説明

キャビティ付きマッスルバックアイアンクラブヘッド

ゴルフクラブヘッドが、前面(26)、後面(14)、ソール(18)、頂縁部(16)、ホーゼル(20)及びマッスルバック部分(34)を有する。前面は、打撃フェースを構成する。後面は、前面と反対側に位置する。マッスルバック部分は、前面と後面との間に介在しており、マッスルバック部分内には、キャビティ(38)が設けられている。エラストマー(42)が、キャビティを少なくとも部分的に満たすのがよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブに関する。特に、本発明は、ゴルフクラブアイアンに関する。本発明は、マッスルバックアイアンゴルフクラブヘッドに特に有用である。
【背景技術】
【0002】
アイアンゴルフクラブヘッドは、一般に、3つの互いに異なるスタイル、即ち、ブレード、マッスルバック及びキャビティバックで入手できる。3つの互いに異なるスタイルのハイブリッド型も又入手できる。ブレードアイアンは、バックが実質的に平らなクラブヘッドを有する。これとは対照的に、マッスルバックアイアンは、余分の質量をクラブヘッドのバックの下半分寄りに位置決めしている。キャビティバックは、質量をクラブヘッドのバック側周囲全体の周りにぐるりと位置決めしている。
【0003】
ゴルフボールは、打撃時に、ボールがフェースに当たる場所の最も近くの集中した質量の領域によって最も強く影響を受ける。マッスルバックアイアンは、質量をヘッドの下半分寄りに集中させ、したがってゴルフボールが空中に浮揚するのを助ける。しかしながら、マッスルバックアイアンは、側方の方向においては、質量の集中に関して中立であり、ゴルクラブヘッドのヒール又はトウの近くで打撃されたボールには補正バイアスを与えない。キャビティバッククラブは、質量をトウ及びヒール寄りにシフトさせる。質量のこのシフトにより、キャビティバックアイアンのスイートスポットは、ブレード設計及びマッスルバック設計と比較して、拡大する。したがって、周囲重み付け又はキャビティバックアイアンは、ボールをクラブヘッドの中心で終始一貫して打撃することのないゴルファーに高い寛容度(打ち損じの少なさ)を与える。
【0004】
スイートスポットが広いと、これにより欠点が生じる場合がある。ブレード及びマッスルバックアイアンは、安定してボールを打てる人がボールを思いどおりに打てることができるよう中立的に設計されている。ドロー及びフェードは、周囲重み付けクラブを用いては達成することが困難である。というのは、これには、ゴルファーがキャビティバッククラブに組み込まれた補正特徴部に逆らって取り組むことが必要だからである。したがって、ハンディキャップが少ない多くのゴルファーは、ブレードタイプアイアンの方を好む。というのは、かかるゴルファーは、小さなスイートスポットを終始一貫して打つことができ、かくしてキャビティバックアイアンの広いスイートスポットを必要とせず、依然として、所望に応じてボールを打つことができるからである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ブレード及びマッスルバックルアイアンでは、これらを使って上手くプレイするには終始一貫したボール打撃能力が必要なので、多くのゴルファーは、これらクラブを自分のゴルフバッグに入れて運ぶときに自分に格調が備わっている感じをもつ。他方、ハンディキャップが多いプレイヤーは、ボール打撃に関する自分の劣った終始一貫性を補償するためにキャビティバックアイアンを用いることから依然として抜け出せない。したがって、キャビティバック設計の特徴部のうちの幾つかを加味しながら見た目がマッスルバックアイアンのゴルフクラブヘッドを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の実施形態によれば、ゴルフクラブヘッドが、前面、後面、ソール、頂縁部、ホーゼル及びマッスルバック部分を有する。前面は、打撃フェースを構成する。後面は、前面と反対側に位置する。マッスルバック部分は、前面と後面との間に介在しており、マッスルバック部分内には、キャビティが設けられている。キャビティと入れ替わった材料よりも比重が小さな圧縮性物質が、キャビティを少なくとも部分的に満たすのがよい。
【0007】
後面は、マッスルバック表面及びブレード表面を有するのがよい。クラブヘッドのマッスルバック部分をマッスルバック表面と前面との間に介在させるのがよい。マッスルバック表面は、マッスルバック表面とブレード表面との間の移行部となる上側棚部を有するのがよい。上側棚部は、頂縁部に類似した輪郭を有するのがよい。ブレード表面は、前面に平行であるのがよい。
【0008】
本発明の別の実施形態によれば、ゴルフクラブセット(ゴルフクラブ一式)が提供される。セット中のゴルフクラブの各々は、シャフト及びクラブヘッドを有する。各クラブヘッドは、クラブヘッドをシャフトに連結するホーゼルと、打撃面と、打撃面と反対側の後部を有する。セット中のロフトの小さなゴルフクラブのうちの少なくとも1本及びロフトの大きなゴルフクラブのうちの少なくとも1本は各々、後部の要素としてマッスルバック部分を有し、マッスルバック部分内には、キャビティが設けられている。少なくとも1本のロフトの小さなゴルフクラブのキャビティは、少なくとも1本のロフトの大きなゴルフクラブのキャビティよりも容積が大きい。
