説明

ケーブル保護案内装置用スケートユニット

【課題】ケーブル保護案内装置の長寿命化、耐久性の向上を図ると共に、メンテナンス負担の低減及びコンパクト化を図ったケーブル保護案内装置用スケートユニットを提供すること。
【解決手段】長手方向に曲げ返されたケーブル保護案内装置100の屈曲円周部と前記移動端との間で、向かい合った前記ケーブル保護案内装置間に配置されて、上下の前記ケーブル保護案内装置の接触を回避するケーブル保護案内装置用スケートユニットにおいて、前記ケーブル保護案内装置用スケートユニットが、上側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する上ガイドローラ220と、下側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する下ガイドローラ230とが枢設された水平部材と、前記水平部材の端部に前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部にターン部材260を有していることによって、上記の課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械、電子機器、土木機械、産業用ロボット、搬送装置などに使用され、これらの移動する、機械、あるいは機械の移動部等に給電、給液、給気等を行う電気ケーブル、光ファイバーケーブル、流体供給ホース等の可撓性のケーブルやホース等(以下、単に「ケーブル」と称する)を安全確実に保護案内するケーブル保護案内装置に関し、さらに詳しくは、ケーブル保護案内装置を長手方向に曲げ返して使用した場合に、向かい合わさったケーブル保護案内装置間に配置することによって、上下に位置するケーブル保護案内装置同士の摺動摩擦を防止するスケートユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
工作機械、土木機械、搬送装置等の移動体へケーブルを接続すると、移動に伴ってケーブルに無理なねじれや屈曲、引張力が生じケーブルを痛めたり外観も雑然となる。そのため、これらのケーブルを保護案内するケーブル保護案内装置が使用される。
【0003】
一般にケーブル保護案内装置は、図10に示すようにケーブルCの両側に配置される一対の側面板102と該側面板102の屈曲外周側および屈曲内周側にそれぞれ架橋される連結杆101とで構成されたリンク体が、ケーブルCを内挿した状態で長手方向に屈曲半径を一定以上に規制して多数連結されることによって、ケーブルCを移動端106と固定端105との間において保護案内する構成をしている。
【0004】
このようなケーブル保護案内装置100が移動端106と固定端105との間で長手方向に曲げ返されて使用される場合であって、それが長い移動ストローク(ロングスパン仕様)である場合、曲げ返された前記ケーブル保護案内装置100と曲げ返される前の前記ケーブル保護案内装置100との屈曲内周面同士が接触摺動する。そして、この接触摺動により、前記ケーブル保護案内装置100の円滑な往復動作が阻害され、最悪の場合、摩耗により前記ケーブル保護案内装置100が破断するということが懸念されている。
【0005】
このような、事態を回避するため、図7に示したような、前記ケーブル保護案内装置100の屈曲部120と前記移動端106との間で、向かい合った前記ケーブル保護案内装置100間に配置されて、上下の前記ケーブル保護案内装置の直接の接触を回避するスケートユニット300が知られている(以下、「引用発明1」という)(例えば、特許文献1参照)。
また、向かい合ったケーブル保護案内装置に案内フレームの上下面の同じ位置に等間隔に多数の支持ローラ群を設けたスケートユニットも知られている(以下、「引用発明2」という)(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特表2005−515370号公報
【特許文献2】特公昭57−16273号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した引用発明1のようなスケートユニット300は、図8に図示されたように上下のケーブル保護案内装置によって配置されるローラ320と、該ローラ320を枢設した一対のサイドフレーム330と、該サイドフレーム330の所定の幅を維持する基部340を有している。
【0007】
このようなスケートユニット300は、図7に示したようにケーブル保護案内装置100を長手方向に折り返して、ロングスパン仕様で使用する際に用いられるが、この場合、長いものでは、数十mの長さとなる。そして、上述したように、ケーブル保護案内装置100は、成形品であるリンク体の連結体であり、例えば、左右のリンクピッチの僅かな差が累積され、図9に示すように横曲がりが生じ、スケートユニット300から脱落することがある。図9において、2点鎖線で示しているのが、ケーブル保護案内装置100の理想的な位置である。
【0008】
また、ケーブル保護案内装置100に収納したケーブルの幅方向に対するバランスがうまく取れていないと、ケーブル保護案内装置100が蛇行することになる。さらに、スケートユニット300の全長が長いため、ケーブル保護案内装置100の固定端105を取り付けるガイドレールと移動端106に取り付ける機械移動部との平行度などの設置精度を向上させることは、現実には厳しくなる。このため、ローラ320上をケーブル保護案内装置100が斜めに移動するという現象が発生し、ローラ320に回転方向以外の力が作用する。その結果、ローラ320とケーブル保護案内装置100の間でスリップが発生し、スケートユニット300が円滑に移動できず、ケーブル保護案内装置100とスケートユニット300との相対位置にずれが発生する。また、機械移動部の往復運動が繰り返されることにより、その相対位置のずれ量が累積された場合、ケーブル保護案内装置100とスケートユニット300が衝突することになる。そして最悪の場合には、スケートユニット300又はケーブル保護案内装置100が変形あるいは破損に至ることが懸念される。
