説明

ゲル状芳香材およびその製造方法

【課題】
例えば保冷材や枕の蓄冷材に好適で、一定の硬度ないし粘度を保有し、所望の芳香を安定かつ長期に亘って得られるとともに、所定の弾性を備え、負荷に対する分離や剥離を防止し、安定した使用状態を得られる一方、常温時に保冷作用を有し、また冷却時に氷結することなく一定の弾性を保有し、芳香と保冷作用が相俟って、リラクゼ−ション効果や快適な睡眠を得られるとともに、これを安価かつ容易に製造できるゲル状芳香材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】
吸水性高分子からなる含水ゲルの内部に芳香材を分散配置する。
精油等液状の芳香材の揮発を抑制し、一定の強さの香を長時間得られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば保冷材や枕の蓄冷材に好適で、一定の硬度ないし粘度を保有し、所望の芳香を安定かつ長期に亘って得られるとともに、所定の弾性を備え、負荷に対する分離や剥離を防止し、安定した使用状態を得られる一方、常温時に保冷作用を有し、また冷却時に氷結することなく一定の弾性を保有し、芳香と保冷作用が相俟って、リラクゼ−ション効果や快適な睡眠を得られるとともに、これを安価かつ容易に製造できるゲル状芳香材およびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
頭寒足熱の睡眠状態を得られる枕として、枕本体の一側の中央に凹部を設け、該凹部にプリン状の蓄冷材を袋に入れて収容し、該蓄冷材上に枕カバ−を介して頭部を載せ、頭部を冷やすようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかし、前記枕は蓄冷材を冷蔵庫等で氷結して使用するため、蓄冷材が硬直して頭部を圧迫し、却って寝辛くなる、という問題があった。
したがって、蓄冷材には冷却後も一定の弾性ないし粘度を有するものが望まれるが、前記弾性ないし粘度が低すぎると流動性が増して、頭部を載せると蓄冷材が分離または剥離し、頭部に一様な蓄冷効果や頭寒足熱状態を得られず、しかも収納袋が破損すると、蓄冷材が流失してしまう等の問題があった。
【0004】
一方、枕の快適な睡眠を得る別の手段として、枕に芳香性を持たせリラクゼ−ション効果を得る手法があり、その手段として、芳香材を枕の内部に入れたり、クッション用充填素材や枕袋に各種の香料を直接塗布する方法がある。
しかし、これらの手法では、一定した香の強さを長時間維持することができず、芳香材を定期的に取り替えたり、補充する面倒があった。
【0005】
このような問題を解決するため、枕やクッション製品の充填素材として、天然香料を含有するマイクロカプセルを、軟質合成樹脂に対し所定比率に混ぜ合わせて溶融し、これを中空パイプ状に成形してクッション用充填材を製作し、該充填材を枕袋内に多量に収納し、枕にクッション作用と芳香性を持たせ、リラクゼ−ション作用を奏するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
しかし、前記枕は、クッション用充填材に芳香性を持たせているため、前記充填材を大量に要して香が強くなり、快適な睡眠に支障を来たすとともに、高価になり、また天然香料を含有するマイクロカプセルの製作と、その溶融成形を要して、製作が煩雑で手間が掛かり、しかも布袋や網袋が破損するとクッション用充填材が流出する等の問題があった。
【0007】
そこで、前記問題を解決するものとして、クッション部材と芳香材を分け、芳香材の使用量を抑制するとともに、枕本体に芳香袋を着脱自在に取り付け、種々の芳香を楽しめるようにした枕がある(例えば、特許文献3参照)。
【0008】
しかし、前記枕は、芳香袋が枕本体に突出して取り付けられているため、使用時には芳香袋からの香が強くなり、快適な睡眠に支障を来たすとともに、芳香袋が邪魔で、枕本体の外観が猥雑になるという問題があった。
【0009】
ところで、水不溶性の吸水性高分子からなる含水ゲルの表面に、植物種子由来の増粘剤を介して、活性炭のような多孔質の吸着剤である粒子体を接着し、初期消臭能力を増大させるようにしたゲル状消臭剤がある(例えば、特許文献4参照)。
【0010】
しかし、前記ゲル状消臭剤は、製造に特定の増粘剤と粒子体とを要し、高価になるとともに、粒子体同士が塊状ゲルを形成し、各塊状ゲルが流動的で全体として安定した粘性や形状を備えておらず、容器の破損時には塊状ゲルが流出する問題があった。
