説明

ゲーム装置及びゲーム装置の制御方法

【課題】初心者でも楽しむことができる麻雀ゲームを行うゲーム装置を提供する。
【解決手段】遊戯者による操作部の操作に基づいて、複数の和り役に対して所定の賭け率を設定し、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌し、遊戯者に配牌した牌を、表示部に表示させ、遊戯者により操作部の操作に基づいて、1枚の牌を遊戯者につもらせ、つもらせた1枚の牌を配牌された牌に加えた手牌を、表示部に表示させ、手牌により役が完成したか判断し、手牌により役が完成した和った場合には、和り役に対して掛けた掛け率に基づいて遊戯価値を払い出す。遊戯者に配牌する聴牌状態の牌を、抽選により選択する配牌抽選処理により決定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はゲーム装置及びゲーム装置の制御方法に関し、特に、麻雀ゲームを行うゲーム装置及びゲーム装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
麻雀は、136個の直方体の牌を用いて行う中国起源の室内遊戯である。東(トン)・南(ナン)・西(シヤー)・北(ペイ)の場に着いた4人の遊戯者に各13個の牌を配し、各自がルールに従って牌の組み合わせを作って上がりを競う。古くから根強い人気のある室内遊戯である。
【0003】
このような麻雀ゲームを、実際の牌を用いずにビデオゲーム装置として実現したものが種々提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
【特許文献1】特開2005−131298号公報
【特許文献2】特開2003−071132号公報
【特許文献3】特開2003−062333号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ビデオゲーム装置として提案された麻雀ゲームは、基本的には、実際の牌を用いた麻雀をビデオゲームとして忠実に実現しようとするものである。実際の牌を用いた麻雀と同様に、4人の遊戯者の参加が必要であり、各遊戯者には麻雀に対する知識と経験が要求される。各遊戯者は、つもった牌の適否を短時間で判断し、打牌することが求められている。
【0005】
このため、ビデオゲーム装置ではあっても、麻雀のルールを十分に理解していない初心者にとってはゲームに参加すること自体に困難があり、楽しむことができなかった。
【0006】
本発明の目的は、初心者でも楽しむことができる麻雀ゲームを行うゲーム装置及びゲーム装置の制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によるゲーム装置は、操作部と、表示部と、制御部とを有するゲーム装置において、前記制御部は、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌し、前記制御部は、遊戯者に配牌した牌を、前記表示部に表示させ、前記制御部は、遊戯者により前記操作部の操作に基づいて、1枚の牌を遊戯者につもらせ、前記制御部は、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された牌に加えた手牌を、前記表示部に表示させ、前記制御部は、前記手牌により役が完成したか判断し、前記制御部は、前記手牌により役が完成して和った場合には、和り役に基づいた遊戯価値を払い出すことを特徴とする。
【0008】
本発明の一態様によるゲーム装置は、操作部と、表示部と、制御部とを有するゲーム装置において、前記制御部は、遊戯者による前記操作部の操作に基づいて、複数の和り役に対して所定の賭け率を設定し、前記制御部は、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌し、前記制御部は、遊戯者に配牌した牌を、前記表示部に表示させ、前記制御部は、遊戯者により前記操作部の操作に基づいて、1枚の牌を遊戯者につもらせ、前記制御部は、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された牌に加えた手牌を、前記表示部に表示させ、前記制御部は、前記手牌により役が完成したか判断し、前記制御部は、前記手牌により役が完成した和った場合には、和り役に対して掛けた掛け率に基づいて遊戯価値を払い出すことを特徴とする。
【0009】
上述したゲーム装置において、前記制御部は、聴牌状態の牌を複数セット遊戯者に配牌し、前記制御部は、遊戯者に配牌した複数セットの牌を、前記表示部に表示させ、前記制御部は、配牌された複数セットの牌に対して、それぞれ1枚の牌を遊戯者につもらせ、前記制御部は、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された複数セットの牌にそれぞれ加えた複数セットの手牌を、前記表示部に表示させ、前記制御部は、前記手牌により、前記複数セットの手牌のいずれかで役が完成したか判断するようにしてもよい。
