説明

ゲーム玩具

【課題】 ピースを活用して、遊ぶことができるユニークなゲーム玩具を提供する。
【解決手段】 デッキを構成する複数枚のカードに、複数のピース51〜57に対応するカードであること示す対応表示が表面に記載された複数枚のピース対応カード31,41を含める。1つのピース・セットを構成する複数のピース51〜57のそれぞれは、1つのグリッド11内に入る大きさを有するベースB1〜B7と該ベース上に設けられたフィギュアF1〜F7とを有する。複数のピースのそれぞれのベースB1〜B7の形状を、2以上のピースのそれぞれのベースをプレイフィールド上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つのグリッド11内に配置できる2以上の組合せベースが含まれるように定める。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィギュアとカードとの組合せからなるゲーム玩具及びそのプレイ方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
WO/2003/018149号公報(米国出願公開第2004−239031号)には、プレイフィールドに三次元形状のピースを置き、さらにカードを用いてゲームを進行するゲーム玩具が開示されている。このゲーム玩具で用いるプレイフィールドは、マトリックスを構成するように配置された複数の正方形形状のグリッドを備えている。またこのゲーム玩具では、二次元形状に展開可能な立方体形状のダイスを展開して作られた通路構成パーツを、ゲームの進行に伴ってプレイフィールド上に順次並べる。通路構成パーツは、プレイフィールド上に設けた複数のグリッドと同じ正方形形状のプレートが6枚組み合わされて構成されている。通路構成パーツをプレイフィールド上に置く際には、1つのグリッドの上に1つのプレートが重なるようにする。そして複数の通路構成パーツによって形成された通路の上にピースを置き、この通路に沿ってピースを移動させて、ゲームを進行する。このゲーム玩具では、通路構成パーツに含まれる1つのプレートの上に1つのピースだけが置けるように、ピースの大きさが定められている。そしてピースをプレイフィールド上の通路構成パーツの上に置くためには、所定のカードを使用する。この所定のカードには、対応するピースとの対応関係が判る表示が示されている。
【特許文献1】WO/2003/018149号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のピースとカードとを組み合わせたゲーム玩具では、チェスや将棋のように、プレイフィールド上の1つのグリッドに対応する位置に1つのピースだけを置いて、ゲームを進行する。そのため従来のゲーム玩具では、カードゲームとボードゲームの両方を一度に楽しむことができる。しかしながら複数のピースを組み合わせて遊ぶことができるゲーム玩具は、従来無く、その登場が望まれていた。
【0004】
本発明の目的は、従来よりもピースを活用して、遊ぶことができるユニークなゲーム玩具及びこのゲーム玩具のプレイ方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のゲーム玩具は、複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数枚のカードから構成された複数のデッキと、マトリックスを構成するように連続して配置された複数のグリッドを備え、複数のプレイヤが共通に使用するプレイフィールドと、複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数のピースから構成された複数のピース・セットとを備えている。デッキを構成する複数枚のカードには、複数のピースに対応するカードであること示す対応表示が表面に記載された複数枚のピース対応カードが含まれている。なおこの対応表示は、ピースを模した絵柄や図でも、ピースを示す文字でも、ピースを写した写真でも、何でもよい。またこのピース対応カードには、対応表示に加えて対応するピースの攻撃力、守備力、所定の条件で発動できる効果等のゲームの進行に使用する情報が表示されていてもよいのは勿論である。
【0006】
1つのピース・セットを構成する複数のピースのそれぞれは、1つのグリッド内に入る大きさを有するベースと該ベース上に設けられたフィギュアとを有している。フィギュアは、絵や写真等の二次元形状を有するものであっても、人形のような三次元形状を有するものであってもよい。
【0007】
本発明では、特に、1つのピース・セットを構成する複数のピースのそれぞれのベースの形状が、2以上のピースのそれぞれのベースをプレイフィールド上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つのグリッド内に配置できる2以上の組合せベースが含まれるように定められている。すなわち本発明においては、1つのグリッド内に、複数のピースのそれぞれのベースを組み合わせて1つの組合せベースを作った状態で配置することが可能になる。すなわち本発明によれば、1つの組合せベースを構成する2以上のピースを組み合わせたものを1つの合体ピースとすることにより、個々のピースとカードとを用いてゲームを進行するだけでなく、合体ピースとカードとを用いてゲームを進行することができる。よって本発明によれば、ピース単体だけでなく、2以上のピースを組み合わせて構成した合体ピースを用いて、従来に無い、ユニークなゲーム玩具を提供することができる。
