)、2004年の年間表示選択ボタンを操作すると、CPU21は、Webブラウザ27により通信部24を介してサーバ1に当該2004年の年間表示選択ボタンの表示形式選択情報を送信させる(ステップ3110)。
【0145】
そしてサーバ1のCPU2は、当該表示形式選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3111)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ種別名称データ301、地区名称データ302、祝日データ304、ごみ収集日(年月の週・曜日)データ305、ごみ収集カレンダー作成用画面データ306及びごみ収集カレンダーのテンプレート307等の中から当該表示地区選択情報及び表示形式選択情報に対応するデータを読み出させ、夫々の対応付け(関連付け)により、選択された地区の選択された2004年の年間表示のごみ収集カレンダー画面情報を合成(編集)する(ステップ3112)。そして、CPU2は合成された2004年の年間表示のごみ収集カレンダー画面情報を通信部5を介して利用者端末20に送信する(ステップ3113)。
【0146】
利用者端末20のCPU21は、サーバ1からごみ収集カレンダー画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はそのごみ収集カレンダー画面情報を表示部25に例えば図34に示すように年間表示のごみ収集カレンダー画面330として出力する(ステップ3114)。
【0147】
ここで図34は、年間表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図である。年間表示のごみ収集カレンダー画面330は1月から12月までの各月ごとの月表示のごみ収集カレンダーを全て表示したものであるが、これに限られるものではなく、例えば4月から翌年の3月までを表示したものでもよい。また、年間表示のごみ収集カレンダー画面330は表示形式選択画面に戻るボタン331を有する。
【0148】
次に利用者端末20のCPU21は、表示部25に年間表示のごみ収集カレンダー画面330を表示した後、利用者が当該画面の表示形式選択画面に戻るボタン331を操作したかをその入力情報により判断する(ステップ3115)。
【0149】
例えばCPU21は、利用者が当該画面の表示形式選択画面に戻るボタン331を操作したと判断したときは、表示形式選択画面の呼び出し情報をWebブラウザ27により通信部24を介してサーバ1に送信する(ステップ3116)。そしてステップ3107に戻り、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から、表示形式選択画面情報を読み出させ通信部5から利用者端末20へ送信させることとなる(ステップ3107)。
【0150】
また、ステップ3109で利用者が例えば月表示で2004年の1月を選択し(ステップ3109)、2004年1月の月表示選択ボタンを操作したとその入力情報によりCPU21が判断したときは、Webブラウザ27により通信部24を介してサーバ1に当該2004年1月の月表示選択ボタンの表示形式選択情報が送信される(ステップ3110)。
【0151】
そしてサーバ1のCPU2は、当該表示形式選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3111)と、年間表示選択の場合と同様に、選択された地区の選択された2004年1月の月表示のごみ収集カレンダー画面情報を合成する(ステップ3112)。そして、CPU2は合成された2004年1月の月表示のごみ収集カレンダー画面情報を通信部5を介して利用者端末20に送信する(ステップ3113)。
【0152】
利用者端末20のCPU21は、サーバ1からごみ収集カレンダー画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はそのごみ収集カレンダー画面情報を表示部25に例えば図35に示すように月表示のごみ収集カレンダー画面340として出力する(ステップ3114)。
【0153】
図35は、月表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図であり、月表示のごみ収集カレンダー画面340も表示形式選択画面に戻るボタン341を有する。
【0154】
更にステップ3109で利用者が例えば週表示で2004年1月第1週を選択し(ステップ3109)、夫々の週表示選択ボックスに所定情報を入力したとCPU21が、判断したときは、Webブラウザ27により通信部24を介してサーバ1に当該2004年1月第1週の週表示選択ボタンの表示形式選択情報が送信される(ステップ3110)。
【0155】
そしてサーバ1のCPU2は、当該表示形式選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3111)と、年間表示選択の場合と同様に、選択された地区の選択された2004年1月第1週の週表示のごみ収集カレンダー画面情報を合成する(ステップ3112)。そして、CPU2は合成された2004年1月第1週の週表示のごみ収集カレンダー画面情報を通信部5を介して利用者端末20に送信する(ステップ3113)。
【0156】
利用者端末20のCPU21は、サーバ1からごみ収集カレンダー画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はそのごみ収集カレンダー画面情報を表示部25に例えば図36に示すように週表示のごみ収集カレンダー画面350として出力する(ステップ3114)。
【0157】
図36は、週表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図であり、週表示のごみ収集カレンダー画面350も表示形式選択画面に戻るボタン351を有する。
【0158】
利用者が表示形式選択画面に戻るボタンを選択しなかったときは、ごみ収集カレンダーの利用者端末による出力動作は終了する。
【0159】
このように本実施形態によれば、利用者端末20はごみ収集カレンダーを年間表示、月表示及び週表示のいずれの表示形式の選択情報もサーバ1に送信し、当該サーバ1から選択された表示形式のごみ収集カレンダー画面情報を受信できるようにした。従って、利用者端末20から利用者は、月表示のごみ収集カレンダーのみならず、年間表示のごみ収集カレンダーを見ることができ、先のスケジュール等を立てやすくなるなどの利便性が増加する。また、週表示ごみ収集カレンダーも出力させることができるので、例えば月表示のごみ収集カレンダーでは、とっさに今日がどの週か判らないときも曜日から簡単に今日出すごみ種別を判断できる。例えばお年寄りにも判りやすいごみ収集カレンダーとすることができる。
【0160】
更に年間表示、月表示及び週表示のごみ収集カレンダー情報を基となる収集可能な月の週情報及び曜日情報から合成でき、年間表示、月表示及び週表示の個別のデータをサーバ1の記憶部4に格納する必要がない。これにより効率的にごみ収集カレンダー情報を作成できる。
【0161】
次に図37は、本発明の別の実施形態に係るサーバの記憶部に格納されたデータの内容例を説明する図である。
【0162】
例えば図1に示すようにサーバ(サーバ装置)1は、CPU2、メモリ3、各種プログラムやデータを記憶する記憶部4、ネットワーク6との接続を処理する通信部5を有する。ここで、記憶部4は例えばサーバ1をWebサーバとして機能させるためのWebサーバプログラム7、ごみ収集カレンダー作成用のアプリケーションを提供するWebアプリケーション8や各種データ9を有する。
【0163】
各種データ9には、例えば図37に示すようにごみ種別名称データ301、地区名称データ302、グループ名称データ303、祝日データ304、ごみ収集日(年月の週・曜日)データ305、ごみ収集カレンダー作成用画面データ306、ごみ収集カレンダーのテンプレート307、管理者データ401、地図データ402、ごみステーションデータ403、ごみステーション個別データ404、収集エリアデータ405及び収集エリア個別データ406を有する。
【0164】
管理者データ401は、管理者がサーバ1にアクセスし、ごみ出しナビゲータを開き多用なデータを管理者端末10により、やり取りするために必要な認証情報、例えばユーザIDやパスワード等の情報である。
【0165】
地図データ402は、例えば後述する図41の地図上の黒丸を除いた状態の地図情報をいい、道路や河川等の地理情報、更には町名等がデータ化されている。また、当該地図を細かいエリアに分けて、その地図情報に人口情報を含ませることもできる。勿論、人口情報も地図情報と別のレイヤーの情報としてそれらを組み合わせることもできる。
【0166】
更にごみステーションデータ403は、例えば地図情報の上のレイヤーに位置をキーとして形成される情報であり、後述する図42の新規ごみステーション登録画面の登録ボタンが操作され、記憶部4のデータ9に記憶されたごみステーションの情報である。勿論、地図情報とその上のレイヤーのごみステーション情報とを位置をキーにして組む合わせた情報としてもよい。
【0167】
また、ごみステーション個別データ404は、個々のごみステーションの情報であり、例えば後述する図41のごみステーション登録画面の新規登録ボタンを操作し、地図上の所定の位置をクリック等する。すると図42のように、地図の横に名称、所在地、管理者及びコメント等を入力するボックスが現れる。そのボックスに入力され、その画面の登録ボタンを操作されて、記憶部4のデータ9に記憶された情報である。コメントは、例えば収集の順番やごみステーションが特別な場所にあるとか、更にはカラスよけのネットが設けてある等である。
【0168】
更に収集エリアデータ405は、例えば地図情報の上のレイヤーに位置をキーとして形成される情報であり、後述する図45の新規収集エリア登録画面の登録ボタンが操作され、記憶部4のデータ9に記憶された収集地域の情報である。
【0169】
また、収集エリア個別データ406は、個々の収集地域の情報であり、例えば後述する図44の収集エリア登録画面の新規登録ボタンを操作し、地図の道路等に沿って描画すると図45のように地図の横に名称及びコメント等を入力するボックスが現れる。そのボックスに入力され、その画面の登録ボタンを操作されて、記憶部4のデータ9に記憶された情報である。
【0170】
この際、例えばごみステーションデータ403等は第2の選択情報として第1の選択情報としてのごみ収集日データ(例えば年月日、週や曜日)と関連付けられて(対応付けられて)、記憶部4にデータ9として記憶される。これにより、ごみ収集カレンダーを作成するときに夫々のデータから容易に関連のある情報を検索でき、地域ごとのごみ収集カレンダーを作成できる。
【0171】
次に、ごみ収集カレンダー情報を作成する動作を説明する。
【0172】
図38は、別の実施形態のごみ種別登録に関するフローチャートである。
【0173】
まず管理者の操作により管理者端末10は、Webブラウザ17により通信部14からネットワーク6を介してサーバ1にアクセスし、図示しない管理者認証画面の呼び出し情報をサーバ1に送信する。サーバ1のCPU2は、管理者認証画面呼び出し情報を通信部5を介して受信すると、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等の中から管理者認証画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10へ送信させる。
【0174】
管理者端末10のCPU11は、サーバ1から送信された管理者認証画面情報を通信部14を介して受信し、表示部15に表示させる。管理者は例えば管理者認証画面中のユーザIDやパスワード等の認証ボックスに自分の認証情報を入力し、送信ボタンを操作する。
【0175】
するとCPU11は、Webブラウザ17により通信部14から当該認証情報をサーバ1に送信させる(ステップ3801)。そしてサーバ1のCPU2は、当該認証情報を通信部5を介して受信する(ステップ3802)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納された管理者データ401を読み出させ、受信した認証情報と一致するか判断する(ステップ3803)。
【0176】
これにより、格納され登録された管理者データが受信した認証情報と一致しないと判断されたときは、CPU2はエラー情報を通信部5から管理者端末10に送信する。管理者端末10のCPU11は、Webブラウザ17により通信部14を介して当該エラー情報を受信したときは、そのエラー情報を表示部15により出力する(ステップ3804)。そして管理者は、再度認証情報を管理者端末10により入力し、サーバ1に送信することとなる。
【0177】
一方、ステップ3803でCPU2が受信した認証情報が一致すると判断したときは、CPU2は、Webアプリケーション8により記憶部4に格納された管理者マスター登録一覧画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信する(ステップ3805)。
【0178】
