説明

たばこの包装とそのような包装を製造するブランク

本発明は、たばこの包装であって、その際、この包装(10)が包装内容物(28)、特にたばこ群の収容のためのカップ形状の箱部分(11)および箱部分(11)を閉鎖するための蓋(12)ならびに箱部分(11)内に設けられるカラー(13)を有し、その際、包装(10)が、直立した側壁部、つまり大面積の前壁部(16)および向かい合った側の後壁部(19)、並びに前壁部(16)および後壁部(19)を接続する狭側壁部(22,23)を有し、その際、側壁部が、箱部分(11)および蓋部分(12)にわたって延在し、および直立する折線(38)によって互いに接続されている包装に関する。発明に従い、二つの隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)に、中間平面(49)が形成され、この中間平面が、関連を持って両隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の部分にわたって延在し、およびこの中間平面が、両隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の間の折線(38)を中断し、その際、隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)が、中間平面(49)の領域内において、中間平面(49)の外側の各側壁部の平面から逸脱した推移を有することが提案される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に従う、たばこの包装であって、その際、この包装が包装内容物、特にたばこ群の収容のためのカップ形状の箱部分および箱部分を閉鎖するための蓋ならびに箱部分内に設けられるカラーを有し、その際、包装が、直立した側壁部、つまり大面積の前壁部および向かい合った側の後壁部、並びに前壁部および後壁部を接続する狭側壁部を有し、その際、側壁部が、箱部分および蓋部分にわたって延在し、および直立する折線によって互いに接続されている包装に関する。本発明は、更に、そのような包装の製造のためのブランクに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の包装は、ヒンジリッド式包装として多数の実施形が知られている。直方体の形状を有する包装の他に、六角形または八角形断面または丸められた包装の角を有する包装も公知である。更に、後側に直角の角を有し、前側に斜めにされた角を有する包装が公知である。この特別な包装形状は、一方で、出来る限り省スペースな包装内容物の配置という背景のもと開発され、他方で、できるだけ目に留まる包装形状という背景から開発された。これと関係なく、(たばこの)包装は、しばしばコピーされるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに端を発し、本発明は、冒頭に記載した種類の包装を、特に、(なお)目立つ包装形状という観点、及び/又はコピーするのが困難な形状という観点で更に発展させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決する包装は、請求項1に記載の特徴を有している。それによれば、二つの隣接する側壁部に、中間平面が形成され、この中間平面が、関連を持って両隣接する側壁部の部分にわたって延在し、およびその際この中間平面が、両隣接する側壁部の間の折線を中断し、そしてその際、隣接する側壁部が、中間平面の領域内において、中間平面の外側の各側壁部の平面から逸脱した推移を有することが意図される。
【0005】
この解決策の利点は、中間平面に起因して、例えば従来の長方形断面を有するたばこ包装よりも、包装が、製造においてより複雑であるという点と、およびこれに伴い、それほど容易にコピーすることができないという点にある。他方、中間平面は、特に対応する印刷デザインと結びついて、新たな視覚効果を図る可能性を与え、これによって消費者の注意をこの包装に向けることができる。
【0006】
本発明に係る包装の有利な発展形と、好ましい実施形は、下位の請求項および他の明細書の記載より明らかとなる。
【0007】
好ましくは、中間平面が、側壁部の材料内にもたらされた、刻傷及び/又は溝の形式の、脆弱線によって境界付けられており、この脆弱線が、好ましくは、中間平面の輪郭に沿って連続して推移している。この方法によって、中間平面の位置が、驚くほど容易に包装に与えられることができる。脆弱線のおかげで、その他の点では通常の折過程により、中間平面の逸脱した推移を自動的に現われさせることができる。
【0008】
更に好ましくは、脆弱線は、包装内容物の方を向いた、側壁部の内側面に形成されており、特に、刻傷として、つまり側壁部の材料厚さの略1/3から2/3に相当する深さを有する切り口として形成されている。この方法によって脆弱線が諸費者に見えず、よって、完成した包装の外観を損なうことが無い。
【0009】
別の独自性は、中間平面を有する隣接した側壁部が、中間平面の領域の外側で135°以上の角度中に設けられている点に存在する。隣接する側壁部がより小さな角度、例えば90°内に設けられる場合、中間平面の形成は、隣接する側壁部の隣に存在する側壁部の変形に通じる可能性がある点を、発明者は発見した。しかし、これによって包装の、望まれない視覚上の損傷が発生し、しかしながらこの損傷は、より大きな角度によって少なくとも大幅に回避することができる。
【0010】
