ゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法
【課題】
少ない数のセグメントを用いて、特徴量を細かく表現することができるゲージを備えたゲーム機を提供する。
【解決手段】
ゲージ6を構成する各セグメント8乃至12を、3段階以上のレベルを表示できるように表示制御手段を構成する。各セグメントがすべて第1段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量0とし、全てのセグメントが第3段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量が全量に達しているることを示しているものとする。セグメント8乃至12の表示態様を組み合わせることにより、セグメントの数の2倍以上の細かさで特徴量を表現する
少ない数のセグメントを用いて、特徴量を細かく表現することができるゲージを備えたゲーム機を提供する。
【解決手段】
ゲージ6を構成する各セグメント8乃至12を、3段階以上のレベルを表示できるように表示制御手段を構成する。各セグメントがすべて第1段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量0とし、全てのセグメントが第3段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量が全量に達しているることを示しているものとする。セグメント8乃至12の表示態様を組み合わせることにより、セグメントの数の2倍以上の細かさで特徴量を表現する
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数個のセグメントからなるゲージを表示画面上に表示するゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特開平10−80577号公報等には、棒グラフ状のゲージを備えたゲーム機が示されている。また特開平7−155463号公報の図4及び図5や、特開2000−107445号公報の図6や、特開2001ー157780号公報の図4には、複数個のセグメントの表示態様を変えることにより特徴量を表現するゲージを表示画面上に表示するゲーム機が示されている。この従来のゲージでは、点灯したセグメントの数により特徴量を表現している。
【0003】
また最近は、ゲームに登場する複数のキャラクタの特徴量を棒グラフ状のゲージや数字表示等のゲージによって個々に表示するものもある。
【特許文献1】特開平10−80577号公報 図2
【特許文献2】特開平7−155463号公報 図4及び図5
【特許文献3】特開2000−107445号公報 図6
【特許文献4】特開2001−157780号公報 図4
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のゲーム機で採用しているゲージでは、点灯するセグメントの数だけで、特徴量を表現するため、特徴量を細かく表現する場合には、セグメントの数を多くしなければならず、表示画面上に占めるゲージの面積を大きくしなければならず、表示画面の有効利用が阻害される問題があった。
【0005】
特に、画面上に複数のキャラクタが登場する場合に、複数のキャラクタの特徴量を複数のゲージを用いて個別に表示しようとすると、画面上におけるゲージの表示面積が大きくなるため、表示画面の有効利用が阻害される。また複数のゲージが一つの画面に表示されると、画面に登場しているキャラクタとゲージの対応関係が直ぐに判らない場合も発生し、ゲームの進行が遅れる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、少ない数のセグメントを用いて、特徴量を細かく表現することができるゲージを備えたゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、画面上に複数のキャラクタが登場し且つ各キャラクタに対応して特徴量をそれぞれ個別のゲージを用いて表示する場合にも、特徴量を細かく表現することができるゲージを備えたゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法を提供することにある。
【0008】
本発明の別の目的は、複数のキャラクタと複数のゲージの対応関係が一目で分かるゲージを備えたゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明が改良の対象とするゲーム機では、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量を複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを表示画面上に表示する。本願明細書において「セグメント」とは、表示画面上に表示される所定の大きさと所定の形状を有する表示単位を意味し、複数のセグメントは間隔をあけずに連続して表示してもよく、また間隔をあけて表示してもよい。本発明においては、複数個のセグメントを、それぞれが表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成する。ここで「表示態様」には、セグメントの存在が見えない状態でレベルを示す表示態様が含まれていてもよい。本発明のように、各セグメントの表示態様を3段階以上のレベルを表示できるようにすると、各セグメントの表示態様を組み合わせることにより、セグメントの数の2倍以上の段階で特徴量を表現することができる。例えば、それぞれ3色に変化する5つのセグメントを並べてゲージを構成した場合において、各セグメントがすべて第1段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量0とし、1つのセグメントが第3段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量が2に比例する量であることを示しているものとし、全てのセグメントが第3段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量が10に比例する量を示しているものとすると、従来の2倍の細かさ(段階)で特徴量を表示できる。前述のように、セグメントの存在が見えない状態を含めると、3色に変化するセグメントを用いた場合には、従来の3倍の細かさ(段階)で特徴量を表示できる。したがって本発明によれば、セグメントの数を増やすことなく、セグメントの表示態様を変えることにより、従来よりも細かく特徴量を表現することができるので、ゲージを表示する表示画面の有効利用を図ることができる。
【0010】
表示態様の変化には、色の変化、色の明度または彩度及び点滅状態の変化の少なくとも1つの変化を含めることができる。こらの変化は、液晶表示装置を含む各種の表示装置において簡単に実現できる表示態様の変化であり、本発明の実施化を容易にすることができる。
【0011】
また本発明のゲーム機をより具体的に表現すると、本発明のゲーム機は、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量をn個(但しnは2以上の正の整数)のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを表示画面上に表示するゲーム機である。本発明においては、n個のセグメントを、それぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)までのレベルを表示できるように構成する。そしてn個のセグメントの表示制御手段を、n個のセグメントのそれぞれ表示態様を変えて所定の特徴量を表現できるように構成する。
【0012】
