説明

ガイダンス表示判定装置、及びガイダンス表示判定方法

【課題】ユーザの操作時間を正確に判断し、操作時間に応じて適切にガイダンスを行うガイダンス表示判定装置、及びガイダンス表示判定方法を提供する。
【解決手段】ガイダンス表示判定装置100は、ユーザの操作状態を検出するユーザ検出部103と、ユーザ検出部103によって検出された操作状態に基づいて時間をカウントする操作時間カウント部104と、操作時間カウント部104のカウント時間に基づいてユーザ操作を補助するためのガイダンスを表示部に表示するか否かを判定するガイダンス表示判定部106と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの操作時間に応じてガイダンスを表示するガイダンス表示判定装置、及びガイダンス表示判定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、操作画面を備えたオーディオ機器やカーナビゲーションシステム等の装置では、多機能化に伴って操作が複雑になっている。その多様な機能を使い易くするために、装置には、各種の機能や項目を、図柄や動画、説明文を使用して判りやすく操作画面に表示してユーザの操作を補助するガイダンス表示機能が備えられている。
【0003】
ところで、ユーザの習熟度は様々なので、ガイダンス表示が必要か不要かはユーザによって相違している。そこで、ユーザの習熟度を判定し、ユーザの習熟度に応じてガイダンスの表示を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザからの操作が一定時間ない場合に、そのユーザは習熟度が低いと判断してガイダンスの表示を行う装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−62959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の装置では、ユーザが操作を行ってから次の操作を行うまでの時間に基づいてユーザの習熟度を判断しているため、ユーザが操作中に電話の応答等によって操作を中断していた場合であっても、中断時間も操作時間にカウントされてしまう。したがって、正確な操作時間を計測することができず、操作に不慣れでないユーザが不慣れであると判断されてしまう虞があった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの操作時間を正確に判断し、操作時間に応じて適切にガイダンス表示を行うか否かを判定するガイダンス表示判定装置、及びガイダンス表示判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るガイダンス表示判定装置は、
ユーザの操作状態を検出するユーザ検出部と、
前記ユーザ検出部によって検出された前記操作状態に基づいて時間をカウントする操作時間カウント部と、
前記操作時間カウント部のカウント時間に基づいてユーザ操作を補助するためのガイダンスを表示部に表示するか否かを判定するガイダンス表示判定部と、を具備する、
ことを特徴とする。
【0008】
前記ガイダンス表示判定装置は、ユーザ操作を受け付ける操作入力部を具備し、
前記操作時間カウント部は、前記操作入力部がユーザ操作を受け付けてから次のユーザ操作を受け付けるまでの間、カウントを行い、前記ユーザ検出部によって検出された前記操作状態に基づいてユーザが非操作中であると推定された場合、操作時間のカウントを中断する、ようにしてもよい。
【0009】
前記操作時間カウント部は、前記ユーザ検出部によって検出された前記操作状態に基づいてユーザが操作を再開したと推定される場合、操作時間のカウントを再開し、
前記ガイダンス表示判定部は、前記操作時間カウント部による操作時間のカウント時間が一定時間を超えた場合に、ガイダンスを表示するよう前記表示部に指示する、ようにしてもよい。
【0010】
前記操作時間カウント部は、前記ユーザ検出部によりユーザが非操作中であると推定された場合、非操作中である時間のカウントを開始し、
前記ガイダンス表示判定部は、前記操作時間カウント部による非操作時間のカウント時間が一定時間を超えた場合に、ユーザの操作を促すアナウンスを表示するよう前記表示部に指示する、ようにしてもよい。
【0011】
前記ユーザ検出部は、前記ユーザ検出部からユーザまでの距離を検出することで、ユーザが操作中であるか非操作中であるかを推定する、ようにしてもよい。
【0012】
また、本発明の第2の観点に係るガイダンス表示判定方法は、
ユーザの操作状態を検出するユーザ検出ステップと、
前記ユーザ検出ステップで検出された前記操作状態に基づいて時間をカウントする操作時間カウントステップと、
前記操作時間カウントステップでカウントされた時間に基づいてユーザ操作を補助するためのガイダンスを表示部に表示するか否かを判定するガイダンス表示判定ステップと、を有する、
ことを特徴とする。
【0013】
前記ガイダンス表示判定方法は、ユーザ操作を受け付ける操作入力ステップを有し、
