説明

クリップ、及び、そのクリップを有する軸体

【課題】 バレル加工やめっき処理などは、前記クリップの挟持筒を折り曲げ加工などによって成形した後に行われる。バレル加工やめっき処理は、生産性を良くするために、大量のクリップを容器に投入し、その容器内で微振動を与えて混ぜ合わせたり、めっき液が各部に行き渡るよう攪拌したりする。しかし、この際、クリップの挟持筒に他のクリップ本体が入り込み、互いに絡み合ってしまうことがある。この絡み合い現象が発生してしまうと、部分的に鏡面に仕上がらなくなってしまったり、めっき液が十分に行き渡らなかったりして、商品としての価値を著しく落としてしまうことになる。
【解決手段】 クリップの両側に側壁部が形成されたクリップであって、その側壁部の内側にクリップの長手方向に対して直行する内壁部を形成したクリップ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップの中間部の両側に側壁部が形成されたクリップに関する。
【背景技術】
【0002】
クリップの後端両側から円弧状の側壁部を形成し、その円弧状の側壁部を軸筒に対して圧接した、クリップの取付構造が知られている。
具体的に説明する。クリップ本体の後部両側には、筆記具の軸体の外径よりも小さい内径を有する円弧状の側壁部が形成されており、それら対向する側壁部によって挟持筒が形成されている。そして、その挟持筒が弾撥的に前記軸体の後部に挿通している。つまり、前記挟持筒は、軸体への取り付け部となっている。
【0003】
【特許文献1】実公平2−19278号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、筆記具などに取り付けられているクリップは、ポケットなどに挟む込む機能に加え、高級感を持たせるためにデザインの多様化が図られている。特に、金属製のクリップは高級感を出しやすい材質となっており、それ故に、高級な筆記具においては、金属製のクリップを使用している製品が多い。
また、金属製のクリップにおいても、更なる高級感を追求し、バレル加工などによって表面を鏡面状態に仕上げたり、また、クリップの表面にめっき処理などの加飾を施すこともある。そして、これらバレル加工やめっき処理などは、前記クリップの挟持筒を折り曲げ加工などによって成形した後に行われる。ここで、バレル加工やめっき処理は、生産性を良くするために、大量のクリップを容器に投入し、その容器内で微振動を与えて混ぜ合わせたり、めっき液が各部に行き渡るよう攪拌したりしている。しかし、この際、クリップの挟持筒に他のクリップ本体が入り込み、互いに絡み合ってしまうことがある。この絡み合い現象が発生してしまうと、部分的に鏡面に仕上がらなくなってしまったり、めっき液が十分に行き渡らなかったりして、商品としての価値を著しく落としてしまうことになる。
ここで、前記クリップの挟持筒の内径をクリップ本体が入り込まないように小さくすることや、反対に、クリップ本体が挟持筒に入り込まないように大きくすることも考えられるが、デザイン性や機能性を考慮すると、大きな制約が発生してしまい現実的ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、クリップの両側に側壁部が形成されたクリップであって、その側壁部の内側にクリップの長手方向に対して直行する内壁部を形成したことを要旨とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、クリップの両側に側壁部が形成されたクリップであって、その側壁部の内側にクリップの長手方向に対して直行する内壁部を形成したので、高級感のある良好なクリップを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1〜図6に第1例を示し説明する。軸筒1は、アクリロニトリルスチレン共重合体から成る前軸1aとポリカーボネートから成る後軸1bから構成されており、螺合(螺子部2)などの手段によって着脱自在に固定されている。軸筒1の内部に収納されているボールペンリフィル3の交換をするために着脱自在に固定されている。そのボールペンリフィル3の内部には、剪断減粘性を有するインキ4が収容されており、そのインキ4の後部にはインキ4の消費と共に前進する液状グリースなどから成る逆流防止剤5が配置されている。その逆流防止剤5には、樹脂成形品から成るフロート6が埋没しているが、前記逆流防止剤5の粘度やボールペンリフィル3の内径如何によっては必ずしも必要なものではない。
一方、前記ボールペンリフィル3の前方には、チップホルダ7を介してボールペンチップ8が取り付けられている。そのボールペンチップ8の先端には、塗布部となる球状のボール9が回転自在に取り付けられているが、そのボール9はコイルスプリングなどの弾撥部材10によって前方に向けて付勢されている。
