説明

ウェブコンテンツ表示制御装置およびその動作方法

【課題】ウェブコンテンツの切り替えが自動的でなく操作によって行われることを明示でき、しかも、ウェブコンテンツのどのオブジェクトが操作されたかを明示することができるウェブコンテンツ表示制御装置を提供する。
【解決手段】番号付与部18は、操作されたオブジェクトから他のオブジェクトへの距離を距離記憶部16から読み出し、他の各オブジェクトに対し、距離に応じた番号を付与する。オブジェクト表示制御部19は、他の各オブジェクトの表示態様を、タイマー1Aから得られる時間に基づき、一定の遅延時間を持たせながら、例えば番号の小さい順に変化させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブコンテンツ表示制御装置およびその動作方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年にあっては、情報通信機器の普及に伴って、オフィスのみならず家庭でもインターネットを利用する機会が増えている。特に、ウェブ画面を通じた情報アクセスの普及はめざましく、家庭においても子供や高齢者も含めた多くのユーザがウェブ画面を通じて容易に情報へのアクセスが行えるようになった。一方、ウェブによる情報アクセスにおいては、画面の視認性や操作の複雑さなど、いわゆるユーザビリティの問題が早くから認識されており、特に高齢者・障害者によるウェブアクセスをどのように支援するのかが問題となっていた。この問題を解決するための様々なノウハウが蓄積されており、それらを体系化したJIS規格(JIS X 8341シリーズ)が刊行され、高齢者・障害者への配慮指針に関する標準的な技術として提示されている。この設計指針によって、例えば文字の大きさや色といった画面の視認性や、情報入力時の受付時間の調節など、情報の入出力に関する基本的な技術が確立された。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】林 阿希子、齋藤 晴美、朝井 大介、渡辺 昌洋、浅野 陽子、「画像提示による高齢者のウェブ利用補助の効果」、社団法人 電子情報通信学会、信学技法、HSC2010-14,HIP2010-14(2010-5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、認知レベルの反応時間が長びく傾向にある高齢者にとって、情報の入力操作を行った直後の、情報システムからのフィードバックを認知する場合にも、より多くの時間を要するという問題がある。すなわち、現状の情報システムは、ユーザからの情報入力操作の直後に、システムが達成しうる最短時間で画面表示等の切り替えを行うよう設計されているため、認知時間が長い高齢者ユーザは画面の変化に気がつかないという問題がある。そのため、自らが実施した情報入力によってウェブ画面が切り替わっているにも関わらず、ユーザがその変化に気付かず、不必要な待ち時間(画面が変わらないと思いこんで長時間待ち続ける)を消費したり、操作誤りが発生して、ユーザの負担が大きくなってしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェブコンテンツの切り替えが自動的でなく操作によって行われることを明示でき、しかも、ウェブコンテンツのどのオブジェクトが操作されたかを明示することができるウェブコンテンツ表示制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置であって、前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させる座標算出部と、前記座標を読み出し、該座標に基づき、1つの前記オブジェクトから他の各オブジェクトへの距離を算出し、予め設けられた距離記憶部に記憶させる距離算出部と、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトから他のオブジェクトへの距離を前記距離記憶部から読み出し、前記他の各オブジェクトに対し、該当の距離に応じた番号を付与する番号付与部と、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記他のオブジェクトの表示態様を、前記番号の順で、変化させるオブジェクト表示制御部とを備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置をもって解決手段とする。
【0007】
第2の本発明は、複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置であって、前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させる座標算出部と、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトの座標を前記座標記憶部から読み出し、当該座標に基づき、当該オブジェクトの周囲の範囲で表示を変化させ、当該範囲が、当該オブジェクトとの距離を縮めるまたは広げるようにする表示制御手段とを備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置をもって解決手段とする。