しかも、粒子体が含水ゲル表面に接着されているため、初期消臭能力が増大し、周囲の臭気を素早く除去する一方、消臭後は消臭作用が急速に低下し、長期間の消臭効果を得られなかった。
【0011】
また、前記ゲル状消臭剤は、その製造に際して予め増粘剤を溶解して増粘剤溶解液を作製し、該溶解液に粒子体を添加して粒子体分散液を作製する一方、プラスティック製の直方体容器に架橋体からなる吸水性高分子を充填して置き、該高分子に前記粒子体分散液を流し込んで製造するため、工程が煩雑で手間が掛かり、しかも含水ゲルが流動性を有するため、破損し難い堅牢な容器とその保管を要する等の問題があった。
【0012】
【特許文献1】実開昭63−20815号公報
【特許文献2】実用新案登録第3087961公報
【特許文献3】特開平10−113268号公報
【特許文献4】特開2003−52799号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明はこのような問題を解決し例えば保冷材や枕の蓄冷材に好適で、一定の硬度ないし粘度を保有し、所望の芳香を安定かつ長期に亘って得られるとともに、所定の弾性を備え、負荷に対する分離や剥離を防止し、安定した使用状態を得られる一方、常温時に保冷作用を有し、また冷却時に氷結することなく一定の弾性を保有し、芳香と保冷作用が相俟って、リラクゼ−ション効果や快適な睡眠を得られるとともに、これを安価かつ容易に製造できるゲル状芳香材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
請求項1の発明は、吸水性高分子からなる含水ゲルの内部に芳香材を分散配置し、例えば精油等液状の芳香材の揮発を抑制し、一定の強さの香を長時間得られるようにしている
したがって、含水ゲルの表面に多孔性物質の粒子体を配置する従来のものに比べて、強い芳香の放出とその短期の芳香作用を防止するようにしている。
請求項2の発明は、前記含水ゲルを通気性を有する柔軟な収納袋に収容し、含水ゲルの保護と芳香作用を図り、実用的なゲル状芳香材を提供するようにしている。
【0015】
請求項3の発明は、吸水性高分子と増粘剤と水と芳香材を混合し、前記芳香材を含水ゲルの内部に分散して配置するようにして、例えば精油等液状の芳香材を均一に分散して配置し、均一かつ一様な芳香を長時間得られるようにしている。
請求項4の発明は、前記吸水性高分子と増粘剤と水と芳香材とを通気性を有する柔軟な収納袋に収容し、前記収納袋を密封後、これを水平に養生するようにして、含水ゲルの保護と芳香作用を図り、実用的なゲル状芳香材の製造を図るとともに、混合後の含水ゲルの化学反応と反応熱の放熱を促し、含水ゲルの安定した形成を図るとともに、含水ゲルを略板状の一様な形状に形成し、多様な用途に応じられるようにしている。
【発明の効果】
【0016】
請求項1の発明は、吸水性高分子からなる含水ゲルの内部に芳香材を分散配置したから、例えば精油等液状の芳香材の揮発を抑制し、一定の強さの香を長時間得られる効果がある。
したがって、含水ゲルの表面に多孔性物質の粒子体を配置する従来のものに比べて、強い芳香の放出と短期の芳香作用を防止することができる。
請求項2の発明は、前記含水ゲルを通気性を有する柔軟な収納袋に収容したから、含水ゲルの保護と芳香作用を図り、実用的なゲル状芳香材を提供することができる。
【0017】
請求項3の発明は、吸水性高分子と増粘剤と水と芳香材を混合し、前記芳香材を含水ゲルの内部に分散して配置するから、例えば精油等液状の芳香材を均一に分散して配置し、均一かつ一様な芳香を長時間得られる効果がある。
したがって、含水ゲルの表面に多孔性物質の粒子体を配置する従来の方法に比べて、煩雑な工程をなくし、容易かつ安価に製造することができる。
【0018】
請求項4の発明は、前記吸水性高分子と増粘剤と水と芳香材とを通気性を有する柔軟な収納袋に収容し、前記収納袋を密封後、これを水平に養生するから、含水ゲルの保護と芳香作用を図り、実用的なゲル状芳香材の製造を図れるとともに、混合後の含水ゲルの化学反応と反応熱の放熱を促し、含水ゲルの安定した形成を図るとともに、含水ゲルを略板状の一様な形状に形成し、多様な用途に応じられる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明を枕の蓄冷材に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図5において1は略横長矩形の袋状の枕カバ−で、その底面の中央にスライドファスナ−(図示略)が設けられ、該ファスナ−から内部の枕本体2を出し入れ可能にしている。
【0020】