【0008】
なお1つのグリッド内に配置できる2以上の組合せベースの中には、組合せベースの平面輪郭形状が1つのグリッドの輪郭形状と合同(グリッドの輪郭形状と完全に一致する形状)または相似形(グリッドの輪郭形状と同じ形状であるがグリッドの輪郭形状よりも小さい形状)となる1以上の組合せベースが含まれていてもよい。この条件を満たす合体ピースを作れるようにすれば、1つのグリッドの面積を最大限利用することが可能になり、合体ピースを利用したゲームの進行ルールのバリエーションを増やすことができる。
【0009】
なおピース対応カードの表面には、このピース対応カードに対応する1つのピースのベースを、1つのグリッド内に置く場合の配置条件を記載してもよい。このような配置条件をピース対応カードに記載すると、1つのグリッド内にピースを置く際の制限が増えることになる。そのため、ゲームのルールとして難易度の高いものを作ることが可能になる。この配置条件は、1つのグリッドを模した図形の内部に、ベースを配置できる領域を視覚により確認できるように表示することにより、ピース対応カードの表面に記載することができる。領域を視覚により確認できるように表示するためには、例えば、その領域の色を他の領域と異なる色にしたり、その領域だけを特別な線種(太い実線、破線、一点鎖線等)の線で囲んだりしてもよい。このような表示を採用すると、一瞬にして配置条件を認識できるため、ゲームをスムーズに進行することができる。前述の特別な線種の線で領域を囲んだ場合には、それ自体がピース対応カードに表示する対応表示となる。なお配置条件とは別に、ピースのベースの平面輪郭形状を模した図形表示を対応表示として表示してもよいのは勿論である。このような図形表示による対応表示を用いると、対応するピースとカードとの関係を一瞬にして認識することができるので、ゲームの進行がスムーズになる。
【0010】
ベース上に設けるフィギュアとして三次元形状のフィギュアを用いる場合には、1つのピース・セットを構成する複数のピースが有する複数の三次元形状のフィギュアとして、対戦の主体となるキャラクタを模した三次元形状のフィギュアと、このキャラクタが使用する付属物(武器、乗り物、兜、鎧、靴、等)の三次元形状のフィギュアとを含めることができる。このようにすると2以上のピースを組み合わせて合体ピースを構成する際に、いわゆる着せ替え人形の楽しみと同様の楽しみを味わうことができる。またこのようにすると合体ピースに含まれる各フィギュアを見るだけで、そのキャラクタの強さや特徴を感覚的に把握することが可能になる。
【0011】
なお組合せベースを構成する2以上のピースにそれぞれ設けられた三次元形状のフィギュアは、組合せベースが構成された状態において、物理的に干渉しない(ぶつかり合わないまたは障害とならない)ように構成されているのが好ましい。このようにすれば、2以上のピースを1つのグリッドの上に配置する場合に、各ピースのベースを確実にグリッド上に配置することができて、ピースのプレイフィールド上への配置作業を簡単に行える。
【0012】
またピース対応カードの表面には、このピース対応カードがプレイフィールド上に置かれている状態で発動できる効果が記載されていてもよい。またこの場合には、更に、ピース対応カードがプレイフィールド上に置かれているときに、ピース対応カードに記載されている効果に追加される効果が記載された複数枚の効果追加カードが、デッキに含まれているのが好ましい。このようなカードを用いれば、多彩な攻撃を可能にするルールを作ってゲームを楽しむことができる。
【0013】
なおグリッドの形状としては、矩形状、多角形、円形等の任意の形状を用いることができる。しかしグリッドを、1枚のカードをグリッド内に配置することできる形状寸法を有するものとすれば、カード自体をグリッドの上に置くルールを用いることが可能になり、さらに多彩なルールを作って楽しむことが可能になる。
【0014】
本発明のゲーム玩具を用いてプレイする方法は、任意である。例えば、次のプレイ方法を用いることができる。まず各プレイヤは自分のデッキから引いた複数枚のカードを手札として持つ。次に自分のターンにおいて、手札中に含まれているピース対応カードをプレイフィールド上に置くことを条件にして、プレイフィールド上のグリッド内にピース対応カードに対応するピースを置く。これによってピース対応カードを従来のカードゲームで対戦に使用する対戦カードとしても使用することが可能なる。そして1つのグリッド内に1つの組合せベースを構成するために2以上のピースが配置されているときに、該2以上のピースを1つの合体ピースとして使用することを許容してゲームを進行する。このようにすると、合体ピースに特別な効果や能力を持たせてゲームを進行することが可能になるだけでなく、1回の移動動作で2以上のピースを一度に移動するようにしてゲームをスピーディに進行させることも可能になる。
【0015】