【0008】
第3の本発明は、複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法であって、前記ウェブコンテンツ表示制御装置の座標算出部が、前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させステップと、前記ウェブコンテンツ表示制御装置の距離算出部が、前記座標を読み出し、該座標に基づき、1つの前記オブジェクトから他の各オブジェクトへの距離を算出し、予め設けられた距離記憶部に記憶させるステップと、前記ウェブコンテンツ表示制御装置の番号付与部が、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトから他のオブジェクトへの距離を前記距離記憶部から読み出し、前記他の各オブジェクトに対し、該当の距離に応じた番号を付与するステップと、前記ウェブコンテンツ表示制御装置のオブジェクト表示制御部が、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記他のオブジェクトの表示態様を、前記番号の順で、変化させるステップとを備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法をもって解決手段とする。
【0009】
第4の本発明は、複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法であって、前記ウェブコンテンツ表示制御装置の座標算出部が、前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させるステップと、前記ウェブコンテンツ表示制御装置の表示制御手段が、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトの座標を前記座標記憶部から読み出し、当該座標に基づき、当該オブジェクトの周囲の範囲で表示を変化させ、当該範囲が、当該オブジェクトとの距離を縮めるまたは広げるようにするステップとを備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法をもって解決手段とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ウェブコンテンツの切り替えが自動的でなく操作によって行われることを明示でき、しかも、ウェブコンテンツのどのオブジェクトが操作されたかを明示することができ、その結果、ウェブコンテンツが切り替わらないと思いこんで長時間待ち続けたり、操作誤りが発生して、ユーザの負担が大きくなってしまうという課題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施の形態に係るウェブコンテンツ表示制御装置(制御装置1)の構成図である。
【図2】座標記憶部14に記憶された座標の一例を示す図である。
【図3】距離記憶部16に記憶された距離の一例を示す図である。
【図4】制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】ウェブコンテンツが切り替わる様子の一例を示す図である。
【図6】ウェブコンテンツが切り替わる様子の別な一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本実施の形態に係るウェブコンテンツ表示制御装置の構成図である。
【0014】
ウェブコンテンツ表示制御装置(以下、単に「制御装置」という)1は、キーボードやマウスなどの入力装置2とウェブコンテンツ(以下、単に「コンテンツ」という)を表示するための表示装置3とに接続される。
【0015】
制御装置1は、表示装置3に表示すべきコンテンツをウェブサーバ(図示せず)から受信する通信部11と、受信されたコンテンツが記憶されるコンテンツ記憶部12と、コンテンツ内の各オブジェクトの座標を算出する座標算出部13と、座標が記憶される座標記憶部14と、座標に基づきオブジェクト間の距離を算出する距離算出部15と、距離が記憶される距離記憶部16と、コンテンツを表示装置3に表示させるコンテンツ表示制御部17と、表示されたコンテンツが他のコンテンツに切り替わるのに際し、1つのオブジェクトが指定されたなら、他の各オブジェクトに対し、距離に応じた番号を付与する番号付与部18と、コンテンツの切り替わりに際し、指定されたオブジェクトでない他の各オブジェクトの表示態様を、番号の順で、変化させるオブジェクト表示制御部19と、オブジェクト表示制御部19によって使用されるタイマー1Aとを備える。
【0016】
図2は、座標記憶部14に記憶された座標の一例を示す図である。
【0017】
座標記憶部14に記憶される座標は、X座標とY座標からなり、対応するオブジェクトの識別情報に対応づけて記憶される。
【0018】
オブジェクトの識別情報には、例えば、当該オブジェクトに対して付与された番号が対応づけられる。
【0019】
図3は、距離記憶部16に記憶された距離の一例を示す図である。
【0020】
距離記憶部16に記憶される距離(図3の0040などで示される値)は、当該距離に対応する2つのオブジェクトの識別情報に対応づけて記憶される。2つのオブジェクトは当該距離だけ離れて表示されるものである。
