説明

エンジニアリング方法

【課題】システム構築中に通信規格の変更が要求された場合に、エンジニアリングの修正時間を短縮する。
【解決手段】制御機器4の管理情報を記録したJOBファイルを作成する際に用いる、1つの通信規格が適用される設定情報のデータを示す個別設定情報と、複数の通信規格が適用される設定情報の当該各通信規格に対応するデータを示す共通設定情報とを記憶する設定情報記憶ステップと、予め決定した通信規格に対応する個別設定情報および共通設定情報に基づき作成したJOBファイルを記憶するJOBファイル記憶ステップと、所定の通信規格への変更要求を受け付ける変更要求ステップと、変更要求ステップにおいて所定の通信規格への変更要求を受け付けた場合に、当該所定の通信規格に対応する個別設定情報のデータを読み出して、JOBファイルに追加する第1の処理ステップとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、監視システムを構築するエンジニアリング装置のエンジニアリング方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
建物内の複数のフィールド制御機器の監視・制御を行う監視システムとして、BACnet(Building Automation and Control networking protocol)などのオープンネットワークを用いて、空調設備、照明設備、電気設備や防災設備などの異なるメーカのシステムを接続し、監視・制御を行うマルチベンダー対応システムが普及している。
【0003】
このBACnetに対応した監視システムを構築する際には、エンジニアリング装置は、BACnetの規格に合わせて、監視装置で管理を行うデバイス情報、管理ポイント情報やオブジェクト情報などの管理情報を記録したJOBファイルを作成している。また、エンジニアリング装置は、作成したJOBファイルに基づいて、監視装置で管理を行う上位コントローラを動作させるための動作ファイル(ダウンロードファイル)を作成し、対応する上位コントローラにダウンロードしている。
【0004】
このようにエンジニアリング装置では、通常、事前に決められた通信規格に従ってシステムの構築を行う。例えば、BACnetでは、IEIE−P−0003:2000とIEIE−G−0006:2006の2つの規格があり、事前にいずれか一方の規格を決定した上でシステムの構築を行っている(例えば非特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】BAS標準インタフェース仕様書(IEIEJ−P−0003:2000)電気設備学会
【非特許文献2】BACnetシステムインターオペラビリティガイドライン(IEIE−G−0006:2006)電気設備学会
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、現場での調整作業がかなり進んだ時点で、あるいは試運転段階になって、設計事務所や顧客の希望(例えば、最新のオープンネットワークの規格に変更したい、将来、他社デバイスとの接続があるのでそれを考慮した設計にしておきたいなど)で、通信規格の変更が要求される場合が頻発するようになってきた。
【0007】
そもそも大前提として、通信規格は、エンジニアリングを開始する時点までに決定し、以後、変更しないものである。そのため、調整中に通信規格を変更するということは、エンジニアリングを最初からやり直すことを意味する。しかしながら、竣工間際に通信規格の変更が要求された場合に、エンジニアリングをやり直すことはスケジュール上不可能であるという課題がある。また、エンジニアリングデータ(JOBファイル)の変更が必要なところを特定(例えば、積算点を計量オブジェクトからアキュムレータオブジェクトへ変更、Notificationサービスなどの各種設定値)し、手動ですべて変更することは時間的に難しいという課題がある。
【0008】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、システム構築中に通信規格の変更が要求された場合に、エンジニアリングの修正時間を短縮することができるエンジニアリング方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明に係るエンジニアリング方法は、制御機器の管理情報を記録したJOBファイルを作成する際に用いる、1つの通信規格が適用される設定情報のデータを示す個別設定情報と、複数の通信規格が適用される設定情報の当該各通信規格に対応するデータを示す共通設定情報とを記憶する設定情報記憶ステップと、予め決定した通信規格に対応する個別設定情報および共通設定情報に基づき作成したJOBファイルを記憶するJOBファイル記憶ステップと、所定の通信規格への変更要求を受け付ける変更要求ステップと、変更要求ステップにおいて所定の通信規格への変更要求を受け付けた場合に、設定情報記憶ステップにおいて記憶した当該所定の通信規格に対応する個別設定情報のデータを読み出して、JOBファイル記憶ステップにおいて記憶した該当するJOBファイルに追加する第1の処理ステップとを有するものである。
【0010】
