キーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法およびこの方法を実行するシステム
本発明は、キーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法及びこの方法を実行するシステムに関する。本発明に係るキーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1ステップと、キーワードが異なるユーザによってユーザ識別子に対応して格納された場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2ステップと、ユーザ識別子がキーワードに対する回答活動を実行した場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3ステップと、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、及び第3キーワードの専門家指数に基づいてキーワードに対するユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する第4ステップとを含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法およびこの方法を実行するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
通信網を介して質問および回答を行う方法において、質問者が質問と関連したディレクトリを選択し、ディレクトリと関連したサービスウェブページ上に質問の題目と内容を掲載する場合、他のユーザの中で関連知識を有しているユーザが回答者となって質問に対する回答を提供する方法を用いていたが、回答者の専門性を確信できないという問題点を有している。
【0003】
従来技術では、これを解決するために、通信網におけるユーザの回答活動などを考慮してユーザの全体的な専門家指数のみを算定し、これを介して回答者の専門性を確認する方法を用いていた。
【0004】
しかしながら、このような方法は、ユーザが回答活動を多く行ってその専門家指数が高くなったとしても、質問者の質問と関連した知識を保有しているのかが全く分からないという問題点がある上に、上述したような専門家指数のみで回答者を選択した質問者は、回答者から回答を受けても、その回答に対する満足度を期待できないという問題点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するために案出されたものであって、キーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法に関する新しい技術を提案する。
【0006】
本発明は、任意のキーワードと関連した質問および回答に対する資料に対して加重値を付与して指数化し、システム上のすべてのユーザに対するキーワードの専門家指数を算定することで、質問を伝達しようとする質問者がキーワードと関連した知識を保有している回答者を容易に把握できるようにすることを目的とする。
【0007】
また、本発明は、システムで質問から抽出したキーワードに対してキーワードの専門家指数が高い回答者を推薦し、質問者が選択した回答者に質問を伝達することで、回答に対する質問者の満足度を高めつつ、キーワードの専門家指数が高い回答者がさらに多くの頻度で質問者に露出されるようにして回答者に質問が伝達される確率を高め、回答する質問を探し回る時間および労力を減らすことを他の目的とする。
【0008】
さらに、本発明は、サービス提供会社で上記のような方法を介して質問者の満足度を増加させ、回答者にさらに多くの質問が伝達されるようにすることで、サービスを活性化させ、さらに多くのユーザがサービス提供会社のサービスを用いるようにすることをさらに他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の目的を達成し、上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明の一実施形態に係るキーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子(ID)に前記キーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1ステップと、前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2ステップと、前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3ステップと、前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、および前記第3キーワードの専門家指数に基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する第4ステップとを含む。
【0010】
本発明の一側によれば、キーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、前記第1ステップから前記第4ステップを前記キーワードの専門家指数算定システムに登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行する第5ステップと、前記キーワードの専門家指数に応じて前記キーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する第6ステップとをさらに含むことができる。
【0011】
本発明の他の側面によれば、キーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、前記第5ステップから前記第6ステップを前記キーワードの専門家指数算定システムで分類するすべてのキーワードに対して実行するステップをさらに含むことができる。
【0012】
本発明のさらに他の側面によれば、キーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のユーザから質問が入力された場合に、前記質問と関連したキーワードを抽出するステップと、前記データベースを参照して前記キーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出するステップと、前記ユーザ識別子のリストを前記ユーザに露出させることで、前記キーワードの専門家を前記ユーザに提供するステップとをさらに含むことができる。
【0013】
本発明の他の実施形態に係るキーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のキーワードに対してデータベースを参照し、(1)ユーザが専門分野として前記キーワードを入力したか否か、(2)他のユーザが前記ユーザのユーザ識別子に対応して前記キーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間に前記キーワードに対して前記ユーザが質問を受けた数、(4)前記一定期間の間に前記ユーザが前記キーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)前記採択数および非採択数を介して計算した前記回答の総数および採択率のファクタ(Factor)を分析するステップと、前記(1)から前記(5)のファクタと関連した少なくとも1つのユーザが存在する場合に、前記ユーザの識別子に対して加重値を付与して指数化するステップと、前記ユーザ別に前記加重値を合算して前記キーワードに対するキーワードの専門家指数を算定するステップとを含む。
【0014】
本発明のさらに他の実施形態に係るキーワードの専門家指数算定システムは、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1指数部と、前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2指数部と、前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3指数部と、前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、および前記第3キーワードの専門家指数に基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する指数算定部とを備えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る多様な実施形態について詳しく説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態において、通信網を介してキーワード別にユーザの専門家指数を算定するシステムを概括的に示す図である。
【0017】
図1に示すように、キーワードの専門家指数算定システム100とユーザの端末機101または102は、有無線通信網103、104を介して互いに接続してデータの送受信過程を実行する。キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザの端末機101または102を介して入力された資料(データ)を分析し、キーワードの専門家指数算定システム100で分類するすべてのキーワードと登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定し、キーワードの専門家指数を用いてユーザにキーワードの専門家を推薦する。一方、本発明に係るキーワードの専門家指数算定システム100がインターネット検索サービスシステムに統合されて運営されることは、本発明が属する技術分野における当業者において自明である。
【0018】
図2は、本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を算定するシステムで分類するすべてのキーワード別に、当該システムに登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【0019】
ステップS201で、キーワードの専門家指数算定システム100は、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する。
【0020】
ステップS202で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードが異なるユーザによってユーザ識別子に対応して格納された場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する。
【0021】