具体的には、複数のピースに、それぞれ予め攻撃力及び/又は守備力とを定めておく場合において、合体ピースの攻撃力及び守備力を、合体ピースを構成する2以上のピースの攻撃力及び/又は守備力を合計して得られる合計攻撃力及び/又は合計守備力以上としてゲームを進行するようにしてもよい。このような方法を採用すると、攻撃及び守備の戦略を立てる楽しみを増大させることができる。
【0016】
さらに1つのグリッド内に配置できる2以上の組合せベースの中に、組合せベースの平面輪郭形状が1つのグリッドの輪郭形状と合同または相似形となる1以上の前記組合せベースが含まれている場合には、この1以上の組合せベースを構成する2以上のピースを一つの合体ピースとして使用するときに、予め定めた効果を発動できることを、2以上のピースに対応する2枚以上のピース対応カードのいずれかに記載してあってもよい。このようにするとグリッドの輪郭形状と組合せベースの平面輪郭形状との組合せを利用して、特別のルールを定めることが可能になる。ルールのバリエーションが豊富になる。
【0017】
さらに1つのグリッド内に2以上のピースを置く場合の優先順位(1つのグリッド上に並べる順位)を予め定めてもよい。この場合には、優先順位に従ってのみ、2以上のピースを1つのグリッド内に配置するようにしてゲームを進行する。このようにすると、ピースを使用する際の条件が厳しくなるので、ルールの難易度を高めることが可能になる。例えば、ピース対応カードに設けたピースの配置状況を示す図形表示に優先順位を示す数字を表記すれば、簡単に優先順位を確認することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、ピース単体だけでなく、2以上のピースを組み合わせて構成した合体ピースを用いて、従来に無い、ユニークなゲームを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下図面を参照して本発明のゲーム玩具の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、二人のプレイヤで対戦する場合の本発明のゲーム玩具の実施の形態のプレイの状態を概略図として示している。この実施の形態においては、二人のプレイヤがそれぞれ使用する複数枚のカードから構成された2組のデッキを用いる。図1には、デッキの一部を構成する山札1,3と、手札2,4が別個に図示してある。また本実施の形態では、二人のプレイヤがそれぞれ使用する複数のピース51〜57(すなわち駒)からなる2組のピース・セット5,7と、複数のプレイヤが共通に使用するプレイフィールド9とを使用する。図2は、使用するピース・セット5,7に含まれるピース51〜57の例の一部を示す斜視図である。以下の説明では、ピース全体を示す場合には、符号5,7を使用し、特定のピースを示す場合には、符号51〜57のいずれか1つの符号を使用する。プレイフィールド9は、マトリックスを構成するように連続して配置された5×6個のグリッド11を備えている。なお図1には、一部のグリッドに符号11を付してある。本実施の形態では、グリッドの形状として、1枚のカードをグリッド内に配置することができる矩形形状で且つ所定の寸法を有している。したがってカード自体を1つのグリッド11の上に置いて、所定の条件が満たされたときに、何らかの効果を発動するルールを、ゲームのルールの中に採用することができる。またこのプレイフィールド9では、二人のプレイヤに最も近い位置にある両端の5つのグリッド11からなるグリッド列13の色を、他のグリッド11の色と変えている。このグリッド列13が、ピース51〜57をプレイフィールド9上に出すときの最初の位置である。なお図1においては、グリッド列13を構成する5つのグリッド11の上に、後述する説明の理解を容易にするために「1」と「2」の数字を付してある。この実施の形態のゲーム玩具のルールでは、例えば、予め各プレイヤが点数を5点持っているものとする。そして、二人のプレイヤに最も近い位置にある両端のグリッド列13に対し、グリッド列13の中央に位置する「2」を付したグリッドに相手プレイヤのピースが入ると持ち点が2点減点され、「1」を付したグリッドに相手のプレイヤのピースが入ると持ち点が1点減点される。持ち点が0点になった時点でゲームは終了する。プレイフィールド9は、少なくともマトリックスを備えていればよい。図1に示す実施の形態では、その他の場15〜25についても、後述する実施の形態の理解を容易にするために示してある。その他の場には、例えば、6枚の手札2,4から出した後述するピース対応カード等を置く、カード置き場15,17と、使用したカードを捨てるカード捨て場19,21と、山札1,3を置く山札置き場23,25とが含まれる。なおこれらのその他の場は、机の表面や床の表面によって構成されてもよい。
【0020】
1つのピース・セットを構成する複数のピース51〜57のそれぞれは、1つのグリッド11内に入る大きさを有するベースB1〜B7と該ベース上に設けられたフィギュアF1〜F7とを有している。この例のベースは、グリッド11の形状を6等分した形状(平面輪郭形状が正四角形となる形状)を一つの単位とするベースユニットまたはその組合せにより、それぞれ構成されている。フィギュアF1〜F7は、絵や写真等の二次元形状を有するものであってもよいが、図2の実施の形態で用いるピースのように人形や箱のような三次元形状を有するものであってもよい。
【0021】
