説明

イヤホン

【課題】筐体と、筐体延伸部と、プレートと、カバーと、第1スピーカおよび第2スピーカとを備えるイヤホンを提供する。
【解決手段】第1スピーカはプレートの支持部分上であって、第1平面上に設けられており、第2スピーカは第1平面とは異なる第2平面上に設けられている。イヤホンから該イヤホンを身に着けているユーザに向けた音の方向において、第1スピーカの位置と第2スピーカの位置には距離がある。このように距離があるので、音場においてより多くの特殊効果を実現することができるとともに、周波数領域によってはより良好な周波数応答を達成することができる。またさらに、イヤホン内に設けられた複数のスピーカが生成する音場同士の間で干渉が起こらないようにすることができるので、全体的な音場の質が高くなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はイヤホンに関する。より具体的には、スピーカを複数備えるイヤホンに関する。
【背景技術】
【0002】
技術が発展するにつれて、日常生活においてデジタル形式の娯楽の人気が高くなっている。例を挙げると、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)が家庭でのビデオプレーヤーとして一般的となっている。DVDプレーヤーは基本的に、ドルビー・デジタル・システムまたはデジタル・シアター・システム用の復調機能を備えており、デジタル信号を復調して、アナログ信号をスピーカに出力する。そしてスピーカが音を送出する。日常生活においてデジタル形式の娯楽を高品質で提供するためには、多チャンネルのスピーカが必要不可欠である。多チャンネルスピーカとしては5.1チャンネルのスピーカが広く知られている。
【0003】
しかしながら、音がほかの人にとって迷惑となるような状況においてはスピーカを使用できない。代わりにイヤホンを利用することが好ましい。多チャンネル音源の高品質化とイヤホンの小型化を同時に達成するべく、さまざまなデザインが提案されてきた。イヤホン内の空間はホームシアターのように大きくないので、多チャンネルのサラウンド・サウンド効果を得るためには、回路デザインなどに基づいて音信号のデジタル処理が採用される。この場合、音信号はデジタル処理に基づいて制御できるが、出力される音場の質が比較的低い。ホームシアターの多チャンネルスピーカと比較すると従来のイヤホンは、同様の高い音質およびサウンド効果を提供できない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、イヤホン内に設けられた複数の異なるスピーカが生成する音場同士の干渉を防ぐことができるイヤホンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で実施形態を説明するが、本発明は、筐体と、筐体延伸部と、プレートと、カバーと、第1スピーカおよび第2スピーカとを備えるイヤホンに関する。筐体延伸部は筐体から延伸している。プレートは、筐体延伸部上に配設され、筐体に対してメイン音場である空間を形成する。カバーは、筐体延伸部上に配設され、プレートの外側に前記空間と反対側になるように位置決めされ、筐体を被覆する。第1スピーカはプレートの支持部分上であって、第1平面上に設けられており、第2スピーカは第1平面とは異なる第2平面上に設けられ、イヤホンから該イヤホンを身に着けているユーザに向けた音の方向において、第1スピーカの位置と第2スピーカの位置には距離がある。
【0006】
第2スピーカはプレート上に設けられており、イヤホンから該イヤホンを身に着けているユーザに向けた音の方向において、第1スピーカの位置と第2スピーカの位置の距離は、支持部分の高さである。第1スピーカおよび第2スピーカはそれぞれ、2.1チャンネルのメインスピーカ、または2.1チャンネルのサブウーファスピーカである。
【0007】
本発明の一実施形態によると、プレート上に合成チェンバが設けられており、第2スピーカは第3スピーカおよび第4スピーカとともに当該合成チェンバ内に設けられている。一実施形態によると、第1スピーカは5.1チャンネルのメインスピーカで、第2スピーカは5.1チャンネルのサブウーファスピーカである。第3スピーカは5.1チャンネルのセンタースピーカで、第4スピーカは5.1チャンネルのサラウンドスピーカである。
【0008】
本発明の、上述およびそれ以外の目的、特徴ならびに効果を説明するべく、好ましい実施形態を添付図面とともに以下で詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
添付の図面は本発明をさらに説明するためのものであり、本明細書に組み込まれるとともにその一部とする。添付図面は本発明の実施形態を説明するものであって、図面の説明と併せて、本発明の原則を説明する。
【0010】
【図1】2.1チャンネルの従来のイヤホンを示す図である。
【0011】
【図2】本発明の一実施形態に係る、2.1チャンネルのイヤホンを示す図である。
【0012】
【図3】本発明の一実施形態に係る、5.1チャンネルを持つイヤホンを示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。実施形態の例を添付の図面に図示する。可能であれば、同一もしくは類似の構成要素については、図面および明細書において同じ参照番号を利用する。