【0010】
上述したゲーム装置において、前記制御部は、遊戯者に配牌する聴牌状態の牌を、抽選により選択する配牌抽選処理により決定し、前記配牌抽選処理により決定された聴牌状態の牌を配牌するようにしてもよい。
【0011】
上述したゲーム装置において、前記手牌抽選処理は、和り役の飜数を抽選する飜数抽選処理と、前記飜数抽選処理により抽選された飜数の手役を抽選する手役抽選処理と、前記手役抽選処理により抽選された手役の面子を抽選する面子抽選処理と、前記面子抽選処理により抽選された面子を構成する牌を個別に抽選する個別抽選処理とを有するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本願発明によれば、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌し、遊戯者に配牌した牌を、表示部に表示させ、遊戯者により操作部の操作に基づいて、1枚の牌を遊戯者につもらせ、つもらせた1枚の牌を配牌された牌に加えた手牌を、表示部に表示させ、手牌により役が完成したか判断し、手牌により役が完成して和った場合には、和り役に基づいた遊戯価値を払い出すようにしたので、初心者でも楽しむことができる麻雀ゲームを行うことができる、
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
[一実施形態]
本発明の一実施形態によるゲーム装置について図面を用いて説明する。
【0014】
本実施形態のゲーム装置は、例えば、アミューズメント施設内に設置されている。これらゲーム装置は、例えば、インターネットに接続されている。
【0015】
(ゲーム装置の概要)
本実施形態によるゲーム装置を含むシステムを図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態によるゲーム装置を含むシステムの外観を示す斜視図である。図2は、本実施形態によるゲーム装置を含むシステムの概要を示すブロック図である。
【0016】
アミューズメント施設10は、例えば日本全国の各地域に所在している。各アミューズメント施設10には、ゲームを行うために複数台のゲーム装置12が設けられている。アミューズメント施設10には、ゲーム装置12の他に、ゲーム内容の表示やゲームの宣伝等を行う処理装置14が設けられている。
【0017】
プレイヤはゲーム装置12にコイン等のゲーム代を入力して麻雀ゲームを行う。ゲーム装置12にはICカードであるメンバーズカード16を読み取るためのICカードI/F(インターフェース)18が設けられている。メンバーズカード16には固有のID番号が記載されている。
【0018】
各ゲーム装置12はアミューズメント施設10内のLAN20に接続されている。また、アミューズメント施設10のLAN20はインターネット22に接続されている。各ゲーム装置12は、必要に応じて、アミューズメント施設10内の他のゲーム装置12や、他のアミューズメント施設10内のゲーム装置12とも相互に通信することができる。
【0019】
アミューズメント施設10を訪れたプレイヤは、ゲーム装置12に着席し、ゲーム代を入力して、タッチパネル24、操作ボタン26、27、28等の操作を行うことにより、麻雀ゲームを行う。
【0020】
サーバ30はインターネット22に接続されている。サーバ30は制御手段(図示せず)と記憶手段(図示せず)を有する。制御手段により、ゲーム装置12を制御すると共に、記憶手段により、ゲーム装置12により実行された麻雀ゲーム等のゲームのプレイデータを、インターネット22を介して収集し、そのプレイデータを蓄積し、管理する。
【0021】
サーバ30の記憶手段には、各プレイヤのゲームのレベルやゲームの履歴が記憶されている。ゲームのレベルは、対戦結果に応じて付与される。
【0022】
(ゲーム装置の構成)
本実施形態によるゲーム装置の構成について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態によるゲーム装置のブロック図である。
【0023】
図1に示すように、ゲーム装置12の筐体32には、ゲーム内容を表示するディスプレイモニタ34と、ディスプレイモニタ34上に設けられ、プレイヤがゲームの操作を行うためのタッチパネル24と、遊戯代金としてのコイン、あるいはプリペイドカード、クレジットカード、電子マネー等を入金するためのゲーム代入力部36と、メンバーズカード16を読み取るためのICカードI/F18と、ベット操作を行うためのベットボタン26と、マックスベット操作を行うためのマックスベットボタン27と、実行操作を行うための実行ボタン28とが設けられている。ディスプレイモニタ34には、麻雀ゲームの画面が表示される。
【0024】
図3に示すように、ゲーム装置12には、ゲームプログラムの実行やシステム全体の制御や画像表示のための座標計算等を行うCPU40と、CPU40が処理を行うのに必要なプログラムやデータを格納するバッファメモリとして利用されるシステムメモリ(RAM)42とがバスラインにより共通接続され、バスアービタ44に接続されている。バスアービタ44は、ゲーム装置12の各ブロックや外部に接続される機器とのプログラムやデータの流れを制御する。