逸脱した推移は、側壁部が中間平面の領域内で、湾曲した推移を有することによって、及び/又は、各側壁部の平面に対して角度を有して推移していることによって与えられることができる。
【0011】
好ましくは、中間平面は、隣接する側壁部の間の直立した折線が、中間平面によって中断されており、その際、折線が、中間平面の輪郭に沿って推移する、側壁部と中間平面の間の移行線によって続行されるよう設けられている。特に、これは、移行線が、折線の下方端部から出発し、中間平面への移行部において、まず分岐して推移し、そしてその後、中間平面の最大幅の点に達した後、中間平面の移行部において、折線の上方端部へと、再び集まってくるように推移することによって行われる。
【0012】
有利な実施形に従い、中間平面または移行線の輪郭が、頂点上に立てられた四角形、特にひし形に相当し、好ましくは、四角形の(上方および下方の)角が、一方では中間平面への移行部の折線の(上方および下方の)端部上に存在し、および他方では、(側方の)角が、隣接する側壁部の別の隣接する側壁部への移行部中における折線上に存在しているよう、前記四角形、特にひし形に相当することが意図されることが可能である。
【0013】
代替として、中間平面が、レンズ形状の輪郭を有しており、好ましくは、中間平面の(上方および下方の)端部が、隣接する側壁部の間の折線上に存在し、および、中間平面が、隣接する側壁部の別の隣接する側壁部への移行部中の折線まで側方に延在しているよう、レンズ形状の輪郭を有していることが可能である。
【0014】
別の独自性は、中間平面が、箱部分の領域内に形成され、および蓋が、中間平面を有さない点に存在することが可能である。この解決策は、包装のカラーが、通常の方法で形成されることが可能であって、および中間平面を有する必要が無いという利点を有している。
【0015】
本発明の有利な実施形に従い、中間平面が、各側壁部の下側および上側から間隔をあけて形成されており、特に底壁部への移行部中の折線に対して間隔をあけて、および箱部分の閉鎖エッジに対して間隔をあけて形成されている。
【0016】
別の有利な実施形は、包装が、複数の中間平面を、隣接する同じ側壁部、及び/又は隣接する異なる側壁部に有しており、特に、複数の中間平面が、隣接する同じ側壁部に、好ましくは互いに間隔を有して、重なり合って設けられるよう、複数の中間平面を有していることを意図する。
【0017】
有利には、中間平面が、包装の前側及び/又は後側から包装の狭側への移行部中に設けられており、その際、中間平面が、複数の隣接する側壁部にわたって延在していることが可能である。これは例えば、丸められた包装の角を有する包装であって、かつこの包装が、丸められた包装の角の領域中で、セグメント状に設けられた幅狭の側壁部からなっている場合に当てはまり得る。
【0018】
有利な実施形に従い、包装の前壁部が、斜めに推移する、特に曲げられた折線を有していることが可能であり、その際、前壁部に続く側壁部にそれぞれ中間平面が形成さており、この中間平面が、前壁部の、斜めに向いた折線にまで横に延在している。
【0019】
別の独自性は、包装が、複数の中間平面を有しており、包装の水平周囲寸法が、包装の高さにわたって出来る限り少なく異なるよう、前記中間平面が、包装の周囲にわたって分配されている、及び/又は算定されている点に存在しうる。このような包装の周囲長の最適化は、出来る限り折り目の無い表包装をたとえばセロファンより形成することを配慮している。
【0020】
特に有利な実施形においては、中間平面の側方角及び/又は下方端部及び/又は上方端部が、三つの脆弱線の交点上に設けられていることが意図とされ得る。
【0021】
本発明は、更に、たばこの包装を製造するためのブランクに関し、その際このブランクの側壁部が、折線によって互いに接続されている。発明にしたがい、二つの隣接する側壁部に対して中間平面が形成されており、この中間平面が、隣接する両側壁部の部分にわたって関連を持って延在しており、かつ隣接する両側壁部の間の折線を中断し、その際、中間平面が、脆弱線によって定義され、この脆弱線が、ブランクにおける中間平面の輪郭に沿って延在している。
【0022】
本発明に係るブランクの有利な発展形および好ましい実施形は、下位の請求項及び他の明細書の記載から生じる。
【0023】
本発明の有利な実施例について、図面を下に以下に詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】発明に従うたばこの包装の立体図
【図2】図1の包装の蓋を開いた状態の図
【図3】図1の包装の正面図
【図4】図1の包装の側面図
【図5】図1の包装の後面図
【図6】図1の包装の製造のためのブランクの図
【図7】図1の包装のカラーためのブランクの図
【図8】中間平面の領域中の図1の矢印VIIIに従う包装の側壁部の拡大図
【図9】図8の切断線IX-IXに沿う垂直断面
【図10】図8の切断線X-Xに沿う水平断面
【図11】図6の切断線XI-XIに沿う断面
【図12】図6の切断線XII-XIIに沿う断面
【図13】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第二の実施例
【図14】図13の包装の蓋を開いた状態の図
【図15】図13の包装の正面図
【図16】図13の包装の側面図
【図17】図13の包装の後面図
【図18】図13の包装の製造のためのブランクの図
【図19】図13の包装のカラーのブランクの図
【図20】中間平面の領域中の図13の矢印XXに従う包装の側壁部の拡大図