本実施の形態では、1つのピース・セットを構成する複数のピース51〜57のそれぞれのベースB1〜B7の形状が、2以上のピースのそれぞれのベースをプレイフィールド9上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つのグリッド11内に配置できる2以上の組合せベースが含まれるように定められている。理解を容易にするために、図3(A)〜(D)に、例として4種類の組合せベースCB1〜CB4を、2以上のピースのベースを組み合わせて構成する場合の組合せ例を示している。図3(A)の組合せベースCB1の平面輪郭形状は、グリッド11の輪郭形状と合同または相似形となっている。本実施の形態では、組合せベースCB1に更に他のピースのベースを組み合わせた場合には、グリッド11内に配置することができなくなる。本実施の形態では、グリッド11内に配置できない組合せベースは使用できない。なお図3に示した以外にも他の平面輪郭形状を呈する組合せベースを構成できるのは勿論である。
【0022】
このような組合せベースを採用する本実施の形態においては、1つの組合せベースを構成する2以上のピースを組み合わせたものを、1つの合体ピースとして使用する。したがって本実施の形態では、個々のピースとカードとを用いてゲームを進行するだけでなく、複数のピースから構成された合体ピースとカードとを用いてゲームを進行することができる。なお合体ピースを構成しているからといって、必ず合体ピースとして複数のピースを一緒に移動させる必要はなく、合体ピースを構成している個々、あるいは複数のピースを移動させることを許容するようにルールを定めてよいのは勿論である。
【0023】
使用する最初のデッキは、例えば、それぞれ30枚のカードによって構成されている。デッキ内には、大きく分けてそれぞれ4種類のグループに分けられるカードが含まれている。これら4種類のカードは、例えば、主ピース対応カードと、従ピース対応カードと、効果追加カードと、スキルカードとに分類される。図4には、主ピース対応カード31の一例の表面の拡大図を示している。図4に示すように、主ピース対応カード31は、対戦の対象となるキャラクタのフィギュアを備えたピースをプレイフィールド9上に出すために使用する。そして主ピース対応カード31は、この実施の形態では「GBS Character Card」または「キャラクタカード」と呼んでいる。カード31の表面には、カードの種類を記載する種類記載欄32、キャラクタの名称を表示するキャラクタ名称表示欄33、キャラクタを模したイメージを表示するキャラクタイメージ表示欄34と、攻撃力及び防御力を示すパワー表示欄35と、効果表示欄36と、配置条件表示欄37とが表示されている。配置条件表示欄37には、ピース対応カードに対応する1つのピースのベースを、1つのグリッド11内に置く場合の配置条件が記載される。この例では、1つのグリッドを模した図形の内部に、ベースを配置できる領域を視覚により確認できるように表示することができるように、配置条件表示欄37を構成している。具体的には、1つのグリッド11を模した図形の内部に、ベースを配置できる領域の色を他の領域と異なる色にしている。なおベースを配置できる領域だけを特別な線種(太い実線、破線、一点鎖線等)の線で囲んでもよい。本実施の形態のような表示を採用すると、一瞬にして配置条件を認識できる。なお前述の特別な線種の線で領域を囲んだ場合には、領域を囲む線それ自体がピース対応カードに表示する対応表示となる。配置条件表示欄37を設けずに、自由にピースのベースをグリッド内に配置するようにしてもよいのは勿論である。なおピースのベースの配置領域を特に限定しない場合(自由に配置位置を決定できる場合)には、グリッド11を模した図形の内部をすべて配置できる領域であると表示するか、または配置条件表示欄を設けなければよい。したがってピース対応カードには、ベースの配置条件を限定する場合だけ、配置条件表示欄を設ければよいことになる。
【0024】
図5には、従ピース対応カード41の一例の表面の拡大図を示している。図5に示すように、従ピース対応カード41の表面には、カードの種類を記載する種類記載欄42、付属品の名称を表示する付属品名称表示欄43、付属品を模したイメージを表示するイメージ表示欄44と、攻撃力及び防御力を示すパワー表示欄45と、効果表示欄46と、配置条件表示欄47とが表示されている。従ピース対応カード41は、対戦の対象となる主ピース対応カードのキャラクタが使用する付属物(武器、武器箱、乗り物、兜、鎧、靴、等)の三次元形状のフィギュアを備えたピースをプレイフィールド9上に出すために使用される。本実施の形態では、この従ピース対応カード41を「Item Card」または「アイテムカード」と呼ぶことがある。なお主ピース対応カード31及び従ピース対応カード41は、いずれも本発明のピース対応カードを構成するものである。
【0025】
図6には、効果追加カード51の一例の表面の拡大図を示している。図6に示すように、効果追加カード51の表面には、カードの種類を記載する種類記載欄52、名称を表示する名称表示欄53、イメージを表示するイメージ表示欄54と、効果表示欄55とが表示されている。この効果追加カード51は、主ピース対応カード31に効果や、属性等を追加する効果が記載されたカードである。
【0026】
