説明

アタッチ部材

【課題】 従来、アタッチ部材自体で他との識別機能を有しているものが存在していなかったという点である。
【解決手段】 少なくとも一端に抜け止め用の係止部を一体的に備えたアタッチ部材において、表面の一部に識別用の表示をレーザによってプリントしてあることとし、前記したアタッチ部材はアッセンブリとして取付用器具に装着するための直線状のランナーに連結材を介して並設されていることとし、前記したアタッチ部材は、ループ形成材の一端に挿し込み部を一体的に備え、他端に前記した挿し込み部を受け、ループ状態をロックする受部とより構成されていることとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はアタッチ部材、それも主としてプラスチックで成形され、商品に価格や品質を表示したタグを吊持したり、その他出所や個体の識別用として放流された魚介類に装着する用途に用いられ、アパレルの真贋防止、その他、ビルやマンションの各戸の鍵管理のセキュリティ用等としても幅広く使用できるアタッチ部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のアタッチ部材は単体として種々の形態のものがあり、オーソドックスな形態は図34として示す取り付け器具Gの溝付きニードルNで対象物の向こう側へ送られる抜け止め用の係止部としての棒材、その棒材の中央部分に直交状に設けられた挿通部、その挿通部の手前端の中央部に設けられる係止材から形成されたH字状をしたもので、これは直線状をしたランナーに連結材(ピン)を介して一定間隔で並列されたアッセンブリとされている。
【0003】
前記したアタッチ部材は元来、タグを吊持する目的で開発されたものであるが、近時は、このタグの吊持用のほか、さらに幅広い用途が考案されている。その一つには、放流した魚介類に装着して、その生態を調査する事業等も含まれている。
【0004】
この放流した魚介類に装着する場合、識別のためのタグを付けることは、魚介類、特に稚魚にとっては大きな負担となり、正確な生態が把握できないばかりか、そのタグ自体が水中で損傷してしまい、内容が不明となってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
出願人は、本願発明に関し、先行する技術文献を調査したが、格別に本願発明と関連し、類似すると思われる文献は発見できなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする問題点は、従来、アタッチ部材自体で他との識別機能を有しているものが存在していなかったという点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この問題点を解決するために、本発明に係るアタッチ部材は、少なくとも一端に抜け止め用の係止部を一体的に備えたアタッチ部材において、表面の一部に識別用の表示をレーザによってプリントしてあることを特徴とし、前記したアタッチ部材はアッセンブリとして取付用器具に装着するための直線状のランナーに連結材を介して並設されていることを特徴とし、前記したアタッチ部材は前記した抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられた係止材とによってH字状を形成していることを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係るアタッチ部材は、前記した係止材の表面は弧面状としてあることを特徴とし、前記した係止材は表面を平坦とした半円状とし、アッセンブリとしてその表面端部を連結してあることを特徴とし、前記した係止材は表面を平坦とした半円状とし、その周縁に表面よりも突出する突起を形成してあることを特徴とし、前記した係止材は表面を平坦とした半円状とし、その表面を半円状の透明のコーティング材でコーティングして円柱状としてあることを特徴とし、前記した係止材は断面直角三角形状とし、そのテーパ面を上方へ表出させていることを特徴としている。
【0009】
さらに、本発明に係るアタッチ部材は、前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられた係止用のパドルから形成されていることを特徴とし、前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられ、挿通部と直線状に延設され、基端に係止部を備えた半円形の表示部とより形成されていることを特徴としている。
【0010】
そして、本発明に係るアタッチ部材は、前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられた球体とより形成されていることを特徴とし、前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられ、挿通部と直線状に延設された断面涙形の表示部とし、その表示部はアッセンブリにあって、その向きを交互に変えてあることを特徴とし、前記したアタッチ部材は、ループ形成材の一端に挿し込み部を一体的に備え、他端に前記した挿し込み部を受け、ループ状態をロックする受部とより構成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るアタッチ部材は上記のように構成されている。アタッチ部材の表面の一部にレーザによって識別用の表示、例えば文字、数字、図形、図柄等をプリントしてあるので、そのアタッチ部材そのものの存在で装着された物の出所や個体の識別を明確に把握することができることとなり、使用する応用用途が著しく拡大されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係るアタッチ部材の基本的な形態を示し、アッセンブリ状態を示す斜視図である。