【図21】図20の切断線XXI-XXIに沿う垂直断面
【図22】図20の切断線XXII-XXIIに沿う水平断面
【図23】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第三の実施例
【図24】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第四の実施例
【図25】図24および29中の切断線XXV-XXVに沿う水平断面
【図26】図25の標識XXVI部分の詳細の拡大図
【図27】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第五の実施例
【図28】図27の切断線XXVIII-XXVIIIに沿う水平断面図
【図29】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第六の実施例
【図30】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第七の実施例
【図31】図30の切断線XXXI-XXXIに沿う水平断面
【図32】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第八の実施例
【図33】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第九の実施例
【図34】図33の包装の蓋を開いた状態の図
【図35】図33の包装の正面図
【図36】図33の包装の側面図
【図37】図33の包装の後面図
【図38】図33の包装の上面図
【図39】図33の包装の製造のためのブランクの図
【図40】図33の包装のカラーのためのブランクの図
【図41】図33の切断線XLI-XLIに沿う水平断面図
【図42】図33の切断線XLII-XLIIに沿う別の水平断面図
【図43】図1の図中の発明に従うたばこの包装の第十の実施例
【図44】図43の包装の蓋を開いた状態の図
【図45】図43の包装の正面図
【図46】図43の包装の側面図
【図47】図43の包装の後面図
【図48】図43の包装の製造のためのブランクの図
【図49】図43の包装のカラーのためのブランクの図
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明を以下に、たばこのための包装10の製造に基づいて例示的に説明する。包装10は、ヒンジリッド式の包装タイプのバリエーションである。相応して、包装10は、(下方の)箱部分11と(上方の)蓋12を有している。包装タイプに対応して、蓋12は揺動可能に箱部分11に設けられ、つまり、包装10の仮想の垂直主軸を横切って推移する線状関節34の領域に設けられている。
【0026】
包装の別の構成要素はカラー13であり、このカラーは、箱部分11内に設けられ、かつ当該部分から突出している。カラー13は、通常、蓋12の閉鎖位置の安定のために使用される。蓋が閉じられている場合(例えば図1)、蓋12と箱部分11は、各閉鎖エッジ14,15でもって互いに接している。
【0027】
箱部分11は、基本的にカップ形状に形成されており、包装内容物28、当該場合においてはたばこ群を収容する。たばこ群は、通常、例えばアルミ箔からなる内包装に包まれていることが可能である。この内包装は、たばこ群の周りをぐるっと回って折り畳まれている。
【0028】
包装10は、折線を解して互いに接続されている直立した側壁部を有している。側壁部は、包装の直立した仮想主軸に対してそれぞれ平行である各平面内を推移する。これら側壁部には、以下の包装壁部が数に入れられる。
− 蓋の前壁部17と箱の前壁部18から形成される大面積の前壁部16
− 蓋の後壁部20と箱の後壁部21から形成される、前壁部16と向かい合った大面積の後壁部19
− 蓋の狭側壁部24と箱の側壁部25より形成され、前壁部16と後壁部19を接続する、向かい合った狭側壁部22,23
− 箱部分11の(下側の)底壁部26
− 蓋12の(上側の)蓋壁部27
【0029】
包装10の断面形状に応じて、狭側壁部22,23は複数の部分側壁部から形成されることが可能である。図1から12の第一の実施例においては、包装10は、それぞれ五つの部分側壁部29,30,31,32,33から形成される狭側壁部22,23を有している。
【0030】
包装10を製造するためのブランク35が図6に示されている。ブランク35は、通常の包装材料、例えば薄手のボール紙から構成されることができる。ブランクの中央には、相前後して、箱の前壁部18、底壁部26、箱の後壁部21、蓋の後壁部20、蓋壁部27および蓋の前壁部17並びに蓋の内側タブ36が配置されている。これら壁部は、横断方向折線37によって互いに接続されている。箱の前壁部18の側方には、両側に、箱の側方タブ39,40,41が、箱部分11の部分側壁部29、...、33の形成のために設けられており、これらが長手方向折線38によって互いに接続されている。部分側壁部31は、箱部分11の領域中で、両方の箱の側方タブ41の重なり合った配置によって形成される。別の箱の側方タブ38、...、41は、箱の後壁部21の両側に設けられている。箱の後壁部20の側方には、対応する蓋の側方タブ42,43,44が存在しており、蓋の前壁部17の両側にも同様である。更に、底の角タブ45と蓋の角タブ46が存在している。これらは、一方で箱の側方タブ41の外側で底壁部26に隣接して、および他方で、蓋の側方タブ44の外側で蓋壁部27に隣接して設けられている。