【0025】
ゲームプログラムやデータ(映像データや音楽データも含む)が格納されたプログラムデータ記憶装置又は記憶媒体(ゲーム用記録媒体であるCD−ROM等を駆動する光ディスクや光ディスクドライブ等も含む)46と、ゲーム装置を起動するためのプログラムやデータが格納されているBOOTROM48とがバスラインを介してバスアービタ44に接続されている。
【0026】
バスアービタ44を介して、プログラムデータ記憶装置又は記憶媒体46から読み出した映像(MOVIE)データを再生したり、プレイヤの操作やゲーム進行に応じて画像表示のための画像を生成したりするレンダリングプロセッサ50と、そのレンダリングプロセッサ50が画像生成を行うために必要なグラフィックデータ等を格納しておくグラフィックメモリ52とが接続されている。レンダリングプロセッサ50から出力される画像信号は、ビデオDAC(図示せず)によりデジタル信号からアナログ信号に変換され、ディスプレイモニタ34に表示される。
【0027】
バスアービタ44を介して、プログラムデータ記憶装置又は記憶媒体46から読み出した音楽データを再生したりプレイヤによる操作やゲーム進行に応じて効果音や音声を生成するサウンドプロセッサ56と、そのサウンドプロセッサ56により効果音や音声を生成するために必要なサウンドデータ等を格納しておくサウンドメモリ58とが接続されている。サウンドプロセッサ56から出力される音声信号は、オーディオDAC(図示せず)によりデジタル信号からアナログ信号に変換され、スピーカ60から出力される。
【0028】
バスアービタ44には通信インターフェース62が接続されている。通信インタフェース62はLANアダプタ64を介して電話回線等の外部ネットワークに接続される。ゲーム装置12はLANアダプタ64により電話回線を介してインターネットに接続され、他のゲーム装置12やネットワークサーバ30等との通信が可能となる。なお、通信インターフェース62及びLANアダプタ64は電話回線を使用するものであるが、電話回線を使用するターミナルアダプタ(TA)やルータ、ケーブルテレビ回線を使用するケーブルモデム、携帯電話やPHSを利用して無線通信手段、光ファイバを用いた光ファイバ通信手段等の他の通信方法を利用してもよい。
【0029】
バスアービタ44には、ペリフェラルI/F(インターフェース)66を介してベットボタン26、マックスベットボタン27、実行ボタン28が接続されている。ベットボタン26は、配牌に対してベット指示を入力するためのものであり、マックスベットボタン27は、配牌に対して最大限のベット指示を入力するためのものであり、実行ボタン28は、各種操作の実行の指示を入力するためのものである。
【0030】
ペリフェラルI/F66は、プレイヤによるベットボタン26、マックスベットボタン27、実行ボタン28への操作にしたがって、ゲーム装置12や外部に接続された機器を制御するための信号を出力する。
【0031】
バスアービタ44には、ペリフェラルI/F68を介して、タッチパネル24が接続されている。タッチパネル24は、プレイヤが指を触れることにより各種操作を入力するためのものである。
【0032】
ペリフェラルI/F68は、プレイヤによる操作にしたがって、ゲーム装置12や外部に接続された機器を制御するための信号を出力する。タッチパネル24は、指が指示した位置の座標値を取得して位置座標情報を生成する位置座標取得手段として機能する。
【0033】
バスアービタ44には、メンバーズカード16を読み取るためのICカードI/F18が接続されている。
【0034】
バスアービタ44にはバックアップメモリ(図示せず)が接続され、これにゲームの成績などの記録を行う。バックアップメモリは、システムメモリ(RAM)で代用してもよい。
【0035】
なお、ゲーム装置12は、アミューズメント施設やゲームカフェ等の店舗に設置されるゲーム装置に限定されるものではなく、家庭用のゲーム装置やパーソナルコンピュータ、携帯型電子ゲーム機、携帯電話やPDA等の電子装置、ゲーム情報処理装置でもよい。
【0036】
(麻雀ゲームの概要)
本実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームの概要について図4乃至図6を用いて説明する。図4は本実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのフローチャートであり、図5及び図6は本実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのゲーム画面を示す図である。
【0037】
本実施形態の麻雀ゲームは、実際の牌を用いた麻雀をビデオゲームとして忠実に実現しようとするものではなく、麻雀を題材にして一人で遊ぶことができるようにした新規なビデオゲームである。遊戯者はメダルを投入しベットすることにより麻雀ゲームを行う。ベットしたメダルと手牌の和り役に基づいて遊戯者にメダルが払い出される。