【0009】
本発明の更に別の実施形態によれば、ゴルフクラブが提供される。このゴルフクラブは、シャフトと、シャフトに取り付けられたマッスルバックアイアンゴルフクラブヘッドとを有する。マッスルバックアイアンゴルフクラブヘッドは、クラブヘッドの底部寄りに位置決めされた余分の質量部分を備えた実質的に平らなバックを有し、余分の質量部分内に、キャビティが設けられている。キャビティは、クラブヘッドにより実質的に完全に包囲されているのがよい。キャビティを高弾性反撥エラストマーで満たすのがよい。余分な質量部分の大部分をキャビティの下に位置決めするのがよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の詳細な実施形態が本明細書において開示される。しかしながら、開示した実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、本発明は、種々の形態で実施できることは理解されるべきである。したがって、本明細書において開示した細部は、本発明を限定するものと解釈されてはならず、単に、特許請求の範囲を理解するための基礎及び当業者に本発明をどのように構成すると共に(或いは)利用するかを教示するための基礎として解釈されるべきである。
【0011】
図1及び図2を参照すると、ゴルフクラブヘッド10は、前面12、後面14、頂縁部16、ソール18及びホーゼル20を有している。ゴルフクラブヘッドは、ホーゼルの近くに位置するヒール部分22及びヒール部分と反対側の端部寄りのトウ部分24を有している。前面は、打撃フェース26を構成する。スコア又は溝28が、打撃フェースに形成されている。打撃フェースは、クラブヘッド内に受け入れられた打撃フェースインサート(図示せず)から成るのがよい。クラブヘッドが打撃フェースインサートを用いる場合、インサートは、クラブの残部とは異なる材料で作られたものであるのがよい。例えば、打撃フェースインサートをチタンで作り、クラブヘッドの残部を鋼で作るのがよい。打撃フェースは、クラブヘッドの残部と同一の材料で作られたものであってもよい。
【0012】
特に図1を参照すると、クラブヘッドの後部には、キャビティバックアイアンのキャビティのような目に見えるキャビティは設けられていない。後面14は、マッスルバック表面30及びブレード表面32を有している。図4を参照すると、マッスルバック表面は、ゴルフクラブヘッドのマッスルバック部分34を構成し、このマッスルバック部分については以下に詳細に説明する。図示の実施形態では、マッスルバック表面は、異形であり、ブレード表面は、実質的に平らである。ブレード表面は、実質的に前面に平行であり、ブレードのような外観をクラブヘッドの上側部分に与えている。マッスルバック表面は、この実施形態では異形であるが、このマッスルバック表面は、種々の形状及び形態、即ち矩形、三角形及び他の形状を取ることができる。図1に戻ってこれを参照すると、マッスルバック表面の上側棚部36が全体として、頂縁部16の輪郭を辿っている。上側棚部は、マッスルバック表面とブレード表面との間の移行部となる。
【0013】
図3で明らかに分かるように、ゴルフクラブヘッドの頂縁部又はトップエッジ16は、比較的薄い。この任意的な設計により、ゴルフクラブヘッドの上側部分にそのブレードのような設計が与えられる。図4を参照すると、ゴルフクラブのソール18も又、任意的に薄い。クラブヘッドのホーゼル20は、シャフト(図示せず)を受け入れており、それによりクラブヘッドがシャフトに取り付けられる。
【0014】
ゴルフクラブのマッスルバック部分34は、クラブヘッドの底後部寄りに位置決めされている。図5を参照すると、断面図で見て、前面に垂直に測定してマッスルバック表面30と前面26との間の最大距離は、ブレード表面22と前面26との間の距離の2倍よりも長いのがよい。マッスルバック部分は、後面の表面積の半分以上を包囲するのがよい。マッスルバック部分は、クラブの質量をヘッドの下半分寄りにシフトし、かくしてボールが接触後に空中に浮揚するのを助ける。
【0015】
マッスルバック部分34は、キャビティ又は空所38を備えている。キャビティは、クラブヘッドのヒールからトウ又はその或る部分まで側方に延びるのがよい。さらに、キャビティは、任意の形状のものであってよく、しかもヒールからトウまでの任意の場所に位置していてもよい。キャビティを、マッスルバック部分の上側部分寄りに垂直方向に位置決めしてもよく、中央に配置してもよく、又は下側部分寄りに位置決めしてもよい。キャビティは、クラブヘッドの幅、即ち、前面12と後面14との間の距離よりも僅かに短い幅を有するのがよい。キャビティバックアイアンと同様、キャビティ38は、前面12の後ろに位置決めされていて、キャビティの前壁40と打撃面26との間の距離が従来型キャビティバックアイアンとほぼ同じであるようになっている。しかしながら、圧縮性キャビティインサートを用いることにより、高い反撥係数を達成し、しかも構造的一体性を薄肉打撃フェースにもたらす薄い打撃フェース26を支持することができる。