このようにゲーム機を構成した場合には、例えば、n個のセグメントは、1番目からn番目までの表示の順番が判るように整列した状態で表示画面上に表示するのが好ましい。例えば、n個のセグメントを横、縦または斜めに列を成すように配置してもよく、またn個のセグメントをマトリックスを構成するように配置してもよい。また表示制御手段は、所定の特徴量が0のときには、n個のセグメントの全てを1段階のレベルを表示する表示態様にし、所定の特徴量がm×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、表示の順番に従って、X番目までのセグメントをm段階のレベルを表現する表示態様にし、X+1番目のセグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にするように構成すればよい。このように表示制御手段を構成すると、n個のセグメントを用いてn×(m−1)段階の細かさで特徴量を表現することができる。
【0013】
本発明のゲーム用ゲージの表示方法においては、所定の特徴量が0のときには、n個のセグメントの全てを第1段階のレベルを表示する表示態様とする。そして所定の特徴量が、m×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、表示の順番に従って、X番目までのセグメントをm段階のレベルを表示する表示態様にし、X+1番目のセグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にする。なお所定の特徴量は、何でもよいが、ゲームに登場するキャラクタの属性値を特徴量とすると、従来よりも細かいレベルで属性値を知ることができるので、ゲームに対するプレイヤの趣向を高めることができる。
【0014】
更に、本発明は、複数のキャラクタが同時に表示される表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する複数のキャラクタに係わる所定の特徴量をそれぞれ複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを、表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して表示画面上に複数個同時に表示画面上の予め定めた位置に表示するゲーム機にも適用できる。また表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して表示画面上に複数個同時に表示し且つ複数のゲージをそれぞれ対応する複数のキャラクタと一緒に動くように表示するゲーム機にも当然にして適用できる。特に、本発明によれば、各ゲージが表示画面を占有する面積を小さくすることができるので、一つの表示画面上に複数のゲージが表示される場合において、画面の有効利用を図ることができるという効果を最大限発揮することができる。
【0015】
なお複数のゲージの表示態様の変化を、対応する複数のキャラクタ毎に異ならせてもよい。この場合に、複数のゲージの表示態様の変化が、セグメントの色の変化、色の明度または彩度の変化であってもよい。そして複数のキャラクタ毎にセグメントの形状を異ならせてもよい。これらのことを行えば、複数のキャラクタが画面に登場している場合でも、複数のキャラクタと複数のゲージとの対応関係を比較的に簡単に認識することができる。
【0016】
また1つのゲージを構成するn個のセグメントの形状をそれぞれ異ならせてもよい。その場合、セグメントの形状を特徴量の対象となるゲームに登場するキャラクタを直接的にまたは間接的に表示する複数の文字からなる文字列を構成するように定めてもよい。このようにするとn個のセグメントによって構成される文字列それ自体が、対応するキャラクタの例えば名前(直接的に表現)やニックネーム(間接的表現)を表示するため、プレイヤはゲージの外観を見て、そのゲージがどのキャラクタの特徴量を表示するものであるかを直ちに認識することができる。特に、複数のキャラクタに対応する複数のゲージが一つの画面上に表示されたとしても、ゲームをスムーズに進行することが可能になる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、セグメントの数を増やすことなく、セグメントの表示態様を変えることにより、従来よりも細かく特徴量を表現することができるので、ゲージを表示する表示画面の有効利用を図ることができる利点が得られる。
【0018】
特に一つの表示画面上に複数のキャラクタが登場し、複数のキャラクタに対応してそれぞれゲージを表示する場合に、本発明を適用すれば、表示画面の有効利用を最大限図ることができるという効果が得られる。また複数のキャラクタに対応してゲージの表示態様または構成を変えることにより、複数のキャラクタと複数のゲージとの対応関係を直ちに認識することが可能になって、ゲームをスムーズに進行できるという効果も得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明のゲーム機の表示装置1とコントローラ2を示している。表示装置1としては、液晶表示装置、テレビ等の種々の表示装置を用いることができる。またコントローラ2は、表示装置1に接続されるいわゆるプラグイットタイプのコントローラでもよく、また表示装置と一体になった一体型のコントローラでもよい。
【0020】
この例の表示装置1の表示画面3には、キャラクタ等の画像を表示する画像表示部4と、第1及び第2のゲージ5及び6を表示するゲージ表示部7が表示画面3上に形成されている。第1のゲージ5は、従来から用いられている棒グラフタイプのゲージであり、守備力の変化を棒グラフの伸びまたは長さにより表示する。第2のゲージ6は、本発明のゲーム機用ゲージの表示方法によって表示が制御されるゲージの一例を示している。
【0021】
ゲージ6は、5つのセグメント8乃至12が所定の間隔をあけて横に列を成すように配置されて構成されている。最初セグメント8は、起点を示すために他のセグメント9乃至12とは異なる形状を有している。また各セグメント8乃至12は、1番目から5番目までの表示の順番が判るように、矢印のイメージを見る者に与えるため、尖った部分が図面上で見て右方向に向くように整列した状態で表示画面上に表示してある。したがって見る者は、最初セグメント8を1番目に駆動されるセグメントと認識し、次のセグメント9から最後のセグメント12に向かって順番に駆動されることをその表示形態から推測することができる。
【0022】
表示装置1とコントローラ2内に配置された図示しない表示制御手段及び各セグメントは、3段階以上のレベルを表示できるように、セグメント8乃至12を3種類以上の表示態様でその表示を変えることができるように構成されている。具体的には、図2に示すように、各セグメント8乃至12は、白色から灰色そして黒に変化する3つの表示態様を備えている。この例では、全てのセグメント8乃至12が白色をそれぞれ示す状態(各セグメントが第1のレベルを表示している状態)を特徴量が0の状態にあることを示すものとしており、全てのセグメント8乃至12が黒色をそれぞれ示す状態(各セグメントが第3のレベルを表示している状態)を特徴量が全量状態を示すものであることと定めている。なおこの色は実施の形態に限定されるものでは、赤、ピンク、黄色等の種々の色を組み合わせることができるのは勿論である。また色は同じにして、明度まはた彩度を変えるようにして表示態様を変えるようにしてもよい。さらに色や明度または彩度に加えて、また点滅状態を表示態様の一態様に含めてよいのは勿論である。
【0023】
本実施の形態では、図3に示すように、各セグメント8乃至12の表示態様を変えることにより、0から10段階までの量の変化を表示できるようにしている。まず最初図3において、(a)の表示状態は、特徴量が0の状態を示している。(b)の表示状態は、セグメント8が灰色になって特徴量が1に比例する値(1段階)にあることを示している。(c)の表示状態は、セグメント8が黒色になって特徴量が2に比例する値(2段階)にあることを示している。(d)の表示状態は、セグメント8が黒色のままで、セグメント9が灰色になって特徴量が3に比例する値(3段階)にあることを示している。(e)の表示状態は、セグメント8及び9が黒色のままで、セグメント10が灰色になって特徴量が5に比例する値(5段階)にあることを示している。そして(f)の表示状態は、セグメント8乃至12がずべて黒色になって、特徴量が10に比例する値(10段階)にあることを示している。表示の途中で、特徴量が変化する場合には、その変化量に応じた表示をするように各セグメントの色を変えることになる。
【0024】