ステップS203で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子がキーワードに対する回答活動を実行した場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する。この場合に、キーワードの専門家指数算定システム100は、登録されたすべてのユーザの回答活動と関連した情報をデータベースに保持する。
【0022】
ステップS204で、キーワードの専門家指数算定システム100は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数に基づいてキーワードに対するユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する。この場合に、ステップS204は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数別に加重値を付与し、加算または乗算に基づいてキーワードの専門家指数を算定するステップであることを特徴とすることができる。さらに、加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができる。
【0023】
ステップS205で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ステップS201〜ステップS204をキーワードの専門家指数算定システム100に登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行する。この場合に、ステップS201〜ステップS204が登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行されるとステップS206を実行し、すべてのユーザ識別子に対して実行されていなければステップS201を実行する。
【0024】
ステップS206で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードの専門家指数に応じてキーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する。
【0025】
ステップS207で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ステップS205からステップS206をキーワードの専門家指数算定システム100で分類するすべてのキーワードに対して実行する。この場合に、ステップS205からステップS206が分類されたすべてのキーワードに対して実行されていなければステップS205を実行し、すべてのキーワードに対して実行されていればキーワードの専門家指数算定システム100を終了する。
【0026】
このように、任意のキーワードと関連した質問および回答に対する資料に対して加重値を付与して指数化し、システム上のすべてのユーザに対するキーワードの専門家指数を算定することで、質問を伝達しようとする質問者がキーワードと関連した知識を保有している回答者を容易に把握できるようになる。
【0027】
また、すべてのキーワードそれぞれにすべてのユーザ識別子に対するキーワードの専門家指数を算定してデータベースに格納することで、任意のキーワードに対するキーワードの専門家リストを生成することができる。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を介してユーザが入力した質問と関連したユーザを推薦する方法を説明するためのフローチャートである。この場合に、図3に示すように、ステップS301からステップS307は、ステップS207の後に追加して実行することができる。
【0029】
ステップS301で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザの端末機101または102を介して質問が入力されたか否かを確認し、質問が入力されればステップS302を実行し、質問が入力されなければステップS305を実行する。
【0030】
ステップS302で、キーワードの専門家指数算定システム100は、質問を介して質問と関連したキーワードを抽出する。
【0031】
ステップS303で、キーワードの専門家指数算定システム100は、データベースを参照してキーワードと関連したユーザ識別子をN個抽出する。
【0032】
ステップS304で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子のリストをユーザの端末機101または102に露出させることで、キーワードの専門家をユーザに推薦する。
【0033】
ステップS305で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザからキーワードの専門家が選択されたか否かを確認し、選択されればステップS306を実行し、キーワードの専門家が選択されなければキーワードの専門家指数算定システム100を終了する。この場合に、任意のサービスウェブページに露出されたユーザ識別子を選択する場合にも、ステップS306を実行することができる。
【0034】
ステップS306で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードの専門家と関連したキーワードの専門家指数をデータベースを参照して抽出する。
【0035】
ステップS307で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードの専門家指数をキーワード別に整列し、かつリスティングしてユーザの端末機101または102に送信する。
【0036】
このように、キーワードの専門家指数算定システム100で質問から抽出したキーワードに対してキーワードの専門家指数が高いキーワードの専門家を推薦し、質問者が選択したキーワードの専門家に質問を伝達することで、回答に対する質問者の満足度を高めることができる上に、キーワードの専門家指数が高いキーワードの専門家がさらに多くの頻度で質問者に露出されるようにしてキーワードの専門家に質問が伝達される確率を高め、回答する質問を探し回る時間および労力を減らすことができる。
【0037】
また、サービス提供会社は、上述したように質問者の満足度を増加させ、キーワードの専門家にさらに多くの質問が伝達されるようにすることで、サービスを活性化させ、さらに多くのユーザがサービス提供会社のサービスを用いるようにすることができる。
【0038】
図4は、本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。この場合に、図4に示すように、ステップS401からステップS403は、ステップS202に含まれて実行することができ、ステップS404からステップS408は、ステップS203に含まれて実行することができる。
【0039】
ステップS401で、キーワードの専門家指数算定システム100は、第1キーワードの専門家指数が付与されたユーザ識別子を格納した他のユーザがいるか否かを検索し、キーワードが他のユーザのキーワード格納領域に格納されているか否かを確認する。この場合に、キーワード格納領域は、ユーザがキーワードと関連した専門家であると判断した他のユーザの識別子に対してキーワードを入力する格納領域である。
【0040】
ステップS402で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワード格納領域でキーワードの格納が確認された場合にはステップS403を実行し、キーワードの格納が確認されなかった場合にはステップS404を実行する。
【0041】
ステップS403で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する。この場合に、第2キーワードの専門家指数は、キーワードの格納された回数に応じて加重値を付与したり、キーワードを格納した他のユーザと関連したユーザ指数に基づいて加重値を付与したりできる。さらに、加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができる。
【0042】
ステップS404で、キーワードの専門家指数算定システム100は、データベースを検索し、一定期間の間にキーワードと関連したユーザ識別子に対して入力された質問の数を抽出する。
【0043】
ステップS405で、キーワードの専門家指数算定システム100は、データベースを検索し、一定期間の間にキーワードと関連したユーザ識別子から入力された回答の採択数および非採択数を抽出する。
【0044】
ステップS406で、キーワードの専門家指数算定システム100は、採択数および非採択数に基づいて回答の総数および採択率を計算する。
【0045】
ステップS407で、キーワードの専門家指数算定システム100は、質問の数、回答の採択数および非採択数、または回答の総数および採択率に加重値を付与して指数化し、第3キーワードの専門家指数を生成する。
【0046】
ステップS408で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子に第3キーワードの専門家指数を付与する。
【0047】
図5は、本発明の他の実施形態において、複数のファクタを分析してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【0048】
ステップS501で、キーワードの専門家指数算定システム100は、任意のキーワードに対してデータベースを参照し、(1)ユーザが専門分野としてキーワードを入力したか否か、(2)他のユーザがユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間にキーワードに対してユーザが質問を受けた数、(4)一定期間の間にユーザがキーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)採択数および非採択数に基づいて計算した回答の総数および採択率のファクタを分析する。
【0049】
ステップS502で、キーワードの専門家指数算定システム100は、(1)〜(5)のファクタと関連した少なくとも1つのユーザが存在する場合に、ユーザの識別子に対して加重値を付与して指数化する。この場合に、加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができる。
【0050】
ステップS503で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ別に加重値を合算し、キーワードに対するキーワードの専門家指数を算定する。
【0051】
図6は、本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。この場合に、図6に示すように、キーワードの専門家指数算定システム100は、第1指数部601と、第2指数部602と、第3指数部603と、指数算定部604と、データベース605とを備えることができる。
【0052】