【図2】平面図である。
【図3】側面図である。
【図4】正面図である。
【図5】第二の実施例を示す正面図である。
【図6】斜視図である。
【図7】別の角度からの斜視図である。
【図8】側面図である。
【図9】第三の実施例を示す部分斜視図である。
【図10】平面図である。
【図11】正面図である。
【図12】要部拡大側面図である。
【図13】第四の実施例を示す平面図である。
【図14】部分斜視図である。
【図15】正面図である。
【図16】要部拡大側面図である。
【図17】第五の実施例を示す部分斜視図である。
【図18】正面図である。
【図19】要部拡大側面図である。
【図20】第六の実施例を示す斜視図である。
【図21】平面図である。
【図22】要部拡大斜視図である。
【図23】部分側面図である。
【図24】第七の実施例を示す斜視図である。
【図25】底面図である。
【図26】第八の実施例を示す部分斜視図である。
【図27】側面図である。
【図28】第九の実施例を示す斜視図である。
【図29】側面図である。
【図30】平面図である。
【図31】第十の実施例を示す部分斜視図である。
【図32】側面図である。
【図33】平面図である。
【図34】取り付け器具を示す参考図である。
【図35】封筒へ使用した例を示す参考図である。
【図36】ループを形成する構成とした例を示す平面図である。
【図37】変形例を示す平面図である。
【図38】他の変形例を示す平面図である。
【図39】側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
【実施例1】
【0014】
次に、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。まず、図1乃至図4によって本発明の基本的形態(第一実施例)を説明する。図中1は本発明を実施したナイロンやプラスチック製のアタッチ部材を示しており、A1はこのアタッチ部材1、1‥のアッセンブリを示している。このアッセンブリA1は直状のランナー2を有しており、このランナー2の一面に連結ピン3を介してアタッチ部材1が連結されている。
【0015】
アタッチ部材1は抜け止め用の係止部としての棒材4と、その棒材4の中央部から延設された対象物への挿通部5と、その挿通部5の他端に係止棒6の中央部分を一体に連結した構成となっている。ランナー2はこのアタッチ部材1の取付器具に嵌め付けられ、各アタッチ部材1、1ごとの送り機構で移動しながら、取付器具のトリガー操作で連結ピン3をカットし、棒材4をスリットの入ったニードルで対象物の向こう側へ送り、係止棒6と棒材4とで挿通部5が抜けてしまうことを防止している。また、挿通部5と棒材4及び係止棒6のコーナーには補強用の肉盛りアール部8、8‥が形成されている。
【0016】
この第一実施例にあってアタッチ部材1は全体としてH字状に形成されているもので、前記した係止棒6の外表面に識別用の表示7がレーザでプリントされている。尚、このレーザでのプリントに際し、材料が透明や着色が薄いものの場合は顔料を材料に入れておくことでレーザでの焦がす作用がより効果を発揮する。また、識別用の表示7としてはメーカー名のほか、管理番号等を入れることもでき、レーザのプリントはアタッチ部材1、1‥の単品ごとに内容を変更することもできるので個体の識別にも大変有効となる。例えば魚の放流の場合、放流の日時、場所等を表示することができ、この魚にアタッチ部材1を装着するには背ビレの付け根、つまり筋肉の強い部分が選択される。
【実施例2】
【0017】
次いで、図5乃至図8を参照して第二実施例を説明する。尚、第一実施例と共通する部分については共通の符号を付して詳しい説明は省略する。以降、後述する各実施例についても同様である。この第二実施例にあってA2はアタッチ部材1a、1a‥のアッセンブリを示している。この第二実施例の場合は係止棒6aの表面を弧面状として表示7をレーザでプリントしてある。この係止棒6aの表面を弧面状としたことで、引っ掛かりが少なくなり、特に放流魚に装着した場合、遊泳の際の水の抵抗を少なくする効果が得られる。
【実施例3】
【0018】
次いで、図9乃至図12を参照して第三実施例を説明する。この第三実施例の場合は係止棒6bを、上面をフラットとした断面半円状に形成し、アッセンブリA3の状態でその表面部分を隣接するアタッチ部材1b、1bの間で一体に継ぎ部9、9を介して連接してある。この継ぎ部9は厚さを略0.2mm程度とし、容易に切断、千切ることを可能としてある。かかる構成としたことでレーザによる表示7のプリント面積を大きく取ることができ、表面一杯に大きな文字や図形でのプリントを行うことができることとしている。
【実施例4】
【0019】