このような表示方法を一般的に表現すると次のようになる。すなわちn個のセグメントを、それぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)までのレベルを表示できるように構成したとすると、所定の特徴量が0のときには、n個のセグメントの全てを1段階のレベルを表示する表示態様にする。そして所定の特徴量がm×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、予め定めたセグメントの表示の順番に従って、X番目までのセグメントをm段階のレベルを表現する表示態様にする。そしてX+1番目のセグメントをY段階のレベルを表示する表示態様にするよう表示を制御する。このように表示すると、n個のセグメントを用いてn×(m−1)段階の細かさで特徴量を表現することができる。特徴量が全量に達した後は、例えば図4(A)に示すように、全てのセグメント8乃至12を点滅させるようにしてもよい。図4(B)は、この点滅状態を行っているときの各セグメント8乃至12の点灯状態を例示している。
【0025】
図5は、画像表示部4に表示した画像とゲージ表示部7に表示したゲージ6とに関連を持たせる場合の表示態様を示している。この表示態様では、画像表示部4上のキャラクタ13がある動作を行ってポイント6(キャラクタの属性値)を獲得したときに、ポイント6が対応するゲージ6に表示されることをポイント移行マーク14を画面上で移動させ、ポイント移行マーク14がゲージ上のセグメント10に到達した時点で、ゲージ6のセグメント8乃至10を同時に黒色に変化させる場合の様子を示している。また図6は、画像表示部上に獲得したポイント「10」を数字で表示した後、その特定がゲージ6に移行する状態を示している。このときにもポイント移行マーク14の表示によりポイントの移行状態が表示される。
【0026】
上記実施の形態では、セグメントを3段階のレベルで表示できるようにセグメントの表示態様を変えているが、そのレベルの定めからは4段階、5段階・・と任意である。また上記の実施の形態において、図3(f)の状態になった後に、それ以上の特徴量を表示するために、例えばセグメント8を白に戻して点滅させ、以後特徴量が増えるに従って、対応するセグメントの色を変えるとともにそのセグメントを点滅させるようにすると、2倍の特徴量を表示することも可能になる。このように各セグメントに3段階以上のレベルを表示できるようにすると、各セグメントの表示状態を組み合わせることにより、従来よりも多くの特徴量を少ない数のセグメントを用いて表示することが可能になる。
【0027】
図7は、表示画面3上に複数(4人)のキャラクタCH1〜CH4が登場するゲームに本発明を適用した実施の形態の表示画面の一例を示す図である。この実施の形態では、ゲームの進行過程で変化する4人のキャラクタに係わる所定の特徴量(攻撃力や、防御力等)を表示する5つのゲージ21〜27をそれぞれ対応する4人のキャラクタCH1〜CH4と一緒に動くように表示している。この実施の形態では、各キャラクタ毎にゲージ21〜27を構成するセグメント20〜26の形状を異ならせている。キャラクタCH1の特徴量を表示するゲージ21は、+形状のセグメント20が5つ横に並んで構成されている。またキャラクタCH2のゲージ23は、ハート形状のセグメント22が5つ横に並んで構成されている。キャラクタCH3の特徴量を表示するゲージ25は、音符形状のセグメント24が5つ横に並んで構成されている。またキャラクタCH4のゲージ27は、星形状のセグメント26が5つ横に並んで構成されている。特徴量の変化に対応する各ゲージを構成するセグメントの色の変化は、最初の実施の形態と同じである。本実施の形態のように、各キャラクタCH1〜CH4毎に、ゲージを構成するセグメントの形状を異ならせると、表示画面3上でキャラクタCH1〜CH4が入り乱れて動いた場合であっても、表示画面3に表示されている4つのゲージ21〜27が、どのキャラクタに対応するものをかを簡単に認識できる。
【0028】
図8は、表示画面3に登場する各キャラクタCH1〜CH4に対応する4つのゲージを表示画面3の片隅にまとめて表示する場合の、画面表示の一例を示している。このようにキャラクタCH1〜CH4と切り離してゲージ21〜27を表示する場合であっても、各ゲージを構成するセグメントの形状を、各キャラクタに応じて異ならせると、キャラクタとゲージとの対応関係を一目瞭然で判別することができる。
【0029】
なお図9に示すように、図7に示す表示態様と図8に示す表示態様を、選択的に表示できるようにしもよい。また複数のキャラクタに対応した複数のゲージを構成するセグメントの形状を変えずに、複数のキャラクタ毎にセグメントの色、明度または彩度を異ならせるようにしもよいのは勿論である。例えば、キャラクタCH1は赤色系、キャラクタCH2は青色系、キャラクタCH3は黄色系、キャラクタCH4は緑色系というように、キャラクタ毎に色を異ならせてもよい。
【0030】
図10は、図7及び図8の実施の形態と同様に、表示画面3上に複数(4人)のキャラクタCH1〜CH4が登場するゲームに本発明を適用した他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。この実施の形態では、ゲームの進行過程で変化する4人のキャラクタに対応する4つのゲージ31〜37を、ぞれぞれ文字列を構成するセグメントから構成している。具体的には、各ゲージ31〜37を構成する5つのセグメント(30a〜30e;32a〜32e;34a〜34e;36a〜36e)の形状を、それぞれ対応するキャラクタCH1〜CHを直接的にまたは間接的に表示する5つの文字からなる文字列を構成するように定めている。例えば、キャラクタCH1に対応するゲージ31を構成するセグメント30a〜30eの形状は、キャラクタCH1のニックネーム(キャラクタを間接的に表現する名前)であるWAYNEの文字列を構成する5つのアルファベット文字(W,A,Y,N,E)の形状をそれぞれ有している。同様に、キャラクタCH1に対応するゲージ31を構成するセグメント32a〜32eの形状は、キャラクタCH1のニックネーム(キャラクタを間接的に表現する名前)であるSCOTTの文字列を構成する5つのアルファベット文字(S,C,O,T,T)の形状をそれぞれ有している。図11は、図8と同様に、表示画面3に登場する各キャラクタCH1〜CH4に対応する4つのゲージ31〜37を表示画面3の片隅にまとめて表示する場合の、画面表示の一例を示している。図10及び図11の実施の形態においても、特徴量の変化に対応する各ゲージを構成するセグメントの色の変化は、最初の実施の形態と同じである
図10及び図11に示す実施の形態のように、ゲージを構成する複数のセグメントにより、対応するキャラクタの名前またはニックネームを表示すると、チャラクタとゲージの対応関係を明確に把握することができる。特に、図11に示す実施の形態のように、キャラクタCH1〜CH4と切り離してゲージ31〜37を表示する場合であっても、各ゲージの態様から対応するキャラクタの名前が判るので、キャラクタとゲージとの対応関係を誤りなく判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明のゲーム機の表示装置とコントローラを示す図である。
【図2】本実施の形態のゲージを構成するセグメントの表示態様の変化の例を説明するために用いる図である。
【図3】(a)乃至(f)は、本実施の形態のゲージの表示態様の変化の例を示す図である。
【図4】(A)及び(B)は、本実施の形態のゲージの表示態様の変化の例を示す図である。
【図5】画像表示部に表示した画像とゲージ表示部に表示したゲージとに関連を持たせる場合の表示態様の一例を示す図である。
【図6】画像表示部に表示した画像とゲージ表示部に表示したゲージとに関連を持たせる場合の表示態様の他の例を示す図である。
【図7】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【図8】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【図9】図7の表示態様と図8の表示態様とを選択できることを説明するために図である。