すると、管理者端末10のCPU11はWebブラウザ17により通信部14を介して当該管理者マスター登録一覧画面情報を受信させ、その情報を表示部15により出力させる(ステップ3806)。
【0179】
そして、管理者端末10のCPU11は管理者が入力部16によりごみ出しナビゲータを入力し選択したか否かを判断し(ステップ3807)、ごみ出しナビゲータを選択しない場合、例えば認証情報の入力画面に戻るを選択したと判断したときは、ステップ3801に戻る。
【0180】
これに対し、管理者端末10のCPU11は、ごみ出しナビゲータを選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3808)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ出しナビゲータ選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3809)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ出しナビゲータ画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3810)。
【0181】
次に管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ出しナビゲータ画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ出しナビゲータ画面情報を表示部15に例えば図3に示すようにごみ出しナビゲータ画面30として出力する(ステップ3811)。
【0182】
そして、管理者端末10のCPU11は、管理者が入力部16によりごみ種別マスター登録31を操作して入力し選択したか否かを判断し(ステップ3812)、ごみ種別マスター登録31を選択しない場合、例えばCPU11は他の登録、地域登録32やグループ登録33等を選択したとその入力情報により判断したとき(ステップ3813)は、夫々の選択情報を通信部14を介してサーバ1に送信する。
【0183】
これに対し、管理者端末10のCPU11は、ごみ種別マスター登録31を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3814)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ種別マスター登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3815)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ種別マスター登録画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3816)。
【0184】
次に管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ種別マスター登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ種別マスター登録画面情報を表示部15に例えば図4に示すようにごみ種別マスター登録画面40として出力する(ステップ3817)。
【0185】
そして、管理者端末10のCPU11は、管理者が入力部16により新規登録ボタン44を操作して入力し選択したか否かを判断し(ステップ3818)、新規登録を選択しない場合、例えばCPU11がごみ出しナビゲータ画面に戻るが選択されたと判断したときは、ステップ3808に戻る。また、CPU11は、例えば変更ボタン42が選択されたと管理者による入力により判断したとき(ステップ3819)は、Webブラウザ17により当該選択情報を通信部14を介してサーバ1に送信する。
【0186】
これに対し、管理者端末10のCPU11は、新規登録ボタン44を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3820)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ種別マスター新規登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3821)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ種別マスター新規登録画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3822)。
【0187】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ種別マスター新規登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ種別マスター新規登録画面情報を表示部15に例えば図5に示すようにごみ種別マスター新規登録画面50として出力する(ステップ3823)。
【0188】
そして、管理者が例えばごみ種別マスター新規登録画面50のごみ種名称入力ボックス51、テキストカラー選択ボックス52等にごみ種名称等を選択し、更に登録ボタン54を選択し入力部16により入力する。するとCPU11は、その入力された選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3824)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ種名称や登録等の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3825)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等と当該新規登録の各選択情報とから新規登録内容の確認画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3826)。
【0189】
また、管理者端末10のCPU11は、サーバ1から新規登録内容の確認画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその確認画面情報を表示部15に例えば図6に示すように確認画面60として出力する(ステップ3827)。
【0190】
管理者が確認画面60の登録ボタン61を操作して選択すると、CPU11は入力部16から入力された登録選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3828)。そしてサーバ1のCPU2は、当該登録選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3829)と、Webアプリケーション8に記憶部4にごみ種別名称データとしてごみ種名称、テキストの色及びコメント等を格納させる(ステップ3830)。
【0191】
更にサーバ1のCPU2はWebアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から新規登録終了画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3831)。
【0192】
また、管理者端末10のCPU11は、サーバ1から新規登録終了画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその新規登録終了画面情報を表示部15に例えば図7に示すように新規登録終了画面70として出力する(ステップ3832)。
【0193】
以上で新規ごみ種の登録が終了する。
【0194】
次に、ごみステーション登録による地域登録について説明する。
【0195】
図39はごみステーション登録による地域登録のフローチャートである。
【0196】
まず、図38のステップ3832により管理者端末10の表示部15に出力された新規登録終了画面70のトップに戻るボタン71が選択されると管理者端末10のCPU11は、そのごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3901)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報を通信部5を介して受信する(ステップ3902)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ出しナビゲータ画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3903)。
【0197】
また、管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ出しナビゲータ画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ出しナビゲータ画面情報を表示部15に例えば図3に示すようにごみ出しナビゲータ画面30として出力させる(ステップ3904)。
【0198】
そして、管理者端末10のCPU11は、管理者が入力部16により地域登録32を操作して入力し選択したか否かを判断し(ステップ3905)、地域登録を選択しない場合、例えばCPU11がごみ出しナビゲータ画面に戻るが選択されたと判断したときは、ステップ3901に戻る。また、CPU11は他の登録、例えばグループ登録等が選択されたと管理者による入力により判断したとき(ステップ3906)は、Webブラウザ17により当該選択情報を通信部14を介してサーバ1に送信する。
【0199】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、地域登録32を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3907)。そしてサーバ1のCPU2は、当該地域登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3908)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から地域登録方法の選択画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3909)。
【0200】
また、管理者端末10のCPU11は、サーバ1から地域登録方法の選択画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその地域登録方法の選択画面情報を表示部15に、例えば図40に示すように地域登録方法の選択画面410として出力させる(ステップ3910)。
【0201】
図40は、地域登録方法の選択画面の例を示す図である。地域登録方法の選択画面410は、ごみ収集地域を予めサーバ1に登録する場合に、地域名称でするか、ごみステーション、或いは収集エリアでするか管理者に選択させるための画面である。
【0202】
また、地域登録方法の選択画面410には、選択項目として地域名称登録ボタン411、ごみ収集ステーション登録ボタン412、収集エリア登録ボタン413及びごみ出しナビゲータに戻るボタン414を有する。
【0203】
例えば、管理者端末10のCPU11は、地域登録方法の選択画面410で管理者が入力部16により戻るボタン414を操作して入力したか判断し(ステップ3911)、戻るボタン414を操作して入力したと判断したときは、ステップ3901に戻る。また、CPU11は、戻るボタン414が管理者により操作されず入力されなかったと判断したときは、更にごみステーション登録ボタン412が操作され選択されたか判断する(ステップ3912)。
【0204】
CPU11が、ごみステーション登録ボタン412が操作されなかったと判断したときは、例えば地域名称登録ボタン411が選択され入力されたとき(ステップ3913)或は収集エリア登録ボタン413が選択され入力されたとき(ステップ3914)は夫々の選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。
【0205】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、ごみステーション登録ボタン412を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3915)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみステーション登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3916)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306、地図データ402及びごみステーションデータ403等からごみステーション登録画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3917)。
【0206】