【0038】
まず、遊戯者は、ゲーム装置12のゲーム代入力部36からメダルを投入し、あるいは、事前蓄積されたメダル数を表示したクレジットからベットを行う(ステップS10)。ディスプレイモニタ34には、図5(a)に示すように、ベットのためのペイテーブルが表示される。ペイテーブルには、和り役に対して払い出すメダル数が、ベットするメダル数に対応して示されている。すなわち、和り役「役満」「三倍満」「倍満」「跳満」「満貫」「三翻」「二翻」「一翻」に対して、ベットするメダル数「1」「2」「3」「4」「5」に対して払い出すメダル数が示されている。図5(a)のゲーム画面は、遊戯者が5枚のメダルを投入した状態を示している。
【0039】
次に、遊戯者が、ベットボタン26を押すと、図5(b)に示すように、ゲーム画面に「Game Start」なる文字が表示され、麻雀ゲームが開始される(ステップS11)。
【0040】
次に、ゲーム装置12内では、遊戯者への配牌を抽選するための配牌抽選処理が行われる(ステップS12)。本実施形態では、通常の麻雀のようにランダムな状態の牌を配牌するのではなく、あと1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌する点に特徴がある。配牌する聴牌状態の牌を抽選する配牌抽選処理の詳細については後述する。
【0041】
次に、図5(b)に示すように、配牌抽選処理により決定された配牌をディスプレイモニタ34に表示して、遊戯者に配牌する(ステップS13)。
【0042】
次に、手牌交換処理を行う(ステップS14)。手牌交換処理は、配牌された牌から1枚又は複数枚の牌を選択し、他の牌と交換する処理である。遊戯者は、ディスプレイモニタ34に表示された配牌中の任意の牌にタッチして、交換したい牌を選択し、実行ボタン28を押下すると、牌が交換される。
【0043】
手牌交換処理は、ゲーム装置12により抽選により決定される配牌に対して、遊戯者の操作により一部を交換できるようにするものである。
【0044】
本実施形態では聴牌状態の牌が配牌されることを前提としているので、手牌交換処理によっても聴牌状態を維持するようにする。したがって、聴牌状態によっては、配牌された一部の牌しか交換できないようにする。そして、交換される牌についても、手牌交換により聴牌状態となるような牌とする。
【0045】
例えば、大三元の役を含む配牌であれば、大三元を構成する「白」「発」「中」の牌以外の牌しか交換できないようにする。そして、交換される牌についても、交換後の配牌が聴牌状態となるような牌とする。例えば、頭待ちの聴牌状態の配牌に対して、頭待ちの単独牌を遊戯者の操作により交換できるようにする。
【0046】
なお、この手牌交換処理(ステップS14)は省略してもよい。
【0047】
次に、1回の麻雀ゲームで牌をつもる回数を示すカウンター「ツモチャンス数」に、初期値の「N」を設定する(ステップS17)。
【0048】
次に、ゲーム装置12により1枚の牌がツモ牌として選択され、図6(a)に示すように、ディスプレイモニタ34の右下部の円内に表示される(ステップ16)。続いて、カウンター「ツモチャンス数」から「1」を減算する(ステップS18)。
【0049】
次に、ゲーム装置12により、配牌にツモ牌を加えた手牌が和りかどうか、すなわち、手牌により役が完成したかどうかを判断する(ステップS18)。
【0050】
ステップS18において、手牌により役が完成していないと判断されると、遊戯者により実行ボタン28が押下されるのを待って(ステップS19)、図6(a)に示すように、ツモ牌を捨てる(ステップS20)。
【0051】
次に、カウンター「ツモチャンス数」が「0」となったかを判断する(ステップS21)。ステップS21において、カウンター「ツモチャンス数」が「0」になっていないと判断されると、ステップS16に戻り、その後のステップS17〜S20の処理を繰り返す。ステップS20において、カウンター「ツモチャンス数」が「0」になったと判断されると、ゲームオーバーとなる(ステップS22)。
【0052】
ステップS18において、手牌により役が完成していると判断されると、遊戯者により実行ボタン28が押下されるか否か判断する(ステップS23)。
【0053】
ステップS23において、実行ボタン28が押下されたと判断されると、図6(b)に示すように、手役の飜数、すなわち、和り役「役満」「三倍満」「倍満」「跳満」「満貫」「三翻」「二翻」「一翻」のいずれかであるかが判断される(ステップS24)。
【0054】
続いて、遊戯者がベットしたメダル数に基づいて、払い出すメダル数が計算され(ステップS25)、計算されたメダル数の配当が払い出される(ステップS26)。図6(b)の場合には、和り役が「跳満」であり、ベットしたメダル数が「5」であるので、500枚のメダルが配当として払い出される。
【0055】