【図10】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した更に他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【図11】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1 表示装置
2 コントローラ
3 表示画面
4 画像表示部
5 第1のゲージ
6 第2のゲージ(ゲーム機用ゲージ)
7 ゲージ表示部
8乃至12 セグメント
13 キャラクタ
14 ポイント移行マーク
21,23,25,27 ゲージ
31,33,35,37 ゲージ
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数個のセグメントからなるゲージを表示画面上に表示するゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特開平10−80577号公報等には、棒グラフ状のゲージを備えたゲーム機が示されている。また特開平7−155463号公報の図4及び図5や、特開2000−107445号公報の図6や、特開2001ー157780号公報の図4には、複数個のセグメントの表示態様を変えることにより特徴量を表現するゲージを表示画面上に表示するゲーム機が示されている。この従来のゲージでは、点灯したセグメントの数により特徴量を表現している。
【0003】
また最近は、ゲームに登場する複数のキャラクタの特徴量を棒グラフ状のゲージや数字表示等のゲージによって個々に表示するものもある。
【特許文献1】特開平10−80577号公報 図2
【特許文献2】特開平7−155463号公報 図4及び図5
【特許文献3】特開2000−107445号公報 図6
【特許文献4】特開2001−157780号公報 図4
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のゲーム機で採用しているゲージでは、点灯するセグメントの数だけで、特徴量を表現するため、特徴量を細かく表現する場合には、セグメントの数を多くしなければならず、表示画面上に占めるゲージの面積を大きくしなければならず、表示画面の有効利用が阻害される問題があった。
【0005】
特に、画面上に複数のキャラクタが登場する場合に、複数のキャラクタの特徴量を複数のゲージを用いて個別に表示しようとすると、画面上におけるゲージの表示面積が大きくなるため、表示画面の有効利用が阻害される。また複数のゲージが一つの画面に表示されると、画面に登場しているキャラクタとゲージの対応関係が直ぐに判らない場合も発生し、ゲームの進行が遅れる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、少ない数のセグメントを用いて、特徴量を細かく表現することができるゲージを備えたゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、画面上に複数のキャラクタが登場し且つ各キャラクタに対応して特徴量をそれぞれ個別のゲージを用いて表示する場合にも、特徴量を細かく表現することができるゲージを備えたゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法を提供することにある。
【0008】
本発明の別の目的は、複数のキャラクタと複数のゲージの対応関係が一目で分かるゲージを備えたゲーム機及びゲーム用ゲージの表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明が改良の対象とするゲーム機では、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量を複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを表示画面上に表示する。本願明細書において「セグメント」とは、表示画面上に表示される所定の大きさと所定の形状を有する表示単位を意味し、複数のセグメントは間隔をあけずに連続して表示してもよく、また間隔をあけて表示してもよい。本発明においては、複数個のセグメントを、それぞれが表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成する。ここで「表示態様」には、セグメントの存在が見えない状態でレベルを示す表示態様が含まれていてもよい。本発明のように、各セグメントの表示態様を3段階以上のレベルを表示できるようにすると、各セグメントの表示態様を組み合わせることにより、セグメントの数の2倍以上の段階で特徴量を表現することができる。例えば、それぞれ3色に変化する5つのセグメントを並べてゲージを構成した場合において、各セグメントがすべて第1段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量0とし、1つのセグメントが第3段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量が2に比例する量であることを示しているものとし、全てのセグメントが第3段階のレベルを表示する色になっている状態を特徴量が10に比例する量を示しているものとすると、従来の2倍の細かさ(段階)で特徴量を表示できる。前述のように、セグメントの存在が見えない状態を含めると、3色に変化するセグメントを用いた場合には、従来の3倍の細かさ(段階)で特徴量を表示できる。したがって本発明によれば、セグメントの数を増やすことなく、セグメントの表示態様を変えることにより、従来よりも細かく特徴量を表現することができるので、ゲージを表示する表示画面の有効利用を図ることができる。
【0010】
表示態様の変化には、色の変化、色の明度または彩度及び点滅状態の変化の少なくとも1つの変化を含めることができる。こらの変化は、液晶表示装置を含む各種の表示装置において簡単に実現できる表示態様の変化であり、本発明の実施化を容易にすることができる。
【0011】
また本発明のゲーム機をより具体的に表現すると、本発明のゲーム機は、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量をn個(但しnは2以上の正の整数)のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを表示画面上に表示するゲーム機である。本発明においては、n個のセグメントを、それぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)までのレベルを表示できるように構成する。そしてn個のセグメントの表示制御手段を、n個のセグメントのそれぞれ表示態様を変えて所定の特徴量を表現できるように構成する。
【0012】
このようにゲーム機を構成した場合には、例えば、n個のセグメントは、1番目からn番目までの表示の順番が判るように整列した状態で表示画面上に表示するのが好ましい。例えば、n個のセグメントを横、縦または斜めに列を成すように配置してもよく、またn個のセグメントをマトリックスを構成するように配置してもよい。また表示制御手段は、所定の特徴量が0のときには、n個のセグメントの全てを1段階のレベルを表示する表示態様にし、所定の特徴量がm×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、表示の順番に従って、X番目までのセグメントをm段階のレベルを表現する表示態様にし、X+1番目のセグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にするように構成すればよい。このように表示制御手段を構成すると、n個のセグメントを用いてn×(m−1)段階の細かさで特徴量を表現することができる。
【0013】
本発明のゲーム用ゲージの表示方法においては、所定の特徴量が0のときには、n個のセグメントの全てを第1段階のレベルを表示する表示態様とする。そして所定の特徴量が、m×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、表示の順番に従って、X番目までのセグメントをm段階のレベルを表示する表示態様にし、X+1番目のセグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にする。なお所定の特徴量は、何でもよいが、ゲームに登場するキャラクタの属性値を特徴量とすると、従来よりも細かいレベルで属性値を知ることができるので、ゲームに対するプレイヤの趣向を高めることができる。