【0021】
(制御装置1の動作)
図4は、制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
【0022】
例えば、入力装置2にてコンテンツのURLやリンクが指定されると、通信部11は、ウェブサーバから該当のコンテンツを受信し、コンテンツ記憶部12に記憶させる(S1:YES)。
【0023】
次に、座標算出部13は、コンテンツを読み出し、これを解析して、当該コンテンツが表示された際の当該コンテンツ内の各オブジェクトの表示位置を示す座標を算出し(S3)、これを対応するオブジェクトの識別情報に対応づけて座標記憶部14に記憶させる(S5)。オブジェクトは、例えば、テキスト、画像、または、ボタンなどのコントロール用のものなどである。
【0024】
次に、距離算出部15は、座標記憶部14から座標を読み出し、座標に基づき、オブジェクト間の距離をそれぞれ算出し(S7)、対応する2つのオブジェクトの識別情報に対応づけて距離記憶部16に記憶させる(S9)。
【0025】
次に、コンテンツ表示制御部17は、コンテンツを読み出し、表示装置3に表示させる(S11)。コンテンツ表示制御部17は、例えば、コンテンツ内の複数のオブジェクトを表示装置3に表示させる(S11)。
【0026】
ここで、入力装置2に対し、他のコンテンツを表示させるためのオブジェクトが操作される(S13:YES)と、番号付与部18は、このオブジェクトから、表示された他のオブジェクトへの距離を読み出し、他の各オブジェクトに対し、距離に応じた番号を付与する(S15)。
【0027】
ここで、番号付与部18は、例えば、座標記憶部14において、オブジェクトの識別情報に対し、該当の距離が長いほど小さい番号を対応づける。
【0028】
次に、オブジェクト表示制御部19は、他の各オブジェクトの表示態様を、タイマー1Aから得られる時間に基づき、一定の遅延時間を持たせながら、例えば番号の小さい順に変化させる(S17)。
【0029】
次に、ステップS1に戻り、通信部11は、ウェブサーバから、操作されたオブジェクトに対応するコンテンツを受信し、コンテンツ記憶部12に記憶させる(S1:YES)。
【0030】
このコンテンツについても、座標、距離が算出され(S3、S7)、そして、コンテンツが表示される(S11)。以下、同様にコンテンツが切り替わりながら表示される。
【0031】
図5は、このようにコンテンツが切り替わる様子の一例を示す図である。
【0032】
まず、コンテンツAが表示された状態で、コンテンツAに含まれるボタンBが操作される。
【0033】
これにより、まず、ボタンB以外のオブジェクトの色が番号の小さい順で例えばグレーに変化する。したがって、グレーの範囲がボタンBに近づいていく。
【0034】
そして、グレーの範囲が、例えば、ボタンBを中心とした予め定められた半径をもつ円Cに到達したなら、コンテンツAが消去され、別なコンテンツA’が表示される。
【0035】
なお、図5では、番号の小さい順につまり操作されたオブジェクトから遠い順にオブジェクトの表示態様を変化させたが、番号の大きい順につまり操作されたオブジェクトから近い順にオブジェクトの表示態様を変化させてもよい。
【0036】
また、図5では、円に含まれるオブジェクト以外のオブジェクトの表示態様を変化させたが、円に含まれるオブジェクトの表示態様についても変化させてよい。
【0037】
したがって、制御装置1によれば、各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部14に記憶させる座標算出部13と、座標を読み出し、該座標に基づき、1つのオブジェクトから他の各オブジェクトへの距離を算出し、予め設けられた距離記憶部16に記憶させる距離算出部15と、コンテンツが他のコンテンツに切り替わるのに際し、1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトから他のオブジェクトへの距離を距離記憶部16から読み出し、他の各オブジェクトに対し、該当の距離に応じた番号を付与する番号付与部18と、コンテンツが他のコンテンツに切り替わるのに際し、他のオブジェクトの表示態様を、番号の順で、変化させるオブジェクト表示制御部19とを備えるので、コンテンツの切り替えが自動的でなく操作によって行われることを明示することができ、しかも、どのオブジェクトが操作されたかを明示することができる。
【0038】
その結果、例えば、高齢者などがウェブコンテンツが切り替わらないと思いこんで長時間待ち続けたり、操作誤りが発生して、ユーザの負担が大きくなってしまうという課題を解決することができる。
【0039】
(応用例)
なお、図5などでは、オブジェクトそのものの表示態様を変化させたが、以下のようにしてもよい。
【0040】
つまり、操作されたオブジェクトの座標を座標記憶部14から読み出し、座標に基づいて、図6のように、操作されたボタンBの周囲の範囲で表示を(例えば、グレー色に)変化させ、当該範囲が、ボタンBとの距離を縮める(または広げる)ようにしてもよい。
【0041】
また、ボタンBとの距離を縮める場合において、図5と同様に、範囲がボタンBを中心とした予め定められた半径をもつ円Cに到達したなら、コンテンツAを別なコンテンツA’に切り替えてもよい。