【0031】
カラーのブランク47は、包装の形状に合わせられているので、これは、箱の前壁部18と部分側壁部29,...,33の領域に延在する。その限りでは、カラーのブランク47内に、対応する長手方向折線38が設けられている。さらに、カラーのブランク47は、上側にくぼみ48を有している。
【0032】
包装10の製造は、従来の方法および様式で、図示されていないヒンジリッド式包装のための包装機械により行われる。その際、ブランク35は、(長手方向および横断方向)折線37,38に沿って折り曲げられる。
【0033】
包装10の独自性は、箱部分11の側壁部にいわゆる中間平面49が形成される点に存在する。中間平面49の領域中では、側壁部の推移は、中間平面49の領域の外側における通常の推移から逸脱している。このようにして、包装10の特徴的な形状が生じる。
【0034】
図1から12の実施例においては、合計で四つの中間平面49が設けられている。これら中間平面は、部分側壁部29,30および31,32に形成されており、つまり両狭側壁部22,23に形成されている。中間平面49は、包装10の隣接する二つの側壁部の領域にわたって延在するよう、合わせられて設けられている。更に中間平面49は、この直線に沿って長手方向折線38が隣接する側部壁を推移する一つの直線を越えて延在し、その際、長手方向折線38が中間平面49の領域で中断されるよう設けられている。長手方向折線38は、中間平面49の領域で移行線50に移行し、この移行線が、中間平面49の周囲に沿って推移する。
【0035】
中間平面49の輪郭は、第一の実施例ではひし形に相当する。その際、ひし形の上方の端部または上方の頂点が、側壁部の間の長手方向折線38の上方の端部52上に存在する。ひし形の下方の端部または下方の頂点は、長手方向折線38の下方の端部51上に存在する。
【0036】
ひし形の側方角56は、隣接する部分側壁部31への長手方向折線38上と、箱の前壁部18への長手方向折線38上に存在する。
【0037】
よって結果として、中間平面49の上方および下方の角または端部は、三つの脆弱線の交点上、つまり折り線38と二つの移行線50の交点上に存在する。側方角56もまた、三つの脆弱線の交点中、つまりここでもまた、折線38と二つの移行線50の交点中に存在する。包装10の製造のためにこれは有利である。なぜなら、脆弱線が中断されないからである。
【0038】
中間平面49は、底壁部26への横断方向折線37に対して、および箱部分11の閉鎖エッジ15に対してそれぞれ間隔をあけて設けられており、その際、これら中間平面49は、同じ高さを有しており、かつ底壁部26への移行部中の横断方向折線37と、箱部分11の閉鎖エッジ15の中央に位置している。
【0039】
側壁部22,23の領域では、閉鎖エッジ15が斜めに推移しているので、部分側壁部32,33の中間平面49は、部分側壁部29,30の中間平面49よりも、大きな間隔を、底壁部26への横断方向折線37からあけて設けられている。
【0040】
中間平面49は、箱部分11の領域のみに設けられている。他方、蓋12には中間平面49は形成されていない。
【0041】
中間利平面49の輪郭に沿って、ブランク35の材料中に、材料脆弱部として切り口53が設けられている。材料脆弱部または切り口53は、好ましくは中間平面49の輪郭に沿って連続して推移している。中間平面49の移行線50に沿った材料脆弱部は、ブランク35を容易に変形することを可能とし、これによって各側壁部に対する逸脱した推移が可能となる。材料脆弱部は、包装内容物28の方を向いたブランク35の内側を推移する。
【0042】
中間平面49の領域の正確な推移は、その輪郭と側壁部における配置から生じる。本件の場合、中間平面49は、各側壁部に対して角度を有しかつ曲がって推移する(図9および10)。
【0043】
切り口53または刻傷の深さは、ブランク35の厚さの1/3から2/3の間である。
【0044】
本件の場合、長手方向折線38のいくつかもまた切り口53によって形成されている。つまり、少なくとも、狭い部分側壁部29,...,33の間と、部分側壁部29,...,33とこれと隣接する前壁部16または後壁部19の間の長手方向折線38は、既知口によって形成されている。
【0045】
横断方向折線37は、刻み込まれた溝54として形成されている。他の長手方向折線38もまた、このような溝54として形成されることが可能である。
【0046】
別の独自性は、隣接する側壁部が所定の角度55のもと設けられる点に存在する。部分側壁部29,30または32,33の間の角度55は、少なくとも135°である。その際、角度55は、中間平面49の領域外で、詳しく言うと包装内容物29の方を向いた側(内側角度)に決定される。
【0047】
(簡易な)切り口53として材料脆弱部が形成されることに基づき、ブランク35は、ブランク35の折り曲げの際に材料脆弱部の領域中で押し曲げられる。
【0048】
以下に第一の実施例に対する代替およびバリエーションまたは他の実施例を記載する。その際、参照される実施例に対する各相違点のみを説明する。他所で記載していない限り、各包装は、参照される実施例に相当する。
【0049】
包装10の第二の実施例が図13から22に示されている。第二の実施例は、中間平面49の位置と狭側壁部22,23の形状に関して、第一の実施例と異なっている。
【0050】