前記枕本体2はウレタンフォ−ム等の柔軟な弾性部材で構成され、その一側に大小二つの突状湾曲部2a,2bが設けられ、該湾曲部2a,2bの間に枕の長さ方向に沿って凹部3が形成され、該凹部3にゲル状芳香材である芳香性を有する蓄冷材4が収容されている。
この場合、枕本体2は突状湾曲部2a,2bを同大に形成することも可能である。
【0021】
前記蓄冷材4は一定の弾性を備えたプリン状ないし含水ゲル状の高分子からなり、これを通気性を有する合成樹脂製フィルム状の柔軟な容器である収納袋5に収容している。
実施形態の蓄冷材4は、高吸水性ポリマ−であるアクリル樹脂系のポリマ−からなり、これに所望の粘度ないし硬度を付与し、非流動的で所定の負荷に対し復元可能な弾性を持たせ、これに所望の芳香性を付与している。
【0022】
前記蓄冷材4の製造は、蓄冷材4の主体であるビニル系モノマ−と、前記粘度ないし硬度の付与手段である増粘剤として、架橋成分であるジビニル系モノマ−を用い、これに所定量の水(純水または精製水)を加える水溶液重合法、すなわち水溶性モノマ−を水中で共有結合してポリマ−を得る方法を採用し、このようにして架橋したポリマ−の三次元的な網目構造中に、溶媒である水を封じ込んでいる。
【0023】
前記芳香材として特定の植物、例えばリラクゼ−ション効果を奏する芳香を備えたラベンダ−、ロ−ズ、ハ−ブ、オレンジ、レモン、シナモン、ユ−カリ等から採取して精製した精油等の液体、または粉末若しくは顆粒状の芳香素材の一つを所要量添加し、これを前記構成部材中に均一に分散させている。
なお、前記芳香素材は、実際に特定の植物から採取して精製した精油に限らず、所望の芳香を人工ないし化学的に調製して製作した化学的芳香素材を用いることも可能である。
【0024】
前記蓄冷材4の製造は、ポリフィルムをヒ−トシ−ルする製袋工程に同期させて製造されている。
すなわち、収納袋5の開口部から、前記アクリル樹脂系のポリマ−と、増粘剤ないし架橋成分としてのジビニル系モノマ−と、所要量の水と、所望の芳香材を含有する精油とをそれぞれ所要量注入し、注入後、収納袋5の開口部をヒ−トシ−ルして密封し、これを水平に保管して養生し、前記各構成部材の化学反応を促している。
【0025】
この他、図中、6は枕本体2の他側面の中央に形成した凹所、7は枕の利用者の頭部、8は畳や布団等の枕の接地面である。
【0026】
このように構成した本発明のゲル状芳香材である前記蓄冷材4を製造する場合は、蓄冷材4の主体であるビニル系モノマ−と、前記粘度ないし硬度の付与手段である増粘剤としての、架橋成分であるジビニル系モノマ−と、所定量の水(純水または精製水)と、所望の芳香材とを用意する。
【0027】
前記芳香材は、特定の植物、例えばリラクゼ−ション効果を奏する芳香を備えたラベンダ−、ロ−ズ、ハ−ブ、オレンジ、レモン、シナモン、ユ−カリ等から採取して精製した精油等の液体、または粉末若しくは顆粒状の芳香素材を用意する。実施形態では所望の芳香を有する精油を用いている。
この場合、前記芳香素材は実際に特定の植物から採取して精製したものに限らず、所望の芳香を人工ないし化学的に調製して得られた化学的芳香素材を用いることも可能である
【0028】
一方、蓄冷材4の収納容器として、通気性を有する合成樹脂製の柔軟な収納袋5を用意する。前記収納袋5は通気性を有する合成樹脂製フィルムをヒ−トシ−ルして袋状に構成し、その製袋工程に同期させて、蓄冷材4を製造する。
すなわち、前記構成部材であるビニル系モノマ−と、増粘剤と、水と、精油の所要量を混合し、また前記製袋機によってポリフィルムをヒ−トシ−ルし、収納袋5を袋状に成形する。
【0029】
そして、前記製作した収納袋5の開口部から前記混合液の所要量を注入し、注入後、収納袋5の開口部をヒ−トシ−ルして密封し、これを平坦なパレット(図示略)に水平に置いて養生し保管する。
このようにすると、前記収納袋5内で前述した水溶液重合反応が行なわれ、その反応熱を放出して、非流動的で所定の弾性を備えた含水ゲル状の蓄冷材4が略等厚の板状に製作される。この状況は図3のようである。
【0030】
前記養生は1〜2時間で足り、その際の反応熱は収納袋5の微細な通気孔から放熱され、冷却が促されて一定の形状が速やかに形成される。
このように前記蓄冷材4の製造は、特殊の構成部材を要せず工程も単純で手間が掛からないから、容易かつ速やかに製造でき、量産化を図れる一方、製造後は通気性を有する収納袋5によって合理的に養生ないし保管でき、養生後は搬送ないし実際の保冷材ないし芳香材として直ちに使用できる。
【0031】
