説明

ガス化設備の原料投入装置

【課題】原料を安定してガス化炉へ投入し得、且つガス化炉から切出装置や原料貯蔵装置側へのガス化ガスの逆流を確実に防止し得るガス化設備の原料投入装置を提供する。
【解決手段】切出装置2とガス化炉6とをつなぐ原料供給管3途中に、蒸気又は不活性ガスによって原料をガス化炉6側へ押し込むように搬送する押込エジェクタ20を配設すると共に、該押込エジェクタ20の入側に、前記ガス化炉6からガス化ガスが逆流した際に該ガス化ガスを蒸気又は不活性ガスによるエジェクタ効果により吸引してガス化炉6へ戻す吸引エジェクタ30を配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス化設備の原料投入装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、燃料として、石炭、バイオマス、タイヤチップ等の原料を用い、ガス化ガスを生成するガス化設備の開発が進められている。
【0003】
図4は開発が進められているガス化設備の一例を示すものであって、該ガス化設備は、原料が貯蔵されたホッパ等の原料貯蔵装置1と、該原料貯蔵装置1に貯蔵された原料を切り出す切出装置2と、該切出装置2から原料が原料供給管3によりスライドゲート4を介して投入され且つ蒸気により流動媒体(硅砂、石灰石等)の流動層5を形成して前記原料(石炭、バイオマス、タイヤチップ等)のガス化を行いガス化ガスと可燃性固形分とを生成するガス化炉6と、該ガス化炉6で生成されたガス化ガスを抜き出すガス化ガス配管7途中に設けられ且つ前記ガス化ガスから流動媒体を分離するスプレ塔又はホットサイクロン等の媒体分離装置8と、前記ガス化炉6で生成された可燃性固形分が流動媒体と共にループシール9を介して導入され且つ空気又は酸素等の流動用ガスにより流動層10を形成して前記可燃性固形分の燃焼を行う燃焼炉11と、該燃焼炉11の燃焼排ガスを抜き出す排ガス配管12途中に設けられ且つ前記燃焼排ガスから流動媒体を分離し該分離した流動媒体をダウンカマー13及びループシール14を介して前記ガス化炉6に供給するホットサイクロン等の媒体分離装置15とを備えてなる構成を有している。
【0004】
前述の如きガス化設備においては、通常運転時、ガス化炉6において、蒸気により流動層5が形成されており、ここに原料貯蔵装置1に貯蔵された石炭、バイオマス、タイヤチップ等の原料を切出装置2から原料供給管3によりスライドゲート4を介して投入すると、該原料は水蒸気ガス化してガス化され、ガス化ガスと可燃性固形分とが生成され、前記ガス化炉6で生成された可燃性固形分は流動媒体と共にループシール9を介して、前記流動用ガスにより流動層10が形成されている燃焼炉11へ導入され、該可燃性固形分の燃焼が行われ、該燃焼炉11からの燃焼排ガスは、排ガス配管12を介してホットサイクロン等の媒体分離装置15へ導入され、該媒体分離装置15において、前記燃焼排ガスより流動媒体が分離され、該分離された流動媒体はダウンカマー13及びループシール14を介して前記ガス化炉6に戻され、循環される。
【0005】
ここで、前記燃焼炉11で可燃性固形分の燃焼に伴い高温になった流動媒体が燃焼排ガスと共に排ガス配管12を通り前記媒体分離装置15で分離され、前記ダウンカマー13及びループシール14を介してガス化炉6に供給されることにより、ガス化炉6の高温が保持されると共に、原料の熱分解によって生成したガスや、その残渣原料が蒸気と反応することによって、水性ガス化反応[C+H2O=H2+CO]や水素転換反応[CO+H2O=H2+CO2]が起こり、H2やCO等の可燃性のガス化ガスが生成される。
【0006】
前記ガス化炉6で生成されたガス化ガスは、ガス化ガス配管7を通り、スプレ塔又はホットサイクロン等の媒体分離装置8で煤塵等が分離除去され、図示していない化学プラント或いはガスタービン等に供給される。
【0007】
因みに、前記ガス化設備における通常運転中の熱不足時、即ち前記ガス化炉6において原料のガス化のための充分な熱が得られないような場合には、前記ガス化炉6へ供給される原料と同じ石炭、バイオマス、タイヤチップ等の燃料が補助的に前記燃焼炉11へ投入されて燃焼が行われ、不足する熱を補うようになっている。又、前記ガス化設備における通常運転に到る前段階での循環予熱運転時には、前記ガス化炉6への原料の投入は行わずに、該ガス化炉6の底部から蒸気の代わりに流動用の空気を供給した状態で、前記石炭、バイオマス、タイヤチップ等の燃料が予熱用として前記燃焼炉11へ投入されて燃焼が行われ、該燃焼炉11での燃料の燃焼に伴い高温になった流動媒体が燃焼排ガスと共に排ガス配管12を通り前記媒体分離装置15で分離され、前記ダウンカマー13及びループシール14を介してガス化炉6に供給されることにより、ガス化設備の循環予熱が行われるようになっている。