包装10は、八角形包装のタイプの包装10である。つまり包装10の断面は、八角形である。このため、前壁部16と後壁部19を接続するための狭部分側壁部22,23は、三つの部分側壁部30,31,32によって形成されており、これらは平面図でみると互いに角度を有して設けられている。
【0051】
中間平面49は、第二の実施例では箱部分と隣接する部分側壁部30に設けられているので、この(仮想直線)中をこれら両側壁部の間の長手方向折線38が延在している仮想直線を越えて延在している。中間平面49の数量と配置は、第一の実施例同様である。しかしながらその際、ひし形形状の輪郭の側方端部または角56は、隣接する長手方向折線38上に存在せず、これと間隔をあけている。
【0052】
長手方向折線38は、この実施例の場合、側壁部のより大きな幅のおかげで、切り口53に代えて溝54として形成されることが可能である。
【0053】
図23は、第三の実施例を示す。第一の実施例とは、中間平面49の形状のみが異なっている。
【0054】
中間平面49は、レンズ状の形状を有している。その際、上方の端部52と下方の端部51は、第一の実施例のように、長手方向折線38上に存在する。中間平面49の移行線50の湾曲した輪郭は、隣接する側方の側壁部への移行部中における隣接する長手方向折線38にまで、それぞれ側方に広がっている。
【0055】
図24から26は、丸い角57を有する包装10の形式の第四の実施例を示している。この包装形式に対して典型的であるのは、前壁部16または後壁部19と狭側壁部22,23の間の直立した包装縁部の丸められた形状である。
【0056】
中間平面49は、丸い角57の領域にそれぞれ設けられている。この丸い角は、部分側壁部30として、前壁部16と狭側壁部22,23の間の移行部を形成し、そして、部分側壁部32として後壁部19と狭側壁部22,23の間の移行部を形成している。
【0057】
部分側壁部30,32は、丸い角の包装において通常であるように、複数、例えば8個の狭いセグメントから形成されている。これらセグメントは、長手方向折線38によって互いに接続されている。これまでの実施例と異なって、セグメント58は、切り口53と長手方向折線38によって互いに分離されていない。前壁部18と狭側壁部22,23への移行部中における外側の長手方向折線38のみが、これら切り口53を有している。
【0058】
隣接するセグメント58は、他の実施例においてのように、例えば135°以上の角度に設けられる。
【0059】
中間平面49はそれぞれ、丸い角57の全幅にわたって延在し、つまり複数のセグメント58を越え、その際、ひし形の下方の端部51と上方の端部52は、ここでもまた、長手方向折線38上に存在する。ひし形の側方の角は、切り口53を有する、前壁部18へと部分側壁部31への移行部中の長手方向折線38上に存在している。
【0060】
第五の実施例、つまり斜めの角59を有する包装10の形式の実施例が図27および28中に示されている。
【0061】
斜めの角59は、上述した実施例における丸い角57と同じ包装縁部に形成されている。四つの中間平面49が、第二の実施例のように設けられ、つまり前側16と後側19および各狭側壁部22,23の間の移行部中に設けられている。部分側壁部30,32は、しかしながら、斜めの角59の領域中に、第二の実施例におけるよりもより狭く形成される。
【0062】
別のバリエーションが第六の実施例として図29に示されている。独自性は、後壁部19の領域における二つの包装縁部が、直角な包装縁部として形成される点にあり、他方、前壁部16に隣接する二つの包装縁部は、特別な方式で形成される。つまり、一方では第四の実施例におけるように丸い角57として形成され、他方で第五の実施例におけるように斜めの角59として形成される。
【0063】
中間平面49は、丸い角57の領域と斜めの角59の領域に設けられ、そして上述したように形成される。後壁部19の両側の直角の包装縁部の領域においては、中間平面49は形成されない。
【0064】
第七の実施例が、図1から12の第一の実施例の変形として図30および31に記載される。相違点は、複数の中間平面49が、隣接する側壁部に重なり合って形成されている点にある。
【0065】
中間平面49は、(一定の間隔で)互いに位置決めされているので、重なり合って設けられた中間平面の間には、一辺の長手方向折線38が延在する。別の相違点は、カバー12にも中間平面49が形成されている点にある。
【0066】
上述した包装10の変形が、図32に第八の実施例として記載される。これは、中間平面49の輪郭が、共通した側方の端部56へと推移せず、側方の端部56は、長手方向折線38上に設けられるが、しかし互いに鉛直方向の間隔を有しているので、中間平面49が、六角形の形状を有している点が、図30の包装10と異なっている。
【0067】
第九の実施例が、図1から12の第一の実施例の変形として図33から42に示されている。示されている包装10または対応するブランク35の独自性は、箱の前壁部18が、長方形の形状を有しておらず、斜めに推移する長手方向折線38によって境界付けられている点に見られる。
【0068】
更に、四つの中間平面49が、底壁部26への移行部中の横断方向折線37から箱部分11の閉鎖エッジ15まで延在している、つまりそれぞれの全高さにわたって延在している。斜めに向けられて推移する閉鎖エッジ15に対応して、後壁部に隣接する中間平面49の、前壁部に隣接する中間平面49と比較してより高い高さが生じる。
【0069】