符号11は、前記前軸1aの中間部に被覆されたグリップであって、そのグリップ11はエラストマーやシリコーンゴムなどの滑り止め性を有する弾性材質から構成されているが、前軸2の表面にローレット加工やブラスト加工などを施すことによって微細な凹凸部などを形成しても良い。また、グリップ11の表面には波状の模様12が形成されていると共に、グリップ11の後端部近傍には、若干大径な模様12が施されていない平面部13が形成されている。後述するキャップの軸筒1に対する振れを極力防止するためになされた手段である。
尚、前記グリップ11の前方であって、且つ、前記前軸1aの前方には、後述するキャップとの嵌合部である係合部14が円周状に形成されている。
【0008】
前記軸筒1の前方には、キャップ15が着脱自在に取り付けられている。そのキャップ15のポリカーボネートから成るキャップ本体16の内面には、前記前軸1aの前方に形成された円周状の係合部14を乗り越え嵌合する係合突起17が部分的に形成されているが、放射状の等間隔な位置に形成されている。そのキャップ本体16の前端部には、同様にポリカーボネートから成る頭冠18が圧入・固定されており、その頭冠18の内部の前方部には複数の縦リブ19が形成されている。その縦リブ19には前記ボールペンチップ8のボール10を覆い、そのボール10やインキ4の乾燥を防止するパッキン20が配置されているが、そのパッキン19はニトリルブタジエンラバーやシリコーンゴムなどの弾性材質から構成されているが、使用するインキ4の種類によって適宜選択可能である。
頭冠18の天面には円弧状の傾斜部21が形成されており、その傾斜部21には使用しているインキ4の色やボール10の直径などを記した印刷が施されている。また、頭冠18の側面には膨出部22が形成されており、その膨出部22の両側には後述するクリップを頭冠18に固定するための固定溝23が形成されているが、この固定溝23は前方に向かい拡開し徐々に浅くなっている。
【0009】
次に、前記頭冠19に固定されているクリップ24について説明する。炭素工具鋼に(Ni+Sn−Co +電解クロメート)めっきを施したクリップ14の後部の両側には、側壁部25がプレス加工によって折り曲げられて形成されており、その側壁部25には内側方向に向けて前記頭冠18の固定溝23に食い込む矢形状の係止突起26も折り曲げられて形成されているが、この係止突起26の折り曲げ角度は側壁部25に対して120度、即ち、係止突起26の端部がクリップ24の裏面に向けて形成されている。係止突起26に角度を設けることによって、クリップ24をキャップ15から離隔する方向に持ち上げた際の、前記頭冠18とクリップ24の緩みを防止している。この角度は前記固定溝23の形状によって変わるが、クリップ24の加工や組立の容易性を考慮すると95度から140度の範囲が好ましい。また、この係止突起26の折り曲げ部には、クリップ24を持ち上げた際の折損を防止するために、R(円弧)を設けて折り曲げるのが望ましい。この矢形状の係止突起26は、クリップ24を頭冠18の後方から前方に向けて組み付けるため、前方に向け末広がりとなっている。つまり、組み立てやすく、組み立てた後においては抜けにくい構成となっている。
また、クリップ24の側壁部25の後方の内側には、クリップ24の長手方向の軸線27対して直行する内壁部28がプレス加工などの手段によって折り曲げられて形成されている。この内壁部28の幅Aは、前記側壁部25の幅Bの約4分の1程度のものとなっており、その内壁部28の上下には、上方空間部24aと下方空間部24bが形成されている。また、この内壁部28は、前記側壁部25から内側方向に向けて、各々が接近するように形成されているが、接触はしておらず隙間29を形成している。前記めっき処理を施す際に、めっき液を十分にクリップ表面は勿論、側壁部25や内壁部28の裏面にも行き渡らせるようにしたのである。即ち、めっき液の各部位に対する流通性を向上させているのである。更に、前記内壁部28には、クリップ24の裏面に向けて突起28aが形成されている。そして、その突起28aを形成することによって、前記上方空間部24aの幅は、狭められた状態となっており、その狭められた幅Cは後述するクリップ24の玉部30の高さHよりも狭くなっている。また、前記下方空間部24bの幅も玉部30の高さHよりも狭くなるよう形成されている。
符号30は、クリップ24の後端部の裏面に形成された玉部であるが、その玉部30を別部材で構成し、クリップ24に固定しても良い。
【0010】
次に、作用について説明する。大量のクリップ24をめっき容器(層)に投入し攪拌しても、図7に示すように、クリップ24の側壁部25や係止突起26によって形成される空間部31に、後続する他のクリップ24の後部近傍(本例においては、玉部30の近傍)が入り込んでしまうが、そのクリップ24の後端部が前記内壁部28、並びに、突起28aに当接し、極度の入り込みが防止される。その結果、クリップ同士の絡み合いや連結が防止される。尚、前記突起28aは、クリップ24の玉部30が大きい場合には、必ずしも必要はない。玉部30が内壁部28とクリップ24の裏面に形成される隙間に入り込まないように、突起28aを設けているのである。即ち、玉部30が上方空間部24aや下方空間部24bから入り込もうとしても、玉部30の高さHが上方空間部24aの幅Cや下方空間部24bの幅Dよりも大きくなっているため、それらの空間部(24a、24b)に入り込むことができないのである。