【0014】
更に、本発明は、複数のキャラクタが同時に表示される表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する複数のキャラクタに係わる所定の特徴量をそれぞれ複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを、表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して表示画面上に複数個同時に表示画面上の予め定めた位置に表示するゲーム機にも適用できる。また表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して表示画面上に複数個同時に表示し且つ複数のゲージをそれぞれ対応する複数のキャラクタと一緒に動くように表示するゲーム機にも当然にして適用できる。特に、本発明によれば、各ゲージが表示画面を占有する面積を小さくすることができるので、一つの表示画面上に複数のゲージが表示される場合において、画面の有効利用を図ることができるという効果を最大限発揮することができる。
【0015】
なお複数のゲージの表示態様の変化を、対応する複数のキャラクタ毎に異ならせてもよい。この場合に、複数のゲージの表示態様の変化が、セグメントの色の変化、色の明度または彩度の変化であってもよい。そして複数のキャラクタ毎にセグメントの形状を異ならせてもよい。これらのことを行えば、複数のキャラクタが画面に登場している場合でも、複数のキャラクタと複数のゲージとの対応関係を比較的に簡単に認識することができる。
【0016】
また1つのゲージを構成するn個のセグメントの形状をそれぞれ異ならせてもよい。その場合、セグメントの形状を特徴量の対象となるゲームに登場するキャラクタを直接的にまたは間接的に表示する複数の文字からなる文字列を構成するように定めてもよい。このようにするとn個のセグメントによって構成される文字列それ自体が、対応するキャラクタの例えば名前(直接的に表現)やニックネーム(間接的表現)を表示するため、プレイヤはゲージの外観を見て、そのゲージがどのキャラクタの特徴量を表示するものであるかを直ちに認識することができる。特に、複数のキャラクタに対応する複数のゲージが一つの画面上に表示されたとしても、ゲームをスムーズに進行することが可能になる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、セグメントの数を増やすことなく、セグメントの表示態様を変えることにより、従来よりも細かく特徴量を表現することができるので、ゲージを表示する表示画面の有効利用を図ることができる利点が得られる。
【0018】
特に一つの表示画面上に複数のキャラクタが登場し、複数のキャラクタに対応してそれぞれゲージを表示する場合に、本発明を適用すれば、表示画面の有効利用を最大限図ることができるという効果が得られる。また複数のキャラクタに対応してゲージの表示態様または構成を変えることにより、複数のキャラクタと複数のゲージとの対応関係を直ちに認識することが可能になって、ゲームをスムーズに進行できるという効果も得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明のゲーム機の表示装置1とコントローラ2を示している。表示装置1としては、液晶表示装置、テレビ等の種々の表示装置を用いることができる。またコントローラ2は、表示装置1に接続されるいわゆるプラグイットタイプのコントローラでもよく、また表示装置と一体になった一体型のコントローラでもよい。
【0020】
この例の表示装置1の表示画面3には、キャラクタ等の画像を表示する画像表示部4と、第1及び第2のゲージ5及び6を表示するゲージ表示部7が表示画面3上に形成されている。第1のゲージ5は、従来から用いられている棒グラフタイプのゲージであり、守備力の変化を棒グラフの伸びまたは長さにより表示する。第2のゲージ6は、本発明のゲーム機用ゲージの表示方法によって表示が制御されるゲージの一例を示している。
【0021】
ゲージ6は、5つのセグメント8乃至12が所定の間隔をあけて横に列を成すように配置されて構成されている。最初セグメント8は、起点を示すために他のセグメント9乃至12とは異なる形状を有している。また各セグメント8乃至12は、1番目から5番目までの表示の順番が判るように、矢印のイメージを見る者に与えるため、尖った部分が図面上で見て右方向に向くように整列した状態で表示画面上に表示してある。したがって見る者は、最初セグメント8を1番目に駆動されるセグメントと認識し、次のセグメント9から最後のセグメント12に向かって順番に駆動されることをその表示形態から推測することができる。
【0022】
表示装置1とコントローラ2内に配置された図示しない表示制御手段及び各セグメントは、3段階以上のレベルを表示できるように、セグメント8乃至12を3種類以上の表示態様でその表示を変えることができるように構成されている。具体的には、図2に示すように、各セグメント8乃至12は、白色から灰色そして黒に変化する3つの表示態様を備えている。この例では、全てのセグメント8乃至12が白色をそれぞれ示す状態(各セグメントが第1のレベルを表示している状態)を特徴量が0の状態にあることを示すものとしており、全てのセグメント8乃至12が黒色をそれぞれ示す状態(各セグメントが第3のレベルを表示している状態)を特徴量が全量状態を示すものであることと定めている。なおこの色は実施の形態に限定されるものでは、赤、ピンク、黄色等の種々の色を組み合わせることができるのは勿論である。また色は同じにして、明度まはた彩度を変えるようにして表示態様を変えるようにしてもよい。さらに色や明度または彩度に加えて、また点滅状態を表示態様の一態様に含めてよいのは勿論である。
【0023】
本実施の形態では、図3に示すように、各セグメント8乃至12の表示態様を変えることにより、0から10段階までの量の変化を表示できるようにしている。まず最初図3において、(a)の表示状態は、特徴量が0の状態を示している。(b)の表示状態は、セグメント8が灰色になって特徴量が1に比例する値(1段階)にあることを示している。(c)の表示状態は、セグメント8が黒色になって特徴量が2に比例する値(2段階)にあることを示している。(d)の表示状態は、セグメント8が黒色のままで、セグメント9が灰色になって特徴量が3に比例する値(3段階)にあることを示している。(e)の表示状態は、セグメント8及び9が黒色のままで、セグメント10が灰色になって特徴量が5に比例する値(5段階)にあることを示している。そして(f)の表示状態は、セグメント8乃至12がずべて黒色になって、特徴量が10に比例する値(10段階)にあることを示している。表示の途中で、特徴量が変化する場合には、その変化量に応じた表示をするように各セグメントの色を変えることになる。
【0024】
このような表示方法を一般的に表現すると次のようになる。すなわちn個のセグメントを、それぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)までのレベルを表示できるように構成したとすると、所定の特徴量が0のときには、n個のセグメントの全てを1段階のレベルを表示する表示態様にする。そして所定の特徴量がm×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、予め定めたセグメントの表示の順番に従って、X番目までのセグメントをm段階のレベルを表現する表示態様にする。そしてX+1番目のセグメントをY段階のレベルを表示する表示態様にするよう表示を制御する。このように表示すると、n個のセグメントを用いてn×(m−1)段階の細かさで特徴量を表現することができる。特徴量が全量に達した後は、例えば図4(A)に示すように、全てのセグメント8乃至12を点滅させるようにしてもよい。図4(B)は、この点滅状態を行っているときの各セグメント8乃至12の点灯状態を例示している。