【0014】
本発明に係るイヤホンは、本願出願人が開発した一連の多チャンネルイヤホンの最適なデザインのうちの1つである。本発明に係るイヤホンは、イヤホンのチェンバを変更して、音質を改善するべくチェンバの体積を調整するといった特徴を持ち、こういった特徴に関しては、台湾特許出願第93107621号(出願日:2004年3月22日、発明の名称:合成音場を持つイヤホン構造)、台湾特許出願第93111985号(出願日:2004年4月29日、発明の名称:合成音場を持つイヤホン構造)、台湾特許出願第94103553号(出願日:2005年2月4日、発明の名称:多チャンネルイヤホン)、台湾特許出願第95105609号(出願日:2006年2月20日、発明の名称:多チャンネルイヤホン)、または台湾特許出願第95120518号(出願日:2006年6月9日、発明の名称:音ガイドチューブを有するイヤホン)を参照されたい。上記出願の内容は参照により本願に組み込まれ、詳細な説明は省略する。
【0015】
具体的に言うと、上述した多チャンネルイヤホンは、ホームシアターで用いられる多チャンネルスピーカが提供する、例えば多チャンネルサラウンド・サウンド効果のようなサウンド効果を達成することを目的とした、音場の空間性および臨場感を高める技術に係るものである。このため、改善が見られればそれはどのようなものであれ、目的を達成することになる。本発明に係るイヤホンは、より特殊効果の多い音場を提供することができるとともに、周波数領域によっては周波数応答が改善される。さらに、本発明に係るイヤホンは、イヤホン内に設けられた複数の異なるスピーカが生成する音場同士の干渉を防ぐことができるので、全体的な音場の性能が向上する。
【0016】
より特殊効果の多い音場を実現するとともに干渉の問題を解決するべく、本発明の一実施形態に係るイヤホン200は、筐体延伸部214の延伸チェンバ213内に、メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240のいずれかを備える。メインスピーカ230とサブウーファスピーカ240の距離を異ならせることによって、メインスピーカ230とサブウーファスピーカ240が同時に音を送出する場合に、より多くの特殊効果を持つ音場を実現することができる。
【0017】
2.1チャンネルの音源の場合、イヤホンにはメインスピーカとサブウーファスピーカが必要である。図1は2.1チャンネルのイヤホン100の一面から見た様子を示しているが、イヤホン100の別の面から見た様子が図1に示したものと類似していることは当業者には公知である。このため、その詳細な説明は省略する。
【0018】
イヤホン100は、メインボディ110および接続部120を備える。メインボディ110は、筐体112、筐体延伸部114およびカバー116を有する。筐体延伸部114は筐体112から延伸しており、カバー116と接続している。メインボディ110は内部にプレート118を有しており、プレート118はメインスピーカ130およびサブウーファスピーカ140を固定する。メインスピーカ130およびサブウーファスピーカ140は、メインボディ110内に配設され、接続部120を介して、2.1チャンネルの音源を受信する。優れたステレオサウンド効果を実現するべく、複数の異なる音信号をそれぞれメインスピーカ130およびサブウーファスピーカ140に入力することができる。イヤホン100のメインスピーカ130およびサブウーファスピーカ140は、メインボディ110内のプレート118上に配設されている。つまり、メインスピーカ130およびサブウーファスピーカ140は、方向Aに沿ってユーザに対して音を送出することに関して、同一平面上に配設されている。このため、メインスピーカ130およびサブウーファスピーカ140が同時に音を送出する場合において、同一方向の音場について距離に差はない。このため、メインボディ110内のメイン音場111と筐体延伸部114内の延伸音場113の間に干渉が発生し、イヤホン100の性能が劣化してしまう。この問題は低周波数領域で特に顕著である。
【0019】
多チャンネル音源に基づいてイヤホン内においてより多くのサウンド効果を実現するべく、本発明は、イヤホン内の空間的配置を変更することによってサウンド効果を向上させ干渉を防ぐイヤホン構造を提供する。
【0020】
図2は、本発明の一実施形態に係る、2.1チャンネルのイヤホンを示す図である。図2は本発明に係るイヤホンの一面から見た様子を示すものであるが、該イヤホンの別の面から見た様子が図2に示したものに類似していることは当業者には公知である。このため、詳細な説明は省略する。
【0021】