第一の実施例と比較すると、蓋の前壁部17は、より狭い幅を有しており、他方、部分側壁部29は、幅を広げられている。箱の前壁部18は、閉鎖エッジ16から出発して両側を広がっていく長手方向折線38によって境界付けられており、この長手方向折線は、箱の前壁部18のおよそ半分の高さ辺りから、底壁部26への移行部中の横断方向折線37に向かって集中して推移する。そこで箱の前壁部18は、情報の閉鎖エッジ15の領域においてと同様の幅を有する。
【0070】
斜めに向けられた長手方向折線38によって、包装の前壁部16と隣接する部分側壁部29,33の間に、これら側壁部に対して、折り曲げられた折線38を有する一つの対応する他の形状が生じる。このため、中間平面49のみでなく、中間平面49の外側の部分側壁部29,33の略三角形の各部分も各側壁部から逸脱して形成される。
【0071】
中間平面49は、その側方角56が、折れ曲がった長手方向折線38上に存在する、つまり箱の前壁部18の半分の高さの長手方向折線38の折れ曲がり点上に存在する。
【0072】
包装10の蓋12は、第一の実施例においてのように、中間平面49を有しておらず、箱部分11の形状に対応して、より幅狭の蓋の前壁部17および蓋の後壁部20並びにより幅広の部分側壁部29,33のみを有している。
【0073】
中間平面49の輪郭も、長手方向折線38も、図41および42に従い、切り口53によって境界付けられている。隣接する側壁部の間の角度は、すべての実施例においてのように135°以上である。
【0074】
第十の実施例が図43から49に示されている。そこで示される包装10は、前述の実施例の包装10と違って長方形包装である。つまり長方形断面を有する包装10である。相応して、包装10は、部分側壁部を有さない。この包装10においてもまた中間平面49が形成される、つまり箱の前壁部18と両隣接する箱の狭側壁部25の間の折線38の領域中に両側に形成される。
【0075】
中間平面49は、箱の狭側壁部25の全高さに渡って延在している。
【0076】
移行線50の輪郭は、アーチ形状に形成されており、それぞれが、二つの反対に反ったアーチ部分から成っている。各移行線50のアーチ部分は、異なる長さを有しており、これによって特徴的な形状が発生する。
【0077】
図43中では、図中で左側の移行線50の上方のアーチ部分は、下側のアーチ部分よりも短い長さを有している。図中で右側の移行線50においては、これはちょうど反対である。これによって、特有かつコピーが困難な形状が生まれる。他の側壁部23への移行部中の他の中間平面49は、鏡像状に形成されるので、包装10の前壁部16は、調和のとれた外観を有する(図45)。後壁部19の折線38の領域中には、中間平面49は形成されない。
【0078】
記載した実施例の枠内において個々の特徴を組合わせることが考えられるということは当然である。例えば、レンズ形状の中間平面を他の包装形状においてしようすることや、その逆もまた可能である。更に、同一の包装10内でレンズ形状の中間平面49もひし形の中間平面49も設けることができる。更に考えうるのは、中間平面を前壁部または後壁部の領域のみに設けることである。同様に、一つの狭側壁部に隣接してのみくぼみがあることも考えうる。中間平面を蓋にもまた設けることが更に可能である。中間平面49の輪郭は、(凹形状または凸形状に)曲げられた移行線50を有するひし形と相違していてもよい。さらにまた当然のごとく、実施例が示すように、中間平面の寸法も変化してよい。
【0079】
包装10の水平方向の周囲が、包装10の高さに渡って可能な限り少なく変化するように、中間平面49が設けられるまたは形成されるべきである、ということが基本的に表されることが可能である。外包装の収縮によって、異なる周囲寸法のある程度の均衡が図れるとしても、大きく変動する周囲寸法は、通常の外包装(例えば透明なセロファン)が、滑らかに、または皺無く、接触しないということに通じうる。よって、中間平面49は、周囲寸法が著しく変動しないよう、位置及び/又は形状を決められると有利である。中間平面49の大きさ、及び/又は幅、及び/又は位置は、包装10の周囲寸法における中間平面49の割合が、包装10の高さにわたって僅かな程度だけ変化するよう選択されることが可能である。
【符号の説明】
【0080】
10 包装
11 箱部分
12 蓋
13 カラー
14 閉鎖エッジ(蓋)
15 閉鎖エッジ(箱部分)
16 前壁部
17 蓋の前壁部
18 箱の前壁部
19 後壁部
20 蓋の後壁部
21 箱の後壁部
22 狭側壁部
23 狭側壁部
24 蓋の狭側壁部
25 箱の狭側壁部
26 底壁部
27 蓋壁部
28 包装内容物
29 部分側壁部
30 部分側壁部
31 部分側壁部
32 部分側壁部
33 部分側壁部
34 線状関節
35 ブランク
36 蓋の内側タブ
37 横断方向折線
38 長手方向折線
39 箱の側方タブ
40 箱の側方タブ
41 箱の側方タブ
42 蓋の側方タブ
43 蓋の側方タブ
44 蓋の側方タブ
45 底の角タブ
46 蓋の角タブ
47 カラーのブランク
48 くぼみ
49 中間平面
50 移行線
51 下方の端部
52 上方の端部
53 切り口
54 溝
55 角度
56 側方の角
57 丸い角
58 セグメント
59 斜めの角

【特許請求の範囲】
【請求項1】
たばこの包装であって、その際、この包装(10)が包装内容物(28)、特にたばこ群の収容のためのカップ形状の箱部分(11)および箱部分(11)を閉鎖するための蓋(12)ならびに箱部分(11)内に設けられるカラー(13)を有し、その際、包装(10)が、直立した側壁部、つまり大面積の前壁部(16)および向かい合った側の後壁部(19)、並びに前壁部(16)および後壁部(19)を接続する狭側壁部(22,23)を有し、その際、側壁部が、箱部分(11)および蓋部分(12)にわたって延在し、および直立する折線(38)によって互いに接続されている前記包装において、
