説明

グリスガン用ノズル

【課題】同じガンで2通りの使用方法が選択出来るグリスガン用ノズルを提供する事。
【解決手段】グリスガン(1)の吐出口(2)に装着されるノズル(3)であって切り替えバルブを介して分岐した2本の異なる延長ノズル(5)(6)を備えた物とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はグリスガン用ノズルに関する。更に詳しくは同じガンで2通りの使用方が選択出来るグリスガン用ノズルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のグリスガンとしては細い直管を備えた等身タイプ(例えば特許文献1)
柔軟なホースタイプ(例えば特許文献2)が有る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平4−73695号公報
【特許文献2】実用新案登録第3007810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本来建設機械や精密機械などメンテナンスにおいて手や体が入りづらくグリスアップしづらい箇所が有る。そこで、本来グリス注入部分即ちグリス、ニップル部分における注入しにくさを、緩和し今までの等身タイプとホースタイプを同時に使い分けることが求められている。
【0005】
本発明者は従来注入ノズルの先を取り替えるか2つのガンを用意してのグリスニップル部分における注入のしにくさに着目しさらに1つのガンで同時に使い分ける便利さを提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決する為に本発明ではグリスガンにおけるノズルの構造を工夫した。具体的には注入ノズルを1つのグリスガンに2つ取り付けて切り替えバルブを1つ取り付けることにより1つのグリスガンでバルブを切り替える事で同時に使い分ける事が出来る便利さを持った物である。
【発明の効果】
【0007】
このようなグリスガン用ノズルによれば、使用中でも作業使用度によって注入作業、グリスアップし易くなる。
【0008】
また、本発明のグリスガン用ノズルにおいては、1つのガンで同時に使い分ける便利さを持っており作業箇所によって切り替えバルブを切り替えるだけで今まで注入しにくかった箇所も容易に注入し易くなるので、容易に作業が出来るようになる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のグリスガン用ノズルの一形態について、図面を参照して説明する。
本発明のグリスガン用ノズルは、本来ノズルを取り替えるか2つのグリスガンを持つ事無く1つのグリスガンにおいて作業が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明のグリスガン用ノズルの一形態を示す製造工程図。
【符号の説明】
【0011】
1・・・・・グリスガン
2・・・・・吐出口
3・・・・・切り替えバルブ
4・・・・・等身タイプ
5・・・・・ホースタイプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
グリスガンの吐出口に装着されるノズルで、あって切り替えバルブを介して分岐した2本の異なる延長ノズルを備え、前記延長ノズルの一方が等身タイプで、他方がホースタイプである事を特徴とするグリスガン用ノズル。

【図1】
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【公開番号】特開2011−230088(P2011−230088A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−104745(P2010−104745)
【出願日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【出願人】(710004215)
【Fターム(参考)】