説明

グローブ固定用具

【課題】給油時やヘルメットの着脱時、有料道路の料金所での料金支払い時など、一時的にグローブなどを取り外した際に、置いておく場所に困っていたが、素早く容易にガソリンタンク上などに固定しておけるグローブ固定用具を提供する。
【解決手段】ゴムコード1の収縮を利用し荷物を挟み込むように固定できるようにした。ゴムコード1は、両端に吸盤5又は磁石6を付けたフラップ2によってガソリンタンクなどに固定するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動二輪車のガソリンタンク等にグローブなどの荷物を素早く容易に固定する事を目的としたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、グローブなどの荷物を固定する用具は、身体や衣服に取り付けるものがあった。(特許文献1)
また、自動二輪車車載用バッグ及びウエストバッグの付属機能として、ゴムコードより固定するものが一般的に知られている。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−328218
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動二輪車の多くは一時的に荷物を置いておく所が無いため、給油時やヘルメットの着脱時、有料道路の料金所での料金支払い時など、一時的にグローブなどを取り外した際に置いておく場所に困るという難点があった。
それらを解消する、従来の固定用具には次のような欠点があった。
(イ)、身体や衣服に固定する場合、有料道路の料金所等で素早く料金を払うには不便であったし、邪魔になってしまった。
(ロ)、車載用バッグなどのバッグ付属機能の場合、そのバッグを使用しない場合にはグローブなどの荷物置き場に困るという難点は解消できない。
本発明は、この課題を解消するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ガソリンタンクなどにゴムコード1を這わせる事により、ゴムコード1の収縮を利用し荷物を挟み込むように固定できるようにした。ゴムコード1は、両端に吸盤5又は磁石6を付けたフラップ2によってガソリンタンクなどに固定するようにした。また、這わせたゴムコード1を持ち上げやすいように、ゴムコード1の中間に引き手4を設けた。
【発明の効果】
【0006】
自動二輪車ユーザーの給油時やヘルメットの着脱時、有料道路の料金所での料金支払い時など、一時的にグローブなどを取り外した際、そのグローブなどを素早く容易に固定しておける。本品は、簡素な構造のため、比較的目立たず、運転の邪魔にならないばかりか、外観を損ねることなく装着できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明品の正面図である。
【図2】本発明品の吸盤5を使ったフラップ2の断面図である。
【図3】本発明品の磁石6を使ったフラップ2の断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 ゴムコード
2 フラップ
3 コードアジャスター
4 引き手
5 吸盤
6 磁石

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸盤又は磁石を装着したフラップにコードストッパーにて長さ調整可能にしたゴムコードを通したもので、フラップに装着された吸盤又は磁石にて自動二輪車のガソリンタンクなどへ固定し、ゴムコード部分にて、グローブなどの荷物を固定するための商品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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