【0025】
図5は、画像表示部4に表示した画像とゲージ表示部7に表示したゲージ6とに関連を持たせる場合の表示態様を示している。この表示態様では、画像表示部4上のキャラクタ13がある動作を行ってポイント6(キャラクタの属性値)を獲得したときに、ポイント6が対応するゲージ6に表示されることをポイント移行マーク14を画面上で移動させ、ポイント移行マーク14がゲージ上のセグメント10に到達した時点で、ゲージ6のセグメント8乃至10を同時に黒色に変化させる場合の様子を示している。また図6は、画像表示部上に獲得したポイント「10」を数字で表示した後、その特定がゲージ6に移行する状態を示している。このときにもポイント移行マーク14の表示によりポイントの移行状態が表示される。
【0026】
上記実施の形態では、セグメントを3段階のレベルで表示できるようにセグメントの表示態様を変えているが、そのレベルの定めからは4段階、5段階・・と任意である。また上記の実施の形態において、図3(f)の状態になった後に、それ以上の特徴量を表示するために、例えばセグメント8を白に戻して点滅させ、以後特徴量が増えるに従って、対応するセグメントの色を変えるとともにそのセグメントを点滅させるようにすると、2倍の特徴量を表示することも可能になる。このように各セグメントに3段階以上のレベルを表示できるようにすると、各セグメントの表示状態を組み合わせることにより、従来よりも多くの特徴量を少ない数のセグメントを用いて表示することが可能になる。
【0027】
図7は、表示画面3上に複数(4人)のキャラクタCH1〜CH4が登場するゲームに本発明を適用した実施の形態の表示画面の一例を示す図である。この実施の形態では、ゲームの進行過程で変化する4人のキャラクタに係わる所定の特徴量(攻撃力や、防御力等)を表示する5つのゲージ21〜27をそれぞれ対応する4人のキャラクタCH1〜CH4と一緒に動くように表示している。この実施の形態では、各キャラクタ毎にゲージ21〜27を構成するセグメント20〜26の形状を異ならせている。キャラクタCH1の特徴量を表示するゲージ21は、+形状のセグメント20が5つ横に並んで構成されている。またキャラクタCH2のゲージ23は、ハート形状のセグメント22が5つ横に並んで構成されている。キャラクタCH3の特徴量を表示するゲージ25は、音符形状のセグメント24が5つ横に並んで構成されている。またキャラクタCH4のゲージ27は、星形状のセグメント26が5つ横に並んで構成されている。特徴量の変化に対応する各ゲージを構成するセグメントの色の変化は、最初の実施の形態と同じである。本実施の形態のように、各キャラクタCH1〜CH4毎に、ゲージを構成するセグメントの形状を異ならせると、表示画面3上でキャラクタCH1〜CH4が入り乱れて動いた場合であっても、表示画面3に表示されている4つのゲージ21〜27が、どのキャラクタに対応するものをかを簡単に認識できる。
【0028】
図8は、表示画面3に登場する各キャラクタCH1〜CH4に対応する4つのゲージを表示画面3の片隅にまとめて表示する場合の、画面表示の一例を示している。このようにキャラクタCH1〜CH4と切り離してゲージ21〜27を表示する場合であっても、各ゲージを構成するセグメントの形状を、各キャラクタに応じて異ならせると、キャラクタとゲージとの対応関係を一目瞭然で判別することができる。
【0029】
なお図9に示すように、図7に示す表示態様と図8に示す表示態様を、選択的に表示できるようにしもよい。また複数のキャラクタに対応した複数のゲージを構成するセグメントの形状を変えずに、複数のキャラクタ毎にセグメントの色、明度または彩度を異ならせるようにしもよいのは勿論である。例えば、キャラクタCH1は赤色系、キャラクタCH2は青色系、キャラクタCH3は黄色系、キャラクタCH4は緑色系というように、キャラクタ毎に色を異ならせてもよい。
【0030】
図10は、図7及び図8の実施の形態と同様に、表示画面3上に複数(4人)のキャラクタCH1〜CH4が登場するゲームに本発明を適用した他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。この実施の形態では、ゲームの進行過程で変化する4人のキャラクタに対応する4つのゲージ31〜37を、ぞれぞれ文字列を構成するセグメントから構成している。具体的には、各ゲージ31〜37を構成する5つのセグメント(30a〜30e;32a〜32e;34a〜34e;36a〜36e)の形状を、それぞれ対応するキャラクタCH1〜CHを直接的にまたは間接的に表示する5つの文字からなる文字列を構成するように定めている。例えば、キャラクタCH1に対応するゲージ31を構成するセグメント30a〜30eの形状は、キャラクタCH1のニックネーム(キャラクタを間接的に表現する名前)であるWAYNEの文字列を構成する5つのアルファベット文字(W,A,Y,N,E)の形状をそれぞれ有している。同様に、キャラクタCH1に対応するゲージ31を構成するセグメント32a〜32eの形状は、キャラクタCH1のニックネーム(キャラクタを間接的に表現する名前)であるSCOTTの文字列を構成する5つのアルファベット文字(S,C,O,T,T)の形状をそれぞれ有している。図11は、図8と同様に、表示画面3に登場する各キャラクタCH1〜CH4に対応する4つのゲージ31〜37を表示画面3の片隅にまとめて表示する場合の、画面表示の一例を示している。図10及び図11の実施の形態においても、特徴量の変化に対応する各ゲージを構成するセグメントの色の変化は、最初の実施の形態と同じである
図10及び図11に示す実施の形態のように、ゲージを構成する複数のセグメントにより、対応するキャラクタの名前またはニックネームを表示すると、チャラクタとゲージの対応関係を明確に把握することができる。特に、図11に示す実施の形態のように、キャラクタCH1〜CH4と切り離してゲージ31〜37を表示する場合であっても、各ゲージの態様から対応するキャラクタの名前が判るので、キャラクタとゲージとの対応関係を誤りなく判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明のゲーム機の表示装置とコントローラを示す図である。
【図2】本実施の形態のゲージを構成するセグメントの表示態様の変化の例を説明するために用いる図である。
【図3】(a)乃至(f)は、本実施の形態のゲージの表示態様の変化の例を示す図である。
【図4】(A)及び(B)は、本実施の形態のゲージの表示態様の変化の例を示す図である。
【図5】画像表示部に表示した画像とゲージ表示部に表示したゲージとに関連を持たせる場合の表示態様の一例を示す図である。
【図6】画像表示部に表示した画像とゲージ表示部に表示したゲージとに関連を持たせる場合の表示態様の他の例を示す図である。
【図7】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【図8】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【図9】図7の表示態様と図8の表示態様とを選択できることを説明するために図である。
【図10】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した更に他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【図11】表示画面上に複数のキャラクタが登場するゲームに本発明を適用した他の実施の形態の表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1 表示装置
2 コントローラ
3 表示画面
4 画像表示部
5 第1のゲージ
6 第2のゲージ(ゲーム機用ゲージ)
7 ゲージ表示部
8乃至12 セグメント
13 キャラクタ
14 ポイント移行マーク
21,23,25,27 ゲージ
31,33,35,37 ゲージ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量を複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを前記表示画面上に表示するゲーム機であって、