図7(A)及び(B)には、グリッド11の上に置かれ罠として使用されるスキルカード61と、プレイヤが適時、手札2,4から出し効果を発揮させるメインのスキルカード71の一例の表面の拡大図をそれぞれ示している。図7(A)及び(B)に示すように、カード61,71の表面には、カードの種類を記載する種類記載欄62,72、名称を表示する名称表示欄63,73、イメージを表示するイメージ表示欄64,74と、効果表示欄65,75とが表示されている。罠として使用されるスキルカード61は、プレイフィールド9のグリッド11の上に裏返し状態で置かれて、所定の条件が成立したときに、効果を発動する。一種の地雷のような効果を発揮する。メインのスキルカード71は、プレイヤが手札から出して使用したときに効果を発揮し、効果を発揮するとカード捨て場に捨てられる。
【0027】
図8は、ゲームの進行の途中でプレイフィールド9上にいくつかのピースが置かれている状況を概略的に示した図である。図面上で見て手前側のプレイヤのプレイ状況では、プレイフィールド9上の3つのグリッド11の上にそれぞれ3個のピース51,53及び55が置かれている。この状態では、すでにピースが置かれているグリッド11に別の1以上のピースを置くことにより、1つの合体ピースが構成できる。そして相手方のプレイヤのプレイ状況では、プレイフィールド9上の一つのグリッド11内に2個のピース52及び55が置かれている。この状態では、2つのピース52及び55が組み合わされて、1つの合体ピースが構成されている。合体ピースは、合体ピース全体で移動することができる。しかし合体ピースを構成する個々のピースを単体で移動させることもできる。本実施の形態では、1回のターン中に、1つのピースまたは合体ピースは、2グリッド分まで移動できるものとしている。
【0028】
本実施の形態では、プレイフィールド9にピースを出すために使用するピース対応カード31,41が、カード置き場15,17に、各ピースに対応して置かれている。ピースの移動に伴ってカードもピースが存在するグリッド列の下に配置するのが好ましい。しかしカードは、ピースの移動と無関係に最初に置いた位置に残しておいてもよいのは勿論である。なお後述するように、本実施の形態では、最初に主ピース対応カード31を用いてキャラクタのピースをプレイフィールド9上のマトリックスの最下部に位置するグリッド11上に置くものとしている。従ピース対応カード41によってプレイフィールド9に置かれるピースは、最初は主ピース対応カード31に対応するピースが位置するグリッド11内に置かれることになる。
【0029】
図9に例を示すように、最初にプレイフィールド9上のグリッド列13に主ピース対応カード31を用いてピース55が置かれている状態において、従ピース対応カード41を用いてピース55が位置するグリッド内にピース53が置かれることになる。これにより合体ピースが構成される。
【0030】
また図8に示す状態では、マトリックスの列方向において隣り合う2つのグリッド11に、一方のプレイヤのピース53と他方のプレイヤの合体ピース(52,55)とが位置しているが、次のターンで一方のプレイヤのピースを他方のプレイヤのピースの位置するグリッドへ進む、つまり互いのピースが位置するグリッドが重なる状態で対戦が可能となる。対戦の際の勝敗の決定方法の一例を図10を用いて説明する。一方のプレイヤが1つのグリッド内に2つのピースA及びBを出しているものとする。そしてこれら2つのピースに対応するピース対応カードの表面に記載されたパワー(本実施の形態では、攻撃力と守備力の両方に使用される)が、それぞれ6と4であるとする。また他方のプレイヤが1つのグリッド内に3つのピースC,D及びEを出しているものとする。そしてこれら3つのピースに対応するピース対応カードの表面に記載されたパワー(本実施の形態では、攻撃力と守備力の両方に使用される)が、それぞれ5と、4と4であるとする。この場合には、一方のプレイヤの2枚のピース対向カードに示されたパワーの合計値10が、他方のプレイヤの3枚のピース対応カードに示されたパワーの合計値13よりも小さいため、対戦は他方のプレイヤの合体ピースの勝ちとなる。負けた一方のプレイヤのピースはプレイフィールドから出され、また対応するピース対応カードはカード捨て場に捨てられる。なお合体ピースの組合せベースの平面輪郭形状が、図10に示すように、グリッド11の輪郭形状と合同または相似形になる場合においては、以下のようにしてもよい。すなわちこの組合せベースを構成する3つのピースを一つの合体ピースとして使用するときに、予め定めた効果を発動できることが、3つのピースに対応する3枚のピース対応カードのいずれかに記載してあった場合には、その特別な効果を発動できるようにしてもよい。このような特別な効果は、主ピース対応カード31または従ピース対応カード41のいずれに記載されていてもよい。このようにするとグリッド11の輪郭形状と組合せベースの平面輪郭形状との組合せを利用して、特別のルールを定めることが可能になり、ルールのバリエーションが豊富になる。
【0031】