ちなみに、図13に示すように、従来技術のものにあっては、クリップ24の側壁部25や係止突起26によって形成される空間部31に、後続する他のクリップ24の後端部が嵌り込んでしまい、その嵌り込んだ部分におけるバレル加工やめっき処理が行われなくなってしまう。
【0011】
次に、組み立て方法について説明する。頭冠18にクリップ24を固定するが、この際、クリップ24の係止突起26を頭冠18の固定溝23に挿入する。この時、係止突起26の矢形部が固定溝23の内壁面に食い込み固定される。固定溝23に係止突起26を挿入する際には、側壁部25の後端部と共に内壁部28も押圧すことができ、より広い押圧面積を得ることができる。次いで、クリップ24が固定された頭冠18をキャップ本体16に嵌め込むが、この時、頭冠18の膨出部22とキャップ本体16の前端部で、前記クリップ24の内壁部28が挟持される。つまり、クリップ24は、キャップ15に対して、係止突起26の食い込み作用と内壁部28の挟持作用によって確実に固定される。また、組立方法として、クリップ24を頭冠18に仮圧入した後、キャップ15を頭冠18に圧入することによって、クリップ24も同時に本圧入することもできる。しかし、前記側壁部25の後端と内壁部28をキャップ本体16の前端部で押圧することになる為、キャップ本体16の前端部にはできるだけ広い押圧面積が得られる様、そのキャップ本体16の前端部の内外側にはR(円弧)を形成しない、つまり、平坦な端面部とするのが好ましい。
また、前記内壁部28は、膨出部22とキャップ本体16の前端面で挟持され、その内壁部28のほとんどの部分が隠蔽されるようになっているため、内壁部28は外観には露出せず、その結果、上記の作用を得ながらも、外観見栄えも向上させたものとなっている。尚、この内壁部28が挟持されることによっても、クリップ24はキャップ本体16に対して強固に固定されることになる。
また、本例では、バレル加工やめっき処理時における絡み合い防止を1つの効果として説明したが、クリップを大量に箱に収納すると言った保管時における絡み合いも防止することができ、また、機械組立のためにパーツフィーダーに入れて振動を与える際の絡み合いをも防止することができるため、例えば、バレル加工やめっき処理を施さないステンレス性のクリップなどにも有効な手段である。
【0012】
第2例を図10に示し説明する。クリップ24の側壁部25の後方の内側には、クリップ24の長手方向の軸線27対して直行する内壁部32がプレス加工などの手段によって折り曲げられて形成されている。この内壁部32の幅Fは、前記側壁部25の幅Bの約4分の1程度のものとなっており、その内壁部28の上下には、上方空間部24aと下方空間部24bが形成されている。そして、それら、上方空間部24aの幅Fや下方空間部24bの幅Gは、クリップ24の玉部30の高さHよりも狭くなるよう形成されている。
また、前記内壁部32は、前記側壁部25から内側方向に向けて、その各々の端部近傍が重なるよう接近した状態で上下に形成されている(上方内壁部32a、下方内壁部32b)が、接触はしておらず隙間33を形成している。前記めっき処理を施す際に、めっき液を十分にクリップ表面は勿論、側壁部25や内壁部32の裏面にも行き渡らせるようにしたのである。即ち、めっき液の各部位に対する流通性を向上させているのである。更に、前記上方内壁部32aには、クリップ24の開口部側に向けて突起32cが形成されており、また、下方内壁部32bにはクリップ24の裏側に向けて突起32cが形成されており、それらの突起32cは各々の内壁部(32a、32b)に接近はしているものの、接触はしておらず隙間32dを形成している。その隙間32dは、前述と同様にめっき液の流通性を考慮しているのである。
本例においては、内壁部32を上下に形成しているため、その上方と下方に形成される空間部24a、24bの幅F、Gが前記第1例に比し狭く形成され、これによっても、クリップの先端近傍の入り込みが阻止されるものとなっている。
【0013】
第3例を図11に示し説明する。クリップ24の側壁部25の後方の内側には、クリップ24の長手方向の軸線27対して直行する内壁部34がプレス加工などの手段によって折り曲げられて形成されている。この内壁部34の幅Iは、前記側壁部25の幅Bの約4分の1程度のものとなっており、その内壁部34の上下には、上方空間部24aと下方空間部24bが形成されている。そして、それら、上方空間部24aの幅Jや下方空間部24bの幅Kは、クリップ24の玉部30の高さHよりも狭くなるよう形成されている。
また、前記内壁部34は、前記側壁部25から内側方向に向けて、その各々の端部近傍が重なるよう接近した状態で上下に形成されている(上方内壁部34a、下方内壁部34bが、接触はしておらず隙間35を形成している。前記めっき処理を施す際に、めっき液を十分にクリップ表面は勿論、側壁部25や内壁部34の裏面にも行き渡らせるようにしたのである。即ち、めっき液の各部位に対する流通性を向上させているのである。更に、前記内壁部34は、側壁部25に向けて幅広な台形形状をなしている。