また、この発明に係るエンジニアリング方法は、変更要求ステップにおいて所定の通信規格への変更要求を受け付けた場合に、第1の処理ステップにおける処理に加えて、設定情報記憶ステップにおいて記憶した当該所定の通信規格に対応する共通設定情報のデータを読み出して、JOBファイル記憶ステップにおいて記憶した該当するJOBファイルのデータを変更する第2の処理ステップと、第1の処理ステップおよび第2の処理ステップの前段に、第1の処理ステップまたは第2の処理ステップにおける処理の選択を受け付ける処理種別設定ステップとをさらに有するものである。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、上記のように構成したので、システム構築中に通信規格の変更が要求された場合に、エンジニアリングの修正時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置の通信規格変更機能に関する構成を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1におけるJOBファイルのデータイメージを示す図である。
【図4】この発明の実施の形態1における第1〜3の設定情報を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置による動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示す図であり、通信ネットワークとしてBACnetを用いた場合を示している。
監視システムは、図1に示すように、エンジニアリング装置1、監視装置2、表示装置3、複数の上位コントローラ4および複数の下位コントローラ5などから構成されている。
【0014】
エンジニアリング装置1は、BACnetに対応した監視システムを構築するものである。このエンジニアリング装置1は、システムを構築する際に、BACnetの規格に合わせて、監視装置2で監視・制御を行う上位コントローラ4、下位コントローラ5および不図示のフィールド制御装置の構成情報や、I/O情報などの管理情報を記録したJOBファイルを作成する。また、エンジニアリング装置1は、作成したJOBファイルに基づいて、各上位コントローラ4を動作させるための動作ファイル(ダウンロードファイル)を生成して、対応する上位コントローラ4にダウンロードする。
【0015】
また、システム稼動後の仕様変更・機能追加などにより、上位コントローラ4が保持するダウンロードファイルに対して追加・変更・削除などの修正を行う場合には、エンジニアリング装置1は、各上位コントローラ4に保持されているダウンロードファイルをアップロードさせて、このダウンロードファイルをマスタデータとして修正を行う。
さらに、エンジニアリング装置1は、通信規格の変更が要求された場合に、JOBファイルのデータを自動的に変更する。このエンジニアリング装置1の通信規格変更機能に関する構成については後述する。
【0016】
監視装置2は、BACnetを介して接続される複数の上位コントローラ4を監視・制御するものである。この監視装置2による監視・制御情報は表示装置3に表示される。
上位コントローラ4は、監視装置2による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される複数の下位コントローラ5を監視・制御するものである。この上位コントローラ4は、エンジニアリング装置1からのダウンロードファイルに基づいて動作する。
下位コントローラ5は、上位コントローラ4による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される複数の不図示のフィールド制御装置を制御するものである。
【0017】
次に、エンジニアリング装置1の通信規格変更機能に関する構成について説明する。図2はこの発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の通信規格変更機能に関する構成を示す図である。
エンジニアリング装置1は、図2に示すように、ファイル変更手段11、JOBファイル記憶手段12、規格変更要求手段13、処理種別設定手段14から構成されている。また、ファイル変更手段11は、第1の設定情報、第2の設定情報および第3の設定情報を記憶する設定情報記憶部15、第1の処理部16および第2の処理部17から構成されている。
【0018】
ファイル変更手段11の設定情報記憶部15は、JOBファイルを構築する際に用いる情報である第1〜3の設定情報を記憶するものである。ここで、図3に示すように、第1の設定情報(個別設定情報)とは、第1の通信規格のみが適用される設定情報である。また、第2の設定情報(個別設定情報)とは、第2の通信規格のみが適用される設定情報である。また、第3の設定情報とは、第1,2の通信規格の両方が適用される各通信規格に対応する設定情報(共通設定情報)である。
【0019】
この第1,2の設定情報は、例えば図4(a),(b)に示すように、対象のJOBファイルを示すファイル情報(ファイルNo)と、その対象のJOBファイル上でのそれぞれ第1の通信規格、第2の通信規格が適用される設定情報のデータである。また、第3の設定情報は、例えば図4(c)に示すように、対象のJOBファイルを示すファイル情報と、その対象のJOBファイル上での第1,2の通信規格の両方が適用される設定情報のうち第1の通信規格に対応するデータと、第2の通信規格に対応するデータである。なお、レコードとは、ファイル内での一連のデータ(名称や単位など)の領域を示す単位であり、フィールドとは、各レコード内での個々のデータの領域を示す単位である。