また図8に示す様態では、1つのグリッド11の上に1枚のスキルカード61が裏返しの状態で置かれている。このスキルカード61は、「罠」のスキルカードであり、相手プレイヤのピースが、このスキルカード61に対してカードに予め定めた位置関係になると、スキルカード61に記載された効果が発動する。したがってこのスキルカード61は、あたかも地雷のような作用を発揮する。図11には、スキルカード61の効果の発動の一例が図示してある。この例では、相手プレイヤのピースがカード61の前方に移動してくると、スキルカード61の効果が発動して、移動してきた相手のピース及びこのピースに対応するピース対応カードがプレイフィールド9から排除される。
【0032】
図12は、本実施の形態のゲーム玩具を用いて対戦する場合の準備と進行方法の一例を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って、この進行方法の一例を説明する。
【0033】
[対戦開始準備]
(1)使用する複数のピースをストックに置く。使用するカードをよくシャッフルし山札置き場に置く。
【0034】
(2)先攻・後攻をジャンケンなどランダムな方法で決める。
【0035】
(3)デッキからカードを6枚引き手札とする。
【0036】
以上の準備が終わったら、先攻からターンを交互に行いゲームを進める。1ターンは、ドローフェイズ、メインフェイズ、ターン終了フェイズからなる。
【0037】
[ドローフェイズ]
このフェイズでは、行動完了状態のカードが未行動状態になる。
【0038】
山札からカードを1枚引く。但し、先攻の第1ターンは、カードを引かない。
【0039】
以下の行動を好きな順番で好きなだけ行う。
【0040】
・出陣
手札の中から主ピース対応カード(GBSキャラカード)をプレイフィールドのカード置き場に出し、ピースのストックから主ピース対応カードに対応するピースを図1の「1」または「2」の番号を付したスタートゾーンに置く。但し、先攻の第1ターンのみ2つのピースしかプレイフィールドに出すことができないものとする。なお主ピース対応カードの表面に示された配置条件表示欄で、配置位置が限定されている場合には、その条件に従う。
【0041】
・援護
手札の中から効果追加カードを、すでにプレイフィールドのカード置き場にある主ピース対応カード(GBSキャラカード)の下または上に重ねて出す。
【0042】
・装備
手札から従ピース対応カードをプレイフィールドのカード置き場に出す。そしてピースのストックから従ピース対応カードに対応するピースを、プレイフィールド上の1つのグリッドに置かれた対応する主ピース対応カードに対応するピース(キャラクタに対応するフィギュアを備えたピース)と一緒にその1つのグリッド上に置く。この際にも従ピース対応カードに、配置条件表示欄がある場合には、配置条件表示欄に示された配置条件に従ってピースのベースを配置する。もし従ピース対応カードの配置条件表示欄で配置位置が限定されていないか、または配置条件表示欄が無い場合には、グリッド上のあいている位置にベースを配置すればよい。
【0043】
・スキルカードの使用
手札から(使用タイミングが「メイン」か「罠」の)スキルカードを選択する。「メイン」のスキルカードは、適時手札から出して使用し、「罠」のスキルカードは、プレイフィールド上の任意のグリッド上にセットする。
【0044】
・ピースの移動
プレイフィールド上にある単体のピースまたは2以上のピースが組み合わされて構成された合体ピースを移動させる。移動量は、原則として2グリッド分である。しかし特別のルールを決めて、特別な移動方法を可能にしてもよいのは勿論である。また合体ピースを構成している2以上のピースを単独で移動させてもよい。移動によって相手のピースと対向する状態になったときには、対戦を行う。なお対戦の条件や勝敗の決定方法は、種々定めることができる。
【0045】
またゲームの終了条件も任意である。本例では、前述のように、予め各プレイヤが点数を5点持っているものとする。そして、図1に示したグリッド列13の中央に位置する「2」を付したグリッドに相手プレイヤのピースが入ると持ち点が2点減点され、「1」を付したグリッドに相手のプレイヤのピースが入ると持ち点が1点減点される。そして持ち点が0点になった時点でゲームは終了する。
【0046】
・効果の発動
プレイフィールドのカード置き場に置かれているカードに記載の効果を、全てまたは選択的に発動させる。
【0047】
[ターン終了フェイズ]
・全ての自分ピースの行動完了にする。
【0048】
・手札から出して効果発揮したスキルカード、あるいはグリッド上で効果発揮したスキルカードをすべてカード捨て場に捨てる。
【0049】
・手札が7枚以上ある場合には、6枚になるように捨てる。
【0050】
なお上記は、順不動に行うことができる。ターン終了フェイズが終了したら、相手のターンが開始する。
【0051】
上記実施の形態では、プレイフィールドに設けるマトリックスを矩形状(長方形状)のグリッドから構成した。しかしながらグリッドの形状は任意である。図13は、グリッド11´の形状を正六角形にした場合のプレイフィールド9´のマトリックスの一例を示している。このようなマトリックスを使用する場合には、ピースのベースは、正六角形を分割した任意の形にすればよい。
【0052】
また図14は、正方形のグリッドを用いてマトリックスを構成する場合のベースの構成と、ピース対応カード31´の表面の拡大図を示している。配置条件表示欄37´には、二等辺三角形の基本図形を用いて、グリッド111を模した図形を表示してある。この場合に使用可能なベースB1〜B4も、二等辺三角形の平面輪郭形状を有する基本ベースB1の組合せによって構成されている。
