説明

ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具

【課題】被覆線の切断部における芯線への防水性が高く、優れた耐久性を有し且つ安価なケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を提供する。
【解決手段】合成樹脂材料で被覆された芯線よりなる被覆線1を、接続端子7とソケット5とよりなるコネクターのソケット5に挿着してなるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具において、前記ソケット5の中空部が硬化性樹脂、及び/又は防水パテ剤で充填されていることを特徴とするケーブル吊り下げ用螺旋状支持具であり、前記硬化性樹脂が、常温硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、又は湿気硬化性樹脂であり、前記防水パテ剤がブチル系樹脂であることが好ましく、更に前記芯線が硬鋼線材から伸線加工した鉄線であるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具であり、前記鉄線がメッキ処理を施していない鉄線が好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケ−ブルをメッセンジャ−ワイヤ−に吊り下げるためのケーブル吊り下げ用螺旋状支持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電柱間に張設したメッセンジャ−ワイヤ−にケ−ブルを吊り下げるための螺旋状支持具として、芯線の回りを合成樹脂材料で被覆し、メッセンジャ−ワイヤ−の外径とケ−ブルの外径の和より大きい内径からなり、長手方向に螺旋形状に曲成した規定長を有し、その他端には連結のためのジョイントスリーブが予め挿着されているケ−ブル吊り下げ用の螺旋状支持具が提案されている(特許文献1、特許文献2を参照。)。
【0003】
従来のメッセンジャ−ワイヤ−とケ−ブルとの吊り下げ固定に用いられたハンガ−方式が、宙乗り作業を必要とするのに対し、前記ケ−ブル吊り下げ用の螺旋状支持具は該作業を不要とし、装着が安全で、しかも脱落や横ずれしない支持具であるが、前記芯線には防錆のために亜鉛メッキ線が用いられるために高価なものとなっていた。
【0004】
【特許文献1】特開平9−70128号公報
【特許文献2】特開平11−178182公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、被覆線の切断部における芯線への防水性が高く、優れた耐久性を有し且つ安価なケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者等は、合成樹脂材料で被覆された芯線よりなる被覆線を接続端子とソケットとよりなるコネクターのソケットに挿着してなるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具において、前記ソケットの中空部を樹脂で充填することにより、芯線への防水性が高く優れた防錆効果が発揮され、被覆線の耐久性が高まることを見出し、本発明に至った。即ち本発明は以下の通りである。
<1> 本発明は、合成樹脂材料で被覆された芯線よりなる被覆線を、接続端子とソケットとよりなるコネクターのソケットに挿着してなるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具において、前記ソケットの中空部が硬化性樹脂、及び/又は防水パテ剤で充填されていることを特徴とするケーブル吊り下げ用螺旋状支持具であり、前記硬化性樹脂が、常温硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、又は湿気硬化性樹脂であり、前記防水パテ剤がブチル系樹脂であることが好ましい。
<2> 更に本発明は、前記芯線が硬鋼線材から伸線加工した鉄線であるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具であり、前記鉄線がメッキ処理を施していない鉄線が好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、コネクターの被覆線の挿着部分における防水性が高く、そのために被覆線の芯線としてメッキ処理を施していない鉄線をも用いることができ、従来品に比較して安価で、且つ耐食性及び引っ張り強度においては従来品と同等のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明は、合成樹脂材料で被覆された芯線よりなる被覆線を、接続端子とソケットとよりなるコネクターのソケットに挿着してなるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具において、前記ソケットの中空部が硬化性樹脂、及び/又は防水パテ剤で充填されていることを特徴とするケーブル吊り下げ用螺旋状支持具である。以下本発明について、図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は、本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の一実施例を示す模式図である。図1において、1は被覆線を、3はコネクターをそれぞれ示す。図2は本発明のコネクター3の一実施例を示す斜視図である。図2において、1は被覆線を、5はソケットを、7は接続端子をそれぞれ示す。図3は前記接続端子が接続された状態のコネクターの縦断面図である。図3において、7は接続端子を、9はソケットの中空部を、11はソケットの開口部をそれぞれ示す。