【0008】
尚、前述の如きガス化炉を備えたガス化設備と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2007−112872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、燃料として石炭を使用するボイラや焼却炉では、投入シュート内での堆積防止や炉内ガスの逆流防止のため、通常、投入口で空気による押し込みを行っているが、図4に示されるようなガス化設備におけるガス化炉6の場合には、蒸気によって原料のガス化を行うため、ガス化炉6内を空気雰囲気にすることはできず、原料供給管3内で原料が詰まったり、ガス化炉からガス化ガスが切出装置2や原料貯蔵装置1側へ逆流してしまう虞があった。
【0011】
本発明は、斯かる実情に鑑み、原料を安定してガス化炉へ投入し得、且つガス化炉から切出装置や原料貯蔵装置側へのガス化ガスの逆流を確実に防止し得るガス化設備の原料投入装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、原料が貯蔵された原料貯蔵装置と、該原料貯蔵装置に貯蔵された原料を切り出す切出装置と、該切出装置から原料が原料供給管を介して流動媒体の流動層に投入され且つ該原料のガス化を行いガス化ガスを生成するガス化炉とを備えたガス化設備の原料投入装置であって、
前記切出装置とガス化炉とをつなぐ原料供給管途中に、蒸気又は不活性ガスによって原料をガス化炉側へ押し込むように搬送する押込エジェクタを配設すると共に、該押込エジェクタの入側に、前記ガス化炉からガス化ガスが逆流した際に該ガス化ガスを蒸気又は不活性ガスによるエジェクタ効果により吸引してガス化炉へ戻す吸引エジェクタを配設したことを特徴とするガス化設備の原料投入装置にかかるものである。
【0013】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0014】
前述の如く構成すると、原料貯蔵装置に貯蔵された原料は、切出装置から原料供給管によりガス化炉へ投入されるが、押込エジェクタの作動により蒸気又は不活性ガスによってガス化炉側へ押し込まれるように搬送される形となるため、ガス化炉内を空気雰囲気にすることなく、原料供給管内で原料が詰まったりすることを予防することが可能となる。
【0015】
又、万一、ガス化炉から原料供給管へガス化ガスが逆流したとしても、押込エジェクタの入側には吸引エジェクタを配設してあるため、ガス化ガスは、蒸気又は不活性ガスによるエジェクタ効果により吸引されてガス化炉へ戻され、切出装置や原料貯蔵装置側へ逆流してしまう心配がない。
【0016】
前記ガス化設備の原料投入装置においては、前記原料供給管の途中に、上方より原料が供給される原料供給室を形成すると共に、該原料供給室の外周を覆うように押込エジェクタ本体を設け、該押込エジェクタ本体に、蒸気又は不活性ガスを供給する押込ガス供給管を接続し、前記原料供給室の押込エジェクタ本体で覆われた外周部所要箇所に、押込ガス供給管から押込エジェクタ本体内へ供給された蒸気又は不活性ガスを原料供給室内部へ斜め下向きに噴射するためのノズル孔を穿設することにより、前記押込エジェクタを構成することができる。
【0017】
又、前記ガス化設備の原料投入装置においては、蒸気又は不活性ガスの吸引ガス供給管が接続される導入口と、前記ガス化炉へ通じるガス戻し管が接続される導出口とを同一軸線方向へ延びるよう配設し且つ該導入口及び導出口の軸線と直交する方向へ延びるよう開口する吸引口を配設して吸引エジェクタケーシングを形成し、該吸引エジェクタケーシングの内部に導入ノズルと導出ノズルとを、前記導入口及び導出口の軸線方向へ所要間隔をあけて取り付けることにより吸引エジェクタ本体を構成すると共に、前記押込エジェクタの入側に、吸引ノズルが突設された吸引室を形成し、該吸引室から突設された吸引ノズルに前記吸引エジェクタ本体の吸引口を接続することにより、前記吸引エジェクタを構成することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明のガス化設備の原料投入装置によれば、原料を安定してガス化炉へ投入し得、且つガス化炉から切出装置や原料貯蔵装置側へのガス化ガスの逆流を確実に防止し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例を示す全体概要構成図である。