更に管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみステーション登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみステーション登録画面情報を表示部15に例えば図41に示すようにごみステーション登録画面420として出力させる(ステップ3918)。
【0207】
図41は、ごみステーション登録画面の例を示す図である。ごみステーション登録画面420は、ごみステーション421を予めサーバ1の記憶部4にごみステーションデータ403として格納し登録する場合に、管理者に新規ごみステーションを地図情報のレイヤーの上に位置をキーとして入力させるための画面である。尚、図41の地図には黒丸が既に何箇所か登録されている状態を示している。
【0208】
また、ごみステーション登録画面420には所定の地図画面422と選択項目として地図画面上の対象領域を拡大させる拡大ボタン423、逆に縮小させる縮小ボタン424、対象領域を他へ移動させる移動ボタン425、ごみステーションを新規に登録する新規登録ボタン426を有する。更に地域登録方法選択に戻るボタン427及びごみ出しナビゲータに戻るボタン428を有する。
【0209】
管理者端末10のCPU11は、管理者が入力部16により地域登録方法選択画面に戻るボタン427か、ごみ出しナビゲータに戻るボタン428を操作して入力されたか否かを判断する(ステップ3919)。例えば管理者が入力部16により地域登録方法選択に戻るボタン427を操作して入力したとCPU11が判断したときは、ステップ3907に戻る。また、ごみ出しナビゲータに戻るボタン428を操作して入力したときは、ステップ3901に戻る。
【0210】
これに対し、管理者端末10のCPU11は、管理者が新規登録ボタン426を選択し、新規ごみステーションとする地図画面422上の位置にクリック等により入力されたとその入力情報により判断したときは、その新規ごみステーション登録情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3920)。ここで、新規ごみステーション登録情報は、例えば新規ごみステーションを地図情報のレイヤーの上に位置をキーとして入力された情報である。
【0211】
そしてサーバ1のCPU2は、当該新規ごみステーション登録情報を通信部5を介して受信する(ステップ3921)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306、地図データ402及びごみステーションデータ403等を読み出させ、受信した新規ごみステーション登録情報とから新規ごみステーションが追加された合成情報を作成させる。更にCPU2は、その合成情報にWebアプリケーション8に記憶部4から読み出させたごみステーション個別情報入力画面情報を組み合わせて、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3922)。
【0212】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から合成情報等をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその合成情報とごみステーション個別情報入力画面情報を表示部15に例えば図42に示すように新規ごみステーション登録画面430として出力させる(ステップ3923)。
【0213】
図42は、新規ごみステーション登録画面の例を示す図である。新規ごみステーション登録画面430はごみステーション登録画面420で入力された新規ごみステーションを地図画面上から確認させると共に、当該新規ごみステーションの個別情報を入力させるための画面である。尚、図42の地図画面には例えば黒丸が既に登録されているごみステーションであり、白丸が新規ごみステーションを示している。
【0214】
また、新規ごみステーション登録画面430には所定の地図画面431、その地図画面中の新規ごみステーション432、個別情報を入力するボックスとして新規ごみステーションの名称を入力する名称入力ボックス433を有する。更にその所在地を入力する所在地入力ボックス434、当該ごみステーションの管理者の情報、例えば管理者名を入力する管理者入力ボックス435、ごみステーションに関するコメントを入力するコメント入力ボックス436を有する。例えばこの新規ごみステーションにはカラス避けのガードが付けられていますというようなコメントが考えられる。また、新規ごみステーション登録画面430には、当該画面の条件で新規ごみステーション登録情報をサーバ1の記憶部4に格納させるための登録ボタン437及び前の画面(ごみステーション登録画面420)に戻って入力をやり直す戻るボタン438を有する。
【0215】
例えば管理者により各入力ボックスに夫々必要事項が入力され登録ボタン437が操作され、入力部16により当該登録ボタン選択情報が入力されると、CPU11は当該ごみステーション個別情報及び登録ボタン選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3924)。
【0216】
するとサーバ1のCPU2は、当該ごみステーション個別情報及び登録ボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ3925)と、Webアプリケーション8に新規ごみステーション登録情報やごみステーション個別情報を地図データの地図情報と関連付けて記憶部4に例えばごみステーションデータ403及びごみステーション個別データ404に格納させる(ステップ3926)。これにより、ごみステーション登録情報が地図情報の上のレイヤーとして組み合わされごみ収集地域情報としてサーバ1に記憶されることとなる。
【0217】
そしてサーバ1のCPU2は、ごみステーション登録情報等が記憶部4に格納されるとステップ3917に戻り再度、管理者端末10にごみステーション登録画面情報を通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ3917)。以下ステップ3926まで同様な動作が繰り返され、管理者は必要な新規ごみステーションをサーバ1の記憶部4に格納させ登録できることとなる。
【0218】
ここで、必要な新規ごみステーションを全て登録したときは、例えば管理者がステップ3919で管理者端末10の入力部16に地域登録方法選択画面に戻るボタン426の選択情報を入力することにより、ステップ3907に戻り、更にステップ3912で他の登録方法を選択して地域名称登録や収集エリア登録へと進むことができる。
【0219】
また、ステップ3919で管理者端末10の入力部16にごみ出しナビゲータに戻るボタン427の選択情報を入力することにより、ステップ3901に戻り、更にステップ3905で他の登録を選択してグループ登録やごみ収集カレンダー登録等へと進むことができる。
【0220】
以上でごみステーション登録による地域登録についての説明を終了する。
【0221】
次に、収集エリア登録による地域登録について説明する。
【0222】
図43は収集エリア登録による地域登録のフローチャートである。
【0223】
まず、例えば図38のステップ3832により管理者端末10の表示部15に出力された新規登録終了画面70のトップに戻るボタン71が選択されると、管理者端末10のCPU11は、そのごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3901)。以下ステップ3911まではごみステーション登録による地域登録と同様であるのでその説明を省略する。
【0224】
次に、CPU11は、地域登録方法の選択画面410の戻るボタン414が管理者により操作されず入力されなかったと判断したときは、更に収集エリア登録ボタン413が選択されたか判断し(ステップ4301)、例えば地域名称登録ボタン411が選択され入力されたとき(ステップ4302)或はごみステーション登録ボタン412が選択され入力されたとき(ステップ4303)は、夫々の選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。
【0225】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、収集エリア登録ボタン413を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4304)。そしてサーバ1のCPU2は、当該収集エリア登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4305)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306、地図データ402及び収集エリアデータ405等から収集エリア登録画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4306)。
【0226】
更に管理者端末10のCPU11は、サーバ1から収集エリア登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその収集エリア登録画面情報を表示部15に例えば図44に示すように収集エリア登録画面440として出力させる(ステップ4307)。
【0227】
図44は、収集エリア登録画面の例を示す図である。収集エリア登録画面440は、収集エリアを予めサーバ1の記憶部4に、収集エリアデータ405として格納し登録する場合に、管理者に新規収集エリアを地図情報のレイヤーの上に位置をキーとして入力させるための画面である。
【0228】
また、収集エリア登録画面440には所定の地図画面442と選択項目として地図画面上の対象領域を拡大させる拡大ボタン443、逆に縮小させる縮小ボタン444、対象領域を他へ移動させる移動ボタン445、収集エリアを新規に登録する新規登録ボタン446を有する。更に地域登録方法選択に戻るボタン447及びごみ出しナビゲータに戻るボタン448を有する。
【0229】
ステップ4307の後、管理者端末10のCPU11は、管理者が入力部16により地域登録方法選択画面に戻るボタン447か、ごみ出しナビゲータに戻るボタン448を操作して入力されたか否かを判断し(ステップ4308)、管理者が入力部16により地域登録方法選択に戻るボタン447を操作して入力したときは、ステップ3907に戻る。また、ごみ出しナビゲータに戻るボタン448を操作して入力したときは、ステップ3901に戻る。
【0230】
これに対し、管理者端末10のCPU11は、管理者が新規登録ボタン446を選択し、新しい収集エリアを地図画面442上に描画し入力されたと、その入力情報により判断したときは、その新規収集エリア登録情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4309)。ここで、新規収集エリア登録情報は、例えば新規収集エリアを地図情報のレイヤーの上に位置をキーとして入力された情報である。
【0231】
そしてサーバ1のCPU2は、当該新規収集エリア登録情報を通信部5を介して受信する(ステップ4310)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306、地図データ402及び収集エリアデータ405等を読み出させ、受信した新規収集エリア登録情報とから新規収集エリアが追加された合成情報を作成させる。更にCPU2は、その合成情報にWebアプリケーション8に記憶部4から読み出させた収集エリア個別情報入力画面情報を組み合わせて、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4311)。
【0232】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から合成情報等をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその合成情報と収集エリア個別情報入力画面情報を表示部15に例えば図45に示すように新規収集エリア登録画面450として出力させる(ステップ4312)。
【0233】
図45は、新規収集エリア登録画面の例を示す図である。新規収集エリア登録画面450は、収集エリア登録画面440で入力された新規収集エリアを地図画面上から確認させると共に、当該新規収集エリアの個別情報を入力させるための画面である。尚、図45の地図画面は、例えば黒塗りエリアが新規収集エリア451を示している。
【0234】
また、新規収集エリア登録画面450には所定の地図画面452、その地図画面中の新規収集エリア451、個別情報を入力するボックスとして新規収集エリアの名称を入力する名称入力ボックス453を有する。更にその新規収集エリアに関するコメントを入力するコメント入力ボックス454を有する。また、新規収集エリア登録画面450には、当該画面の条件で新規収集エリア登録情報をサーバ1の記憶部4に格納させるための登録ボタン455及び前の画面(収集エリア登録画面440)に戻って入力をやり直す戻るボタン456を有する。
【0235】
例えば管理者により各入力ボックスに夫々必要事項が入力され登録ボタン455が操作され、入力部16により当該登録ボタン選択情報が入力されると、CPU11は当該収集エリア個別情報及び登録ボタン選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4313)。