図2に示すように、2.1チャンネルのイヤホン200はメインボディ210および接続部220を備える。メインボディ210は、筐体212、筐体延伸部214およびカバー216を有する。筐体延伸部214は筐体212から延伸しており、カバー216と接続する。メインボディ210は内部にプレート218を有し、該プレート218はメインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240を固定する。メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240は、メインボディ210内に配設され、2.1チャンネルの音源を受信する。優れたステレオサウンド効果を実現するべく、複数の異なる音信号をそれぞれメインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240に入力することができる。さらに、本発明の別の実施形態によれば、本発明の範囲を超えることなく、メインスピーカ230とサブウーファスピーカ240の位置を入れ替えることができる。
【0022】
音場においてより多くの特殊効果を実現し、イヤホン内の複数の異なるスピーカが生成する音場同士の干渉を防ぐべく、本発明によれば、メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240のうちいずれかを筐体延伸部214の延伸チェンバ213内に設ける。このような構成とすることによって、メインスピーカ230からユーザまでの距離とサブウーファスピーカ240からユーザまでの距離を異ならせる。メインスピーカ230とサブウーファスピーカ240が距離および空間的配置に関して互いに異なるので、メインスピーカ230とサブウーファスピーカ240が同時に音を送出する場合に、より多くの特殊効果を持つ音場を実現することができる。
【0023】
本実施形態に係るイヤホン200に含まれるプレート218は、プレート218の表面から突出している支持部分218aを有しており、メインスピーカ230は支持部分218a上に配設されている。つまり、メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240は異なる平面上に配設されている。図2に示すように、メインスピーカ230は筐体延伸部214の延伸チェンバ213内に配設され、メインスピーカ230とサブウーファスピーカ240の間で距離に関して差異があるように構成する。イヤホン200からユーザに向けた方向Bに沿って、メインスピーカ230の方がサブウーファスピーカ240よりもユーザに近い。このように距離が異なることにより、メインスピーカ230が生成する音場とサブウーファスピーカ240が生成する音場との間で、干渉が発生するのを防ぐことができる。さらに、全体の音場のサウンド効果を向上させることができる。実際に行った実験によると、本実施形態に係るイヤホン200は優れた効果を奏するとともに、特に低周波数領域において良好な周波数応答を達成することが分かっている。
【0024】
メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240の位置を入れ替えてもよい。このような構成はデザインまたはそれ以外の必要条件に基づいて調整することができる。
【0025】
イヤホンにおいては、例えば、メイン音のチャンネルまたはサブウーファ効果を強調することもある。
【0026】
別の実施形態によると、メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240の位置を入れ替えてもよい。具体的には、サブウーファスピーカを筐体延伸部214の延伸チェンバ213内に配設して、メインスピーカ230およびサブウーファスピーカ240の間で距離が異なるようにしてもよい。イヤホン200からユーザに向けた方向Bに沿って、サブウーファスピーカ240の方がメインスピーカ230よりもユーザに近くなる。
【0027】
多チャンネル音源に基づいてイヤホン内でより多くのサウンド効果を実現するべく、本発明は、イヤホン内の空間的配置を変更することによって、サウンド効果を向上させ干渉の発生を防ぐイヤホン構造を提供する。上述のデザインは、5.1チャンネルまたは7.1チャンネルのイヤホンのような、ほかの多チャンネルイヤホンにも適している。より具体的に言うと、本発明に係るデザインは、上述した一連の特許出願に記載された多チャンネルイヤホンのサウンド効果を改善するのに適している。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態に係る、5.1チャンネルのイヤホンを示す図である。図3も同様に、本発明に係るイヤホンの一面から見た様子を示しているが、該イヤホンの別の面から見た様子は図3に図示されたものに類似していることは当業者に公知である。このため、詳細な説明は省略する。
【0029】
図3に図示するように、5.1チャンネルのイヤホン300はメインボディ310と接続部320を備える。メインボディ310は、筐体312、筐体延伸部314およびカバー316を有する。筐体延伸部314は筐体312から延伸し、カバー316と接続している。メインボディ310は内部にプレート318を有し、メインスピーカ330と合成チェンバ340を固定している。合成チェンバ340は、チェンバ342と複数のサブスピーカ344a、344bおよび344cを有する。
【0030】