ステップS23において、実行ボタン28が押下されずに、他のボタンが押下されたたと判断されると、ステップS20に処理が移り、ツモ牌を捨てる(ステップS20)。このようにして、遊戯者の選択により、手牌が完成しても更に高い役での和りを狙って、更に牌をツモることができる。
【0056】
なお、ツモチャンス数が0の場合には、実行ボタン28以外のボタンが押下されても、ステップS20に移らず、実行ボタン28が押下されるまで待つようにしてもよい。
【0057】
(配牌抽選処理)
本実施形態では、遊戯者に配牌する際に、通常の麻雀のようにランダムな状態の牌を配牌するのではなく、配牌抽選処理により抽選した、あと1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌する。
【0058】
本実施形態の配牌抽選処理の詳細について図7乃至図11を用いて説明する。図7は配牌抽選処理のフローチャートであり、図8乃至図11は配牌抽選処理の各抽選についての説明図である。
【0059】
本実施形態の配牌抽選処理は、図7に示すように、4つの抽選処理により構成されている。
【0060】
まず、和り役の飜数を抽選する飜数抽選処理を行う(ステップS30)。続いて、ステップS30の飜数抽選処理により抽選された飜数の手役を抽選する手役抽選処理を行う(ステップS31)。続いて、ステップS31の手役抽選処理により抽選された手役の面子を抽選する面子抽選処理を行う(ステップS32)。最後に、ステップS32の面子抽選処理により抽選された面子を構成する牌を個別に抽選する個別抽選処理を行い(ステップS33)、遊戯者に配牌する牌を決定する。
【0061】
ステップS30の飜数抽選処理では、図8に示す飜数抽選テーブルに基づいて、和り役の飜数を抽選する。飜数抽選テーブルは、飜数「1」〜「11」に対する抽選確率を定めたものである。この飜数抽選テーブルにより定めた抽選確率となるようにランダムに抽選して配牌の飜数を決定する。図8に示すように、飜数が高いほど抽選確率が低くなるように設定されている。
【0062】
ステップS31の手役抽選処理では、例えば、図9に示すような手役抽選テーブルに基づいて、飜数抽選処理により抽選された飜数の手役を抽選する。手役抽選テーブルは、各手役に対する抽選確率を定めたものである。
【0063】
図9(a)は飜数「13」の手役に対する手役抽選テーブルである。飜数「13」の構成役である「大三元」「四暗刻」「字一色」「緑一色」「清老頭」「九蓮宝燈」「国士無双」「四喜和」「四槓子」に対する抽選確率が定められている。実際の麻雀において発生する確率に近い発生確率が定められている。
【0064】
図9(b)は飜数「5」の手役に対する手役抽選テーブルである。飜数「5」となる構成役に対する抽選確率が定められている。飜数「12」以下の飜数の構成役は、複数の役の飜数が加算されて、その飜数となる。飜数「5」の構成役も複数の役の飜数が加算されたものである。例えば、図9(b)の手役抽選テーブルの1行目の構成役は「平和」(1翻)と「混全帯ヤオ九」(2翻)と「三色同順」(2翻)の複合役となっており、2%の抽選確率となっている。
【0065】
図9(c)は飜数「4」の手役に対する手役抽選テーブルである。飜数「4」の構成役も複数の役の飜数が加算されたものである。例えば、図9(c)の手役抽選テーブルの1行目の構成役は「平和」(1翻)と「断ヤオ九」(1翻)と「三色同順」(2翻)の複合役となっており、15%の抽選確率となっている。
【0066】
同様にして、全ての飜数「1」〜「11」に対して手役抽選テーブル(図示せず)が用意されている。
【0067】
ステップS32の面子抽選処理では、例えば、図10に示すような面子抽選テーブルに基づいて、手役抽選処理により抽選された手役の面子を抽選する。面子抽選テーブルは、各面子に対する抽選確率を定めたものである。
【0068】
図10(a)は「大三元」の役に対する面子抽選テーブルである。例えば、図10(a)の面子抽選テーブルの1行目は、「大三元」の役を構成する面子(「白」3牌+「発」3牌「発」+「中」3牌)と、順子と、頭(未完成)とからなる面子であり、20%の抽選確率となっている。
【0069】
図10(b)は「平和混全帯ヤオ九三色同順」の役に対する面子抽選テーブルである。この場合は一種類の面子のみが定められ、「平和形」と「3色順子(混全帯ヤオ九)」と「頭(平和用)」と「順子未完成(両面待ち)」とからなる面子であり、100%の抽選確率となっている。
【0070】
ステップS33の個別抽選処理では、例えば、図11に示すような個別抽選テーブルに基づいて、面子抽選処理により抽選された面子を構成する牌を抽選する。個別抽選テーブルは、面子を構成する個別の牌に対する抽選確率を定めたものである。
【0071】
例えば、図10(a)の面子抽選テーブルで、その1行目(「大三元」の面子+順子+頭(未完成))の面子が選択された場合、「順子」と「頭(未完成)」の個別牌を、図11(a)の個別抽選テーブルに基づいて抽選する。「順子」の個別牌は、「一満+二満+三満」「二満+三満+四満」…「七索+八索+九索」から抽選で選択される。個別牌は21種類あるので、それぞれの抽選確率は4.76%である。「頭(未完成)」の個別牌は、まだ手牌に使われていない牌から抽選で選択される。