【0236】
するとサーバ1のCPU2は、当該収集エリア個別情報及び登録ボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4314)と、Webアプリケーション8に新規収集エリア登録情報や収集エリア個別情報を地図データの地図情報と関連付けて記憶部4に例えば収集エリアデータ405及び収集エリア個別データ406に格納させる(ステップ4315)。これにより、収集エリア登録情報が地図情報の上のレイヤーとして組み合わされ、ごみ収集地域情報としてサーバ1に記憶されることとなる。
【0237】
そしてサーバ1のCPU2は、収集エリア登録情報等が記憶部4に格納されるとステップ4306に戻り、再度、収集エリア登録画面情報を通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4306)。以下ステップ4315まで同様な動作が繰り返され、管理者は、必要な新規収集エリアをサーバ1の記憶部4に格納させ登録できることとなる。
【0238】
ここで、必要な新規収集エリアを全て登録したときは、例えば管理者がステップ4308で管理者端末10の入力部16に地域登録方法選択画面に戻るボタン447の選択情報を入力することにより、ステップ3907に戻り、更にステップ4301で他の登録方法を選択して地域名称登録やごみステーション登録へと進むことができる。
【0239】
また、ステップ4308で管理者が、管理者端末10の入力部16にごみ出しナビゲータに戻るボタン448の選択情報を入力することにより、ステップ3901に戻り、更にステップ3905で他の登録を選択してグループ登録やごみ収集カレンダー登録等へと進むことができる。
【0240】
以上で収集エリア登録による地域登録についての説明を終了する。
【0241】
次に、地域名称登録による地域登録についての説明をする。
【0242】
図46は地域名称登録による地域登録のフローチャートである。
【0243】
まず、例えば図38のステップ3832により管理者端末10の表示部15に出力された新規登録終了画面70のトップに戻るボタン71が選択されると、管理者端末10のCPU11は、そのごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ3901)。以下ステップ3911まではごみステーション登録による地域登録と同様であるのでその説明を省略する。
【0244】
次に、CPU11は、地域登録方法の選択画面410の戻るボタン414が管理者により操作されず入力されなかったと判断したときは、更に地域名称登録ボタン411が選択されたか判断し(ステップ4601)、例えばごみステーション登録ボタン412が選択され入力されたとき(ステップ4602)或は収集エリア登録ボタン413が選択され入力されたとき(ステップ4603)は夫々の選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。
【0245】
これに対し、管理者端末10のCPU11は、管理者が地域名称登録ボタン411を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4604)。そしてサーバ1のCPU2は、当該地域名称登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4605)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納された地区名称データ302やごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から地域登録画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4606)。
【0246】
更に管理者端末10のCPU11は、サーバ1から地域登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその地域登録画面情報を表示部15に例えば図9に示すように地域登録画面90として出力させる(ステップ4607)。
【0247】
また、管理者端末10のCPU11は、管理者が新規登録ボタン96を操作し選択したときは、その新規登録選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4608)。
【0248】
そしてサーバ1のCPU2は、当該新規登録選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4609)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から地域新規登録画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4610)。
【0249】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から地域新規登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその地域新規登録画面情報を表示部15に例えば図10に示すように地域新規登録画面100として出力させる(ステップ4611)。
【0250】
そして管理者が地域新規登録画面100へ地域名称及び地域かなを入力し、更に登録ボタン103が操作すると、管理者端末10のCPU11は、これらの入力部16を介して入力された地域名称情報等や登録ボタン選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4612)。
【0251】
サーバ1のCPU2は、当該地域名称情報等や登録ボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4613)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から確認画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4614)。
【0252】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から確認画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその確認画面情報を表示部15に出力させる(ステップ4615)。
【0253】
そして管理者が再度、確認画面で登録ボタンを操作すると、管理者端末10のCPU11は、入力部16を介して入力された登録ボタン選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4616)。
【0254】
これに対しサーバ1のCPU2は、当該登録ボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4617)と、Webアプリケーション8に記憶部4に新規地域名称及び地域かなを例えば地区名称データ302として格納する(ステップ4618)。格納後、サーバ1のCPU2は、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から新規登録終了画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる。
【0255】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から新規登録終了画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその新規登録終了画面情報を表示部15に出力させる。
【0256】
そして、管理者端末10のCPU11は、管理者が入力部16により当該新規登録終了画面の地域登録方法選択画面に戻るボタンを操作して入力されたか否かを判断し(ステップ4619)、地域登録方法選択に戻るボタンを操作して入力したと判断しときは、ステップ3907に戻る。
【0257】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、ごみ出しナビゲータ画面に戻るボタンが操作され入力されたとその入力情報により判断したときは、ステップ3901に戻る。
【0258】
以上で地域名称登録による地域登録についての説明を終了する。
【0259】
次に、ごみステーション選択によるごみ収集カレンダー登録について説明する。
【0260】
図47はごみステーション選択によるごみ収集カレンダー登録のフローチャートである。
【0261】
まず、例えば図39のごみステーション登録による地域登録のフローチャートのステップ3919により、管理者端末10の表示部15に出力されたごみステーション登録画面420のごみ出しナビゲータに戻るボタン428が選択されると、管理者端末10のCPU11は、そのごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4701)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報を通信部5を介して受信する(ステップ4702)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ出しナビゲータ画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4703)。
【0262】
また、管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ出しナビゲータ画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ出しナビゲータ画面情報を表示部15に例えば図3に示すようにごみ出しナビゲータ画面30として出力させる(ステップ4704)。
【0263】
そして、管理者端末10のCPU11は管理者が入力部16によりごみ収集カレンダー登録35を操作して入力し選択したか否かを判断し(ステップ4705)、ごみ収集カレンダー登録を選択しない場合、例えばCPU11がごみ出しナビゲータ画面に戻るが選択されたと判断したときは、ステップ4701に戻る。また、CPU11は他の登録、例えばカレンダー用祝日登録等が選択されたと管理者による入力により判断したとき(ステップ4706)は、Webブラウザ17により当該選択情報を通信部14を介してサーバ1に送信する。
【0264】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、ごみ収集カレンダー登録35を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4707)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみ収集カレンダー登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4708)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ収集カレンダー登録画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4709)。
【0265】
また、管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ収集カレンダー登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ収集カレンダー登録画面情報を表示部15に例えば図16に示すようにごみ収集カレンダー登録画面160として出力させる(ステップ4710)。
【0266】
すると、管理者端末10のCPU11は、ごみ収集カレンダー登録画面160で管理者が入力部16によりごみ収集日の週単位登録画面へ161を操作して入力したか判断する(ステップ4711)。また、CPU11は、ごみ収集日の週単位登録画面へ161が管理者により操作されず入力されなかったと判断したとき、例えば週単位確認画面へ164等が選択され入力されたとき(ステップ4712)は、その選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。更に例えばごみ出しナビゲータに戻るボタン165が選択され入力されたと判断したときは、ステップ4701に戻る。
【0267】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、週単位登録画面へ161を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4713)。そしてサーバ1のCPU2は、当該週単位登録の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4714)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から週単位登録画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4715)。