チェンバ342はプレート318上に配設されており、チェンバ342の出口はユーザに面している。サブスピーカ344a、344bおよび344cは、チェンバ342内に配設されている。これらのサブスピーカはそれぞれ、344aがサブウーファスピーカ、344bが第1スピーカ、344cが第2スピーカであってもよい。図3に示すように、サブウーファスピーカ344aがチェンバ342の後方に設けられている。第1スピーカ344bおよび第2スピーカ344cはそれぞれ、チェンバ342の対向する2つの面に設けられており、5.1チャンネルイヤホンのセンタースピーカまたはサラウンドスピーカとして構成されている。なお、本実施形態および図3は例にすぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
【0031】
メインスピーカ330および合成チェンバ340の構成、例えばチェンバ342のサイズやサブスピーカ344a〜344cの位置などは、上述の一連の特許出願に記載された多チャンネルイヤホンを参照されたい。具体的に説明すると、台湾特許出願第93107621号(発明の名称:合成音場を持つイヤホン構造)は、イヤホンのチェンバの構造または体積を変更することによって音質を改善する技術を提供する。また、上述の台湾特許出願第93107621号(発明の名称:合成音場を持つイヤホン構造)、台湾特許出願第93111985号(発明の名称:合成音場を持つイヤホン構造)、台湾特許出願第94103553号(発明の名称:多チャンネルイヤホン)、台湾特許出願第95105609号(発明の名称:多チャンネルイヤホン)などの出願で開示されたイヤホンの構成によれば、違う面での改善を実現することができる。
【0032】
本実施形態に係るイヤホン300が含むプレート318は、該プレート318の表面から突出する支持部分318aを有する。合成チェンバ340はプレート318の表面上に配設され、メインスピーカ330は支持部分318a上に設けられている。つまり、メインスピーカ330と合成チェンバ340が配設されている平面は異なる。メインスピーカ330は筐体延伸部313の延伸チェンバ314内に配設されており、このためメインスピーカ330と合成チェンバ340が距離に関して異なるように構成される。イヤホン300からユーザに向けた方向Cに沿って、メインスピーカ330は合成チェンバ340よりもユーザに近い。このように距離を異ならせることによって、メインスピーカ330が生成する音場と合成チェンバ340が生成する音場との間において干渉の発生を防ぐことができる。さらに、全体の音場のサウンド効果を向上させることができる。
【0033】
本発明の構造を、本発明の範囲または目的から離れることなく、さまざまに変形および変更することができるのは、当業者には明らかである。前述の内容に基づき、本願請求項およびそれに類するものの範囲にある限り、本発明の変形および変更も本発明に含めるものとする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イヤホンであって、
筐体と、
前記筐体から延伸している筐体延伸部と、
前記筐体延伸部上に配設され、前記筐体に対してメイン音場である空間を形成するプレートと、
前記筐体延伸部上に配設され、前記プレートの外側に前記空間と反対側になるように位置決めされる、前記筐体を被覆するカバーと、
第1スピーカおよび第2スピーカと
を備え、
前記第1スピーカは前記プレートの支持部分上であって、第1平面上に設けられており、前記第2スピーカは前記第1平面とは異なる第2平面上に設けられ、前記イヤホンから該イヤホンを身に着けているユーザに向けた音の方向において、前記第1スピーカの位置と前記第2スピーカの位置には距離がある
イヤホン。
【請求項2】
前記第2スピーカは前記プレート上に設けられており、前記イヤホンから該イヤホンを身に着けているユーザに向けた音の方向において、前記第1スピーカの位置と前記第2スピーカの位置の距離は、前記支持部分の高さである
請求項1に記載のイヤホン。
【請求項3】
前記第1スピーカは、2.1チャンネルのメインスピーカである
請求項2に記載のイヤホン。
【請求項4】
前記第2スピーカは、2.1チャンネルのサブウーファスピーカである
請求項3に記載のイヤホン。
【請求項5】
前記第1スピーカは、2.1チャンネルのサブウーファスピーカである
請求項2に記載のイヤホン。
【請求項6】
前記第2スピーカは、2.1チャンネルのメインスピーカである
請求項5に記載のイヤホン。
【請求項7】
前記プレート上に合成チェンバが設けられており、前記第2スピーカは第3スピーカおよび第4スピーカとともに当該合成チェンバ内に設けられている
請求項1に記載のイヤホン。
【請求項8】
前記第1スピーカは5.1チャンネルのメインスピーカで、前記第2スピーカは5.1チャンネルのサブウーファスピーカである
請求項7に記載のイヤホン。
【請求項9】
前記第3スピーカは5.1チャンネルのセンタースピーカで、前記第4スピーカは5.1チャンネルのサラウンドスピーカである
請求項8に記載のイヤホン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−54270(P2008−54270A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2006−331503(P2006−331503)
【出願日】平成18年12月8日(2006.12.8)
【出願人】(503116213)固昌通訊股▲ふん▼有限公司 (19)
【Fターム(参考)】