第1指数部601は、データベース605を参照して任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する。
【0053】
第2指数部602は、キーワードが異なるユーザによってユーザ識別子に対応して格納された場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する。
【0054】
第3指数部603は、ユーザ識別子がキーワードに対する回答活動を実行した場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する。
【0055】
指数算定部604は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数に基づいてキーワードに対するユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する。この場合に、指数算定部604は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数別に加重値を付与し、加算または乗算に基づいてキーワードの専門家指数を算定することができる。
【0056】
データベース605は、第1指数部601、第2指数部602、または第3指数部603と関連し、(1)ユーザが専門分野としてキーワードを入力したか否か、(2)他のユーザがユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力したか否か、および(3)回答活動内訳を格納している。
【0057】
図7は、本発明の一実施形態において、分類されたすべてのキーワード別に登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【0058】
第1反復部701は、第1指数部601、第2指数部602、第3指数部603、および指数算定部604をキーワードの専門家指数算定システム100に登録されたすべてのユーザ識別子に対して繰り返して実行させる。
【0059】
格納部702は、キーワードの専門家指数に応じてキーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベース605に格納する。
【0060】
第2反復部703は、第1反復部701および格納部702をキーワードの専門家指数算定システム100で分類するすべてのキーワードに対して繰り返して実行させる。
【0061】
上述したように、すべてのキーワードそれぞれにすべてのユーザ識別子に対するキーワード指数を算定してデータベースに格納することで、任意のキーワードに対するキーワードの専門家リストを生成することができる。
【0062】
図8は、本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数算定システムに追加してユーザにキーワードの専門家を推薦することができるシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【0063】
キーワード抽出部811は、任意のユーザから質問が入力された場合に、質問と関連したキーワードを抽出する。
【0064】
ユーザ識別子抽出部812は、データベース605を参照してキーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出する。
【0065】
キーワードの専門家提供部813は、ユーザ識別子のリストをユーザに露出させることで、キーワードの専門家をユーザに提供する。この場合に、ユーザ識別子リストにユーザ識別子に対応するキーワードの専門家指数を追加することができる。
【0066】
キーワードの専門家指数抽出部821は、任意のユーザからキーワードの専門家が選択される場合に、キーワードの専門家と関連したキーワードの専門家指数をデータベース605を参照して抽出する。
【0067】
リスト提供部822は、キーワードの専門家指数をキーワード別に整列し、かつリスティング(リスト化)してユーザに提供する。
【0068】
図9は、本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介してユーザの専門分野としてキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【0069】
符号900は、キーワードの専門家指数算定システム100で提供するサービスウェブページであって、自信のある分野をキーワードとして入力することができるフィールド901を含んでいる。この場合に、図9に示すように、ディレクトリを選択し(符号902)、ディレクトリと関連したキーワードを入力することで(符号903)、例のようにディレクトリとキーワードとをマッチングさせて用いることができる(符号904)。さらに、キーワードを専門分野として入力したユーザのユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を追加してキーワードの専門家指数の算定に用いることができる。
【0070】
図10は、本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介して他のユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【0071】
符号1000は、キーワードの専門家指数算定システム100で提供するサービスウェブページであって、他のユーザのユーザ識別子を検索して選択し(符号1001)、選択されて格納されたユーザ識別子に対応するキーワードを入力することができる(符号1002)。このようにキーワードが入力されたユーザ識別子に対してキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を追加してキーワードの専門家指数の算定に用いることができる。
【0072】
図11は、本発明の一実施形態において、ユーザが入力した質問から抽出したキーワードを用いてキーワードの専門家を露出させる方法の一例を示す図である。
【0073】
符号1100は、キーワードの専門家指数算定システム100で提供するサービスウェブページであって、ユーザから入力された質問から抽出したキーワード1101と関連したN個のユーザ識別子1102を抽出し、キーワードの専門家指数1103と共に提供する。この場合に、キーワードの専門家指数1103は、(1)ユーザが専門分野としてキーワードを入力したか否か、(2)他のユーザがユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間にキーワードに対してユーザが質問を受けた数、(4)一定期間の間にユーザがキーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)採択数および非採択数に基づいて計算した回答の総数および採択率などに基づいて生成することができる。
【0074】
なお、本発明に係るキーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法は、コンピュータにより実現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読取可能な記録媒体を含む。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともでき、記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。前記したハードウェア要素は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成することができ、その逆もできる。
【0075】
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0076】
本発明によれば、任意のキーワードと関連した質問および回答に対する資料に対して加重値指数を付与して指数化し、システム上のすべてのユーザに対するキーワードの専門家指数を算定することで、質問を伝達しようとする質問者がキーワードと関連した知識を保有している回答者を容易に把握できるようになる。
【0077】
また、本発明によれば、システムで質問から抽出したキーワードに対してキーワードの専門家指数が高い回答者を推薦して質問者が選択した回答者に質問を伝達することで、回答に対する質問者の満足度を高めることができる上に、キーワードの専門家指数が高い回答者がより多くの頻度で質問者に露出されるようにし、回答者に質問が伝達される確率を高め、回答する質問を探し回る時間および労力を減らすことができる。
【0078】
さらに、本発明によれば、サービス提供会社では、上述したような効果によって質問者の満足度を増加させ、回答者により多くの質問が伝達されるようにすることで、サービスを活性化させ、より多くのユーザがサービス提供会社のサービスを用いるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明の一実施形態において、通信網を介してキーワード別にユーザの専門家指数を算定するシステムを概括的に示す図である。
【図2】本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を算定するシステムで分類するすべてのキーワード別にシステムに登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を介してユーザが入力した質問と関連したユーザを推薦する方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施形態において、複数のファクタを分析してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態において、分類されたすべてのキーワード別に登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数算定システムに追加してユーザにキーワードの専門家を推薦することができるシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介してユーザの専門分野としてキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介して他のユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態において、ユーザが入力した質問から抽出したキーワードを用いてキーワードの専門家を露出させる方法の一例を示す図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、キーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法およびこの方法を実行するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