前記操作時間カウントステップでは、前記操作入力ステップがユーザ操作を受け付けてから次のユーザ操作を受け付けるまでの間、カウントを行い、前記ユーザ検出ステップによって検出された前記操作状態に基づいてユーザが非操作中であると推定された場合、操作時間のカウントを中断する、ようにしてもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ユーザの操作時間を正確に判断し、操作時間に応じて適切にガイダンス表示を行うガイダンス表示判定装置、及びガイダンス表示判定方法を提供することができる。つまり、正確な操作時間に基づいてユーザの習熟度を判定することができ、適切にガイダンスを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態に係るガイダンス表示判定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るガイダンス表示判定装置のガイダンス出力処理についてのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明のガイダンス表示判定装置100の一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
ガイダンス表示判定装置100は、例えばオーディオ機器やカーナビゲーションシステム等に用いられるものであって、図1に示すように、操作入力部101、操作判定部102、ユーザ検出部103、操作時間カウント部104、処理部105、ガイダンス表示判定部106、表示部107を含んで構成されている。
【0018】
操作入力部101は、例えばタッチパッドであり、表示部107の上に重ねて配置されている。ユーザは、操作入力部101を指等でタッチすることによって入力操作(ユーザ操作)を行う。
【0019】
ユーザが操作入力部101に対して入力操作を行うと、操作入力部101は入力操作に対応した信号(以下入力操作信号と呼ぶ)を生成する。入力操作信号は、操作判定部102によって検出される。操作判定部102は、入力操作信号を検出すると、時間のカウントを開始するよう操作時間カウント部104に指示する。そして、再び入力操作信号を検出すると、操作判定部102は、時間のカウントを終了して新たに時間のカウントを開始するよう操作時間カウント部104に指示する。
【0020】
また、操作判定部102は、前回のユーザによる入力操作から今回のユーザによる入力操作までにカウントされた操作時間を、操作時間カウント部104から取得する。操作判定部102は、検出したユーザによる入力操作信号を処理部105に伝達し、また、検出したユーザによる入力操作信号と、操作時間カウント部104から取得した操作時間等の時間情報とを、ガイダンス表示判定部106に伝達する。
【0021】
ユーザ検出部103は、ユーザまでの距離等を検出することによって、ユーザの操作状態を検出する。具体的には、ユーザ検出部103は、静電容量センサから構成されており、例えば、操作入力部101と表示部107との間に配置されている。静電容量は、ユーザの指等の被測定物と静電容量センサとの間の距離の変化によって大きさが変化し、被測定物との距離が近い程大きくなる。したがって、ユーザ検出部103は、ユーザの指等とユーザ検出部103との間に発生する静電容量を検出することによって、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離を測定することができる。ユーザ検出部103は、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離の測定結果を、操作時間カウント部104に伝達する。
【0022】
本実施形態では、ユーザ検出部103により検出された静電容量が所定の閾値より大きい場合、ユーザ検出部103からユーザの指等までの距離は近いと判定され、ユーザは指等で操作入力部101を操作する意志がある、すなわちユーザは操作中であると推定される。一方、ユーザ検出部103により検出された静電容量が所定の閾値より小さい場合、ユーザ検出部103からユーザの指等までの距離は遠いと判定され、ユーザは指等で操作入力部101を操作する意志がない、すなわちユーザは操作中ではないと推定される。
【0023】
操作時間カウント部104は、操作判定部102の指示に従って、ユーザによる入力操作から次のユーザによる入力操作までの操作時間をカウントする。また、操作時間カウント部104は、ユーザ検出部103から、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離の測定結果を取得する。ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が所定の閾値以内であれば、操作時間のカウントを継続する。一方、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が所定の閾値以上である場合、操作時間のカウントを中断する。
【0024】
操作時間カウント部104は、操作時間のカウントの中断中に、ユーザ検出部103から取得したユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が所定の閾値以内になった場合、操作時間のカウントを再開する。また、操作時間カウント部104は、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が所定の閾値以上である間、ユーザの非操作時間のカウントを行う。
【0025】
処理部105は、操作判定部102から取得したユーザの入力操作信号に応じた処理を行い、ユーザが所望する表示項目及びその表示項目に対応するガイダンスを作成する。また、処理部105は、作成した表示項目及びその表示項目に対応するガイダンスを表示部107に伝達する。
【0026】