【0010】
本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、一定長の被覆線1の両端部がソケットの中空部9に挿入固定されており、本発明は被覆線が挿入された該ソケットの中空部9が、硬化性樹脂、及び/又は防水パテ剤で充填されていることを特徴とする。
【0011】
前記コネクター3は、ソケット5と接続端子7により構成される。該コネクターの材質は、耐久性、防水性、及び圧縮固定を可能とする程度の弾力性を有するものであれば、いずれの材質をも用いることができるが、中でもアセタールコポリマーが好ましく、特に耐候性ジュラコンが好ましい。
【0012】
前記ソケット5には、被覆線1を挿入する中空部9が形成される。該中空部9の開口部11は、被覆線1を挿入するに十分な口径を備える必要があり、該口径は使用する被覆線の外径に対し0.1〜5.0mm広いことが好ましい。又中空部7の深さは、10〜30mmの深さを有することが、被覆線の挿着、固定のために好ましい。
【0013】
前記ソケットの開口部11から中空部に被覆線1が挿入されて、被覆線とソケットが固着されるが、ソケットが挿入された中空部の残余の空間は、耐久性と防水性に優れた硬化性樹脂、又は防水パテ剤により充填される。該樹脂又は防水パテ剤により充填されることにより、被覆線の端部が樹脂でカバーされ、被覆線の切断部から芯線への水の侵入を防止する。
【0014】
前記硬化性樹脂としては、常温硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、湿気硬化性樹脂などを用いることができ、中でも常温硬化性樹脂、及び熱硬化性樹脂が取り扱いの容易な点から好ましい。常温硬化性樹脂としてはシリコーン樹脂が中でも好ましく、熱硬化性樹脂としてはシリコーン樹脂、及びエポキシ樹脂が特に好ましい。又、前記防水パテ剤としては、ブチル系樹脂が耐水性、耐候性に優れ好ましい。
【0015】
前記樹脂のソケット内への充填方法としては、(1)被覆線とソケットを固着した後にソケットの開口部11の隙間から樹脂を注入し、及び/又はソケットの接続端子側端部から吸引して充填する方法、(2)あらかじめ中空部内に該樹脂を充填しておき、樹脂が充填された中空部に被覆線1を挿入した後に被覆線とソケットを固着する方法、(3)あらかじめ被覆線1の先端に樹脂を塗布し、中空部にその被覆線1を挿入した後に被覆線とソケットを固着する方法、(4)被覆線1に直接ソケットをモールド成型する方法、のいずれの方法をも用いることができる。
【0016】
前記(1)の被覆線とソケットを固着した後に樹脂を注入、及び/又は吸引して充填する方法の場合は、被覆線とソケットとの固着は、あらかじめ50℃程度の熱が加えられたソケットに被覆線を挿入し、ソケット外周を圧縮機により上下に圧縮し固定する。本方法の場合の樹脂としては常温硬化性のシリコーン樹脂が好ましく、中でも1液常温硬化型のシリコーン接着剤が特に好ましい。
【0017】
前記(2)の樹脂が充填された中空部に被覆線1を挿入した後に被覆線とソケットを固着する方法の場合は、あらかじめ樹脂が充填されて50℃程度の熱が加えられたソケットに被覆線を挿入し、ソケット外周を圧縮機により上下に圧縮し固定する。本方法の場合の樹脂としては、ブチル系樹脂、シリコーン樹脂、及びエポキシ樹脂を好ましく用いることができる。前記ブチル系樹脂としては、中でもブチル系防水パテが好ましい。前記シリコーン樹脂としては、1液常温硬化型のシリコーン接着剤が好ましく、前記エポキシ樹脂としては、2液硬化型エポキシ樹脂が好ましく、中でもエポキシ樹脂充填接着剤が特に好ましい。
【0018】
前記(3)のあらかじめ被覆線1の先端に該樹脂を塗布し、中空部にその被覆線1を挿入した後に被覆線とソケットを固着する方法は、前記(2)の被覆線とソケットの固着方法と同様の方法及び樹脂を用いることができる。又前記(4)被覆線1に直接ソケットをモールド成型する方法は、ソケットを成形する際に被覆線を挿着した上で、成型樹脂により成形するもので、該成型樹脂は耐候性ジュラコンが好ましい。
【0019】
前記コネクターの接続端子は、ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の一端と同他端とが容易に、且つ永続的に接続できるものであれば、いかなる形式の接続端子をも用いることができる。図2は凹及び凸接続端子を備えたコネクターを示すが、本発明のコネクターは,該方式に限らず筒状スリーブ固定方式、フック方式その他の方式をも用いることができる。
【0020】
本発明の被覆線としては、ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具として用いられる被覆線であればいかなる被覆線をも用いることができ、被覆の種類も通常使用される被覆剤であればいかなるものも用いることができる。中でも芯線として硬鋼線材から伸線加工した鉄線を用いることが好ましく、特に0.7%以上の炭素を含む硬鋼線が好ましい。
【0021】