【0072】
また、図10(b)の面子抽選テーブルで、その1行目(「平和形」+「3色順子(混全帯ヤオ九)」+「頭(平和用)」+「順子未完成(両面待ち)」)の面子が選択された場合、「3色順子」と「頭」と「順子未完成」の個別牌を、図11(b)の個別抽選テーブルに基づいて抽選する。
【0073】
「3色順子」の個別牌は、「(一満+二満+三満)+(一筒+二筒+三筒)+(一索+二索+三索)」と「(七満+八満+九満)+(七筒+八筒+九筒)+(七索+八索+九索)」とから抽選で選択される。個別牌は2種類なので、それぞれの抽選確率は50%である。
【0074】
「頭(未完成)」の個別牌は、「南+南」と「西+西」と「北+北」とから抽選で選択される。個別牌は3種類なので、それぞれの抽選確率は33%である。
【0075】
「順子未完成(両面待ち)」の個別牌は、「七満+八満」と「七筒+八筒」と「七索+八索」とから抽選で選択される。個別牌は3種類なので、それぞれの抽選確率は33%である。
[他の実施形態]
本発明の他の実施形態によるゲーム装置について図12及び図13を用いて説明する。
【0076】
上述の一実施形態では、遊戯者に対して1セットの牌を配牌し、その配牌に対してベットし、その和り役に対して配当するようにしている。
【0077】
本発明による麻雀ゲームは、実際の牌を用いた麻雀をビデオゲームとして忠実に実現しようとするものではなく、麻雀を題材にして一人で遊ぶことができるようにしたビデオゲームであるので、他の実施形態として、遊戯者に同時に複数セットの牌を配牌するようにしてもよい。
【0078】
図4のフローチャートのステップS12の配牌抽選処理において、複数セットの配牌を抽選により決定し、ステップS13で、遊戯者に配牌する際に、図12に示すように、配牌抽選処理により決定された複数セットの配牌をディスプレイモニタ34に表示する。ここでは、7セットの配牌を抽選により決定し、遊戯者に配牌している。
【0079】
図4のフローチャートのステップS16で、ゲーム装置12により1枚の牌がツモ牌として選択されると、ステップS16において、図13(a)に示すように、ディスプレイモニタ34の右下部の円内に表示される。
【0080】
続いて、ステップS18において、ゲーム装置12により、7セットの配牌にツモ牌をそれぞれ加えた手牌のいずれかが和りかどうか判断する。いずれかの配牌に役が完成したと判断されると、図13(a)に示すように、その配牌が和りであることを示す「WIN」なる文字を記載する。
【0081】
遊戯者はツモチャンス数(N回)牌をツモり、複数セットの配牌に役が完成した場合には、図13(b)に示すように、役が完成した配牌に和りであることを示す「WIN」なる文字が記載される。
【0082】
ゲームが終了し、払い出し計算(ステップS25)をする場合には、「WIN」なる文字が記載された複数セット(図13(b)では4セット)に対する配当が計算され、払い出される(ステップS26)。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
【0083】
例えば、上記実施形態では、アミューズメント施設内に設けられたゲーム装置を例として説明したが、本発明の原理は、ゲーム装置の代わりに、家庭用ゲーム装置や、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、或いは、携帯電話、PHS、PDA等の携帯電話機等を用いてもよい。
【0084】
また、上記実施形態では、プレイヤの識別のためにICカードを用いたが、磁気カード、定期券、Suicaカード、Edyカード、携帯電話等を用いてもよい。更に、プレイヤを識別するものであれば、指紋や虹彩等の個人を識別する手段を用いてもよい。
【0085】
また、本発明による麻雀ゲームをいわゆるビンゴゲーム装置に適用してもよい。例えば、図14に示すように、ビンゴゲームの開始時に、各遊戯者に、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を、複数セット(図14では7セット)配牌する。遊戯者への複数セットの配牌方法としては、紙などのシートとして配牌してもよいし、数のサテライトを設け、サテライトのディスプレイモニタに複数セットの配牌を表示するようにしてもよい。なお、図14では図示の便宜のため、各遊戯者への配牌が同一となっているが、実際には、各遊戯者への配牌は互いに異なるようにする。
【0086】
ビンゴゲーム装置から1枚のツモ牌として提供され、各遊戯者はツモ牌が自らの配牌にいずれかに加えて和りとなるかどうか判断する。和りとなった配牌には、図13(a)、(b)に示すように「WIN」なる文字を記載したり、「WIN」なる文字が表示されたりする。
【0087】
ビンゴゲーム装置からツモ牌が順次提供される。全ての配牌が和りとなった遊戯者が「ビンゴ」となる。通常のビンゴゲームと同様に、「ビンゴ」となった遊戯者には所定の配当を払い出したり、特別な商品を提供したりする。