【0009】
さらに、スケートユニット300の一つのローラ320が、上下に位置するケーブル保護案内装置100の間に挟まれている構造であるため、図7に拡大図として示したように、スケートユニット300をケーブル保護案内装置100から取り外して補修等のメンテナンスを行う際に前記スケートユニット300を矢印Fで示した方向に引き出そうとすると、このままでは、前記ローラ320と上下に位置するケーブル保護案内装置100との接触点X、Yで滑り抵抗が発生するため、大きな力で引き抜くか、上側に位置するケーブル保護案内装置100を持ち上げた状態でスケートユニット300を引き抜く必要があった。後者の場合、下側に位置するケーブル保護案内装置100とスケートユニット300との間はころがり抵抗となるため、比較的小さな力でスケートユニット300を引き抜くことができるが、上側に位置するケーブル保護案内装置100を持ち上げるために大きな力が必要になるため、いずれにしてもメンテナンス時における負担は、大きなものであった。
一方、引用発明2のようなスケートユニットの場合、支持ローラを案内フレームの同じ位置の上下に軸支しているため、鉛直方向に大きな空間が必要であった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、ケーブル保護案内装置の長寿命化、耐久性の向上を図ると共に、メンテナンス負担の低減及びコンパクト化を図ったケーブル保護案内装置用スケートユニット(以下、単に「スケートユニット」と称す)を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本請求項1に係る発明は、左右に離間配置される一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲外周側および屈曲内周側にそれぞれ架橋される連結杆とで構成されたリンク枠体が、長手方向に屈曲半径を一定以上に規制して多数連結してなるケーブル保護案内装置が移動端と固定端との間で長手方向に曲げ返されたものであって、前記長手方向に曲げ返されたケーブル保護案内装置の屈曲円周部と前記移動端との間で、向かい合った前記ケーブル保護案内装置間に配置されて、上下の前記ケーブル保護案内装置の接触を回避するスケートユニットにおいて、前記スケートユニットが、上側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する上ガイドローラと、下側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する下ガイドローラとが枢設された水平部材と、前記水平部材の端部に前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部にターン部材を有していることによって、上記の課題を解決するものである。
【0012】
本請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記ターン部材が前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部に配置された複数のターン用ローラであることによって、上記の課題を解決するものである。
【0013】
本請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記ターン部材が前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部に配置された円形状ドラムであることによって、上記の課題を解決するものである。
【0014】
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3に係る発明の構成に加えて、前記上ガイドローラ及び下ガイドローラが、つば付きローラであることによって、上記の課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0015】
請求項1乃至請求項3に係るスケートユニットによれば、左右に離間配置される一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲外周側および屈曲内周側にそれぞれ架橋される連結杆とで構成されたリンク枠体が、長手方向に屈曲半径を一定以上に規制して多数連結してなるケーブル保護案内装置が移動端と固定端との間で長手方向に曲げ返されたものであって、前記長手方向に曲げ返されたケーブル保護案内装置の屈曲円周部と前記移動端との間で、向かい合った前記ケーブル保護案内装置間に配置されて、上下の前記ケーブル保護案内装置の接触を回避するスケートユニットにおいて、前記スケートユニットが、上側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する上ガイドローラと、下側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する下ガイドローラとが枢設された水平部材と、前記水平部材の端部に前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部にターン部材を有していることによって、上下に位置するケーブル保護案内装置の摩擦が回避され、該ケーブル保護案内装置の長寿命化及び耐久性の向上を図ることができる。
