説明

クッション兼用防災ズキン

【課題】従来は家庭内でクッションとして使用し、又緊急災害時は身近なクッションが防災ズキンと使用できる子供から高齢者までファッション性のある便利なクッションと防災ズキンを提供する事を目的とする。
【解決手段】クッションと兼用できる防災ズキンで、常時家庭内でソファーに座っているときはクッションとして利用しそのクッションの内部2側面中央部に分割し、分割した縁にマジックテープ又はスライドファスナー、紐を設け、分割した内部に救急用品、火災時のためにマスク、手ぬぐい、手袋などを入れるポケットを左右に数個を設け、常時身近にあるクッションとして使用し、災害時には、瞬時にマジックテープ又はスライドファスナー、紐を開いて、防災ズキンとして頭にかぶり上半身を保護するように設けたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭内で常時使用するクッションに地震、火災等の災害時に役立つ防災ズキンの機能をもたせたクッションと防災頭巾に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から一般家庭では、何らかの形で地震あるいは火災など災害に備えて防災ズキン等を準備している学校、幼稚園、老人ホーム、家庭等は備えているのが常識になっている、しかし、一般の家庭の居間のソファーには必ずクッションが使用されているが、防災ズキンは、入り口などドアーの近くか、一定の決められた場所に設置されており、緊急の地震、火災等の災害時には居場所から離れたところにあり、とっさには間に合わないのが現状であり、あまり緊急に対する対策はなされてない。
【特許文献1】 特開2006−312004号 公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
それには次のような問題点があった。
上述したように、地震、火災等緊急時に防災ズキンは家庭内の一定の場所に設置されており、身近に無い、又は動揺で慌てるために瞬時には防災ズキンを取れなく、又地震などでゆれの大きいときなどは、設置場所まで移動する事が出来ない等、間に合わなくなる恐れがある。家庭内では常時身近に置き、クッションとして使用しながら、災害のとき瞬時に対応出来るなど、従来の構成が有していた問題を解決するのを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記目的を達成するために、クッションと兼用できる防災ズキンで、常時家庭内でソファーに座っているときはクッションとして利用しそのクッションの内部に、救急用品、火災時のためにマスク、手ぬぐい、手袋などを入れるポケットを数個を設け、常時身近にあるクッションとして使用し、災害時には、瞬時にマジックテープ又はスライドファスナー、紐を開いて、防災ズキンとして頭にかぶり上半身を保護するように設けたものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明のクッション兼用防災ズキンのマジックテープ又はスライドファスナー、紐を閉じればクッションとして使用でき、マジックテープ又はスライドファスナー、紐を開けば、災害の緊急時に瞬時に防災ズキンとして役に立ち、ポケットを設けることで緊急に必要な最低限の救急用品等も常備できるクッション兼用防災ズキン提供できる効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、上記目的を達成するために、クッションと兼用防災ズキン1で、常時家庭内でソファーに座っているときはクッションとして利用しそのクッションの内部に、救急用品、火災時のためにマスク、手ぬぐい、手袋などを入れるポケット2を頭部に邪魔にならない適所に数個設け、マジックテープ又はスライドファスナー、紐3を閉めて常時身近にあるクッションとして使用し、災害時には、瞬時にマジックテープ又はスライドファスナー3を開いて防災ズキンとして頭にかぶり上半身等を保護する。
本発明は、以上の構成よりなっている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明のクッション兼用防災ズキンの斜視図。
【図2】 本発明のクッションとして使用している場合の正面図。
【図3】 本発明のクッションとして使用している場合の平面図。
【図4】 本発明のクッションとして使用している場合の左側面図。
【図5】 本発明の防災ズキンとして使用する場合の正面図。
【図6】 本発明の防災ズキンとして使用する場合の開いた正面図。
【符号の説明】
【0008】
1 クッション兼用防災ズキン
2 ポケット
3 マジックテープ又はスライドファスナー、紐
4 肩を防護具
5 紐

【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来はソファーなどでクッションとして使用し緊急災害時には瞬時に防災ズキンとして身体の上半身を守る事を特徴とするクッション兼用防災ズキン。
【請求項2】
クッションの2側面部の中心部に切り込みを設け、ファスナー又はマジックテープ、紐等を設けて開閉可能にし、緊急時に開けて頭部を挿入し、頭部と肩部を災害時家具等の落下から守る請求項1記載のクッション兼用防災ズキン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−285440(P2009−285440A)
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−167922(P2008−167922)
【出願日】平成20年5月30日(2008.5.30)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(506194623)
【Fターム(参考)】