通信網を介して質問および回答を行う方法において、質問者が質問と関連したディレクトリを選択し、ディレクトリと関連したサービスウェブページ上に質問の題目と内容を掲載する場合、他のユーザの中で関連知識を有しているユーザが回答者となって質問に対する回答を提供する方法を用いていたが、回答者の専門性を確信できないという問題点を有している。
【0003】
従来技術では、これを解決するために、通信網におけるユーザの回答活動などを考慮してユーザの全体的な専門家指数のみを算定し、これを介して回答者の専門性を確認する方法を用いていた。
【0004】
しかしながら、このような方法は、ユーザが回答活動を多く行ってその専門家指数が高くなったとしても、質問者の質問と関連した知識を保有しているのかが全く分からないという問題点がある上に、上述したような専門家指数のみで回答者を選択した質問者は、回答者から回答を受けても、その回答に対する満足度を期待できないという問題点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するために案出されたものであって、キーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法に関する新しい技術を提案する。
【0006】
本発明は、任意のキーワードと関連した質問および回答に対する資料に対して加重値を付与して指数化し、システム上のすべてのユーザに対するキーワードの専門家指数を算定することで、質問を伝達しようとする質問者がキーワードと関連した知識を保有している回答者を容易に把握できるようにすることを目的とする。
【0007】
また、本発明は、システムで質問から抽出したキーワードに対してキーワードの専門家指数が高い回答者を推薦し、質問者が選択した回答者に質問を伝達することで、回答に対する質問者の満足度を高めつつ、キーワードの専門家指数が高い回答者がさらに多くの頻度で質問者に露出されるようにして回答者に質問が伝達される確率を高め、回答する質問を探し回る時間および労力を減らすことを他の目的とする。
【0008】
さらに、本発明は、サービス提供会社で上記のような方法を介して質問者の満足度を増加させ、回答者にさらに多くの質問が伝達されるようにすることで、サービスを活性化させ、さらに多くのユーザがサービス提供会社のサービスを用いるようにすることをさらに他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の目的を達成し、上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明の一実施形態に係るキーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子(ID)に前記キーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1ステップと、前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2ステップと、前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3ステップと、前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、および前記第3キーワードの専門家指数に基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する第4ステップとを含む。
【0010】
本発明の一側によれば、キーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、前記第1ステップから前記第4ステップを前記キーワードの専門家指数算定システムに登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行する第5ステップと、前記キーワードの専門家指数に応じて前記キーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する第6ステップとをさらに含むことができる。
【0011】
本発明の他の側面によれば、キーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、前記第5ステップから前記第6ステップを前記キーワードの専門家指数算定システムで分類するすべてのキーワードに対して実行するステップをさらに含むことができる。
【0012】
本発明のさらに他の側面によれば、キーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のユーザから質問が入力された場合に、前記質問と関連したキーワードを抽出するステップと、前記データベースを参照して前記キーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出するステップと、前記ユーザ識別子のリストを前記ユーザに露出させることで、前記キーワードの専門家を前記ユーザに提供するステップとをさらに含むことができる。
【0013】
本発明の他の実施形態に係るキーワードの専門家指数算定システムによって実行されるキーワードの専門家指数算定方法は、任意のキーワードに対してデータベースを参照し、(1)ユーザが専門分野として前記キーワードを入力したか否か、(2)他のユーザが前記ユーザのユーザ識別子に対応して前記キーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間に前記キーワードに対して前記ユーザが質問を受けた数、(4)前記一定期間の間に前記ユーザが前記キーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)前記採択数および非採択数を介して計算した前記回答の総数および採択率のファクタ(Factor)を分析するステップと、前記(1)から前記(5)のファクタと関連した少なくとも1つのユーザが存在する場合に、前記ユーザの識別子に対して加重値を付与して指数化するステップと、前記ユーザ別に前記加重値を合算して前記キーワードに対するキーワードの専門家指数を算定するステップとを含む。
【0014】
本発明のさらに他の実施形態に係るキーワードの専門家指数算定システムは、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1指数部と、前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2指数部と、前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3指数部と、前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、および前記第3キーワードの専門家指数に基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する指数算定部とを備えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る多様な実施形態について詳しく説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態において、通信網を介してキーワード別にユーザの専門家指数を算定するシステムを概括的に示す図である。
【0017】
図1に示すように、キーワードの専門家指数算定システム100とユーザの端末機101または102は、有無線通信網103、104を介して互いに接続してデータの送受信過程を実行する。キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザの端末機101または102を介して入力された資料(データ)を分析し、キーワードの専門家指数算定システム100で分類するすべてのキーワードと登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定し、キーワードの専門家指数を用いてユーザにキーワードの専門家を推薦する。一方、本発明に係るキーワードの専門家指数算定システム100がインターネット検索サービスシステムに統合されて運営されることは、本発明が属する技術分野における当業者において自明である。
【0018】
図2は、本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を算定するシステムで分類するすべてのキーワード別に、当該システムに登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【0019】
ステップS201で、キーワードの専門家指数算定システム100は、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する。
【0020】
ステップS202で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードが異なるユーザによってユーザ識別子に対応して格納された場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する。
【0021】
ステップS203で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子がキーワードに対する回答活動を実行した場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する。この場合に、キーワードの専門家指数算定システム100は、登録されたすべてのユーザの回答活動と関連した情報をデータベースに保持する。
【0022】
ステップS204で、キーワードの専門家指数算定システム100は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数に基づいてキーワードに対するユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する。この場合に、ステップS204は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数別に加重値を付与し、加算または乗算に基づいてキーワードの専門家指数を算定するステップであることを特徴とすることができる。さらに、加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができる。
【0023】