また、上下の前記ケーブル保護案内装置が、それぞれ上下ガイドローラ面を移動し、かつ、ガイドローラはころがり抵抗のため、前記ケーブル保護案内装置は小さな力で移動することが可能になる。
そして、前記ケーブル保護案内装置がスケートユニットを押すことになるが、リターン部はころがり抵抗となるので、前記ケーブル保護案内装置とスケートユニットは、滑らかな接触となり、スケートユニットもスムーズかつ小さな押し力にて移動することができるので、破損することはない。
【0016】
また、前記スケートユニットを引き抜く際に、前記ケーブル保護案内装置との間に滑り抵抗が発生することがなく、ころがり抵抗となるため、小さな力で前記スケートユニットを引き抜くことができ、メンテナンス負担を低減することができる。
【0017】
請求項4に係る発明によれば、請求項1乃至請求項3に係るスケートユニットが奏する効果に加えて、上ガイドローラ及び下ガイドローラが、つば付きローラであることによって、ケーブル保護案内装置が横揺れした場合であっても、該ケーブル保護案内装置がスケートユニットから脱落することなく、円滑な往復動作が可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の実施例であるスケートユニットを説明する。
【実施例1】
【0019】
図1は、本発明の実施の形態の一つであるスケートユニット200が、ケーブル保護案内装置100と共に使用されている状態を示している側面図である。なお、ケーブル保護案内装置そのものは、背景技術の中で説明したものと基本的に同じであるので、各部材の符号は、先の説明で使ったものと同じ符号を付している。
【0020】
また、図1から明らかなように、2つのケーブル保護案内装置100を左右対称に折り返して、それぞれの固定端105と移動端106が向かい合うように配置した上、各ケーブル保護案内装置の一端(固定端105)を固定し、他端(移動端106)が略水平線上を移動するように設置している。
【0021】
図2は、図1(a)のII−II線、すなわち下ガイドローラ230の中心を通る垂直面で切断した断面図であり、図3は、図1(a)のIII−III線、すなわち上ガイドローラ220の中心を通る垂直面で切断した断面図である。また、図4は、図1(a)のIV−IV線における断面図である。図5(a)は、本発明のスケートユニット200の水平部材Hの1ユニットを示した上面図であり、図5(b)は、その側面図である。
【0022】
図1(a)に拡大図として示したように、スケートユニット200の水平部材は、上側のケーブル保護案内装置100にのみ接触する上ガイドローラ220と、下側のケーブル保護案内装置100にのみ接触する下ガイドローラ230とが、L形アングル210に千鳥状に枢設されている。この水平部材Hの詳細は、図5(a)及び図5(b)に示しているように、2つのL形アングル210を対峙させ、アルミバー240で、所定の間隔を保っている。さらに、水平部材Hの一端には、別の水平部材Hと連結するための連結板250が備えられている。
なお、この実施例では、スケートユニット200を構成する水平部材HとしてL形アングルを使用しているが、前記水平部材Hは、これに限られず、例えば、断面コ字形状や断面四角形状などの部材であっても構わない。また、対峙したL形アングル210の間隔を保つために使用しているアルミバー240の材質は、特に、アルミニウムに限定されることはなく、鉄や樹脂などを用いることも可能である。
【0023】
なお、上ガイドローラ220及び下ガイドローラ230の材質としては、耐摩耗性及び寸法安定性に優れている樹脂を用いており、ケーブル保護案内装置100との摩擦を滑らかにしている。
【0024】
本実施例に於いては、水平部材Hの1セットの長さを2mとしており、継ぎ足していくことにより、数十mの長さとなるようなロングスパン仕様に対応できるようになっている。1セットの長さが2mであるため、作業員1人で取り替えたり、修理したりすることができメンテナンス負担が従来よりも格段に軽くなっている。しかしながら、1セットの長さは、2mに限定されるものではなく、本発明のスケートユニットが使用される条件に基づいて、選定することができる。
【0025】
図1及び図5を参照しながら、図2乃至図4を見ると明らかなように、上ガイドローラ220と下ガイドローラ230は、ローラの直径d1、d2は、同じに設定されているが、各々のローラの片側面に延設されたつばの直径b1、b2及びローラの厚みh1、h2は、上ガイドローラ220の方が大きく設定されている。この理由は、下側のケーブル保護案内装置100は、図2乃至図4に明示されているように、固定ガイドレール150により、横揺れ等が起きないように規制されているため、下ガイドローラ230のつば232の内側が下側のケーブル保護案内装置100の側面にちょうど沿うように設定されている。一方、上側のケーブル保護案内装置100は、横揺れが生じやすいので、上ガイドローラ220の厚みh2とつば222の直径b2を大きくし、上ガイドローラ220のつば222の内側と上側のケーブル保護案内装置100の側面との間に隙間ができるようにし、前記横揺れを吸収するとともに、上側のケーブル保護案内装置100が上ガイドローラ220から脱落することを抑制している。
【0026】