【0268】
更に管理者端末10のCPU11は、サーバ1から週単位登録画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその週単位登録画面情報を表示部15に例えば図48に示すようにごみ収集日の週単位登録画面460として出力させる(ステップ4716)。
【0269】
図48は、ごみ収集日の週単位登録画面の例を示す図である。ごみ収集日の週単位登録画面460は、サーバ1によりごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能に編集された第1の編集情報であり、この画面に入力された情報が第1の選択情報となり、後述する地図上で選択されたごみステーションという第2の選択情報と対応付けられることとなる。
【0270】
ここで、ごみ収集日の週単位登録画面460には、入力フォームとして、ごみ種別を入力するごみ種別入力ボックス461、ごみ収集カレンダーの開始日を入力する開始日入力ボックス462、ごみ収集カレンダーの終了日を入力する終了日入力ボックス463、ごみ収集カレンダーから除外する日の開始日を入力する除外日開始日入力ボックス464、ごみ収集カレンダーから除外する日の終了日を入力する除外終了日入力ボックス465、月のなかの週を選択する週選択チェックボックス466、曜日を選択する曜日選択チェックボックス467を有している。また、ボタンとしては、地域登録画面90を呼び出すための地域名称選択ボタン468、ごみステーション選択画面を呼び出すためのごみステーション選択ボタン469、収集エリア選択画面を呼び出すための収集エリア選択ボタン470、ごみ出しナビゲータ画面30に戻るためのトップに戻るボタン471及び入力フォームを初期化するリセットボタン472等が設けられている。
【0271】
例えば、管理者端末10のCPU11は、ごみ収集日の週単位登録画面460で管理者が入力部16によりトップに戻る(ごみ出しナビゲータ画面に戻る)ボタン471を操作して入力されたか判断し(ステップ4717)、戻るボタン471を操作して入力されたと判断したときは、ステップ4701に戻る。
【0272】
また、管理者端末10のCPU11は、トップに戻るボタン471が管理者により操作されず入力されなかったと判断し、管理者が上記ごみ収集日の週単位登録画面460の入力フォームに所定情報が入力されたときは、その所定情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される(ステップ4718)。そしてサーバ1のCPU2は、当該所定情報を通信部5を介して受信する(ステップ4719)。
【0273】
更に管理者端末10のCPU11は、管理者が所定情報を入力した後、第1の選択情報としての当該所定情報と対応付けるべき第2の選択情報となる地域情報の選択方法としてごみステーション選択方法を選択したかをそのごみステーション選択ボタン469への入力により判断する(ステップ4720)。
【0274】
CPU11は、ごみステーション選択ボタン469が操作されなかったとその入力情報により判断したとき、例えば地域名称選択ボタン468が選択され入力されたとき(ステップ4721)、或は収集エリア選択ボタン470が選択され入力されたとき(ステップ4722)は夫々の選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。そして、例えば地域名称選択方法の選択情報が通信部5により受信されときは、CPU2は管理者端末10にWebアプリケーション8により記憶部4から地域登録画面情報が読み出され、通信部5から管理者端末10に送信される。以降の地域名称選択方法による動作は前述した実施形態と略同様である。
【0275】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、ごみステーション選択ボタン469を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4723)。そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみステーション選択方法の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4724)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306、地図データ402及びごみステーションデータ403等からごみステーション選択画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4725)。
【0276】
更に管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみステーション選択画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみステーション選択画面情報を表示部15に例えば図49に示すようにごみステーション選択画面480として出力させる(ステップ4726)。ただし、この状態ではまだ図49中の白丸表示やごみステーション名称ボックス488等のごみステーション個別情報はごみステーション選択画面480には表示されていない。
【0277】
図49は、ごみステーション選択画面の例を示す図である。ごみステーション選択画面480は、既にごみステーションとしてサーバ1の記憶部4に格納されたごみステーションを地図上に表示すると共に、その中から所定のごみステーションを選択させるための画面である。尚、例えば図49の地図の黒丸が登録されているごみステーション481であり、白丸がごみステーション選択画面480で選択されたごみステーション482である。
【0278】
また、ごみステーション選択画面480には所定の地図画面483と選択項目として地図画面上の対象領域を拡大させる拡大ボタン484、逆に縮小させる縮小ボタン485、対象領域を他へ移動させる移動ボタン486、ごみステーションを選択するごみステーション選択ボタン487を有する。
【0279】
そしてごみステーション選択画面480には、ごみステーション選択ボタン487が操作され、地図上のいずれかのごみステーションが選択されると、表示されるごみステーション個別情報として、ごみステーション名称ボックス488とその解除ボタン489が現れる。また、ごみステーション選択画面480には、ごみ収集日の週単位登録画面460の上記所定情報とごみステーション情報とを対応付けてサーバ1の記憶部4に格納させるための登録ボタン490及び前の画面(ごみ収集日の週単位登録画面460)に戻って入力をやり直す戻るボタン491を有する。
【0280】
管理者端末10のCPU11が、ごみステーション選択ボタン487を選択し、地図画面483上の予め登録されたごみステーション481のいずれかをクリック等により選択されたと、その入力情報により判断したときは、そのごみステーション選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4727)。
【0281】
そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみステーション選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4728)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306及びごみステーションデータ403等を読み出させ、受信したごみステーション選択情報とから合成情報を作成させる。更にCPU2は、その合成情報にWebアプリケーション8に記憶部4から読み出させたごみステーション個別情報画面情報を組み合わせて、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4729)。
【0282】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から合成情報等をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその合成情報とごみステーション個別情報画面情報を表示部15に例えば図49に示すようにごみステーション選択画面480として出力させる(ステップ4730)。このときには、図49中に白丸表示やごみステーション名称ボックス488等のごみステーション個別情報はごみステーション選択画面480に表示されている。
【0283】
例えば管理者により登録ボタン490が操作され、入力部16により当該登録ボタン選択情報が入力されると、CPU11は当該登録ボタン選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4731)。
【0284】
するとサーバ1のCPU2は、当該登録ボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ4732)と、Webアプリケーション8により上記所定情報と選択されたごみステーション情報とを関連付けて夫々記憶部4に例えばごみ種別名称データ301やごみ収集日データ305、ごみステーションデータ403等に格納させる(ステップ4733)。これにより、選択されたごみステーション情報が第2の選択情報として第1の選択情報であるごみ収集日の週単位登録画面460に入力された所定情報と対応付けられサーバ1に記憶されることとなる。
【0285】
そしてサーバ1のCPU2は、ごみステーション情報等が記憶部4に格納されるとステップ4715に戻り再度、管理者端末10にごみ収集日の週単位登録画面情報を通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4715)。以下ステップ4733まで同様な動作が繰り返され、管理者は必要な種々の所定情報に夫々ごみステーションを選択し対応付けてサーバ1の記憶部4に格納させ登録できることとなる。
【0286】
ここで、ごみステーションを全て所定情報に対応付けたときは、例えば管理者がステップ4717で管理者端末10の入力部16にごみ出しナビゲータに戻るボタン471の選択情報を入力することにより、ステップ4701に戻り、更にステップ4705で他の登録を選択してカレンダー用祝日登録等へと進むことができる。また、ごみ出しナビゲータ画面30で更にトップページに戻るボタンを操作して管理者マスター登録一覧画面に戻り、ログアウトボタンを操作して全ての操作を終了させることができる。
【0287】
以上でごみステーション選択によるごみ収集カレンダー登録についての説明を終了する。
【0288】
次に、収集エリア選択によるごみ収集カレンダー登録について説明する。
【0289】
図50は収集エリア登録による地域登録のフローチャートである。
【0290】
まず、例えば図43の収集エリア登録による地域登録のフローチャートのステップ4308により、管理者端末10の表示部15に出力された収集エリア登録画面440のごみ出しナビゲータに戻るボタン448が選択されると、管理者端末10のCPU11は、そのごみ出しナビゲータ画面30に戻る情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ4701)。以下ステップ4719まではごみステーション選択によるごみ収集カレンダー登録と同様であるのでその説明を省略する。
【0291】
更に管理者端末10のCPU11は、管理者が所定情報を入力した後、第1の選択情報としての当該所定情報と対応付けるべき第2の選択情報となる地域情報の選択方法として収集エリア選択方法を選択したかをその収集エリア選択ボタン470への入力により判断する(ステップ5001)。
【0292】
CPU11は、収集エリア選択ボタン470が操作されなかったとその入力情報により判断したとき、例えば地域名称選択ボタン468が選択され入力されたとき(ステップ5002)或はごみステーション選択ボタン469が選択され入力されたとき(ステップ5003)は夫々の選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。
【0293】
これに対し、管理者端末10のCPU11が、収集エリア選択ボタン470を選択したとその入力情報により判断したときは、その選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ5004)。そしてサーバ1のCPU2は、当該収集エリア選択方法の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5005)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306、地図データ402及び収集エリアデータ405等から収集エリア選択画面情報を合成させ、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ5006)。
【0294】