ガイダンス表示判定部106は、操作判定部102から取得したユーザの操作時間の情報に基づいて、ユーザの操作習熟度を判断する。操作時間が所定の時間より長い場合、ユーザは不慣れであると判断し、処理部105が作成したガイダンスを表示するよう表示部107に指示する。一方、操作時間が所定の時間より短い場合、ユーザは不慣れではないと判断し、処理部105が作成したガイダンスを表示しないよう表示部107に指示する。また、ガイダンス表示判定部106は、操作判定部102から取得したユーザの非操作時間が所定の時間より長い場合、ユーザの操作を促すアナウンスを表示するよう表示部107に指示する。
【0027】
表示部107は、液晶パネルから構成されている。表示部107は、処理部105から取得した操作メニュー等の各種の表示項目を表示する。また、表示部107は、ガイダンス表示判定部106の指示に従って、ガイダンスまたは操作を促すアナウンスを表示する。ユーザは、操作入力部101を指等によってタッチすることによって、表示部107に表示されている表示項目の中から所望の項目を選択する。
【0028】
上述のガイダンス表示判定装置100のガイダンス出力処理の流れについて、図2のフローチャートを用いて詳述する。
【0029】
ユーザによって操作入力部101の入力操作が行われると、操作判定部102によってユーザの入力操作信号が検出される(ステップS1)。操作判定部102は、入力操作信号を検出すると、操作時間カウント部104に対し時間のカウントを開始するよう指示する。また、操作判定部102は、ユーザの入力操作信号を処理部105へ伝達する。操作時間カウント部104は、操作判定部102の指示に従って、時間のカウントを開始する(ステップS2)。
【0030】
またユーザ検出部103は、ユーザの指等とユーザ検出部103との間に発生する静電容量に基づいて、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離を検出する(ステップS3)。ユーザの指等までの距離が所定の閾値以内である場合(ステップS3;Yes)、操作判定部102が次のユーザによる入力操作を検出するまで(ステップS4;No)、操作時間カウント部104は時間のカウントを継続し、ユーザ検出部103はユーザの指等までの距離の検出を継続する(ステップS3)。
【0031】
一方、ユーザの指等までの距離が所定の閾値以上である場合(ステップS3;No)、操作時間カウント部104は、カウント中である操作時間のカウントを中断し、新たに、ユーザの非操作時間のカウントを開始する(ステップS5)。非操作時間のカウントは、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が所定の閾値以上である間、継続される。その後、再びユーザ検出部103は、ユーザの指等までの距離を検出する(ステップS6)。ユーザの指等までの距離が所定の閾値以内になった場合(ステップS6;Yes)、操作時間カウント部104は、カウント中である非操作時間のカウントを中止し、中断していた操作時間のカウントを再開する(ステップS7)。
【0032】
ユーザの指等までの距離が所定の閾値以上である場合(ステップS6;No)、操作時間カウント部104の非操作時間のカウントが所定の閾値以内であれば(ステップS8;Yes)、時間カウント部104は非操作時間のカウントを継続し、ユーザ検出部103はユーザの指等までの距離の検出を継続する(ステップS6)。一方、操作時間カウント部104の非操作時間のカウントが所定の閾値以上になった場合(ステップS8;No)、ガイダンス表示判定部106は、ユーザの操作を促すアナウンスを表示するよう表示部107に指示する(ステップS9)。
【0033】
ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が所定の閾値以内であり(ステップS3;Yes、またはステップS6;Yes)、操作判定部102によって再びユーザの入力操作信号が検出された場合(ステップS4;Yes)、操作判定部102は、操作時間カウント部104に対し、時間のカウントを中止するよう指示する。また操作判定部102は、検出したユーザの入力操作信号を処理部105へ伝達する。操作時間カウント部104は、操作判定部102の指示に従って時間のカウントを中止する(ステップS10)。
【0034】
その後、操作時間カウント部104は、カウントした操作時間の情報を操作判定部102に伝達する。操作判定部102は、操作時間カウント部104から取得した操作時間の情報と、ユーザの入力操作信号とを、ガイダンス表示判定部106に伝達する。ガイダンス表示判定部106は、操作判定部102から取得した操作時間が所定の閾値以内であるか判定する。操作時間が所定の閾値以内であれば(ステップS11;Yes)、ガイダンス表示判定部106は、処理部105が作成したガイダンスを表示しないよう表示部107に指示する。その場合、表示部107はガイダンスを表示せず、処理部105から取得したユーザの入力操作に基づく表示項目のみを表示する(ステップS12)。
【0035】
一方、操作判定部102から取得した操作時間が所定の閾値以上である場合(ステップS11;No)、ガイダンス表示判定部106は、処理部105が作成したガイダンスを表示するよう表示部107に指示する。その場合、表示部107は、処理部105から取得した表示項目とその表示項目に対応するガイダンスとの、両方を表示する(ステップS13)。
【0036】