【0020】
JOBファイル記憶手段12は、JOBファイルを記憶するものである。なお、JOBファイルは、初期設定では、予め決定した通信規格に対応するデータ(第1の設定情報および第1の通信規格に対応する第3の設定情報、または第2の設定情報および第2の通信規格に対応する第3の設定情報)から構成されている。
【0021】
規格変更要求手段13は、所定の通信規格への変更要求(第1の通信規格から第2の通信規格への変更、または第2の通信規格から第1の通信規格への変更)をユーザから受け付けるものである。
処理種別設定手段14は、規格変更要求手段13により所定の通信規格への変更要求が受け付けられた場合に、その変更方法(第1の処理または第2の処理)の選択をユーザから受け付けるものである。ここで、第1の処理とは、設定情報記憶部15に記憶されている第2(または第1)の設定情報に基づいて、JOBファイル記憶手段12に記憶されているJOBファイルに、第2(または第1)の通信規格に対応するデータの追加を行う処理である。また、第2の処理とは、第1の処理に加えて、第3の設定情報に基づいて、JOBファイルに対して、第2(または第1)の通信規格に対応するデータへの変更を行う処理である。この処理種別設定手段14は、第1の処理の選択を受け付けた場合には、ファイル変更手段11に第1の処理を指示し、第2の処理の選択を受け付けた場合には、第2の処理を指示する。
【0022】
ファイル変更手段11の第1の処理部16は、処理種別設定手段14からの処理指示に従い、第1の処理を実行するものである。具体的には、設定情報記憶部15から第2(または第1)の設定情報を読み出して、JOBファイル記憶手段12に記憶されている該当するJOBファイルに第2(または第1)の通信規格が適用される設定情報を示すデータを追加する。
【0023】
ファイル変更手段11の第2の処理部17は、処理種別設定手段14からの処理指示に従い、第2の処理を実行するものである。具体的には、第1の処理に加えて、設定情報記憶部15から第3の設定情報のうち第2(または第1)の通信規格が適応される設定情報を読み出して、JOBファイル記憶手段12に記憶されている該当するJOBファイルのデータを変更する。
【0024】
ここで、図3に示すように、例えばBACnet規格であるIEIE−P−0003:2000(第1の通信規格)とIEIE−G−0006:2006(第2の通信規格)において、計量オブジェクトは、第1の通信規格のみからなるデータである。また、Notificationサービスは、第2の通信規格のみからなるデータである。そのため、通信規格を第1の通信規格に変更する場合にNotificationサービスを変更する必要はない。
しかしながら、アキュムレータオブジェクトは、第1,2の通信規格両方が適用される設定情報を示すデータであり、ポイントとBACnetオブジェクトとの関連付け方法が両規格で異なる。そのため、通信規格に応じて関連付けを変更する必要がある。
以下では、上記のように構成されたエンジニアリング装置1において、システム構築中に通信規格の変更が要求された場合での動作について説明する。なお、第1の通信規格から第2の通信規格に変更する場合について示す。
【0025】
図5はこの発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の動作を示すフローチャートである。なお、設定情報記憶部15は、JOBファイルを構築する第1〜3の設定情報を予め記憶し、JOBファイル記憶手段12は、事前に決定された第1の通信規格に対応するJOBファイルを記憶している(設定情報記憶ステップおよびJOBファイル記憶ステップ)。
【0026】
エンジニアリング装置1の動作では、図5に示すように、まず、 規格変更要求手段13は、所定の通信規格への変更要求(第1の通信規格から第2の通信規格への変更)をユーザから受け付ける(ステップST51、変更要求ステップ)。
【0027】
次いで、処理種別設定手段14は、通信規格を変更する際の変更方法(第1の処理または第2の処理)の選択をユーザから受け付ける(ステップST52、処理種別設定ステップ)。ここで、例えば通信規格の変更後に再び以前の通信規格に戻す可能性がある場合には、図3に示す第1,2の通信規格の両方が適用される設定情報のデータまで第2の通信規格に対応するように変更させなくても、第2の通信規格のみが適用される設定情報のデータを追加するのみでも十分である。そこで、このような場合には、第1の処理を選択するようにする。一方、規格変更後に再び以前の通信規格に戻す可能性が低い場合には、第1,2の通信規格の両方が適用される設定情報のデータも第2の通信規格に対応するように変更させる第2の処理を選択する。
【0028】
次いで、処理種別設定手段14は、第1の処理が選択されたかを判断する(ステップST53)。