更に管理者端末10のCPU11は、サーバ1から収集エリア選択画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその収集エリア選択画面情報を表示部15に例えば図51に示すように収集エリア選択画面500として出力させる(ステップ5007)。ただし、この状態ではまだ図51中の黒塗り領域表示や収集エリア名称ボックス等の収集エリア個別情報は収集エリア選択画面500には表示されていない。
【0295】
図51は、収集エリア選択画面の例を示す図である。収集エリア選択画面500は、地図上に所定の収集エリアを、ごみ収集日の週単位登録画面460に入力された所定情報と、対応付けて選択させるための画面である。尚、例えば図51の地図の黒塗り領域が収集エリア選択画面500で選択された収集エリア501である。
【0296】
また、収集エリア選択画面500には所定の地図画面502と選択項目として地図画面上の対象領域を拡大させる拡大ボタン503、逆に縮小させる縮小ボタン504、対象領域を他へ移動させる移動ボタン505、収集エリアを選択する収集エリア選択ボタン506を有する。
【0297】
そして収集エリア選択画面500には、収集エリア選択ボタン506が操作され、地図上のいずれかの収集エリア(この段階では、図面上例えば夫々の収集エリアの境界線が表示されるだけで図51のように黒塗り領域表示されていない)が選択されると、収集エリア個別情報として収集エリア名称ボックス507とその解除ボタン508が表示される。また、収集エリア選択画面500は、上記所定情報と収集エリア情報とを対応付けてサーバ1の記憶部4に格納させるための登録ボタン509及び前の画面(ごみ収集日の週単位登録画面460)に戻って入力をやり直す戻るボタン510を有する。
【0298】
管理者端末10のCPU11は、管理者が収集エリア選択ボタン506を選択し、地図画面502上の予め登録された収集エリアのいずれかをクリック等により選択されたと、その入力情報により判断したときは、その収集エリア選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ5008)。
【0299】
そしてサーバ1のCPU2は、当該収集エリア選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5009)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306及び収集エリアデータ405等を読み出させ、受信した収集エリア選択情報とから合成情報を作成させる。更にCPU2は、その合成情報にWebアプリケーション8に記憶部4から読み出させた収集エリア個別情報画面情報を組み合わせて、通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ5010)。
【0300】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から合成情報等をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその合成情報と収集エリア個別情報画面情報を表示部15に例えば図51に示すように収集エリア選択画面500として出力させる(ステップ5011)。このときには、図51中に黒塗り領域表示や収集エリア名称ボックス507等の収集エリア個別情報は収集エリア選択画面500に表示されている。
【0301】
ここで、例えば管理者により登録ボタン509が操作され、入力部16により当該登録ボタン選択情報が入力されると、CPU11は当該登録ボタン選択情報をWebブラウザ17により通信部14からサーバ1に送信させる(ステップ5012)。
【0302】
するとサーバ1のCPU2は、当該登録ボタン選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5013)と、Webアプリケーション8により上記所定情報と選択された収集エリア情報とを関連付けて夫々記憶部4に、例えばごみ種別名称データ301やごみ収集日データ305、収集エリアデータ405等に格納させる(ステップ5014)。これにより、選択された収集エリア情報が第2の選択情報として第1の選択情報であるごみ収集日の週単位登録画面460に入力された所定情報と対応付けられ、サーバ1に記憶されることとなる。
【0303】
そしてサーバ1のCPU2は、ごみステーション情報等が記憶部4に格納されるとステップ4715に戻り、再度、管理者端末10にごみ収集日の週単位登録画面情報を通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ4715)。以下ステップ5014まで同様な動作が繰り返され、管理者は必要な種々の所定情報に夫々収集エリアを選択し対応付けてサーバ1の記憶部4に格納させ登録できることとなる。
【0304】
ここで、収集エリアを全て所定情報に対応付けたときは、例えば管理者がステップ4717で管理者端末10の入力部16にごみ出しナビゲータに戻るボタン471の選択情報を入力することにより、ステップ4701に戻り、更にステップ4705で他の登録を選択してカレンダー用祝日登録等へと進むことができる。また、ごみ出しナビゲータ画面30で更にトップページに戻るボタンを操作して管理者マスター登録一覧画面に戻り、ログアウトボタンを操作して全ての操作を終了させることもできる。
【0305】
以上で収集エリア選択によるごみ収集カレンダー登録についての説明を終了する。
【0306】
次に、利用者がごみ収集カレンダーを利用者端末に出力するまでの動作を説明する。
【0307】
図52は、ごみ収集カレンダーを出力するまでのフローチャートである。
【0308】
まず利用者の操作により利用者端末20は、Webブラウザ27により通信部24からネットワーク6を介してごみ収集カレンダー作成ソフトウエアを導入している自治体等のWebサイトにアクセスし、ごみ収集地域選択方法の選択画面520の選択情報をサーバ1に送信する(ステップ5201)。サーバ1のCPU2は、ごみ収集地域選択方法の選択画面選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5202)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ収集地域選択方法の選択画面情報を読み出させ、通信部5から利用者端末20へ送信させる(ステップ5203)。
【0309】
すると利用者端末20のCPU21は、サーバ1から送信されたごみ収集地域選択方法の選択画面情報を通信部24を介して受信し、表示部25に例えば図53に示すようにごみ収集地域選択方法の選択画面520として出力させる(ステップ5204)。
【0310】
図53は、ごみ収集地域選択方法の選択画面の例を示す図であり、ごみ収集地域選択方法の選択画面520は、ごみ収集地域選択方法を利用者に選択させるもので、地域名称選択ボタン521、ごみステーション選択ボタン522及び収集エリア選択ボタン523を有する。これにより、最も適切なごみ収集地域選択方法を選択でき、ごみ収集カレンダーの利用性を向上できる。
【0311】
ここで、利用者は例えば図53のごみ収集地域選択方法の選択画面520で選択したい選択ボタンをクリック等の操作をして選択し、入力部26により当該選択情報を入力する。
【0312】
このとき利用者端末20のCPU21は、入力情報がごみステーション選択方法の選択情報か否か判断する(ステップ5205)。そしてCPU21が、選択情報がごみステーション選択方法の選択情報でないと判断したとき、例えば地域名称選択情報であると判断したとき(ステップ5206)、或は収集エリア選択情報であると判断したとき(ステップ5207)は、夫々の選択情報を通信部24からサーバ1に送信する。例えば地域名称選択情報を送信したときは、サーバ1は表示地区選択画面情報を利用者端末20に送信する(図31のステップ3103)。以下は上述の他の実施形態と同様である。
【0313】
また、収集エリア選択情報を送信したときは、以下のごみステーション選択方法の選択情報の場合と略同様であり、その説明を省略する。
【0314】
これに対し、利用者端末20のCPU21は、選択情報がごみステーション選択方法の選択情報であると判断したときは、その選択情報をWebブラウザ27により通信部24からサーバ1に送信させる(ステップ5208)。
【0315】
そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみステーション選択方法の選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5209)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306及び地図データ402、ごみステーションデータ403等を読み出させ、ごみステーション選択画面情報を作成させる。更にCPU2は、そのごみステーション選択画面情報を通信部5から管理者端末10に送信させる(ステップ5210)。
【0316】
すると利用者端末20のCPU21は、サーバ1からごみステーション選択画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はそのごみステーション選択画面情報を表示部25に例えば図54に示すようにごみステーション選択画面530として出力させる(ステップ5211)。
【0317】
図54は、ごみステーション選択画面の例を示す図である。ごみステーション選択画面530は、既にごみステーションとしてサーバ1の記憶部4に格納されたごみステーションを地図上に表示すると共に、その中から所定のごみステーションを選択させるための画面である。尚、例えば図54の地図の黒丸が登録されているごみステーション531である。
【0318】
また、ごみステーション選択画面530には所定の地図画面532と選択項目として地図画面上の対象領域を拡大させる拡大ボタン533、逆に縮小させる縮小ボタン534、対象領域を他へ移動させる移動ボタン535、ごみステーションを選択する選択ボタン536を有する。
【0319】
例えば利用者端末20のCPU21は、利用者が選択ボタン536を選択し、地図画面532上の予め登録されたごみステーション531のいずれかを、クリック等により選択されたとその入力情報により判断したときは、そのごみステーション選択情報をWebブラウザ27により通信部24からサーバ1に送信させる(ステップ5212)。
【0320】
そしてサーバ1のCPU2は、当該ごみステーション選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5213)と、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306から年月選択画面情報を読み出させ、通信部5から利用者端末20に送信させる(ステップ5214)。
【0321】
次に利用者端末20は、サーバ1から年月選択画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はその年月選択画面情報を表示部25に例えば図55に示すように年月選択画面540として出力する(ステップ5215)。
【0322】
ここで図55は、年月選択画面の例を示す図である。年月選択画面540は、ごみ収集カレンダーの年月を選択する画面で、例えば2004年及び2005年の夫々に設けられた1月から12月までの月表示選択ボタン541,542を有する。
【0323】
利用者が、例えば2005年の1月を選択し、2005年1月の月表示選択ボタンを操作するとCPU21は、Webブラウザ27により通信部24を介してサーバ1に当該2005年1月の年月選択情報が送信される(ステップ5216)。
【0324】
そしてサーバ1のCPU2は、当該年月選択情報を通信部5を介して受信する(ステップ5217)と、Webアプリケーション8に当該ごみステーション選択情報及び年月選択情報に対応する記憶部4に格納されたごみ種別名称データ301、地区名称データ302、祝日データ304、ごみ収集日(年月の週・曜日)データ305、ごみ収集カレンダー作成用画面データ306、ごみ収集カレンダーのテンプレート307、地図データ402及びごみステーションデータ403等を読み出させ、夫々の対応付け(関連付け)により、選択されたごみステーションの選択された2005年1月の月表示のごみ収集カレンダー画面情報を合成する(ステップ5218)。そして、CPU2は合成された2005年1月の月表示のごみ収集カレンダー画面情報を通信部5を介して利用者端末20に送信する(ステップ5219)。
【0325】
利用者端末20のCPU21は、サーバ1からごみ収集カレンダー画面情報をWebブラウザ27により通信部24を介して受信し、CPU21はそのごみ収集カレンダー画面情報を表示部25に例えば図56に示すように月表示のごみ収集カレンダー画面550として出力する(ステップ5220)。
【0326】
ここで図56は、月表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図である。月表示のごみ収集カレンダー画面550は、1月の月表示のごみ収集カレンダーを表示したものである。また、月表示のごみ収集カレンダー画面550はごみ収集地域選択方法の選択画面に戻るボタン551を有する。