前記複数個のセグメントが、それぞれ表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項2】
前記表示態様の変化には、色の変化、色の明度または彩度の変化及び点滅状態の変化の少なくとも1つの変化が含まれている請求項1に記載のゲーム機。
【請求項3】
表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量をn個(但しnは2以上の正の整数)のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを前記表示画面上に表示するゲーム機であって、
前記n個のセグメントは、それぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)までのレベルを表示できるように構成され、
前記n個のセグメントの表示制御手段が、前記n個のセグメントのそれぞれ表示態様を変えて前記所定の特徴量を表現するように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項4】
前記n個のセグメントは、1番目からn番目までの表示の順番が判るように整列した状態で前記表示画面上に表示されており、
前記表示制御手段は、前記所定の特徴量が0のときには、前記n個のセグメントの全てを前記1段階のレベルを表示する表示態様にし、前記所定の特徴量がm×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、前記表示の順番に従って、X番目までの前記セグメントを前記m段階のレベルを表現する表示態様にし、X+1番目の前記セグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にするように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のゲーム機。
【請求項5】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の変化である請求項3または4に記載のゲーム機。
【請求項6】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の明度または彩度の変化である請求項3または4に記載のゲーム機。
【請求項7】
前記表示態様の変化に、前記セグメントの点滅による変化が含まれている請求項5または6に記載のゲーム機。
【請求項8】
前記n個のセグメントの形状が、前記特徴量の対象となるゲームに登場するキャラクタを直接的にまたは間接的に表示する複数の文字からなる文字列を構成するように定められている請求項3に記載のゲーム機。
【請求項9】
複数のキャラクタが同時に表示される表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する前記複数のキャラクタに係わる所定の特徴量をそれぞれ複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを、前記表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して前記表示画面上に複数個同時に前記表示画面上の予め定めた位置に表示するゲーム機であって、
前記複数個のゲージはそれぞれ、前記複数個のセグメントが、それぞれ表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項10】
複数のキャラクタが同時に表示される表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する前記複数のキャラクタに係わる所定の特徴量をそれぞれ複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを、前記表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して前記表示画面上に複数個同時に表示し且つ前記複数のゲージをそれぞれ対応する前記複数のキャラクタと一緒に動くように表示するゲーム機であって、
前記複数個のゲージはそれぞれ、前記複数個のセグメントが、それぞれ表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項11】
前記複数のゲージの前記表示態様の変化が、対応する複数のキャラクタ毎に異なることを特徴とする請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項12】
前記複数のゲージの前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の変化であり、
前記複数のキャラクタ毎に前記セグメントの形状が異なっている請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項13】
前記複数のゲージの前記表示態様の変化が、それぞれ前記セグメントの色の明度または彩度の変化であり、
前記複数のキャラクタ毎に前記セグメントの形状が異なっている請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項14】
前記ゲージを構成する前記n個のセグメントの形状が、対応する前記キャラクタを直接的にまたは間接的に表示する複数の文字からなる文字列を構成するように定められている請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項15】
ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量を、表示画面に表示したn個(但しnは2以上の正の整数)のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲーム用ゲージの表示方法であって、
前記n個のセグメントをそれぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)のレベルを表示できるように構成し、
前記n個のセグメントを1番目からn番目までの表示の順番が判るように整列した状態で前記表示画面上に表示し、
前記所定の特徴量が0のときには、前記n個のセグメントの全てを前記1段階のレベルを表示する表示態様とし、
前記所定の特徴量が、m×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、前記表示の順番に従って、X番目までの前記セグメントを前記m段階のレベルを表示する表示態様にし、X+1番目の前記セグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にすることを特徴とするゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項16】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の変化である請求項15に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項17】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の明度または彩度の変化にである請求項15に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項18】
前記表示態様の変化に、前記セグメントの点滅による変化が含まれている請求項16または17に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項19】
前記所定の特徴量が、前記ゲームに登場するキャラクタの属性値である請求項15に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項1】
表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量を複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを前記表示画面上に表示するゲーム機であって、