【0016】
キャビティの容積は、様々であってよい。キャビティは、ウエイトをトウ及びヒールに再分配し、かくしてマッスルバックアイアンにキャビティバックアイアンの利点のうちの幾つかを与えることにより、クラブヘッドに側方寛容度をもたらす。図5で注目できるように、マッスルバック部分の大部分をキャビティの下に位置決めするのがよく、したがって質量が依然としてクラブヘッドの底部寄りに集中し、かくしてボールが接触後空中を運ばれるのを助ける。
【0017】
多くのゴルファーは、長尺のアイアンで打つのが苦手である。例えば、3番アイアン及び4番アイアン、ロフトアングルの小さなクラブは、ハンディキャップが多いゴルファーが終始一貫して真っ直ぐ打つ上で取り扱いが困難である。これを補償するため、キャビティの容積は、クラブヘッドのロフトアングルにつれて変化するのがよい。例えば、クラブセットにおいて、3番アイアン用のキャビティは、6番アイアン用のキャビティよりも広いのがよい。キャビティは又、ロフトの高いクラブの場合よりもロフトの小さなクラブの方がよりクラブヘッドのトウ寄りに位置決めされるのがよい。これにより、通常ハンディキャップが多いゴルファーが上手く打つ上で困難なクラブに対してより高い寛容度が与えられる。キャビティが広いと、マッスルバック部分が大きいことが必要な場合がある。
【0018】
インサート42が、キャビティ38の内部に嵌まるのがよい。インサートは、高弾性反撥性を持つエラストマーから成るのがよい。高弾性反撥性により、クラブのフェースは、トランポリンのように変形し、次に跳ね返ることができる。高弾性反撥性により、大きな反撥係数(COR)値が得られる。かかる高弾性反撥エラストマーは、ポリウレタンエラストマー、例えば、英国プレストン所在のケミカル・イノベーションズ・リミテッドから入手できるMONOTHANEから成るのがよい。
【0019】
キャビティ38は、インサートで満たされる必要はなく、中空のままにしてもよい。キャビティは又、液体、フォーム又は低密度金属又は合金を含む任意の圧縮性材料で満たしてもよい。さらに、キャビティは、インサートで完全に満たされる必要はない。
【0020】
インサートは又、減衰効果をもたらす材料、例えばエラストマーから成っていてもよい。これにより、ゴルファーにショットの良好な「感触」が与えられる。減衰効果をもたらすかかるエラストマーは、当該技術分野においては周知である。インサートは又、減衰効果と高弾性反撥特性の両方をもたらす二重の機能に役立つのがよい。
【0021】
本発明の好ましい実施形態を参照して説明した。明らかなこととして、本明細書において説明した本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本明細書を読んで理解すると、当業者であれば改造例及び変形例を相当できよう。本発明は、かかる全ての改造例及び変形例が特許請求の範囲及びその均等範囲に属する限りこれら改造例及び変形例を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明のゴルフクラブヘッドの後ろから見た斜視図である。
【図2】図1のゴルフクラブヘッドの正面図である。
【図3】図1のゴルフクラブヘッドの平面図である。
【図4】図1のゴルフクラブヘッドのトウの端から見た側面図である。
【図5】図2の5−5線矢視断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフクラブヘッドであって、
打撃フェースを構成する前面と、
前記前面と反対側の後面と、
ソールと、
頂縁部と、
ホーゼルと、
前記前面と前記後面との間に介在されたマッスルバック部分とを有し、前記マッスルバック部分内にキャビティが設けられた、
ゴルフクラブヘッド。
【請求項2】
前記キャビティが前記ゴルフクラブの外部からは見えない、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記後面は、マッスルバック表面及びブレード表面を有し、前記マッスルバック表面は、前記ソールの近くに位置し、前記ブレード表面は、前記頂縁部の近くに位置し、前記マッスルバック部分は、前記マッスルバック表面と前記前面との間に介在されている、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記キャビティを少なくとも部分的に満たす圧縮性物質を更に有し、前記圧縮性物質は、前記キャビティと入れ替わった材料よりも比重が小さい、請求項3記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記ブレード表面は、前記前面に実質的に平行である、請求項3記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記マッスルバック表面は、全体として前記頂縁部の輪郭を辿る上側棚部を有する、請求項3記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