【0327】
次に利用者端末20のCPU21は、利用者が選択画面に戻るボタン551を操作し、その操作情報が入力部26に入力されたか判断する(ステップ5221)。CPU21は、選択画面に戻るボタン551が操作され入力されたと判断したときは、ステップ5201に戻る。
【0328】
また、CPU21は、選択画面に戻るボタン551が操作されず入力されなかったと判断したときは、ごみ収集カレンダーの利用者端末による出力動作は終了する。
【0329】
以上で、利用者がごみ収集カレンダーを利用者端末に出力するまでの動作の説明を終了する。
【0330】
尚、例えば図50のステップ4711で管理者端末10のCPU11が、ごみ収集カレンダー登録画面160で管理者が週単位確認画面へ164を選択し入力したと判断したとき(ステップ4712)は、その選択情報がWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信される。
【0331】
そしてサーバ1のCPU2は、当該週単位確認画面への選択情報を通信部5を介して受信すると、Webアプリケーション8に記憶部4に格納されたごみ収集カレンダー作成用画面データ306等からごみ収集カレンダー週単位確認画面情報を読み出させ、通信部5から管理者端末10に送信させる。
【0332】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1からごみ収集カレンダー週単位確認画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はそのごみ収集カレンダー週単位確認画面情報を表示部15に例えば図57に示すようにごみ収集カレンダー週単位確認画面560として出力させる。
【0333】
図57は、ごみ収集カレンダー週単位確認画面の例を示す図である。ごみ収集カレンダー週単位確認画面560は、ごみ収集カレンダー情報作成用のデータを入力した後に、週単位でそのデータを確認させるために検索の年月週等の条件を入力する画面である。ここで、ごみ収集カレンダー週単位確認画面560には、入力フォームとして、ごみ種別を入力するごみ種別入力ボックス561、検索年を入力する検索年入力ボックス562、検索月を入力する検索月入力ボックス563及び検索週を入力する検索週入力ボックス564を有する。また、ごみ収集カレンダー週単位確認画面560は、検索を実行させる検索ボタン565、画面を初期状態に戻すリセットボタン566及びごみ収集カレンダー登録画面160に戻るごみ収集カレンダートップボタン567を有する。
【0334】
例えば管理者端末10のCPU11は、管理者が上記入力ボックスに所定情報を入力して検索ボタン565を操作すると、その所定情報と検索ボタン選択情報とをWebブラウザ17により通信部14を介してサーバ1に送信させる。そしてサーバ1のCPU2は、当該所定情報と検索ボタン選択情報とを通信部5を介して受信すると、Webアプリケーション8に記憶部4に格納された当該所定情報と検索ボタン選択情報とに該当するごみ種別名称データ301や地区名称データ302を検索し、ごみ収集カレンダー作成用画面データ306等から週単位確認検索結果画面情報を作成させる。
【0335】
そしてCPU2は、当該週単位確認検索結果画面情報を通信部5を介して管理者端末10に送信させる。
【0336】
すると管理者端末10のCPU11は、サーバ1から週単位確認検索結果画面情報をWebブラウザ17により通信部14を介して受信し、CPU11はその週単位確認検索結果画面情報を表示部15に例えば図58に示すように週単位確認検索結果画面570として出力させる。
【0337】
図58は、週単位確認検索結果画面の例を示す図である。週単位確認検索結果画面570は、ごみ収集カレンダー情報作成用のデータを入力した後に週単位でそのデータを確認させるための画面である。ここで、週単位確認検索結果画面570には、ごみ種別及び検索された年月週が表示されると共に日曜日から土曜日までの日と曜日、そしてその曜日に指定されたごみ種別のごみが収集される収集地区名称が表示される。
【0338】
また週単位確認検索結果画面570には、選択ボタンとして前の週の検索結果を表示させる前の週ボタン571、次の週の検索結果を表示させる次の週ボタン572及びごみ収集カレンダー週単位確認画面に戻るボタン573を有する。
【0339】
これにより、管理者はサーバ1の記憶部4に格納された各種データをいつでも確認でき、修正が必要なときは直ちにごみ収集カレンダー登録画面160に戻り、その画面から例えば週単位削除画面で削除し、週単位登録画面で登録し直すこともできる。従って、常に正確なデータでごみ収集カレンダー情報を作成でき、当該ごみ収集カレンダー情報で作成されるごみ収集カレンダーの信頼性をより向上できる。
【0340】
このように本実施形態によれば、サーバ1によってごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能な第1の編集情報として管理者端末10に出力させることとした。従って、管理者端末10のディスプレー画面に第1の編集情報、例えばごみ収集日の週単位登録画面460を表示させてその画面上で選択して、夫々関連付けられた第1の選択情報をネットワーク6によりサーバ1へ送信することができる。
【0341】
また、その第1の選択情報に対応付けて第2の選択情報をサーバ1の記憶部4に格納させるために当該サーバ1に送信することとした。従って、選択されたごみ種別情報、収集可能な月の週情報及曜日情報及びごみ収集地域情報が夫々別々のデータとしてサーバ1の記憶部4に格納されていても、例えば所定のごみ収集地域情報を入力すれば、容易に対応付けられたごみ種別情報等の情報を得ることができる。
【0342】
また、基礎情報は、地理情報システムの地図情報を有し、ごみ収集地域情報は、ごみ収集地域の少なくとも一部のごみが集められるごみステーションの情報を地図情報の地図の所定の位置に対応付けた情報であることとしたので、例えばごみ収集地域情報をディスプレー画面上に出力すれば、地図上の道路情報等から容易に所望のごみステーションを探し出すことができ、ごみ収集カレンダー情報の作成のみならず、利用者の便宜もより向上する。
【0343】
また、行政地域名称では特定できない細かいごみ収集地域情報等も地図上で容易に特定が可能であり、ごみ収集カレンダーの実用性が向上する。更にGISを利用して様様な情報をごみ収集地域情報に組み合わせることができ、ごみ収集カレンダーの機能をより向上できる。
【0344】
更にごみステーションの情報は、ごみステーションごとの個別情報を有することとしたので、ごみ収集カレンダー情報を作成するためだけでなく、例えばごみ収集時に役に立つ情報をごみ収集地域情報に含ませることができ、その機能性が増す。例えば収集の順番やごみステーションが特別な場所にあるとか、更にはカラスよけのネットが設けてある等である。
【0345】
更に個別情報は、ごみステーションの利用者情報を有することとしたので、更にごみ収集カレンダー情報の作製を容易にすることができる他、当該情報の機能性をも向上できる。例えば利用者情報として利用者の人数や年齢等の情報をごみステーション情報に含ませればそのごみステーションのおおよそのごみ収集量が判断でき、ごみ収集ルートの検討の効率化やごみ収集カレンダー情報の正確性及び最適性をより向上できる。
【0346】
また、基礎情報は、地理情報システムの地図情報を有し、ごみ収集地域情報は、所定の領域をもつ収集地域の情報を地図情報の地図の所定の位置に対応付けた情報であることとした。従って例えばごみ収集地域情報をディスプレー画面上に出力すれば、地図上の道路情報等から容易に所望の収集地域を探し出すことができ、ごみ収集カレンダー情報の作成のみならず、利用者の便宜もより向上する。また、行政地域名称では特定できない細かいごみ収集地域情報等も地図上で容易に特定が可能であり、ごみ収集カレンダーの実用性が向上する。更に地図情報に例えば人口情報も含ませれば、当該地図上で所定の領域を特定することで、容易にその領域の全人口が割り出される。これにより、例えば収集エリア登録画面440で新規収集エリアを地図画面442上で描画するだけで、そのエリア内の人口が算出されるので、ごみ収集地域の平均ごみ収集量が容易に判明し、全ごみ収集量が許容値内かの判断が極めて容易となる。
【0347】
更に収集地域の情報は、収集地域ごとの個別情報を有することとしたので、ごみ収集カレンダー情報を高機能化することができる。
【0348】
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更し或は上述した各実施形態を組み合わせて実施できるものである。
【0349】
例えば、上述の実施形態では、サーバ1と管理者端末10を分けて説明したが管理者端末10がサーバ1を兼ねてもよいし、管理者端末を複数設けてもよい。これより、よりごみ収集カレンダー情報作成システムの高機能化、カスタマイズ化が図れる。
【0350】
また、上述の実施形態では、図54をごみステーション選択画面530として説明したが、当該画面をごみステーション選択と収集エリア選択とを兼ねた画面としてもよい。その場合、例えば地図画面532上の黒丸以外の所定の位置をクリックした情報がサーバ1に送信されると、CPU2は、当該地図情報のレイヤー上の収集エリア情報のレイヤーでの選択とし、収集エリア選択方法による選択情報と判断する。以下は、ごみステーション選択の場合と略同様である。更にこの場合、ごみ収集地域選択方法の選択画面520では、例えば地域名称選択ボタンとGISによる選択ボタンとの二つとなる。
【図面の簡単な説明】
【0351】
【図1】本発明の一実施形態に係るごみ収集カレンダー作成システムの構成を示す図である。
【図2】ごみ収集カレンダーの作成手順を示すフローチャートである。
【図3】ごみ出しナビゲータの画面の例を示す図である。
【図4】ごみ種別マスター登録画面の例を示す図である。
【図5】ごみ種別マスター新規登録画面の例を示す図である。
【図6】ごみ種別の新規登録内容の確認画面の例を示す図である。
【図7】ごみ種別の新規登録終了画面の例を示す図である。
【図8】ごみ種別マスター更新画面の例を示す図である。
【図9】地域登録画面の例を示す図である。
【図10】地域新規登録画面の例を示す図である。
【図11】地域更新画面の例を示す図である。
【図12】グループ登録画面の例を示す図である。
【図13】グループ新規登録画面の例を示す図である。
【図14】カレンダー用祝日登録画面の例を示す図である。
【図15】カレンダー用祝日新規登録画面の例を示す図である。
【図16】ごみ収集カレンダー登録画面の例を示す図である。
【図17】ごみ収集日の週単位登録画面の例を示す図である。
【図18】図17のごみ収集日の週単位登録画面から呼び出される地域選択画面の例を示す図である。
【図19】ごみ収集日と地域の登録内容確認画面の例を示す図である。
【図20】ごみ収集日の週単位削除画面の例を示す図である。
【図21】地域削除画面の例を示す図である。
【図22】ごみ収集日の登録削除内容確認画面の例を示す図である。
【図23】ごみ収集日の日単位登録・削除画面の例を示す図である。
【図24】ごみ収集日の日単位登録画面の例を示す図である。
【図25】ごみ出しカレンダー入力画面の例を示す図である。
【図26】削除確認用のごみ出しカレンダー入力画面の例を示す図である。
【図27】ごみ収集カレンダーの例を示す図である。
【図28】収集量上限オーバーチェック画面の例を示す図である。
【図29】全地域のごみ収集日の割り当ての妥当性を検証する動作の手順を示すフローチャートである。
【図30】他の実施形態に係るサーバの記憶部に格納されたデータの説明図である。
【図31】ごみ収集カレンダーを出力するまでのフローチャートである。
【図32】表示地区選択画面の例を示す図である。
【図33】表示形式選択画面の例を示す図である。
【図34】年間表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図である。
【図35】月表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図である。
【図36】週表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図である。
【図37】別の実施形態に係るサーバの記憶部に格納されたデータの説明図である。
【図38】ごみ種別登録に関するフローチャートである。
【図39】ごみステーション登録による地域登録のフローチャートである。
【図40】地域登録方法の選択画面の例を示す図である。
【図41】ごみステーション登録画面の例を示す図である。
【図42】新規ごみステーション登録画面の例を示す図である。
【図43】収集エリア登録による地域登録のフローチャートである。
【図44】収集エリア登録画面の例を示す図である。
【図45】新規収集エリア登録画面の例を示す図である。
【図46】地域名称登録による地域登録のフローチャートである。
【図47】ごみステーション選択によるごみ収集カレンダー登録のフローチャートである。
【図48】ごみ収集日の週単位登録画面の例を示す図である。
【図49】ごみステーション選択画面の例を示す図である。