このステップST53において、処理種別設定手段14が、第1の処理が選択されたと判断した場合には、第1の処理部16は第1の処理を実行する(ステップST54、第1の処理ステップ)。すなわち、第1の処理部16は、設定情報記憶部15から第2の設定情報を読み出して、JOBファイル記憶手段12に記憶されている該当するJOBファイルに、読み出したデータを追加する。
ここで、例えば図4(b)に示す第2の設定情報では、ファイルNo.61の1レコード目の1フィールド目のデータは「0010」であるため、JOBファイル記憶手段12に記憶されているファイルNo.61のJOBファイルの1レコード目の1フィールド目に、このデータ「0010」を追加する。以下同様に、第2の設定情報のデータをJOBファイルに追加する。
【0029】
一方、ステップST53において、処理種別設定手段14が、第2の処理が選択されたと判断した場合には、第2の処理部17は第2の処理を実行する(ステップST55、第2の処理ステップ)。すなわち、第2の処理部17は、第1の処理に加えて、設定情報記憶部15から第3の設定情報のうち第2の通信規格が適応される設定情報を読み出して、JOBファイル記憶手段12に記憶されている該当するJOBファイルのデータを、読み出したデータに変更する。
ここで、例えば図4(c)に示す第3の設定情報では、ファイルNo.81の1レコード目の1フィールド目の領域での第2の通信規格に対応するデータは「0010」であるため、JOBファイル記憶手段12に記憶されているファイルNo.81のJOBファイルの1レコード目の1フィールド目で示される領域でのデータ(第1の通信規格に対応するデータ「0000」)を、このデータ「0010」に変更する。以下同様に、JOBファイルの共通領域のデータを第3の設定情報の第2の通信規格に対応するデータに変更する。
【0030】
以上のように、この実施の形態1によれば、通信規格の変更が要求された場合に、JOBファイルの設定変更が必要なもののみを自動変更し、変更の必要がないものはそのまま流用するように構成したので、現場での調整作業の手戻りを回避することができ、エンジニアリングの修正時間を短縮することができ、エンジ効率の向上を図ることができる。
【0031】
なお、実施の形態1では、図4に示すように動作ファイルとJOBファイルが所定のリンク関係を持つ場合について示したが、これに限るものではなく、ファイル変更手段11の処理手順の中に変換手順を定めてもよい。
また、実施の形態1では、BACnetなどのオープンネットワークを用いた場合について示したが、これに限るものではなく、その他の独自の通信プロトコルに規格変更する場合に対しても同様に適用可能である。
また、実施の形態1では、2つの通信規格の間で規格変更を行う場合について示したが2つ以上の通信規格間で変更を行う場合にも同様に適用可能である。
また、本願発明の範囲内において、実施の形態を変更、省略などすることが可能である。
【符号の説明】
【0032】
1 エンジニアリング装置
2 監視装置
3 表示装置
3 上位コントローラ
4 下位コントローラ
11 ファイル変更手段
12 JOBファイル記憶手段
13 規格変更要求手段
14 処理種別設定手段
15 設定情報記憶部
16 第1の処理部
17 第2の処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御機器の管理情報を記録したJOBファイルを作成する際に用いる、1つの通信規格が適用される設定情報のデータを示す個別設定情報と、複数の通信規格が適用される設定情報の当該各通信規格に対応するデータを示す共通設定情報とを記憶する設定情報記憶ステップと、
予め決定した通信規格に対応する個別設定情報および共通設定情報に基づき作成したJOBファイルを記憶するJOBファイル記憶ステップと、
所定の通信規格への変更要求を受け付ける変更要求ステップと、
前記変更要求ステップにおいて所定の通信規格への変更要求を受け付けた場合に、前記設定情報記憶ステップにおいて記憶した当該所定の通信規格に対応する個別設定情報のデータを読み出して、前記JOBファイル記憶ステップにおいて記憶した該当するJOBファイルに追加する第1の処理ステップと
を有することを特徴とするエンジニアリング方法。
【請求項2】
前記変更要求ステップにおいて所定の通信規格への変更要求を受け付けた場合に、前記第1の処理ステップにおける処理に加えて、前記設定情報記憶ステップにおいて記憶した当該所定の通信規格に対応する共通設定情報のデータを読み出して、前記JOBファイル記憶ステップにおいて記憶した該当するJOBファイルのデータを変更する第2の処理ステップと、
前記第1の処理ステップおよび第2の処理ステップの前段に、前記第1の処理ステップまたは前記第2の処理ステップにおける処理の選択を受け付ける処理種別設定ステップとをさらに有する
ことを特徴とする請求項1記載のエンジニアリング方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−160069(P2012−160069A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−19867(P2011−19867)
【出願日】平成23年2月1日(2011.2.1)
【出願人】(000006666)アズビル株式会社 (1,808)
【Fターム(参考)】