【図2】本発明の実施例における押込エジェクタを示す要部拡大断面図であって、図1のII部相当図である。
【図3】本発明の実施例における吸引エジェクタを示す要部拡大断面図であって、図1のIII部相当図である。
【図4】開発が進められているガス化炉と燃焼炉とを備えたガス化設備の一例を示す全体概要構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0021】
図1〜図3は本発明の実施例であって、図中、図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図4に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜図3に示す如く、切出装置2とガス化炉6とをつなぐ原料供給管3途中に、蒸気又は不活性ガス(窒素等)によって原料をガス化炉6側へ押し込むように搬送する押込エジェクタ20を配設すると共に、該押込エジェクタ20の入側に、前記ガス化炉6からガス化ガスが逆流した際に該ガス化ガスを蒸気又は不活性ガスによるエジェクタ効果により吸引してガス化炉6へ戻す吸引エジェクタ30を配設した点にある。
【0022】
前記押込エジェクタ20は、図2に示す如く、前記原料供給管3の途中に、上方より原料が供給される原料供給室21を形成すると共に、該原料供給室21の外周を覆うように押込エジェクタ本体22を設け、該押込エジェクタ本体22に、蒸気又は不活性ガスを供給する押込ガス供給管23を接続し、前記原料供給室21の押込エジェクタ本体22で覆われた外周部所要箇所に、押込ガス供給管23から押込エジェクタ本体22内へ供給された蒸気又は不活性ガスを原料供給室21内部へ斜め下向きに噴射するためのノズル孔を穿設してなる構成を有し、前記押込ガス供給管23から供給される蒸気又は不活性ガスを押込エジェクタ本体22を介してノズル孔24から原料供給室21内へ噴射することにより、原料をガス化炉6側へ押し込むように搬送可能としてある。
【0023】
前記押込エジェクタ本体22の下部には、図2に示す如く、ドレン排出管25を接続し、該ドレン排出管25途中にはスチームトラップ26(図1参照)を設けると共に、前記押込エジェクタ20の外周には保温材27を設けてある。
【0024】
又、図3に示す如く、蒸気又は不活性ガスの吸引ガス供給管31が接続される導入口32と、前記ガス化炉6へ通じるガス戻し管33が接続される導出口34とを同一軸線方向へ延びるよう配設し且つ該導入口32及び導出口34の軸線と直交する方向へ延びるよう開口する吸引口35を配設して吸引エジェクタケーシング36を形成し、該吸引エジェクタケーシング36の内部に導入ノズル37と導出ノズル38とを、前記導入口32及び導出口34の軸線方向へ所要間隔をあけて取り付けることにより吸引エジェクタ本体39を構成すると共に、前記押込エジェクタ20の入側に、吸引ノズル40が突設された吸引室41を形成し、該吸引室41から突設された吸引ノズル40に前記吸引エジェクタ本体39の吸引口35を接続することにより、前記吸引エジェクタ30を構成してある。尚、前記導入ノズル37の内部には、入側から出側へ向け流路断面積が漸次縮小される導入縮小テーパ管路部37aと、入側から出側へ向け流路断面積が同一の導入直管路部37bと、入側から出側へ向け流路断面積が漸次拡張される導入拡張テーパ管路部37cとを形成し、前記導出ノズル38の内部には、入側から出側へ向け流路断面積が漸次縮小される導出縮小テーパ管路部38aと、入側から出側へ向け流路断面積が同一の導出直管路部38bと、入側から出側へ向け流路断面積が漸次拡張される導出拡張テーパ管路部38cとを形成してある。
【0025】
次に、上記実施例の作用を説明する。
【0026】
前述の如く構成すると、原料貯蔵装置1に貯蔵された石炭、バイオマス、タイヤチップ等の原料は、切出装置2から原料供給管3によりスライドゲート4を介してガス化炉6へ投入されるが、押込エジェクタ20においては、押込ガス供給管23から押込エジェクタ本体22内へ供給された蒸気又は不活性ガスがノズル孔24から原料供給室21内部へ斜め下向きに噴射されることにより、前記原料がガス化炉6側へ押し込まれるように搬送される形となるため、ガス化炉6内を空気雰囲気にすることなく、原料供給管3内で原料が詰まったりすることを予防することが可能となる。
【0027】