前記キャビティは、前記ソールから垂直方向に間隔を隔てられている、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
前記キャビティを少なくとも部分的に満たすエラストマーを更に有する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記エラストマーがポリウレタンエラストマーである、請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項10】
前記マッスルバック部分は、前記後面の表面積の少なくとも半分を覆う、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項11】
ゴルフクラブセットであって、
前記ゴルフクラブの各々はシャフト及びクラブヘッドを有し、
各クラブヘッドは、前記クラブヘッドを前記シャフトに連結するホーゼルと、ヒールと、トウと、打撃面と、前記打撃面と反対側の後部とを有し、
前記セット中のロフトの小さなゴルフクラブのうちの少なくとも1本及びロフトの大きなゴルフクラブのうちの少なくとも1本は各々、前記後部の要素としてマッスルバック部分を有し、前記マッスルバック部分内にはキャビティが設けられ、前記少なくとも1本のロフトの小さなゴルフクラブの前記キャビティは、前記少なくとも1本のロフトの大きなゴルフクラブの前記キャビティよりも容積が大きい、
ゴルフクラブセット。
【請求項12】
前記少なくとも1本のロフトの小さなゴルフクラブの前記キャビティは、前記少なくとも1本のロフトの大きなゴルフクラブの前記キャビティよりも、前記クラブヘッドのトウ寄りに近づいたところに位置決めされている、請求項11記載のゴルフクラブセット。
【請求項13】
前記少なくとも1本のロフトの小さなゴルフクラブは、前記キャビティ内に設けられたポリウレタンエラストマーを有する、請求項11記載のゴルフクラブセット。
【請求項14】
ゴルフクラブであって、
シャフトと、
前記シャフトに取り付けられたマッスルバックアイアンゴルフクラブヘッドとを有し、前記マッスルバックアイアンゴルフクラブヘッドは、前記クラブヘッドの底部寄りに位置決めされた余分の質量部分を備えた実質的に平らなバックを有し、前記余分の質量部分内に、キャビティが設けられている、ゴルフクラブ。
【請求項15】
前記キャビティは、前記クラブヘッドにより実質的に完全に包囲されている、請求項14記載のゴルフクラブ。
【請求項16】
前記キャビティ内に設けられた高弾性反撥エラストマーを更に有する、請求項15記載のゴルフクラブ。
【請求項17】
前記余分な質量部分の大部分は、前記キャビティの下に位置決めされている、請求項14記載のゴルフクラブ。
【請求項18】
前記キャビティを少なくとも相当な部分にわたって満たす高弾性反撥エラストマーを更に有する、請求項14記載のゴルフクラブ。
【請求項19】
前記キャビティは、縦断面で見て、同一の線に沿って測定した前記クラブヘッドの幅よりも僅かに小さい幅を有する、請求項14記載のゴルフクラブ。
【請求項20】
ゴルフクラブヘッドであって、
ソールを有し、
前記ソールと反対側の頂縁部を有し、
ホーゼルを有し、
打撃フェースを備えた前面を有し、
前記前面と反対側の後面を有し、前記後面は、ブレード表面及びマッスルバック表面を有し、前記ブレード表面は、前記頂縁部の近くに位置していて、前記前面に実質的に平行であり、前記マッスルバック表面は、前記ソールの近くに位置し、
前記前面と前記マッスルバック表面との間に介在されたマッスルバック部分を有し、該マッスルバック部分内には、キャビティが設けられ、前記キャビティは、前記ゴルフクラブの外部からは見えない、ゴルフクラブヘッド。
【請求項21】
前記キャビティを少なくとも部分的に満たす圧縮性物質を更に有し、前記圧縮性物質は、前記キャビティと入れ替わった材料よりも比重が小さい、請求項20記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項22】
フェース及びバックを有するマッスルバックアイアンゴルフクラブヘッドであって、前記バックは、少なくとも実質的に前記フェースに平行な上側部分及び前記ゴルフクラブヘッドの底部寄りに位置した余分な質量部分を有し、前記余分な質量部分内にはキャビティが設けられ、前記キャビティは、前記ゴルフクラブヘッドにより実質的に完全に包囲されている、マッスルバックアイアンゴルフクラブヘッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−523687(P2007−523687A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520317(P2006−520317)
【出願日】平成16年7月14日(2004.7.14)
【国際出願番号】PCT/US2004/022681
【国際公開番号】WO2005/007251
【国際公開日】平成17年1月27日(2005.1.27)
【出願人】(506017366)
【Fターム(参考)】