説明

オブラートをかぶせるシーラント整形工法

【課題】建物のクラック、目地の補修工事において、シーラント塗布を実施する際、粘性ゆえに整形が困難であった。素人でも整形できる工法が望まれている。
【解決手段】シーラントを塗布した後、上からオブラートをかぶせ、ローラ等で整形する。
または、オブラートをテープ状にして、転がすように塗布したシーラントの上にかぶせ、テープを切断後ローラ等で整形する施工方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シーラントの塗布後の整形を容易にするものである。
【背景技術】
【0002】
建物のクラック、目地の補修工事において、シーラント塗布を実施する際、粘性ゆえに整形が困難であった。素人でも整形できる工法が望まれている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
粘性のある材料であるシーラントの整形
【課題を解決するための手段】
【0004】
オブラートをかぶせて上から押さえ整形する。
【発明の効果】
【0005】
オブラートがあるため、整形時に手、へらに纏わり付かない。
シーラントが硬化したあと(約2時間から10時間)は、雨で流れ落ちるのを待つ。
オブラートは透明のため、付いていても問題はない。さらに、乾くまで、誰かがふれても付着しないので、シーラントの拡散、汚れが防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
シート状のオブラートを塗布したシーラントの上にかぶせ、ローラ等で整形する。または、オブラートをテープ状にして、粘着テープを貼り切断する道具に、粘着テープの代わりにオブラートテープをセットして塗布したシーラントの上にかぶせ、ローラで整形する。
【実施例】
【0007】
塗布したシーラントにシート状のオブラートをかぶせ、ローラ等で整形する。
または、オブラートをテープ状にして、粘着テープを貼り切断する道具に、粘着テープの代わりにオブラートテープをセットして塗布したシーラントの上にかぶせ、ローラ等で整形する。
【産業上の利用可能性】
【0008】
コーキング作業
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】示した説明図である。
【符号の説明】
【0010】
1 補修面
2 シーラント
3 シート状オブラート
4 ローラ
5 テープ状オブラート
6 テープ芯

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物等を補修する際のコーキング作業において、シーラントを塗布した後、上からオブラートをかぶせ、ローラ等で整形する。または、オブラートをテープ状にして、転がすように塗布したシーラントの上にかぶせ、テープを切断後ローラ等で整形する施工方法。

【図1】
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【公開番号】特開2009−221832(P2009−221832A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−106199(P2008−106199)
【出願日】平成20年3月17日(2008.3.17)
【出願人】(503452867)有限会社ピノキオ (10)
【Fターム(参考)】