【0042】
このような動作によっても、コンテンツの切り替えが自動的でなく操作によって行われることを明示することができ、しかも、どのオブジェクトが操作されたかを明示することができる。
【0043】
なお、このような制御装置1としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
【符号の説明】
【0044】
1…ウェブコンテンツ表示制御装置
11…通信部
12…コンテンツ記憶部
13…座標算出部
14…座標記憶部
15…距離算出部
16…距離記憶部
17…コンテンツ表示制御部
18…番号付与部
19…オブジェクト表示制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置であって、
前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させる座標算出部と、
前記座標を読み出し、該座標に基づき、1つの前記オブジェクトから他の各オブジェクトへの距離を算出し、予め設けられた距離記憶部に記憶させる距離算出部と、
前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトから他のオブジェクトへの距離を前記距離記憶部から読み出し、前記他の各オブジェクトに対し、該当の距離に応じた番号を付与する番号付与部と、
前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記他のオブジェクトの表示態様を、前記番号の順で、変化させるオブジェクト表示制御部と
を備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置。
【請求項2】
複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置であって、
前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させる座標算出部と、
前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトの座標を前記座標記憶部から読み出し、当該座標に基づき、当該オブジェクトの周囲の範囲で表示を変化させ、当該範囲が、当該オブジェクトとの距離を縮めるまたは広げるようにする表示制御手段と
を備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置。
【請求項3】
複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法であって、
前記ウェブコンテンツ表示制御装置の座標算出部が、前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させステップと、
前記ウェブコンテンツ表示制御装置の距離算出部が、前記座標を読み出し、該座標に基づき、1つの前記オブジェクトから他の各オブジェクトへの距離を算出し、予め設けられた距離記憶部に記憶させるステップと、
前記ウェブコンテンツ表示制御装置の番号付与部が、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトから他のオブジェクトへの距離を前記距離記憶部から読み出し、前記他の各オブジェクトに対し、該当の距離に応じた番号を付与するステップと、
前記ウェブコンテンツ表示制御装置のオブジェクト表示制御部が、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記他のオブジェクトの表示態様を、前記番号の順で、変化させるステップと
を備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法。
【請求項4】
複数のオブジェクトを含むウェブコンテンツを表示させるウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法であって、
前記ウェブコンテンツ表示制御装置の座標算出部が、前記各オブジェクトを座標を求め、予め設けられた座標記憶部に記憶させるステップと、
前記ウェブコンテンツ表示制御装置の表示制御手段が、前記ウェブコンテンツが他のウェブコンテンツに切り替わるのに際し、前記1つのオブジェクトが指定されたなら、当該オブジェクトの座標を前記座標記憶部から読み出し、当該座標に基づき、当該オブジェクトの周囲の範囲で表示を変化させ、当該範囲が、当該オブジェクトとの距離を縮めるまたは広げるようにするステップと
を備えることを特徴とするウェブコンテンツ表示制御装置の動作方法。
【請求項5】
請求項1または2記載のウェブコンテンツ表示制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−146073(P2012−146073A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−3157(P2011−3157)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【出願人】(000004226)日本電信電話株式会社 (13,992)
【Fターム(参考)】