【図50】収集エリア登録による地域登録のフローチャートである。
【図51】収集エリア選択画面の例を示す図である。
【図52】ごみ収集カレンダーを出力するまでのフローチャートである。
【図53】ごみ収集地域選択方法の選択画面の例を示す図である。
【図54】ごみステーション選択画面の例を示す図である。
【図55】年月選択画面の例を示す図である。
【図56】月表示のごみ収集カレンダー画面の例を示す図である。
【図57】ごみ収集カレンダー週単位確認画面の例を示す図である。
【図58】週単位確認検索結果画面の例を示す図である。
【符号の説明】
【0352】
1 サーバ
2 CPU
3 メモリ
4 記憶部
5 通信部
6 ネットワーク
7 Webサーバプログラム
8 Webアプリケーションサーバプログラム
9 データ
10 管理者端末
11 CPU
12 メモリ
13 記憶部
14 通信部
15 表示部
16 入力部
17 Webブラウザ
20 利用者端末
21 CPU
22 メモリ
23 記憶部
24 通信部
25 表示部
26 入力部
27 Webブラウザ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ごみ種別及びごみ収集地域を登録する手段と、
前記登録されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日の各項目を選択可能に表示する手段と、
前記表示された各項目からごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日を選択する手段と、
前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日を表示すると共に、前記登録されたごみ収集地域を選択可能に表示する手段と、
前記表示されたごみ収集地域から所望のごみ収集地域を選択する手段と、
前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週、曜日及びごみ収集地域に基づき、ごみ収集カレンダーを作成する手段と
を具備することを特徴とするごみ収集カレンダー作成装置。
【請求項2】
請求項1に記載のごみ収集カレンダー作成装置であって、
複数の前記ごみ収集地域から1つのグループを作成する手段を有し、
前記作成されたグループを前記ごみ収集地域と同様に扱うことを可能にしたことを特徴とするごみ収集カレンダー作成装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のごみ収集カレンダー作成装置であって、
前記作成されたごみ収集カレンダーに対して日単位でごみ種別及びごみ収集地域の新規入力又は編集を可能としたことを特徴とするごみ収集カレンダー作成装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のごみ収集カレンダー作成装置であって、
前記作成された各地域のごみ収集カレンダーのごみ収集日の割り当てが、ごみ収集能力の観点から妥当性であるか否かを検証する手段を具備することを特徴とするごみ収集カレンダー作成装置。
【請求項5】
コンピュータシステムに対して、
ごみ種別及びごみ収集地域の入力があったときにこれらを登録させ、
前記登録されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日の各項目を選択可能に表示させ、
前記表示された各項目からごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日が選択されたときに、前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週及び曜日を表示すると共に、前記登録されたごみ収集地域を選択可能に表示させ、
前記表示されたごみ収集地域から所望のごみ収集地域が選択されたときに、前記選択されたごみ種別、ごみ収集可能な月の週、曜日及びごみ収集地域に基づき、ごみ収集カレンダーを作成させる
ことを特徴とするごみ収集カレンダー作成ソフトウエア。
【請求項6】
請求項5に記載のごみ収集カレンダー作成ソフトウエアであって、
前記コンピュータシステムに対して、
複数の前記ごみ収集地域からなる1つのグループを作成させ、
前記作成されたグループを前記ごみ収集地域と同様に扱うことを可能にしたことを特徴とするごみ収集カレンダー作成ソフトウエア。
【請求項7】
請求項5又は請求項6に記載のごみ収集カレンダー作成ソフトウエアであって、
前記コンピュータシステムに対して、
前記作成されたごみ収集カレンダーに対して日単位でごみ種別及びごみ収集地域の新規入力又は編集を可能としたことを特徴とするごみ収集カレンダーソフトウエア。
【請求項8】
ごみ収集カレンダー情報を作成するためにサーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークを介して接続された情報端末装置とを備えたごみ収集カレンダー情報作成システムにおいて、
前記サーバ装置は、
前記情報端末装置から送信された前記ごみ収集カレンダー作成用のごみ種別情報及びごみ収集地域情報を受信する受信手段と、
予め前記ごみ収集カレンダー作成用の基礎情報を記憶すると共に、前記受信された前記ごみ種別情報及びごみ収集地域情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶された前記基礎情報及び前記ごみ種別情報に基づき、前記ごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能な第1の編集情報に編集する編集手段と、
前記第1の編集情報を、前記情報端末装置に送信する送信手段と、
前記第1の編集情報の内の、前記情報端末装置により送信された第1の選択情報を受信する受信手段と、
前記第1の選択情報と、前記記憶されたごみ収集地域情報を前記編集手段により前記第1の選択情報に対応付けて選択可能とされた第2の編集情報とを前記情報端末装置に送信する送信手段と、
前記第2の編集情報の内の、前記第1の選択情報に対応付けて前記情報端末装置により送信された第2の選択情報を受信する受信手段と、
前記受信された前記第2の選択情報を前記第1の選択情報に対応付けて記憶する記憶手段とを有し、
前記情報端末装置は、
前記サーバ装置へ前記ごみ種別情報及びごみ収集地域情報を送信する送信手段と、
前記サーバ装置から送信された前記第1の編集情報を受信する受信手段と、
前記受信された前記第1の編集情報を出力する出力手段と、
前記第1の選択情報を前記サーバ装置へ送信する送信手段と、
前記サーバ装置から送信された前記第1の選択情報と、前記第2の編集情報とを受信する受信手段と、
前記受信した第1の選択情報と、前記第2の編集情報とを出力する出力手段と、
前記第2の選択情報を前記第1の選択情報に対応付けて前記サーバ装置へ送信する送信手段とを有すること特徴とするごみ収集カレンダー情報作成システム。
【請求項9】
請求項8に記載のごみ収集カレンダー情報作成システムにおいて、
前記サーバ装置に前記ネットワークを介して接続された前記情報端末装置と異なる他の情報端末装置を更に備え、
前記サーバ装置は、前記ごみ収集カレンダー情報を前記他の情報端末装置の要求に応じ、前記第1及び第2の選択情報に基づき年表示、月表示及び週表示の少なくともいずれかの前記ごみ収集カレンダー情報として編集する編集手段と、その年表示、月表示及び週表示の少なくともいずれかの前記ごみ収集カレンダー情報を前記他の情報端末装置に送信する送信手段とを更に有することを特徴とするごみ収集カレンダー情報作成システム。
【請求項10】
ごみ収集カレンダー情報を作成するためにサーバ装置とネットワークを介して接続された情報端末装置において、
前記ごみ収集カレンダー作成用のごみ種別情報及びごみ収集地域情報を前記サーバ装置に記憶させるために前記サーバ装置へ送信する送信手段と、
前記サーバ装置に予め記憶された前記ごみ収集カレンダー作成用の基礎情報及び前記ごみ種別情報に基づき、前記サーバ装置によって前記ごみ種別情報、ごみ収集可能な月の週情報及び曜日情報の各情報を夫々対応付けて選択可能に編集された第1の編集情報を、前記サーバ装置から受信する受信手段と、
前記受信された前記第1の編集情報を出力する出力手段とを具備し、
前記送信手段は、前記第1の編集情報の内の第1の選択情報を前記サーバ装置へ送信し、
前記受信手段は、前記第1の選択情報と、前記サーバ装置によって前記ごみ収集地域情報を前記第1の選択情報に対応付けて選択可能に編集された第2の編集情報とを前記サーバ装置から受信し、
前記出力手段は、前記受信した第1の選択情報と前記第2の編集情報とを出力し、
前記送信手段は、前記出力された前記第1の選択情報と、前記第2の編集情報の内の第2の選択情報とを前記第1の選択情報に対応付けて前記サーバ装置に記憶させるために前記サーバ装置へ送信することを特徴とする情報端末装置。
【請求項11】
請求項10に記載の情報端末装置において、
前記ごみ収集地域情報は、複数のごみ収集地域情報をグループ化したものであることを特徴とする情報端末装置。
【請求項12】
請求項10に記載の情報端末装置において、
前記受信手段は、前記サーバ装置に記憶された前記第1及び第2の選択情報のごみ種別情報及びごみ収集地域情報を、前記サーバ装置によって日単位で新規入力、または変更可能なように編集され送信された第3の編集情報を受信し、
前記出力手段は、前記受信した第3の編集情報を出力し、
前記送信手段は、前記第3の編集情報により新規入力、または変更する情報を前記サーバ装置に記憶させるために前記サーバ装置に送信することを特徴とする情報端末装置。
【請求項13】
請求項10に記載の情報端末装置において、
前記受信手段は、前記サーバ装置に予め記憶された前記ごみ収集地域ごとの一日の前記ごみ種別の各平均ごみ収集量に基づいて、前記サーバ装置に記憶された前記第1及び第2の選択情報により算出される、同じごみ種が同じ日に収集されることとなる全ごみ収集地域の合計ごみ収集量が、そのごみ種を一日に収集できるごみ収集量より大きいか否かの判断情報を前記サーバ装置から受信し、
前記出力手段は、前記判断情報を出力するものであることを特徴とする情報端末装置。
【請求項14】
請求項10に記載の情報端末装置において、
前記基礎情報は、地理情報システムの地図情報を有し、
前記ごみ収集地域情報は、そのごみ収集地域の少なくとも一部のごみが集められるごみステーションの情報を前記地図情報の地図の所定の位置に対応付けた情報であることを特徴とする情報端末装置。
【請求項15】
請求項14に記載の情報端末装置において、
前記ごみステーションの情報は、前記ごみステーションごとの個別情報を有することを特徴とする情報端末装置。
【請求項16】
請求項15に記載の情報端末装置において、
前記個別情報は、前記ごみステーションの利用者情報を有することを特徴とする情報端末装置。
【請求項17】
請求項10に記載の情報端末装置において、
前記基礎情報は、地理情報システムの地図情報を有し、
前記ごみ収集地域情報は、所定の領域をもつ収集地域の情報を前記地図情報の地図の所定の位置に対応付けた情報であることを特徴とする情報端末装置。
【請求項18】
請求項17に記載の情報端末装置において、
前記収集地域の情報は、前記収集地域ごとの個別情報を有することを特徴とする情報端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図43】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図50】
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【図52】
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【図53】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図41】
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【図42】
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【図44】
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【図45】
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【図49】
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【図51】
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【図54】
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【公開番号】特開2006−178940(P2006−178940A)
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−339730(P2005−339730)
【出願日】平成17年11月25日(2005.11.25)
【出願人】(000223104)東和科学株式会社 (9)