ここで、前記押込エジェクタ20の外周には保温材27を設けてあるため、特に、原料をガス化炉6側へ搬送するガスとして前記押込ガス供給管23から蒸気を供給する場合には、該蒸気が冷えにくくなり、ドレン発生が抑制される一方、仮にドレンが発生しても、該ドレンは、ドレン排出管25からスチームトラップ26を介して確実に回収される形となり、有効となる。
【0028】
又、万一、ガス化炉6から原料供給管3へガス化ガスが逆流したとしても、押込エジェクタ20の入側には吸引エジェクタ30を配設してあるため、吸引ガス供給管31から蒸気又は不活性ガスを吸引エジェクタ本体39の吸引エジェクタケーシング36の導入口32へ供給して、導入ノズル37から導出ノズル38へ流通させると、前記ガス化ガスは、吸引室41から吸引ノズル40及び吸引口35を介し前記蒸気又は不活性ガスによるエジェクタ効果により吸引エジェクタ本体39に吸引され、導出口34からガス戻し管33を経てガス化炉6へ戻され、切出装置2や原料貯蔵装置1側へ逆流してしまう心配がない。
【0029】
こうして、原料を安定してガス化炉6へ投入し得、且つガス化炉6から切出装置2や原料貯蔵装置1側へのガス化ガスの逆流を確実に防止し得る。
【0030】
尚、本発明のガス化設備の原料投入装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0031】
1 原料貯蔵装置
2 切出装置
3 原料供給管
5 流動層
6 ガス化炉
20 押込エジェクタ
21 原料供給室
22 押込エジェクタ本体
23 押込ガス供給管
24 ノズル孔
30 吸引エジェクタ
31 吸引ガス供給管
32 導入口
33 ガス戻し管
34 導出口
35 吸引口
36 吸引エジェクタケーシング
37 導入ノズル
38 導出ノズル
39 吸引エジェクタ本体
40 吸引ノズル
41 吸引室

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原料が貯蔵された原料貯蔵装置と、該原料貯蔵装置に貯蔵された原料を切り出す切出装置と、該切出装置から原料が原料供給管を介して流動媒体の流動層に投入され且つ該原料のガス化を行いガス化ガスを生成するガス化炉とを備えたガス化設備の原料投入装置であって、
前記切出装置とガス化炉とをつなぐ原料供給管途中に、蒸気又は不活性ガスによって原料をガス化炉側へ押し込むように搬送する押込エジェクタを配設すると共に、該押込エジェクタの入側に、前記ガス化炉からガス化ガスが逆流した際に該ガス化ガスを蒸気又は不活性ガスによるエジェクタ効果により吸引してガス化炉へ戻す吸引エジェクタを配設したことを特徴とするガス化設備の原料投入装置。
【請求項2】
前記原料供給管の途中に、上方より原料が供給される原料供給室を形成すると共に、該原料供給室の外周を覆うように押込エジェクタ本体を設け、該押込エジェクタ本体に、蒸気又は不活性ガスを供給する押込ガス供給管を接続し、前記原料供給室の押込エジェクタ本体で覆われた外周部所要箇所に、押込ガス供給管から押込エジェクタ本体内へ供給された蒸気又は不活性ガスを原料供給室内部へ斜め下向きに噴射するためのノズル孔を穿設することにより、前記押込エジェクタを構成した請求項1記載のガス化設備の原料投入装置。
【請求項3】
蒸気又は不活性ガスの吸引ガス供給管が接続される導入口と、前記ガス化炉へ通じるガス戻し管が接続される導出口とを同一軸線方向へ延びるよう配設し且つ該導入口及び導出口の軸線と直交する方向へ延びるよう開口する吸引口を配設して吸引エジェクタケーシングを形成し、該吸引エジェクタケーシングの内部に導入ノズルと導出ノズルとを、前記導入口及び導出口の軸線方向へ所要間隔をあけて取り付けることにより吸引エジェクタ本体を構成すると共に、前記押込エジェクタの入側に、吸引ノズルが突設された吸引室を形成し、該吸引室から突設された吸引ノズルに前記吸引エジェクタ本体の吸引口を接続することにより、前記吸引エジェクタを構成した請求項1又は2記載のガス化設備の原料投入装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−254728(P2010−254728A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−102689(P2009−102689)
【出願日】平成21年4月21日(2009.4.21)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)
【出願人】(000180438)四電エンジニアリング株式会社 (14)