説明

てんとう虫の巣箱

【課題】 本発明は、益虫であるてんとう虫の習性を基に増殖を目的に設計され、よって植物に付着する害虫をてんとう虫が食し退治することによって農薬を使わない安全環境を保護するものである。
【解決手段】沢山のてんとう虫が利用できるよう開口部を多くし各々を斜めに加工、その開口部は外敵に襲われないように直径及び高さを8ミリメートルの丸穴と開口部にした。一体化の脚部は容易に脱着でき、周辺や季節の状況に合わせ枯葉や小枝などを出し入れできる。また脚部は直接地面に差込み、てんとう虫が活動する地上から20〜60センチメートルの高さに容易に設置できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、益虫であるてんとう虫を高率よく増殖させる専用巣箱である。
【背景技術】
【0002】
従来のヨーロッパ製は巣穴の大きさがまちまちであり、浸入の高率に問題があった。また脚部付きが無いため適正な高さや場所に設置しずらかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
益虫であるてんとう虫が安心して冬眠・夏眠が出来ることから増殖を促し、アブラムシ・カイガラムシ・ウドンコ病菌をてんとう虫が摂取し、農薬を使わず害虫駆除することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
てんとう虫の習性を基に巣箱の壁面を白色系にし、てんとう虫が出入りしやすいように全ての丸穴が上方向斜めに同じ角度で貫通させた。本体と脚部が容易に脱着開閉ができるようにして葉や小枝の量を調整し周辺の環境に合わせることができるようにした。本体と脚部を一体にすることで本体設置高さの調整が容易にできるてんとう虫専用巣箱である。
【発明の効果】
【0005】
てんとう虫が増殖促進され、菜園やバラの育成時に農薬散布をしなくてすむ事から安全な食物生育や人体に与える薬公害も発生しない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の実施について説明する。(5)脚部を地中に差込み固定して設置する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の本体透視図である。
【図2】 本発明の使用状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 本体出入り用丸穴
2 本体装着小枝
3 本体出入り用開口部
4 脚部取付ビス
5 脚部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
農園や菜園、バラ園等の成育場所に設置し、てんとう虫が利用しやすく、周辺環境に合わせ内部構造を調整できる。また外敵から身を守り増殖を促進させるてんとう虫の巣箱。

【図1】
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【図2】
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