ステップS205で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ステップS201〜ステップS204をキーワードの専門家指数算定システム100に登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行する。この場合に、ステップS201〜ステップS204が登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行されるとステップS206を実行し、すべてのユーザ識別子に対して実行されていなければステップS201を実行する。
【0024】
ステップS206で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードの専門家指数に応じてキーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する。
【0025】
ステップS207で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ステップS205からステップS206をキーワードの専門家指数算定システム100で分類するすべてのキーワードに対して実行する。この場合に、ステップS205からステップS206が分類されたすべてのキーワードに対して実行されていなければステップS205を実行し、すべてのキーワードに対して実行されていればキーワードの専門家指数算定システム100を終了する。
【0026】
このように、任意のキーワードと関連した質問および回答に対する資料に対して加重値を付与して指数化し、システム上のすべてのユーザに対するキーワードの専門家指数を算定することで、質問を伝達しようとする質問者がキーワードと関連した知識を保有している回答者を容易に把握できるようになる。
【0027】
また、すべてのキーワードそれぞれにすべてのユーザ識別子に対するキーワードの専門家指数を算定してデータベースに格納することで、任意のキーワードに対するキーワードの専門家リストを生成することができる。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を介してユーザが入力した質問と関連したユーザを推薦する方法を説明するためのフローチャートである。この場合に、図3に示すように、ステップS301からステップS307は、ステップS207の後に追加して実行することができる。
【0029】
ステップS301で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザの端末機101または102を介して質問が入力されたか否かを確認し、質問が入力されればステップS302を実行し、質問が入力されなければステップS305を実行する。
【0030】
ステップS302で、キーワードの専門家指数算定システム100は、質問を介して質問と関連したキーワードを抽出する。
【0031】
ステップS303で、キーワードの専門家指数算定システム100は、データベースを参照してキーワードと関連したユーザ識別子をN個抽出する。
【0032】
ステップS304で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子のリストをユーザの端末機101または102に露出させることで、キーワードの専門家をユーザに推薦する。
【0033】
ステップS305で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザからキーワードの専門家が選択されたか否かを確認し、選択されればステップS306を実行し、キーワードの専門家が選択されなければキーワードの専門家指数算定システム100を終了する。この場合に、任意のサービスウェブページに露出されたユーザ識別子を選択する場合にも、ステップS306を実行することができる。
【0034】
ステップS306で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードの専門家と関連したキーワードの専門家指数をデータベースを参照して抽出する。
【0035】
ステップS307で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワードの専門家指数をキーワード別に整列し、かつリスティングしてユーザの端末機101または102に送信する。
【0036】
このように、キーワードの専門家指数算定システム100で質問から抽出したキーワードに対してキーワードの専門家指数が高いキーワードの専門家を推薦し、質問者が選択したキーワードの専門家に質問を伝達することで、回答に対する質問者の満足度を高めることができる上に、キーワードの専門家指数が高いキーワードの専門家がさらに多くの頻度で質問者に露出されるようにしてキーワードの専門家に質問が伝達される確率を高め、回答する質問を探し回る時間および労力を減らすことができる。
【0037】
また、サービス提供会社は、上述したように質問者の満足度を増加させ、キーワードの専門家にさらに多くの質問が伝達されるようにすることで、サービスを活性化させ、さらに多くのユーザがサービス提供会社のサービスを用いるようにすることができる。
【0038】
図4は、本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。この場合に、図4に示すように、ステップS401からステップS403は、ステップS202に含まれて実行することができ、ステップS404からステップS408は、ステップS203に含まれて実行することができる。
【0039】
ステップS401で、キーワードの専門家指数算定システム100は、第1キーワードの専門家指数が付与されたユーザ識別子を格納した他のユーザがいるか否かを検索し、キーワードが他のユーザのキーワード格納領域に格納されているか否かを確認する。この場合に、キーワード格納領域は、ユーザがキーワードと関連した専門家であると判断した他のユーザの識別子に対してキーワードを入力する格納領域である。
【0040】
ステップS402で、キーワードの専門家指数算定システム100は、キーワード格納領域でキーワードの格納が確認された場合にはステップS403を実行し、キーワードの格納が確認されなかった場合にはステップS404を実行する。
【0041】
ステップS403で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する。この場合に、第2キーワードの専門家指数は、キーワードの格納された回数に応じて加重値を付与したり、キーワードを格納した他のユーザと関連したユーザ指数に基づいて加重値を付与したりできる。さらに、加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができる。
【0042】
ステップS404で、キーワードの専門家指数算定システム100は、データベースを検索し、一定期間の間にキーワードと関連したユーザ識別子に対して入力された質問の数を抽出する。
【0043】
ステップS405で、キーワードの専門家指数算定システム100は、データベースを検索し、一定期間の間にキーワードと関連したユーザ識別子から入力された回答の採択数および非採択数を抽出する。
【0044】
ステップS406で、キーワードの専門家指数算定システム100は、採択数および非採択数に基づいて回答の総数および採択率を計算する。
【0045】
ステップS407で、キーワードの専門家指数算定システム100は、質問の数、回答の採択数および非採択数、または回答の総数および採択率に加重値を付与して指数化し、第3キーワードの専門家指数を生成する。
【0046】
ステップS408で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ識別子に第3キーワードの専門家指数を付与する。
【0047】
図5は、本発明の他の実施形態において、複数のファクタを分析してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【0048】
ステップS501で、キーワードの専門家指数算定システム100は、任意のキーワードに対してデータベースを参照し、(1)ユーザが専門分野としてキーワードを入力したか否か、(2)他のユーザがユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間にキーワードに対してユーザが質問を受けた数、(4)一定期間の間にユーザがキーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)採択数および非採択数に基づいて計算した回答の総数および採択率のファクタを分析する。
【0049】
ステップS502で、キーワードの専門家指数算定システム100は、(1)〜(5)のファクタと関連した少なくとも1つのユーザが存在する場合に、ユーザの識別子に対して加重値を付与して指数化する。この場合に、加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができる。
【0050】
ステップS503で、キーワードの専門家指数算定システム100は、ユーザ別に加重値を合算し、キーワードに対するキーワードの専門家指数を算定する。
【0051】
図6は、本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。この場合に、図6に示すように、キーワードの専門家指数算定システム100は、第1指数部601と、第2指数部602と、第3指数部603と、指数算定部604と、データベース605とを備えることができる。
【0052】
第1指数部601は、データベース605を参照して任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する。
【0053】
第2指数部602は、キーワードが異なるユーザによってユーザ識別子に対応して格納された場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する。
【0054】
第3指数部603は、ユーザ識別子がキーワードに対する回答活動を実行した場合に、ユーザ識別子にキーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する。
【0055】
指数算定部604は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数に基づいてキーワードに対するユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する。この場合に、指数算定部604は、第1キーワードの専門家指数、第2キーワードの専門家指数、または第3キーワードの専門家指数別に加重値を付与し、加算または乗算に基づいてキーワードの専門家指数を算定することができる。
【0056】
データベース605は、第1指数部601、第2指数部602、または第3指数部603と関連し、(1)ユーザが専門分野としてキーワードを入力したか否か、(2)他のユーザがユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力したか否か、および(3)回答活動内訳を格納している。