本実施形態のガイダンス出力処理によれば、操作時間カウント部104は、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が近い場合のみ操作時間をカウントし、ユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が離れている場合、操作時間のカウントを中断する。したがって、ユーザの入力操作から次の入力操作までの時間のうち、ユーザがガイダンス表示判定装置100の操作を行う意志を有している時間を、正確な操作時間としてカウントすることができる。そのため、正確な操作時間に基づいてユーザの習熟度を判定することができ、適切にガイダンスを表示することができる。
また、操作時間カウント部104は、ユーザの非操作時間、すなわちユーザの指等とユーザ検出部103との間の距離が離れている間の時間のカウントも行う。したがって、ユーザが一定時間以上操作中でない場合には、ユーザの操作を促すアナウンスを表示することが可能となる。
【0037】
上記実施形態ではユーザ検出部103は静電容量センサから構成されていたが、赤外線センサ等であってもよい。この場合、例えば、赤外LEDから赤外線を出力し、ユーザの指等に当たって反射した赤外線をセンサで検出することで、赤外線センサからユーザの指等までの距離を検出する。
【0038】
また、ユーザ検出部103は、画像認識ソフトウェア等であってもよい。この場合、ユーザ検出部103はカメラ等の撮影機器を備えており、撮影機器で撮影した画像からユーザの操作状態を検出する。例えば、ユーザの顔のパーツを抽出し、黒目の向きを判断することでユーザの視線を検出し、ユーザがガイダンス表示判定装置100を操作中であるか推定する。
【0039】
また、操作入力部101はタッチパッドから構成されていたが、ユーザ検出部103が上記赤外線センサまたは画像認識ソフトウェアである場合には、操作入力部101は操作ボタン等であってもよい。この場合、ユーザは所望の操作ボタンを押すことによって入力操作を行う。
【0040】
上記実施形態のガイダンス表示判定装置100は、例えばオーディオ機器やカーナビゲーションシステムに用いられるものであったが、ガイダンスを表示する表示部を有するものであれば、その他、コピー機やFAX、デジタルカメラや自動取引装置等の機器、装置にも適用することができる。
【符号の説明】
【0041】
100 ガイダンス表示判定装置
101 操作入力部
102 操作判定部
103 ユーザ検出部
104 操作時間カウント部
105 処理部
106 ガイダンス表示判定部
107 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの操作状態を検出するユーザ検出部と、
前記ユーザ検出部によって検出された前記操作状態に基づいて時間をカウントする操作時間カウント部と、
前記操作時間カウント部のカウント時間に基づいてユーザ操作を補助するためのガイダンスを表示部に表示するか否かを判定するガイダンス表示判定部と、を具備する、
ことを特徴とするガイダンス表示判定装置。
【請求項2】
ユーザ操作を受け付ける操作入力部を具備し、
前記操作時間カウント部は、前記操作入力部がユーザ操作を受け付けてから次のユーザ操作を受け付けるまでの間、カウントを行い、前記ユーザ検出部によって検出された前記操作状態に基づいてユーザが非操作中であると推定された場合、操作時間のカウントを中断する、
ことを特徴とする請求項1に記載のガイダンス表示判定装置。
【請求項3】
前記操作時間カウント部は、前記ユーザ検出部によって検出された前記操作状態に基づいてユーザが操作を再開したと推定される場合、操作時間のカウントを再開し、
前記ガイダンス表示判定部は、前記操作時間カウント部による操作時間のカウント時間が一定時間を超えた場合に、ガイダンスを表示するよう前記表示部に指示する、
ことを特徴とする請求項2に記載のガイダンス表示判定装置。
【請求項4】
前記操作時間カウント部は、前記ユーザ検出部によりユーザが非操作中であると推定された場合、非操作中である時間のカウントを開始し、
前記ガイダンス表示判定部は、前記操作時間カウント部による非操作時間のカウント時間が一定時間を超えた場合に、ユーザの操作を促すアナウンスを表示するよう前記表示部に指示する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載のガイダンス表示判定装置。
【請求項5】
前記ユーザ検出部は、前記ユーザ検出部からユーザまでの距離を検出することで、ユーザが操作中であるか非操作中であるかを推定する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガイダンス表示判定装置。
【請求項6】
ユーザの操作状態を検出するユーザ検出ステップと、
前記ユーザ検出ステップで検出された前記操作状態に基づいて時間をカウントする操作時間カウントステップと、
前記操作時間カウントステップでカウントされた時間に基づいてユーザ操作を補助するためのガイダンスを表示部に表示するか否かを判定するガイダンス表示判定ステップと、を有する、
ことを特徴とするガイダンス表示判定方法。
【請求項7】
ユーザ操作を受け付ける操作入力ステップを有し、
前記操作時間カウントステップでは、前記操作入力ステップがユーザ操作を受け付けてから次のユーザ操作を受け付けるまでの間、カウントを行い、前記ユーザ検出ステップによって検出された前記操作状態に基づいてユーザが非操作中であると推定された場合、操作時間のカウントを中断する、
ことを特徴とする請求項6に記載のガイダンス表示判定方法。

【図1】
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【図2】
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