前記複数個のセグメントが、それぞれ表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項2】
前記表示態様の変化には、色の変化、色の明度または彩度の変化及び点滅状態の変化の少なくとも1つの変化が含まれている請求項1に記載のゲーム機。
【請求項3】
表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量をn個(但しnは2以上の正の整数)のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを前記表示画面上に表示するゲーム機であって、
前記n個のセグメントは、それぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)までのレベルを表示できるように構成され、
前記n個のセグメントの表示制御手段が、前記n個のセグメントのそれぞれ表示態様を変えて前記所定の特徴量を表現するように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項4】
前記n個のセグメントは、1番目からn番目までの表示の順番が判るように整列した状態で前記表示画面上に表示されており、
前記表示制御手段は、前記所定の特徴量が0のときには、前記n個のセグメントの全てを前記1段階のレベルを表示する表示態様にし、前記所定の特徴量がm×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、前記表示の順番に従って、X番目までの前記セグメントを前記m段階のレベルを表現する表示態様にし、X+1番目の前記セグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にするように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のゲーム機。
【請求項5】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の変化である請求項3または4に記載のゲーム機。
【請求項6】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の明度または彩度の変化である請求項3または4に記載のゲーム機。
【請求項7】
前記表示態様の変化に、前記セグメントの点滅による変化が含まれている請求項5または6に記載のゲーム機。
【請求項8】
前記n個のセグメントの形状が、前記特徴量の対象となるゲームに登場するキャラクタを直接的にまたは間接的に表示する複数の文字からなる文字列を構成するように定められている請求項3に記載のゲーム機。
【請求項9】
複数のキャラクタが同時に表示される表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する前記複数のキャラクタに係わる所定の特徴量をそれぞれ複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを、前記表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して前記表示画面上に複数個同時に前記表示画面上の予め定めた位置に表示するゲーム機であって、
前記複数個のゲージはそれぞれ、前記複数個のセグメントが、それぞれ表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項10】
複数のキャラクタが同時に表示される表示画面を備え、ゲームの進行過程で変化する前記複数のキャラクタに係わる所定の特徴量をそれぞれ複数個のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲージを、前記表示画面上に登場している複数のキャラクタに対応して前記表示画面上に複数個同時に表示し且つ前記複数のゲージをそれぞれ対応する前記複数のキャラクタと一緒に動くように表示するゲーム機であって、
前記複数個のゲージはそれぞれ、前記複数個のセグメントが、それぞれ表示態様の変化により3段階以上のレベルを表示できるように構成されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項11】
前記複数のゲージの前記表示態様の変化が、対応する複数のキャラクタ毎に異なることを特徴とする請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項12】
前記複数のゲージの前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の変化であり、
前記複数のキャラクタ毎に前記セグメントの形状が異なっている請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項13】
前記複数のゲージの前記表示態様の変化が、それぞれ前記セグメントの色の明度または彩度の変化であり、
前記複数のキャラクタ毎に前記セグメントの形状が異なっている請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項14】
前記ゲージを構成する前記n個のセグメントの形状が、対応する前記キャラクタを直接的にまたは間接的に表示する複数の文字からなる文字列を構成するように定められている請求項9または10に記載のゲーム機。
【請求項15】
ゲームの進行過程で変化する所定の特徴量を、表示画面に表示したn個(但しnは2以上の正の整数)のセグメントの表示態様を変えることにより表現するゲーム用ゲージの表示方法であって、
前記n個のセグメントをそれぞれ表示態様の変化により1段階からm段階(但しmは3以上の正の整数)のレベルを表示できるように構成し、
前記n個のセグメントを1番目からn番目までの表示の順番が判るように整列した状態で前記表示画面上に表示し、
前記所定の特徴量が0のときには、前記n個のセグメントの全てを前記1段階のレベルを表示する表示態様とし、
前記所定の特徴量が、m×X+Yの値(但しXは0以上でn−1以下の正の整数であり、Yは1以上でm以下の正の正数)に比例する量であるときは、前記表示の順番に従って、X番目までの前記セグメントを前記m段階のレベルを表示する表示態様にし、X+1番目の前記セグメントをY段階(1段階からm段階のいずれか)のレベルを表示する表示態様にすることを特徴とするゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項16】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の変化である請求項15に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項17】
前記表示態様の変化が、前記セグメントの色の明度または彩度の変化にである請求項15に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項18】
前記表示態様の変化に、前記セグメントの点滅による変化が含まれている請求項16または17に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【請求項19】
前記所定の特徴量が、前記ゲームに登場するキャラクタの属性値である請求項15に記載のゲーム用ゲージの表示方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2006−239008(P2006−239008A)
【公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−56148(P2005−56148)
【出願日】平成17年3月1日(2005.3.1)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年3月1日(2005.3.1)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)
【Fターム(参考)】
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