この内壁部34の形状は、他の内壁部の形状に対し比較的簡易な形状をなしているため、生産性の向上が図れるものとなっている。
【0014】
第4例を図12に示し説明する。クリップ24の側壁部25の後方の内側には、クリップ24の長手方向の軸線27対して直行する内壁部36がプレス加工などの手段によって折り曲げられて形成されている。この内壁部36の幅Lは、前記側壁部25の幅Bの約4分の1程度のものとなっており、その内壁部36の上下には、上方空間部24aと下方空間部24bが形成されている。そして、それら、上方空間部24aの幅Mや下方空間部24bの幅Nは、クリップ24の玉部30の高さHよりも狭くなるよう形成されている。
また、前記内壁部36は、前記側壁部25から内側方向に向けて、各々が接近するように形成されているが、接触はしておらず隙間37を形成している。前記めっき処理を施す際に、めっき液を十分にクリップ表面は勿論、側壁部25や内壁部32の裏面にも行き渡らせるようにしたのである。即ち、めっき液の各部位に対する流通性を向上させているのである。更に、前記内壁部36は、その近接する方向に向けて突起36aが形成されており、それらの突起36aは重なるように接近した状態で形成されているが、接触はしておらず、隙間36bが形成されている。その隙間36bは、前述と同様にめっき液の流通性を考慮しているのである。
本例においては、対向する内壁部36の上端縁36c、並びに、下端縁36dが側壁部25の取り付け部から平行に、且つ、同一の高さとなっているため、仮に、上方空間部24a、並びに下方空間部24bにクリップ24の先端部が入り込んだとしても、その先端が上端縁36cや下端縁36dに引っ掛かることなく、容易に抜け出ることができ、これによっても、後続するクリップとの絡み合いが防止される。
【0015】
これら、第2例から第4例においては、第1例に形成される縦方向の隙間29が形成されておらず、側壁部から延設される内壁部が重なるように形成されているため、寸法的なバラツキが多少発生してしまっても、後続するクリップ(玉部)の入り込みが防止されることは勿論、後続するクリップの内壁部同士の絡み合いなどもほぼ確実に防止することができる。
また、前記第1例や第4例においては、互いの内壁部28、36が線対称な位置に形成されているため、頭冠18とキャップ本体16によって前記互いの内壁部28、36が確実に均等に挟持され、これによって、安定したクリップ24のキャップ本体16に対する固定が得られる。つまり、互いの内壁部28、36の下側のほぼ全体が頭冠18とキャップ本体16によって挟持されるのである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】1例を示す外観図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】頭冠の正面外観図。
【図4】図3の底面図。
【図5】クリップの裏面外観図。
【図6】図5の上面図。
【図7】作用を示す外観図。
【図8】図5の左側面図。
【図9】図8のA−A線断面図。
【図10】第2例を示す図9相当の断面図。
【図11】第3例を示す図9相当の断面図。
【図12】第4例を示す図9相当の断面図。
【図13】従来の作用を示す外観図。
【符号の説明】
【0017】
1 軸筒
2 螺子部
3 ボールペンリフィル
4 インキ
5 逆流防止剤
6 フロート
7 チップホルダ
8 ボールペンチップ
9 ボール
10 弾撥部材
11 グリップ
12 模様
13 平坦部
14 係合部
15 キャップ
16 キャップ本体
17 係合突起
18 頭冠
19 縦リブ
20 パッキン
21 傾斜部
22 膨出部
23 固定溝
24 クリップ
25 側壁部
26 係止突起
27 軸線
28 内壁部
29 隙間
30 玉部
31 空間
32 内壁部
33 隙間
34 内壁部
35 隙間
36 内壁部
37 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クリップの両側に側壁部が形成されたクリップであって、その側壁部の内側にクリップの長手方向に対して直行する内壁部を形成したことを特徴とするクリップ。
【請求項2】
前記クリップの側壁部を軸体への取り付け部としたことを特徴とする請求項1記載のクリップを有する軸体。
【請求項3】
前記軸体を前軸部と後軸部で構成すると共に、その前軸部と後軸部で前記内壁部を挟持したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載のクリップを有する軸体。
【請求項4】
前記クリップの側壁部に係止突起を形成すると共に、その係止部を軸体に食い込ませたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のクリップを有する軸体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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