【0053】
また図15に示すように、1つのグリッド内に2以上のピースを置く場合の優先順位(1つのグリッド上に並べる順位「1」〜「4」)を、配置条件表示欄137に表示することにより、配置条件を付けるようにしてもよい。このような配置条件欄137を用いる場合には、ピースを置くグリッドに対して、何もピースが置かれていない場合には、「1」の位置にピースを置く。またすでに1以上のピースが1つのグリッドに置かれている場合には、記載の優先順位に従って、グリッド内の残っているスペースにピースを置く。この場合には、優先順位に従ってのみ、2以上のピースを1つのグリッド内に配置するようにしてゲームを進行することになる。このようにすると、ピースを使用する際の条件が厳しくなるので、ルールの難易度を高めることが可能になる。
【0054】
以後本願明細書に記載したゲーム玩具のプレイ方法を列記する。
【0055】
[1] 複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数枚のカードから構成された複数のデッキと、
連続して配置された複数のグリッドを備え、前記複数のプレイヤが共通に使用するプレイフィールドと、
複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数のピースから構成された複数のピース・セットとを備え、
前記デッキを構成する前記複数枚のカードには、前記ピース・セットに対応するカードであることを示す対応表示が表面に記載された複数枚のピース対応カードが含まれており、
1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれは、1つの前記グリッド内に入る大きさを有するベースと該ベース上に設けられたフィギュアとを有し、
1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれの前記ベースの形状は、2以上の前記ピースのそれぞれの前記ベースを前記プレイフィールド上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースが含まれるように定められているゲーム玩具のプレイ方法であって、
各プレイヤは前記デッキから引いた複数枚の前記カードを手札として持ち、
自分のターンにおいて、前記手札中に含まれている前記ピース対応カードを前記プレイフィールド上に置くことを条件にして、前記プレイフィールド上の前記グリッド内に前記ピース対応カードに対応する前記ピースを置き、
1つの前記グリッド内に1つの前記組合せベースを構成するために2以上のピースが配置されているときに、該2以上のピースを1つの合体ピースとして使用することを許容してゲームを進行することを特徴とするゲーム玩具のプレイ方法。
【0056】
[2] 前記複数のピースには、それぞれ予め攻撃力及び/又は守備力とが定められており、
前記合体ピースの前記攻撃力及び/又は守備力を、前記合体ピースを構成する前記2以上のピースの前記攻撃力及び/又は守備力を合計して得られる合計攻撃力及び/又は合計守備力以上としてゲームを進行することを特徴とする[1]に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
【0057】
[3] 1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースの中に、前記組合せベースの平面輪郭形状が1つの前記グリッドの輪郭形状と合同または相似形となる1以上の前記組合せベースが含まれており、
該1以上の組合せベースを構成する2以上の前記ピースを前記一つの合体ピースとして使用するときに、予め定めた効果を発動できることが、前記2以上のピースに対応する2枚以上の前記ピース対応カードのいずれかに記載されている[1]に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
【0058】
[4] 1つの前記グリッド内に2以上の前記ピースを置く場合の優先順位が予め定められており、前記優先順位に従ってのみ、前記2以上のピースを前記1つのグリッド内に配置するようにしてゲームを進行することを特徴とする[1]に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
【0059】
[5] 前記複数のグリッドは、マトリックスを構成するように連続して配置されている[1]に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】二人のプレイヤで対戦する場合の本発明のゲーム玩具のプレイの途中の状態を示す概略図である。
【図2】使用するピース・セットに含まれるピースの例の一部を示す斜視図である。
【図3】(A)〜(D)は、4種類の組合せベースを、2以上のピースのベースを組み合わせて構成する場合の組合せ例を示す図である。
【図4】主ピース対応カードの一例の表面の拡大図である。
【図5】従ピース対応カードの一例の表面の拡大図である。
【図6】効果追加カードの一例の表面の拡大図である。
【図7】(A)及び(B)は、それぞれスキルカードの例の表面の拡大図である。