二つの隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)に、中間平面(49)が形成され、この中間平面が、関連を持って両隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の部分にわたって延在し、およびこの中間平面が、両隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の間の折線(38)を中断し、その際、隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)が、中間平面(49)の領域内において、中間平面(49)の外側の各側壁部の平面から逸脱した推移を有することを特徴とする包装。
【請求項2】
中間平面(49)が、側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の材料内にもたらされた脆弱線によって境界付けられており、この脆弱線が、好ましくは、中間平面(49)の輪郭に沿って連続して推移しており、その際、脆弱線が特に刻傷及び/又は溝によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項3】
脆弱線が、包装内容物(28)の方を向いた、側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の内側面に形成されており、その際、好ましくは脆弱線が、刻傷として、つまり側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の材料厚さの1/3から2/3に相当する深さを有する切り口(53)として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装。
【請求項4】
中間平面(49)を有する隣接した側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)が、中間平面(49)の領域の外側で135°以上の角度中に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の包装。
【請求項5】
側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)が、中間平面(49)の領域内で湾曲した推移を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の包装。
【請求項6】
側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)が、中間平面(49)の領域内で、各側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の平面に対して角度を有して推移していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の包装。
【請求項7】
隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の間の直立した折線(38)が、中間平面(49)によって中断されており、その際、折線(38)が、中間平面(49)の輪郭に沿って推移する、側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)と中間平面(49)の間の移行線(50)によって続行されることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項8】
移行線(50)が、折線(38)の下方端部(51)から出発し、中間平面(49)にへの移行部において、まず分岐して推移し、そしてその後、中間平面(49)の最大幅の点に達した後、中間平面(49)の移行部において、折線(38)の上方端部(38)へと、再び集まってくるように推移することを特徴とする請求項7に記載の包装。
【請求項9】
中間平面(49)または移行線(50)の輪郭が、頂点上に立てられた四角形、特にひし形に相当し、好ましくは、四角形の(上方および下方の)角が、一方では中間平面(49)への移行部の折線(38)の(上方および下方の)端部(51,52)に存在し、および他方では、(側方の)角(56)が、隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の別の隣接する側壁部への移行部中における折線(38)上に存在しているよう、前記四角形、特にひし形に相当することを特徴とする請求項7に記載の包装。
【請求項10】
中間平面(49)が、レンズ形状の輪郭を有しており、好ましくは、中間平面(49)の(上方および下方の)端部(51,52)が、隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の間の折線(38)上に存在し、および、中間平面(49)が、隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の別の隣接する側壁部への移行部中の折線(38)まで側方に延在しているよう、レンズ形状の輪郭を有していることを特徴とする請求項7に記載の包装。