【0057】
図7は、本発明の一実施形態において、分類されたすべてのキーワード別に登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【0058】
第1反復部701は、第1指数部601、第2指数部602、第3指数部603、および指数算定部604をキーワードの専門家指数算定システム100に登録されたすべてのユーザ識別子に対して繰り返して実行させる。
【0059】
格納部702は、キーワードの専門家指数に応じてキーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベース605に格納する。
【0060】
第2反復部703は、第1反復部701および格納部702をキーワードの専門家指数算定システム100で分類するすべてのキーワードに対して繰り返して実行させる。
【0061】
上述したように、すべてのキーワードそれぞれにすべてのユーザ識別子に対するキーワード指数を算定してデータベースに格納することで、任意のキーワードに対するキーワードの専門家リストを生成することができる。
【0062】
図8は、本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数算定システムに追加してユーザにキーワードの専門家を推薦することができるシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【0063】
キーワード抽出部811は、任意のユーザから質問が入力された場合に、質問と関連したキーワードを抽出する。
【0064】
ユーザ識別子抽出部812は、データベース605を参照してキーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出する。
【0065】
キーワードの専門家提供部813は、ユーザ識別子のリストをユーザに露出させることで、キーワードの専門家をユーザに提供する。この場合に、ユーザ識別子リストにユーザ識別子に対応するキーワードの専門家指数を追加することができる。
【0066】
キーワードの専門家指数抽出部821は、任意のユーザからキーワードの専門家が選択される場合に、キーワードの専門家と関連したキーワードの専門家指数をデータベース605を参照して抽出する。
【0067】
リスト提供部822は、キーワードの専門家指数をキーワード別に整列し、かつリスティング(リスト化)してユーザに提供する。
【0068】
図9は、本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介してユーザの専門分野としてキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【0069】
符号900は、キーワードの専門家指数算定システム100で提供するサービスウェブページであって、自信のある分野をキーワードとして入力することができるフィールド901を含んでいる。この場合に、図9に示すように、ディレクトリを選択し(符号902)、ディレクトリと関連したキーワードを入力することで(符号903)、例のようにディレクトリとキーワードとをマッチングさせて用いることができる(符号904)。さらに、キーワードを専門分野として入力したユーザのユーザ識別子にキーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を追加してキーワードの専門家指数の算定に用いることができる。
【0070】
図10は、本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介して他のユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【0071】
符号1000は、キーワードの専門家指数算定システム100で提供するサービスウェブページであって、他のユーザのユーザ識別子を検索して選択し(符号1001)、選択されて格納されたユーザ識別子に対応するキーワードを入力することができる(符号1002)。このようにキーワードが入力されたユーザ識別子に対してキーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を追加してキーワードの専門家指数の算定に用いることができる。
【0072】
図11は、本発明の一実施形態において、ユーザが入力した質問から抽出したキーワードを用いてキーワードの専門家を露出させる方法の一例を示す図である。
【0073】
符号1100は、キーワードの専門家指数算定システム100で提供するサービスウェブページであって、ユーザから入力された質問から抽出したキーワード1101と関連したN個のユーザ識別子1102を抽出し、キーワードの専門家指数1103と共に提供する。この場合に、キーワードの専門家指数1103は、(1)ユーザが専門分野としてキーワードを入力したか否か、(2)他のユーザがユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間にキーワードに対してユーザが質問を受けた数、(4)一定期間の間にユーザがキーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)採択数および非採択数に基づいて計算した回答の総数および採択率などに基づいて生成することができる。
【0074】
なお、本発明に係るキーワード別にユーザの専門家指数を算定する方法は、コンピュータにより実現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読取可能な記録媒体を含む。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともでき、記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。前記したハードウェア要素は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成することができ、その逆もできる。
【0075】
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0076】
本発明によれば、任意のキーワードと関連した質問および回答に対する資料に対して加重値指数を付与して指数化し、システム上のすべてのユーザに対するキーワードの専門家指数を算定することで、質問を伝達しようとする質問者がキーワードと関連した知識を保有している回答者を容易に把握できるようになる。
【0077】
また、本発明によれば、システムで質問から抽出したキーワードに対してキーワードの専門家指数が高い回答者を推薦して質問者が選択した回答者に質問を伝達することで、回答に対する質問者の満足度を高めることができる上に、キーワードの専門家指数が高い回答者がより多くの頻度で質問者に露出されるようにし、回答者に質問が伝達される確率を高め、回答する質問を探し回る時間および労力を減らすことができる。
【0078】
さらに、本発明によれば、サービス提供会社では、上述したような効果によって質問者の満足度を増加させ、回答者により多くの質問が伝達されるようにすることで、サービスを活性化させ、より多くのユーザがサービス提供会社のサービスを用いるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明の一実施形態において、通信網を介してキーワード別にユーザの専門家指数を算定するシステムを概括的に示す図である。
【図2】本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を算定するシステムで分類するすべてのキーワード別にシステムに登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数を介してユーザが入力した質問と関連したユーザを推薦する方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施形態において、複数のファクタを分析してキーワードの専門家指数を算定する方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態において、任意のキーワードを専門分野として入力したユーザのキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態において、分類されたすべてのキーワード別に登録されたすべてのユーザに対してキーワードの専門家指数を算定するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態において、キーワードの専門家指数算定システムに追加してユーザにキーワードの専門家を推薦することができるシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介してユーザの専門分野としてキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態において、サービスウェブページを介して他のユーザのユーザ識別子に対応してキーワードを入力する方法の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態において、ユーザが入力した質問から抽出したキーワードを用いてキーワードの専門家を露出させる方法の一例を示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子に前記キーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1ステップと、
前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2ステップと、
前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3ステップと、
前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、前記第3キーワードの専門家指数のうちの少なくとも1つに基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する第4ステップと、
を含むことを特徴とするキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項2】
前記第1ステップから前記第4ステップを、登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行する第5ステップと、
前記キーワードの専門家指数に応じて前記キーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する第6ステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項3】