また、図13乃至図16を参照して第四実施例を説明する。この第四実施例の場合は係止棒6cを、上面をフラットとした断面半円状に形成し、この上面(表面)に表示7をレーザでプリントしてある。この第四実施例にあってA4はアッセンブリ、1cは単体のアタッチ部材を示しており、係止棒6cの長手方向に沿った表面の側縁に突起10、10を形成してある。この突起10は図にあっては突条として示しているが、連続する半球状、柱状あるいは錐状のものであってもよく、表面にプリントされた表示7をガードする。例えば魚に装着した場合、水中の浮遊物や岩礁等と当たり、擦れて表示7が損傷してしまうことを防止する。
【実施例5】
【0020】
続いて、図17乃至図19を参照して第五実施例を説明する。この第五実施例の場合は係止棒6cを、上面をフラットとした断面半円状に形成し、この上面(表面)に表示7をレーザでプリントしてある。さらに、その表示7がプリントされた表面に、断面半円状とした透明あるいは半透明の素材で形成されたコーティング11を固着してある。尚、A5はアッセンブリ、1dは単体のアタッチ部材を示している。係る構成とすることで、コーティング11で表示7を保護し、場合によっては、そのコーティング11がレンズ効果を発揮し、表示7を拡大目視することも可能となる。
【実施例6】
【0021】
さらに、図20乃至図23を参照して第六実施例を説明する。この第六実施例でA6はアッセンブリ、1eは単体のアタッチ部材を示している。この場合、係止棒6eを断面直角三角形状とし、そのテーパ面を上面とし、そこにレーザで表示7をプリントしてある。係る構成とすることで表示7をプリントするため面積を大きく確保することができ、表示7自体も大きくプリントすることが可能となる。
【実施例7】
【0022】
次いで、図24乃至図25を参照して第七実施例を説明する。この第七実施例でA7はアッセンブリ、1fは単体のアタッチ部材を示している。この場合、係止棒の存在に代えて、係止用のパドル6fを挿通部5の端部に一体に備えた形態となっている。この第七実施例では、前記した各例とは異なり、抜け止め用の棒材4の底面、すなわち、ランナー2側にレーザで表示7をプリントしてあり、このプリントはアッセンブリA7の状態でなされるので、ランナー2を挟んだ左右になされることとなる。
【実施例8】
【0023】
次いで、図26乃至図27を参照して第八実施例を説明する。この第八実施例にあってA8はアッセンブリ、1gは単体のアタッチ部材を示している。この場合は、挿通部5の端部に、その挿通部5と直線状とした方向性で断面半円状の表示部12が一体に延設され、この表示部12の平坦面にレーザで表示7がプリントされている。また、抜け止めのために、この表示部12と挿通部5の境には膨出させた係止部13が形成されている。さらに、アッセンブリの状態で隣接する表示部12、12は二箇所の接続部14、14で接続され、バラ付き、グラ付きを防止している。この接続部14、14は脆弱なものとされ、装着時に容易に切断できるものとなっている。
【実施例9】
【0024】
次いで、図28乃至図30を参照して第九実施例を説明する。この第九実施例にあってA9はアッセンブリ、1hは単体のアタッチ部材を示している。この場合は、挿通部5の端部に、その挿通部5と直線状とした方向性で、断面涙形とした表示部15が一体に形成されている。さらに、アッセンブリA9としてこの表示部15は二面存在する平坦部の左側、もしくは右側をランナー2と直交する方向性をとり、他の面を斜状とし、隣接するアタッチ部材1h、1hの位置を交互に変更している。即ち、同一方向性を持つ表示部15を有するアタッチ部材1hは一つ置きに存在することとなる。そして、この斜状とした平坦面にレーザで表示7をプリントしている。この例も実施例6のように表示7をプリントする面積を大きくすることができる。尚、抜け止めは表示部15の基端部でなされることとなる。
【実施例10】
【0025】
次いで、図31乃至図33を参照して第十実施例を説明する。この第十実施例でA10はアッセンブリ、1iは単体のアタッチ部材を示している。この場合は、挿通部5の端部に球状とした表示部16を設け、この表示部16の表面にレーザで表示7をプリントしてある。この構成も、魚に装着した場合、表示部16として引っ掛かりや抵抗が少なく、遊泳を阻害することがなく、魚の負担を軽減することができる。
【実施例11】
【0026】
さらに、本発明に係るアタッチ部材は図36乃至図39として示すループを形成し、そのループでタグを吊持するタイプのものにも実施できる。図36として示すアタッチ部材1jは紐や糸で成形されたループ形成材17を有しており、そのループ形成材17の一端に係合部を形成した挿し込み部18を一体的に備え、他端に、その挿し込み部18を挿通し、係合爪19でループ状態をロックする挿通孔20を形成した受部21を備えており、その受部21の表面に表示7をレーザでプリントしてある。また、図37として示すアタッチ部材1kは延伸されたプラスチック製のループ形成材17aを有しており、そのループ形成材17aの一端にすぼみ、拡開する係合部を形成した挿し込み部18aを一体的に備え、他端に横方向に設けられた挿し込み孔を形成した受部21aを備えており、この受部21aの表面に表示7をレーザでプリントしてある。そして、図38、図39として示すアタッチ部材1lは、延伸されたプラスチック製のループ形成材17bを有しており、そのループ形成材17bの一端に直交する方向に形成された挿し込み部18bを、他端に、その挿し込み部18bを挿通し、ロックする受部21bを備えており、その受部21bの一部表面に表示7をレーザによってプリントしてある。