更に本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、該被覆線の切断端部がソケット内に充填された樹脂によって保護されるために、芯線としてはメッキ処理が施されていない鉄線(いわゆる裸線)を用いることができる。該裸線はメッキ処理鉄線に比較して極めて低価格のために、安価なケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を提供することができ好ましい。
【実施例】
【0022】
以下本発明の具体的内容について、以下の実施例に基づき更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
本実施例に用いたケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を図1に示す。又図2に本発明のコネクターの斜視図を、図3にコネクターの縦断面図を示す。
【0023】
<ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の作製>
本実施例のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の被覆線1は、芯線として炭素含量0.7%、線径3.2mmの硬鋼線で、メッキ処理を施していない鉄線(いわゆる裸線)を用い、さらに該裸線に高密度ポリエチレンにより被覆をして、被覆線として用いた。該被覆線の長さは300mmのものを用い、端部はシール処理を施さなかった。
【0024】
本実施例に用いたコネクター3は、ソケット5、接続端子7ともにアセタールコポリマー(ポリプラスチック社製、ジュラコンM25−35耐候性グレード)を素材として一体成形され、接続端子は凹及び凸接続端子により装着するタイプを用いた。該ソケット中空部は楕円型で、その口径サイズは、長径6.4mm、短径5.3mmで、深さは15mmであった。
【0025】
前記コネクターの中空部内に樹脂(住友電工ファブリック(株)製、ブチル系防水パテ、商品名:Hシール)を充填して、50℃程度に加温した。該加温された中空部に、前記被覆線の一端を挿入し、被覆線とソケットの重なっている部分に、圧縮機(日本オートマチックマシン株式会社製、商品名HYP505H)を用いて、上下に圧力4〜5kg/cm2
で圧縮し固定した。前記処理においては、被覆線のコネクター3と接続した端部の他端部はシール処理を施さなかった。
【0026】
実施例における裸線に変えて亜鉛メッキ線を用い、該ソケットの中空部を、前記樹脂を充填せずに中空状態とした以外は実施例と同様として、比較例のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を作製した。
【0027】
前記により作製した実施例、及び比較例のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を用い、以下の浸水性試験、剥離強度試験、及び耐塩性試験を実施した。
【0028】
<浸水性試験>
(実施例1)
前記により作製した一端は凹又は凸接続端子付きコネクターが挿着され、又他端はシールされていないケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を用い、浸水性試験を行った。浸水試験は、コネクター3と接続せずシール処理を施さなかった被覆線の端部にウレタンホースをつなぎ、被覆線との隙間が出来ないように固定し、ウレタンホースの他端には上水道ホースと隙間が生じないよう固定した。上水道の水圧(0.3MPa)を被覆線にかけ、圧着固定側から漏れがないか確認した。結果を表1に示す。
【0029】
(比較例1)
前記比較例のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を用いた以外は実施例と同様として比較例1を行った。結果を表1に示す。
【0030】
(参考例1)
さらに参考例1として、芯線として裸線および亜鉛メッキ線を用いた被覆線を用い、それぞれの両端を切断したままの被覆線を用いた以外は実施例1と同様にして浸水性試験を行った。結果を表1に示す。
【0031】
【表1】

【0032】
表1の結果から、ソケットの中空部に前記樹脂を充填した試験実施例1のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、水の侵入は認められなかった。一方ソケットの中空部が中空状態の比較例1のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、参考例に比較しても浸水性が劣ることが明らかとなった。これはソケットの固定時に外部から締め付けたことにより、その反力で被覆樹脂部の先端が開き、芯線と被覆樹脂部に隙間が生じたためと考えられる。
【0033】
<剥離強度試験>
(実施例2)
前記実施例1に用いたと同様の、一端が凹又は凸接続端子付きコネクターが挿着され、他端がシールされていないケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を用い、ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具のコネクター、及び被覆線の被覆材料の剥離強度を測定した。
【0034】
前記コネクターの剥離強度は、引張試験機(島津製作所製、型式 AG5000B)を用いて測定した。凹凸いずれかのコネクターを含む被覆線について、コネクター部とその反対側の被覆線端部をそれぞれ引張試験機のつかみ歯に固定し、該つかみ歯を夫々反対方向に引張った。コネクターがケーブル吊り下げ用螺旋状支持具から剥離されるときの荷重をロードセルにより測定した。結果を表2に示す。