【0088】
また、本発明による麻雀ゲームを、カジノ向けゲーミングマシンとして取り込んで、カジノゲームの一種として行うようにしてもよい。
【0089】
また、本発明による麻雀ゲームを、パチンコ機や、パチスロ機等におけるボーナスゲームの一種として行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0090】
【図1】本発明の一実施形態によるゲーム装置を含むシステムの外観を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態によるゲーム装置を含むシステムの概要を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるゲーム装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのゲーム画面を示す図(その1)である。
【図6】本発明の一実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのゲーム画面を示す図(その2)である。
【図7】本発明の一実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームの配牌抽選処理のフローチャートである。
【図8】配牌抽選処理における飜数抽選処理の飜数抽選テーブルを示す図である。
【図9】配牌抽選処理における手役抽選処理の手役抽選テーブルの一例を示す図である。
【図10】配牌抽選処理における面子抽選処理の面子抽選テーブルの一例を示す図である。
【図11】配牌抽選処理における個別抽選処理の個別抽選テーブルの一例を示す図である。
【図12】本発明の他の実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのゲーム画面を示す図(その1)である。
【図13】本発明の他の実施形態のゲーム装置による麻雀ゲームのゲーム画面を示す図(その2)である。
【図14】本発明の麻雀ゲームを適用したビンゴゲーム装置の概念図である。
【符号の説明】
【0091】
10…アミューズメント施設
12…ゲーム装置
14…処理装置
15…ディスプレイモニタ
16…メンバーズカード
18…ICカードI/F
20…LAN
22…インターネット
24…タッチパネル
26…ベットボタン
27…マックスベットボタン
28…実行ボタン
30…サーバ
32…筐体
34…ディスプレイモニタ
36…ゲーム代入力部
40…CPU
42…システムメモリ
44…バスアービタ
46…プログラムデータ記憶装置又は記憶媒体
48…BOOTROM
50…レンダリングプロセッサ
52…グラフィックメモリ
56…サウンドプロセッサ
58…サウンドメモリ
60…スピーカ
62…通信インターフェース
64…LANアダプタ
66…ペリフェラルI/F
68…ペリフェラルI/F

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作部と、表示部と、制御部とを有するゲーム装置において、
前記制御部は、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌し、
前記制御部は、遊戯者に配牌した牌を、前記表示部に表示させ、
前記制御部は、遊戯者により前記操作部の操作に基づいて、1枚の牌を遊戯者につもらせ、
前記制御部は、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された牌に加えた手牌を、前記表示部に表示させ、
前記制御部は、前記手牌により役が完成したか判断し、
前記制御部は、前記手牌により役が完成して和った場合には、和り役に基づいた遊戯価値を払い出す
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項2】
操作部と、表示部と、制御部とを有するゲーム装置において、
前記制御部は、遊戯者による前記操作部の操作に基づいて、複数の和り役に対して所定の賭け率を設定し、
前記制御部は、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌し、
前記制御部は、遊戯者に配牌した牌を、前記表示部に表示させ、
前記制御部は、遊戯者により前記操作部の操作に基づいて、1枚の牌を遊戯者につもらせ、
前記制御部は、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された牌に加えた手牌を、前記表示部に表示させ、
前記制御部は、前記手牌により役が完成したか判断し、
前記制御部は、前記手牌により役が完成した和った場合には、和り役に対して掛けた掛け率に基づいて遊戯価値を払い出す
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載のゲーム装置において、
前記制御部は、聴牌状態の牌を複数セット遊戯者に配牌し、
前記制御部は、遊戯者に配牌した複数セットの牌を、前記表示部に表示させ、