【請求項11】
中間平面(49)が、箱部分(11)の領域内に形成され、および蓋(12)が、中間平面(49)を有さないことを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項12】
中間平面(49)が、側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の下側および上側から間隔をあけて形成されており、特に底壁部(26)への移行部中の折線(37)に対して間隔をあけて、および箱部分(11)の閉鎖エッジ(15)に対して間隔をあけて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項13】
包装(10)が、複数の中間平面(49)を、隣接する同じ側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)及び/又は隣接する異なる側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)に有しており、特に、複数の中間平面(49)が、隣接する同じ側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)に、好ましくは互いに間隔を有して、重なり合って設けられるよう、複数の中間平面(49)を有していることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項14】
中間平面(49)が、包装(10)の前壁部(16)及び/又は後壁部(19)から狭側壁部(22,23)への移行部中に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項15】
中間平面(49)が、複数の隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)にわたって、特に丸められた包装の角の領域中で、セグメント状に設けられた幅狭の側壁部にわたって延在していることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項16】
包装(10)の前壁部(16)が、斜めに推移する、特に曲げられた折線(38)を有していること、および前壁部(16)に続く側壁部にそれぞれ中間平面(49)が形成さており、この中間平面が、前壁部(16)の、斜めに向いた折線(38)にまで横に延在していることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項17】
包装が、複数の中間平面(49)を有しており、包装の水平周囲寸法が、包装の高さに関して出来る限り少なく異なるよう、前記中間平面が、包装(10)の周囲にわたって分配されている及び/又は算定されていることを特徴とする請求項1に記載の包装。
【請求項18】
中間平面(49)の側方角(56)及び/又は下方端部(51)及び/又は上方端部(52)が、三つの脆弱線の交点上に設けられていることを特徴とする請求項9または10に記載の包装。
【請求項19】
中間平面(49)または移行線(50)の輪郭が、アーチ状に形成されており、好ましくは各移行線(50)が、複数、好ましくは二つの反対に反ったアーチ部分を有すること、および好ましくはアーチ部分が異なる長さを有することを特徴とする請求項7に記載の包装。
【請求項20】
請求項1から19のいずれか一項に記載の、たばこの包装(10)を製造するためのブランク(35)であって、その際このブランク(35)の側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)が折線(37,38)によって互いに接続されているブランクにおいて、
二つの隣接する側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)に対して中間平面(49)が、形成されており、この中間平面が、隣接する両側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の部分にわたって関連を持って延在しており、そし隣接する両側壁部(29,30;31,32;18,30;21,32)の間の折線(38)を中断し、その際、中間平面(49)が、脆弱線によって定義され、この脆弱線が、ブランク(35)における中間平面(49)の輪郭に沿って延在していることを特徴とする前記ブランク(35)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【公表番号】特表2012−511475(P2012−511475A)
【公表日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−539933(P2011−539933)
【出願日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際出願番号】PCT/EP2009/008606
【国際公開番号】WO2010/066370
【国際公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(504265684)フォッケ・ウント・コンパニー(ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト) (31)
【Fターム(参考)】