次に、本実施例におけるターン部材について、図1及び図4を参照して説明する。なお、図1(a)及び図1(b)において、共通する部材については、同じ符号を付している。図1(a)は、ケーブル保護案内装置の屈曲円周部の内側にターン部材260を配置したものを示しており、取り外し可能なように水平部材の端部に設けられる。このターン部材260には、上ガイドローラ220と同一の形状の複数のターン用ローラ225がケーブル保護案内装置100の屈曲円周部の内側に配置されている。一方、図1(b)は、ケーブル保護案内装置の屈曲円周部の外側にターン部材を配置したものを示している。このターン部材は、2本の直線状アーム262と1つの円弧状部材によって、上ガイドローラ220と同一の形状の複数のターン用ローラ225を前記屈曲円周部の外側に沿うように枢設している。このようなターン部材を設けたことにより、ケーブル保護案内装置100を長手方向に曲げ返した際に、ケーブル保護案内装置100の長手方向の動きに合わせて、ころがり接触によって、スケートユニット200を移動させることが可能になる。さらに、上下のケーブル保護案内装置100の位置がずれたりすることが抑制される。なお、図1(b)に示した実施例では、2本の直線状アーム262に支持された円弧状部材にターン用ローラ225を枢設しているが、円弧形状をした板状部材に複数のターン用ローラ225を前記屈曲円周部の外側に沿うように枢設しても構わない。
【実施例2】
【0027】
上記の実施例1では、ターン部材は、上ガイドローラ220と同一の形状の複数のターン用ローラ225がケーブル保護案内装置100の屈曲円周部に内側又は外側に配置しているが、図6に示したように、ケーブル保護案内装置100の屈曲円周部に配置した円形状ドラム270を用いることも可能である。この円形状ドラム270は脱落防止用に“つば付き”となっている。この場合、複数のターン用ローラを配置した場合よりケーブル保護案内装置100を滑らかに屈曲移動させることが可能になる。その他の構成については、実施例1と同じであるため、実施例1と対応する部材には、同じ符号を付し、詳述は割愛する。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施例1であるスケートユニットを示す側面図。
【図2】図1(a)のII−II線における断面図。
【図3】図1(a)のIII−III線における断面図。
【図4】図1(a)のIV−IV線における断面図。
【図5】本発明のスケートユニットの水平部の上面図と側面図。
【図6】本発明の実施例2であるスケートユニットを示す側面図。
【図7】従来のスケートユニットの使用例を示す側面図。
【図8】従来のスケートユニットを示す斜視図。
【図9】一般的なケーブル保護案内装置が湾曲した状態を示した上面図。
【図10】一般的なケーブル保護案内装置を示す斜視図。
【符号の説明】
【0029】
100 ・・・ ケーブル保護案内装置
101 ・・・ 連結杆
102 ・・・ 側面板
105 ・・・ 固定端
106 ・・・ 移動端
150 ・・・ 固定ガイドレール
120 ・・・ 屈曲部
200、300 ・・・ スケートユニット
210 ・・・ L形アングル
220 ・・・ 上ガイドローラ
222、232 ・・・ つば
225 ・・・ ターン用ローラ
230 ・・・ 下ガイドローラ
240 ・・・ アルミバー
260 ・・・ ターン部材
262 ・・・ 直線状アーム
270 ・・・ 円形状ドラム
320 ・・・ ローラ
330 ・・・ サイドフレーム
340 ・・・ 基部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右に離間配置される一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲外周側および屈曲内周側にそれぞれ架橋される連結杆とで構成されたリンク枠体が、長手方向に屈曲半径を一定以上に規制して多数連結してなるケーブル保護案内装置が移動端と固定端との間で長手方向に曲げ返されたものであって、
前記長手方向に曲げ返されたケーブル保護案内装置の屈曲円周部と前記移動端との間で、向かい合った前記ケーブル保護案内装置間に配置されて、上下の前記ケーブル保護案内装置の接触を回避するケーブル保護案内装置用スケートユニットにおいて、
前記ケーブル保護案内装置用スケートユニットが、上側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する上ガイドローラと、下側の前記ケーブル保護案内装置にのみ接触する下ガイドローラとが枢設された水平部材と、前記水平部材の端部に前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部にターン部材を有していることを特徴とするケーブル保護案内装置用スケートユニット。
【請求項2】
前記ターン部材が前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部に配置された複数のターン用ローラであることを特徴とする請求項1に記載のケーブル保護案内装置用スケートユニット。
【請求項3】
前記ターン部材が前記ケーブル保護案内装置の屈曲円周部に配置された円形状ドラムであることを特徴とする請求項1に記載のケーブル保護案内装置用スケートユニット。
【請求項4】
前記上側ローラ及び下側ローラが、つば付きローラであることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のケーブル保護案内装置用スケートユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−263283(P2007−263283A)
【公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−90875(P2006−90875)
【出願日】平成18年3月29日(2006.3.29)
【出願人】(000003355)株式会社椿本チエイン (861)
【出願人】(000150981)日酸TANAKA株式会社 (33)