【0035】
前記被覆線の被覆剥離強度は、以下のように行った。120mmに切断した被覆線の一端20mmの被覆物を削除して芯線のみとし、該芯線部を芯線より約0.2mm大きい径の孔を空けたダイスに通した後に該芯線部の端部を引張試験機のつかみ歯で掴んだ。ダイスは芯線部をダイスと垂直に引き抜くことを可能にするために、自在継ぎ手を用いた。当該ダイスを固定出来るようなつかみ歯付きの固定台に固定し、引張試験機のつかみ歯をダイス固定台と反対側に引き抜いた。被覆材料が剥離されるときの力を同様にロードセルにより測定した。結果を表2に示す。
【0036】
(比較例2)
前記比較例1に用いたと同様のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具のコネクター、及び被覆線に変えた以外は実施例2と同様にして比較例2の試験を行った。結果を表2に示す。
【0037】
【表2】

【0038】
表2の結果から、本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具のコネクター、及び被覆線の被覆剥離強度が、比較例に用いたケーブル吊り下げ用螺旋状支持具のコネクター、及び被覆線の被覆剥離強度よりもいずれも高くなっているが、絶対値のレベルからは両者はほぼ同等と思われる。
【0039】
<耐食性試験>
(実施例3)
前記実施例1に用いたと同様のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具について、耐食性試験を行った。耐食性試験はJIS Z 2371に基づき、実施した。JIS K8150に規定する塩化ナトリウムを蒸留水に溶解し、塩濃度が50g±5g/Lとなるように調整した。この塩水を水平採取面積80cm2に対し、1時間辺り1.5±0.5mLをケーブル吊り下げ用螺旋状支持具のコネクター部分を上向きに静置したケーブル吊り下げ用螺旋状支持具に噴霧処理して、発錆状況について調査した。
【0040】
〈比較例3〉
前記比較例1に用いたと同様のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具を用いた以外は実施例3と同様にして、比較例3の耐食性試験を行った。
【0041】
50日間の塩水噴霧試験では、実施例3及び比較例3共に異常は見られず、本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、比較例に用いたケーブル吊り下げ用螺旋状支持具と同等の耐食性を有すると考えられた。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具は、コストが低廉であるが、引っ張り強度、耐食性は従来品と比較して同等であり、従来品に代替できる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明のコネクターの一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明のコネクターの一実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0044】
1 被覆線
3 コネクター
5 ソケット
7 接続端子
9 ソケットの中空部
11 ソケットの開口部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂材料で被覆された芯線よりなる被覆線を、接続端子とソケットとよりなるコネクターのソケットに挿着してなるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具において、前記ソケットの中空部が硬化性樹脂、及び/又は防水パテ剤で充填されていることを特徴とするケーブル吊り下げ用螺旋状支持具。
【請求項2】
前記硬化性樹脂が、常温硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、又は湿気硬化性樹脂である請求項1に記載のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具。
【請求項3】
前記防水パテ剤が、ブチル系樹脂である請求項1に記載のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具。
【請求項4】
前記芯線が、硬鋼線材から伸線加工した鉄線である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具。
【請求項5】
前記芯線が、メッキ処理を施していない前記鉄線である請求項4に記載のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−99437(P2008−99437A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−278284(P2006−278284)
【出願日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願人】(505214700)RIMA株式会社 (3)
【出願人】(390021119)ヒエン電工株式会社 (7)
【Fターム(参考)】