前記第5ステップから前記第6ステップを前記キーワードの専門家指数算定システムで分類されるすべてのキーワードに対して実行するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項4】
任意のユーザから質問が入力された場合に、前記質問と関連したキーワードを抽出するステップと、
前記データベースを参照して前記キーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出するステップと、
前記ユーザ識別子のリストを前記ユーザに露出させて前記キーワードの専門家を前記ユーザに提供するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項5】
任意のユーザによって前記キーワードの専門家が選択される場合に、前記キーワードの専門家と関連した前記キーワードの専門家指数を前記データベースを参照して抽出するステップと、
前記キーワードの専門家指数をキーワード別に整列及びリスティングして前記ユーザに提供するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項6】
前記第2ステップは、
前記ユーザ識別子を格納した他のユーザがいるか否かを検索するステップと、
前記他のユーザが検索される場合に、前記キーワードが前記他のユーザのキーワード格納領域に格納されているか否かを確認するステップと、
前記キーワードの格納が確認される場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項7】
前記第2キーワードの専門家指数は、前記キーワードの格納された回数に応じて加重値指数を付与したり、前記キーワードを格納した前記他のユーザと関連したユーザ指数に基づいて加重値指数を付与したりすることを特徴とする請求項6に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項8】
前記キーワード格納領域は、前記ユーザが前記キーワードと関連した専門家であると判断した他のユーザの識別子に対して前記キーワードを入力する格納領域であることを特徴とする請求項6に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項9】
前記キーワードの専門家指数算定システムに登録されたすべてのユーザの回答活動と関連した情報をデータベースに保持するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項10】
前記第3ステップは、
前記データベースを参照して前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を生成するステップと、
前記ユーザ識別子に前記第3キーワードの専門家指数を付与するステップと、
を含むことを特徴とする請求項9に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項11】
前記データベースを参照して前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を生成する前記ステップは、
前記データベースを参照し、一定期間の間に前記キーワードと関連したユーザ識別子に対して入力された質問の数を抽出するステップ、
を含むことを特徴とする請求項10に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項12】
前記データベースを参照して前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を生成する前記ステップは、
前記データベースを参照し、一定期間の間に前記キーワードと関連した前記ユーザ識別子から入力された回答の採択数および非採択数を抽出するステップと、
前記採択数および非採択数を介して前記回答の総数および採択率を計算するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項13】
前記質問の数、前記回答の採択数および非採択数、または前記回答の総数および採択率に加重値を付与して指数化して第3キーワードの専門家指数を生成するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項11または12に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項14】
前記第4ステップは、
前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、または前記第3キーワードの専門家指数別に加重値を付与し、加算または乗算に基づいて前記キーワードの専門家指数を算定するステップであることを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項15】
任意のキーワードに対してデータベースを参照し、(1)ユーザが専門分野として前記キーワードを入力したか否か、(2)他のユーザが前記ユーザのユーザ識別子に対応して前記キーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間に前記キーワードに対して前記ユーザが質問を受けた数、(4)前記一定期間の間に前記ユーザが前記キーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)前記採択数および非採択数に基づいて計算された前記回答の総数および採択率のファクタを分析するステップと、
前記(1)から前記(5)のファクタと関連した少なくとも1つのユーザが存在する場合に、前記ユーザの識別子に対して加重値を付与して指数化するステップと、
前記ユーザ別に前記加重値を合算して前記キーワードに対するキーワードの専門家指数を算定するステップと、
を含むことを特徴とするキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項16】
前記加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができることを特徴とする請求項7、14、または15のうちのいずれか一項に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項17】
請求項1〜12、14、または15のうちのいずれか一項の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項18】
任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子に前記キーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1指数部と、
前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2指数部と、
前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3指数部と、
前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、前記第3キーワードの専門家指数のうちの少なくとも1つに基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する指数算定部と、
を備えることを特徴とするキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項19】
前記第1指数部、前記第2指数部、前記第3指数部、および前記指数算定部を前記キーワードの専門家指数算定システムに登録されたすべてのユーザ識別子に対して繰り返して実行させる第1反復部と、
前記キーワードの専門家指数に応じて前記キーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する格納部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項20】
前記第1反復部および前記格納部を前記キーワードの専門家指数算定システムで分類されるすべてのキーワードに対して繰り返して実行させる第2反復部、
をさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項21】
任意のユーザから質問が入力された場合に、前記質問と関連したキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
前記データベースを参照して前記キーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出するユーザ識別子抽出部と、
前記ユーザ識別子のリストを前記ユーザに露出させることで、前記キーワードの専門家を前記ユーザに提供するキーワードの専門家提供部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項20に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項22】
任意のユーザから前記キーワードの専門家が選択される場合に、前記キーワードの専門家と関連した前記キーワードの専門家指数を前記データベースを参照して抽出するキーワードの専門家指数抽出部と、
前記キーワードの専門家指数をキーワード別に整列し、かつリスティングして前記ユーザに提供するリスト提供部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項20に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項1】
任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子に前記キーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1ステップと、
前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2ステップと、
前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3ステップと、
前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、前記第3キーワードの専門家指数のうちの少なくとも1つに基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する第4ステップと、
を含むことを特徴とするキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項2】