尚、図中B、Bは、アタッチ部材1l、1lをアッセンブリA11とするための連結バーである。この実施例におけるループ形成材は、ここに示したもののほか、伸縮性のあるエラストマーや鎖、ビーズ等を用いることもでき、挿し込み部が受部に挿し込まれる方向性は限定されず、また、表示7の設ける位置も受部に限らず、挿し込み部側の一部とすることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の実施例は上記のように構成されている。この実施例は主として放流する魚介類の生態調査を念頭においているが、従来的なアパレル等の商品に使用すれば、出所や流通経路が明確となり、一見して製品の真贋のチェックもできる。また、テナントビルやマンション等での鍵管理にも表示を異ならしめたアタッチ部材を付着しておくことで応用でき、セキュリティにも効果がある。そして、このアタッチ部材は図35に示すように封筒EのフラップFを止着封緘することで、その開閉の有無が明瞭となり、機密文書等の連絡にあってセキュリティを保持できる。
【符号の説明】
【0028】
1〜1l アタッチ部材
2 ランナー
3 連結ピン
4 抜け止め用の棒材
5 挿通部
6〜6e 係止棒
6f 係止用のパドル
7 表示
8 アール部
9 継ぎ部
10 突起
11 コーティング
12 表示部
13 係止部
14 接続部
15 表示部
16 表示部
17〜17b ループ形成材
18〜18b 挿し込み部
19 係止爪
20 挿通孔
21〜21b 受部
A〜A11 アッセンブリ
B 連結バー
G 取り付け器具
N ニードル
E 封筒
F フラップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一端に抜け止め用の係止部を一体的に備えたアタッチ部材において、表面の一部に識別用の表示をレーザによってプリントしてあることを特徴とするアタッチ部材。
【請求項2】
前記したアタッチ部材はアッセンブリとして取付用器具に装着するための直線状のランナーに連結材を介して並設されていることを特徴とする請求項1に記載のアタッチ部材。
【請求項3】
前記したアタッチ部材は前記した抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられた係止材とによってH字状を形成していることを特徴とする請求項1または2に記載のアタッチ部材。
【請求項4】
前記した係止材の表面は弧面状としてあることを特徴とする請求項3に記載のアタッチ部材。
【請求項5】
前記した係止材は表面を平坦とした半円状とし、アッセンブリとしてその表面端部を連結してあることを特徴とする請求項3に記載のアタッチ部材。
【請求項6】
前記した係止材は表面を平坦とした半円状とし、その周縁に表面よりも突出する突起を形成してあることを特徴とする請求項3に記載のアタッチ部材。
【請求項7】
前記した係止材は表面を平坦とした半円状とし、その表面を半円状の透明のコーティング材でコーティングして円柱状としてあることを特徴とする請求項3に記載のアタッチ部材。
【請求項8】
前記した係止材は断面直角三角形状とし、そのテーパ面を上方へ表出させていることを特徴とする請求項3に記載のアタッチ部材。
【請求項9】
前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられた係止用のパドルから形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアタッチ部材。
【請求項10】
前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられ、挿通部と直線状に延設され、基端に係止部を備えた半円形の表示部とより形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアタッチ部材。
【請求項11】
前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられた球体とより形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアタッチ部材。
【請求項12】
前記したアタッチ部材は抜け止め用の係止部、対象物への挿通部及びその挿通部の一端に設けられ、挿通部と直線状に延設された断面涙形の表示部とし、その表示部はアッセンブリにあって、その向きを交互に変えてあることを特徴とする請求項1または2に記載のアタッチ部材。
【請求項13】
前記したアタッチ部材は、ループ形成材の一端に挿し込み部を一体的に備え、他端に前記した挿し込み部を受け、ループ状態をロックする受部とより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアタッチ部材。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate


【公開番号】特開2012−113085(P2012−113085A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−260999(P2010−260999)
【出願日】平成22年11月24日(2010.11.24)
【出願人】(000134464)株式会社トスカ (23)
【出願人】(390004156)株式会社日本バノック (7)