こうして製作した蓄冷材4は、ゲル状の内部に所望の芳香素材の精油が一様かつ高密度に分散して配置され、前記精油の揮発が抑制されるから、所定の強さの香を長時間に亘って得られ、一方、芳香材を蓄冷材の表面に配置する場合のような強烈な芳香と、その短期の芳香作用およびその消耗を防止する。
【0032】
また、前記蓄冷材4は、アクリル樹脂系のゲル状のポリマ−からなり、内部に水分を含んでいるため、その熱伝導率は、例えば枕のクッション材として使用されるポリエチレン製のパイプよりも高く、それゆえ蓄冷材4を触ったとき冷たく感じ、常温時においても一定の保冷効果を奏する。
【0033】
更に、前記蓄冷材4の比熱は、前述のポリエチレン製のパイプよりも高く、しかもプリン状に形成され、水のような対流がないから温まり難く、前記保冷効果を増進する。
しかも、冷蔵庫等での冷却時には氷結が防止され、適当な弾性を保有するから、種々の形状に馴染み易く、例えば枕に使用した際の蓄冷材4による頭部7の圧迫を防止し、頭部7の安定した着座姿勢を得られ、リラクゼ−ション効果を奏する芳香と相俟って、快適な睡眠を促すとともに、図5のような複雑な形状の首筋部への装着にも容易に応じられ、レジャ−やスポ−ツ後の患部の冷却に好適である。
【0034】
一方、前記蓄冷材4は、所定の粘度ないし硬度のゲル状に形成され、一定の負荷に対し復元可能な弾性を有するから、一定の負荷に対する分離や剥離を免れ、例えば枕に使用した際、安定した保冷効果と芳香効果を得られ、仮に収納袋5が破損しても蓄冷材4が流出する心配がない。
【0035】
したがって、このような蓄冷材4の一または複数を枕本体2の凹部3に収容して使用すると、蓄冷材4から所望の芳香と保冷効果を長時間得られ、従来のように芳香材を枕の内部に直接入れたり、クッション用充填素材や枕袋に各種の香料を直接塗布するものに比べ、香の強さを長時間維持することができ、しかも芳香材を定期的に取り替えたり補充する面倒がない。
【0036】
そして、このように前記蓄冷材4を保冷材や枕に使用すると、一定の強さの香を長期間得られ、また使用部位の形状に容易に馴染んで、安定した芳香作用とそのリラクゼ−ション効果、並びに保冷作用を同時に得られ、快適な睡眠を得られる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
このように本発明のゲル状芳香材およびその製造方法は、一定の硬度ないし粘度を保有し、所望の芳香を安定かつ長期に亘って得られるとともに、所定の弾性を備え、負荷に対する分離や剥離を防止し、安定した使用状態を得られる一方、常温時に保冷作用を有し、また冷却時に氷結することなく一定の弾性を保有し、芳香と保冷作用が相俟って、リラクゼ−ション効果や快適な睡眠を得られるとともに、これを安価かつ容易に製造できるから、例えば保冷材や枕の蓄冷材に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明のゲル状芳香材を枕の蓄冷材に使用した状況を示す斜視図である。
【図2】前記枕の内部の分解斜視図で、蓄冷材と枕本体を示している。
【図3】図2のA−A線に沿う蓄冷材の拡大断面図である。
【図4】前記枕の使用状態を示す断面図である。
【図5】本発明のゲル状芳香材の別の使用形態を示す説明図で、レジャ−やスポ−ツ後に首筋に装着して使用している。
【符号の説明】
【0039】
4 ゲル状芳香材(蓄冷材)
5 収納袋


【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸水性高分子からなる含水ゲルの内部に芳香材を分散配置したことを特徴とするゲル状芳香材。
【請求項2】
前記含水ゲルを通気性を有する柔軟な収納袋に収容した請求項2記載のゲル状芳香材。
【請求項3】
吸水性高分子と増粘剤と水と芳香材を混合し、前記芳香材を含水ゲルの内部に分散して配置することを特徴とするゲル状芳香材の製造方法。
【請求項4】
前記吸水性高分子と増粘剤と水と芳香材とを通気性を有する柔軟な収納袋に収容し、前記収納袋を密封後、これを水平に養生する請求項3記載のゲル状芳香材の製造方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−125537(P2008−125537A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−310180(P2006−310180)
【出願日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【出願人】(394000437)直寝具株式会社 (5)
【Fターム(参考)】