前記第1ステップから前記第4ステップを、登録されたすべてのユーザ識別子に対して実行する第5ステップと、
前記キーワードの専門家指数に応じて前記キーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する第6ステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項3】
前記第5ステップから前記第6ステップを前記キーワードの専門家指数算定システムで分類されるすべてのキーワードに対して実行するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項4】
任意のユーザから質問が入力された場合に、前記質問と関連したキーワードを抽出するステップと、
前記データベースを参照して前記キーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出するステップと、
前記ユーザ識別子のリストを前記ユーザに露出させて前記キーワードの専門家を前記ユーザに提供するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項5】
任意のユーザによって前記キーワードの専門家が選択される場合に、前記キーワードの専門家と関連した前記キーワードの専門家指数を前記データベースを参照して抽出するステップと、
前記キーワードの専門家指数をキーワード別に整列及びリスティングして前記ユーザに提供するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項6】
前記第2ステップは、
前記ユーザ識別子を格納した他のユーザがいるか否かを検索するステップと、
前記他のユーザが検索される場合に、前記キーワードが前記他のユーザのキーワード格納領域に格納されているか否かを確認するステップと、
前記キーワードの格納が確認される場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項7】
前記第2キーワードの専門家指数は、前記キーワードの格納された回数に応じて加重値指数を付与したり、前記キーワードを格納した前記他のユーザと関連したユーザ指数に基づいて加重値指数を付与したりすることを特徴とする請求項6に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項8】
前記キーワード格納領域は、前記ユーザが前記キーワードと関連した専門家であると判断した他のユーザの識別子に対して前記キーワードを入力する格納領域であることを特徴とする請求項6に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項9】
前記キーワードの専門家指数算定システムに登録されたすべてのユーザの回答活動と関連した情報をデータベースに保持するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項10】
前記第3ステップは、
前記データベースを参照して前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を生成するステップと、
前記ユーザ識別子に前記第3キーワードの専門家指数を付与するステップと、
を含むことを特徴とする請求項9に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項11】
前記データベースを参照して前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を生成する前記ステップは、
前記データベースを参照し、一定期間の間に前記キーワードと関連したユーザ識別子に対して入力された質問の数を抽出するステップ、
を含むことを特徴とする請求項10に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項12】
前記データベースを参照して前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を生成する前記ステップは、
前記データベースを参照し、一定期間の間に前記キーワードと関連した前記ユーザ識別子から入力された回答の採択数および非採択数を抽出するステップと、
前記採択数および非採択数を介して前記回答の総数および採択率を計算するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項13】
前記質問の数、前記回答の採択数および非採択数、または前記回答の総数および採択率に加重値を付与して指数化して第3キーワードの専門家指数を生成するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項11または12に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項14】
前記第4ステップは、
前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、または前記第3キーワードの専門家指数別に加重値を付与し、加算または乗算に基づいて前記キーワードの専門家指数を算定するステップであることを特徴とする請求項1に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項15】
任意のキーワードに対してデータベースを参照し、(1)ユーザが専門分野として前記キーワードを入力したか否か、(2)他のユーザが前記ユーザのユーザ識別子に対応して前記キーワードを入力したか否か、(3)一定期間の間に前記キーワードに対して前記ユーザが質問を受けた数、(4)前記一定期間の間に前記ユーザが前記キーワードと関連して作成した回答の採択数および非採択数、または(5)前記採択数および非採択数に基づいて計算された前記回答の総数および採択率のファクタを分析するステップと、
前記(1)から前記(5)のファクタと関連した少なくとも1つのユーザが存在する場合に、前記ユーザの識別子に対して加重値を付与して指数化するステップと、
前記ユーザ別に前記加重値を合算して前記キーワードに対するキーワードの専門家指数を算定するステップと、
を含むことを特徴とするキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項16】
前記加重値は、所定の基準によって互いに異なるように決定され、必要に応じて変更して付与することができることを特徴とする請求項7、14、または15のうちのいずれか一項に記載のキーワードの専門家指数算定方法。
【請求項17】
請求項1〜12、14、または15のうちのいずれか一項の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項18】
任意のキーワードを専門分野として入力したユーザ識別子に前記キーワードと関連した第1キーワードの専門家指数を付与する第1指数部と、
前記キーワードが異なるユーザによって前記ユーザ識別子に対応して格納された場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第2キーワードの専門家指数を付与する第2指数部と、
前記ユーザ識別子が前記キーワードに対する回答活動を実行した場合に、前記ユーザ識別子に前記キーワードと関連した第3キーワードの専門家指数を付与する第3指数部と、
前記第1キーワードの専門家指数、前記第2キーワードの専門家指数、前記第3キーワードの専門家指数のうちの少なくとも1つに基づいて前記キーワードに対する前記ユーザ識別子のキーワードの専門家指数を算定する指数算定部と、
を備えることを特徴とするキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項19】
前記第1指数部、前記第2指数部、前記第3指数部、および前記指数算定部を前記キーワードの専門家指数算定システムに登録されたすべてのユーザ識別子に対して繰り返して実行させる第1反復部と、
前記キーワードの専門家指数に応じて前記キーワードに対するキーワードの専門家を整列し、各キーワード別にデータベースに格納する格納部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項20】
前記第1反復部および前記格納部を前記キーワードの専門家指数算定システムで分類されるすべてのキーワードに対して繰り返して実行させる第2反復部、
をさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項21】
任意のユーザから質問が入力された場合に、前記質問と関連したキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
前記データベースを参照して前記キーワードと関連したキーワードの専門家のユーザ識別子をN個抽出するユーザ識別子抽出部と、
前記ユーザ識別子のリストを前記ユーザに露出させることで、前記キーワードの専門家を前記ユーザに提供するキーワードの専門家提供部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項20に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【請求項22】
任意のユーザから前記キーワードの専門家が選択される場合に、前記キーワードの専門家と関連した前記キーワードの専門家指数を前記データベースを参照して抽出するキーワードの専門家指数抽出部と、
前記キーワードの専門家指数をキーワード別に整列し、かつリスティングして前記ユーザに提供するリスト提供部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項20に記載のキーワードの専門家指数算定システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2009−528613(P2009−528613A)
【公表日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−557200(P2008−557200)
【出願日】平成19年1月31日(2007.1.31)
【国際出願番号】PCT/KR2007/000522
【国際公開番号】WO2007/102657
【国際公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年1月31日(2007.1.31)
【国際出願番号】PCT/KR2007/000522
【国際公開番号】WO2007/102657
【国際公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】
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