【図8】ゲームの進行の途中でプレイフィールド上にいくつかのピースが置かれている状況を概略的に示した図である。
【図9】1つのグリッドに2つのピースを出す場合の状態を説明するために用いる図である。
【図10】対戦の勝敗の決定方法の一例を説明するために用いる図である。
【図11】スキルカードの効果の発動の一例を説明するために用いる図である。
【図12】本実施の形態のゲーム玩具を用いて対戦する場合の準備と進行方法の一例を示すフローチャートである。
【図13】グリッドの形状を正六角形にした場合のプレイフィールドのマトリックスの一例を示す図である。
【図14】グリッドの形状を正四角形にした場合の例を説明するために用いる図である。
【図15】配置条件表示欄に優先順位を示す例を示す図である。
【符号の説明】
【0061】
1,3 山札
2,4 手札
5,7 ピース・セット
51〜57 ピース
9 プレイフィールド
11 グリッド
15,17 カード置き場
19,21 カード捨て場
23,25 山札置き場
31 主ピース対応カード
41 従ピース対応カード
51 効果追加カード
61,71 スキルカード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数枚のカードから構成された複数のデッキと、
連続して配置された複数のグリッドを備え、前記複数のプレイヤが共通に使用するプレイフィールドと、
複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数のピースから構成された複数のピース・セットとを備え、
前記デッキを構成する前記複数枚のカードには、前記複数のピースに対応するカードであることを示す対応表示が表面に記載された複数枚のピース対応カードが含まれており、
1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれは、1つの前記グリッド内に入る大きさを有するベースと該ベース上に設けられたフィギュアとを有し、
1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれの前記ベースの形状は、2以上の前記ピースのそれぞれの前記ベースを前記プレイフィールド上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースが含まれるように定められていることを特徴とするゲーム玩具。
【請求項2】
1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースの中には、前記組合せベースの平面輪郭形状が1つの前記グリッドの輪郭形状と合同または相似形となる1以上の前記組合せベースが含まれていることを特徴とする請求項1に記載のゲーム玩具。
【請求項3】
前記ピース対応カードの前記表面には、該ピース対応カードに対応する1つの前記ピースの前記ベースを1つの前記グリッド内に置く場合の配置条件が記載されている請求項1に記載のゲーム玩具。
【請求項4】
前記配置条件は、前記1つのグリッドを模した図形の内部に、前記ベースを配置できる領域を視覚により確認できるように表示することにより、前記ピース対応カードの前記表面に記載されている請求項3に記載のゲーム玩具。
【請求項5】
前記対応表示が、前記ピースの前記ベースの平面輪郭形状を模した図形表示であることを特徴とする請求項1に記載のゲーム玩具。
【請求項6】
前記フィギュアが前記三次元形状のフィギュアであり、
1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースが有する複数の前記三次元形状のフィギュアには、対戦の主体となるキャラクタを模した三次元形状のフィギュアと、前記キャラクタが使用する付属物の三次元形状のフィギュアとが含まれている請求項1に記載のゲーム玩具。
【請求項7】
前記組合せベースを構成する前記2以上のピースにそれぞれ設けられた前記三次元形状のフィギュアは、前記組合せベースが構成された状態において、物理的に干渉しないように構成されている請求項6に記載のゲーム玩具。
【請求項8】
前記ピース対応カードの前記表面には、該ピース対応カードが前記プレイフィールド上に置かれている状態で発動できる効果が記載されており、
前記ピース対応カードが前記プレイフィールド上に置かれているときに、前記ピース対応カードに記載されている効果に追加される効果が記載された複数枚の効果追加カードが、前記デッキに含まれている請求項1に記載のゲーム玩具。
【請求項9】
前記グリッドは、1枚の前記カードを前記グリッド内に配置することできる形状寸法を有している請求項1に記載のゲーム玩具。
【請求項10】
前記複数のグリッドは、マトリックスを構成するように連続して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のゲーム玩具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2008−212305(P2008−212305A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−52032(P2007−52032)
【出願日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)