前記制御部は、配牌された複数セットの牌に対して、それぞれ1枚の牌を遊戯者につもらせ、
前記制御部は、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された複数セットの牌にそれぞれ加えた複数セットの手牌を、前記表示部に表示させ、
前記制御部は、前記手牌により、前記複数セットの手牌のいずれかで役が完成したか判断する
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゲーム装置において、
前記制御部は、
遊戯者に配牌する聴牌状態の牌を、抽選により選択する配牌抽選処理により決定し、
前記配牌抽選処理により決定された聴牌状態の牌を配牌する
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項5】
請求項4記載のゲーム装置において、
前記手牌抽選処理は、
和り役の飜数を抽選する飜数抽選処理と、
前記飜数抽選処理により抽選された飜数の手役を抽選する手役抽選処理と、
前記手役抽選処理により抽選された手役の面子を抽選する面子抽選処理と、
前記面子抽選処理により抽選された面子を構成する牌を個別に抽選する個別抽選処理と
を有することを特徴とするゲーム装置。
【請求項6】
操作部と、表示部と、制御部とを有するゲーム装置の制御方法において、
前記制御部が、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌するステップと、
前記制御部が、遊戯者に配牌した牌を、前記表示部に表示させるステップと、
前記制御部が、遊戯者により前記操作部の操作に基づいて、遊戯者に1枚の牌をつもらせるステップと、
前記制御部が、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された牌に加えた手牌を、前記表示部に表示させるステップと、
前記制御部が、前記手牌により役が完成したか判断するステップと、
前記制御部が、前記手牌により役が完成して和った場合には、和り役に基づいた遊戯価値を払い出すステップと
を有することを特徴とするゲーム装置の制御方法。
【請求項7】
操作部と、表示部と、制御部とを有するゲーム装置の制御方法において、
前記制御部が、遊戯者による前記操作部の操作に基づいて、複数の和り役に対して所定の賭け率を設定するステップと、
前記制御部が、1枚の有効牌で和る聴牌状態の牌を遊戯者に配牌するステップと、
前記制御部が、遊戯者に配牌した牌を、前記表示部に表示させるステップと、
前記制御部が、遊戯者により前記操作部の操作に基づいて、遊戯者に1枚の牌をつもらせるステップと、
前記制御部が、つもらせた前記1枚の牌を前記配牌された牌に加えた手牌を、前記表示部に表示させるステップと、
前記制御部が、前記手牌により役が完成したか判断するステップと、
前記制御部は、前記手牌により役が完成した和った場合には、和り役に対して掛けた掛け率に基づいて遊戯価値を払い出すステップと
を有することを特徴とするゲーム装置の制御方法。
【請求項8】
請求項6又は7記載のゲーム装置の制御方法において、
遊戯者に配牌するステップでは、前記制御部が、聴牌状態の牌を複数セット遊戯者に配牌し、
遊戯者に牌をつもらせるステップでは、前記制御部が、配牌された複数セットの牌に対して、それぞれ1枚の牌を遊戯者につもらせ、
手牌を表示部に表示させるステップでは、前記制御部が、前記1枚の牌を前記配牌された複数セットの牌に加えた複数セットの手牌を、前記表示部に表示させ、
役が完成したか判断するステップでは、前記制御部が、前記手牌により、前記複数セットの手牌のいずれかで役が完成したか判断する
ことを特徴とするゲーム装置の制御方法。
【請求項9】
請求項6乃至8のいずれか1項に記載のゲーム装置の制御方法において、
前記制御部が、遊戯者に配牌する聴牌状態の牌を、抽選により選択する配牌抽選処理を行うステップを更に有し、
前記制御部は、前記配牌抽選処理により決定された聴牌状態の牌を配牌する
ことを特徴とするゲーム装置の制御方法。
【請求項10】
請求項9記載のゲーム装置の制御方法において、
前記手牌抽選処理は、
和り役の飜数を抽選する飜数抽選処理と、
前記飜数抽選処理により抽選された飜数の手役を抽選する手役抽選処理と、
前記手役抽選処理により抽選された手役の面子を抽選する面子抽選処理と、
前記面子抽選処理により抽選された面子を構成する牌を個別に抽選する個別抽選処理と
を有することを特徴とするゲーム装置の制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2008−246007(P2008−246007A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−92490(P2007−92490)
【出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(000132471)株式会社セガ (811)
【Fターム(参考)】