コンセントソケット用の交換モジュール及び交換モジュール付きコンセントソケット
【課題】
必要に応じて交換でき、流用性が高く便利でコスト低下に繋がる交換モジュールの提供。
【解決手段】
本発明のコンセントソケットは、ソケットを有するコンセントパネル及び交換モジュールを備える。前記コンセントパネルはソケット部を有し、前記交換モジュールは前記コンセントパネルに着脱可能である。前記交換モジュールは子ソケット部を有する。前記交換モジュールの縁に固定溝を有し、前記固定溝は前記交換モジュール及び前記コンセントパネルの間に位置する。
必要に応じて交換でき、流用性が高く便利でコスト低下に繋がる交換モジュールの提供。
【解決手段】
本発明のコンセントソケットは、ソケットを有するコンセントパネル及び交換モジュールを備える。前記コンセントパネルはソケット部を有し、前記交換モジュールは前記コンセントパネルに着脱可能である。前記交換モジュールは子ソケット部を有する。前記交換モジュールの縁に固定溝を有し、前記固定溝は前記交換モジュール及び前記コンセントパネルの間に位置する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はモジュール構造に関し、より詳しくは、コンセントソケット用の交換モジュール及び交換モジュールを備えるコンセントソケットに関する。
【背景技術】
【0002】
現在の室内電気設備は、その多くが壁に埋め込まれたコンセントソケットであり、壁に設置されたコンセントソケットにより配電線或いはネットワークケーブルに接続される。電子機器(携帯電話、デジタルカメラ、PDAやその他携帯デバイス)の充電が必要になった際、或いはネットワークに接続し情報伝達をする必要がある際には、電子機器をコンセント或いはケーブルをコンセントソケットに差し込むことで、配電線或いはネットワークと接続し、充電或いは情報伝達を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平07−320827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコンセントソケット構造において、そのコンセントパネルは一体型デザインである。コンセントパネル上のソケット及びスイッチの配置については固定されており、必要に応じて変更することができず利便性に欠ける。またソケットの種類やスイッチにより多種の異なるコンセントパネルを作らねばならず、コスト増加に繋がる。本発明の目的は、コンセントソケット用の交換モジュール及び交換モジュールを備えるコンセントソケットを提供することにあり、交換モジュールには流用性があり大変便利で、コスト低下にも繋がる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の目的達成のため、本発明のコンセントソケットは、ソケットを有するコンセントパネルと、前記コンセントパネル上に着脱可能に設置される交換モジュールを備える。前記交換モジュールは、子ソケット部を有する。また、前記交換モジュールは、縁に固定溝を有し、前記固定溝は前記交換モジュール及び前記コンセントパネルの間に位置する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の交換モジュールは種々の子ソケット部を設置することができ、コンセントパネル上に着脱可能であるため、必要に応じて交換モジュールを交換することができる。そのため、流用性に優れると共に大変便利で、コンセントパネルを交換する必要がないため、コスト低下に繋がる。
【0007】
交換モジュールをコンセントパネルに取り付けた際、任意に取り外すことはできない。したがって、誤って外れてしまうことがなく安全性に優れる。また、交換モジュールの縁に設けられた固定溝は、コンセントパネル及び交換モジュールの間に隠れるように設置されている。工具を固定溝に入れることで交換モジュールを抜き出すことができ、これにより、交換及び修理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体分解図である。
【図2】本発明実施例1の交換モジュールを示す立体図である。
【図3】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図4】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す断面図である。
【図5】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す前面図である。
【図6】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットの使用を示す説明図である。
【図7】本発明実施例2の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図8】本発明実施例3の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図9】本発明実施例4の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図10】本発明実施例5の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図11】本発明実施例6の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図12】本発明実施例7の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図13】本発明実施例8の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図14】本発明実施例9の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図15】本発明実施例10の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図16】本発明実施例11の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図17】本発明実施例12の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図18】本発明実施例13の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1から図5は、本発明にかかる実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す説明図である。
【0010】
本発明は、コンセントパネル1、物置板2、ケーブル3、接続端子4及び交換モジュール5を備える。
【0011】
コンセントパネル1は方形であるが、コンセントパネル1の形状及び規格については制限がなく、必要に応じて変更可能である。コンセントパネル1は、単層或いは複層の板で構成されており、コンセントパネル1上には少なくとも1つのソケット部6及び主スイッチ17が設置される。ソケット部6は、少なくとも1組のソケット穴61を備える。ソケット部6の規格及び型式には制限が無く、様々なコンセントプラグ用の穴或いは様々な型式のケーブルコネクタが利用可能である。コンセントパネル1は少なくとも1つの嵌め込み部11(図7に示す)を設置でき、嵌め込み部11はソケット部6の形にあわせた方形或いはその他の形状の穴を備え、ソケット部6の外縁に接続される。コンセントパネル1は、ネジを利用して壁などに固定或いは嵌め込むことが可能である(図示せず)。
【0012】
本実施例では、収納箱20を設置しており、収納箱20の前側には、開口201が備えられる。収納箱20は、コンセントパネル1の後側に設置され、物置板2は収納箱20の開口201の中に設置され、開口201に沿って前後にスライドする。
コンセントパネル1の縁には溝13が備えられ、溝13はケーブル3を収納することができるため、ケーブル3をコンセントパネル1の縁に収納することが可能である。溝13を設置する位置には制限がなく、コンセントパネルの左側、右側、上側或いは下側等任意の場所に設置することができる。コンセントパネル1の縁には溝13の両端に位置する装着部14及び収納部16が更に備えられる。装着部14及び収納部16と溝13は繋がっており、それぞれコネクタ31及び接続端子4を収納することができる。
【0013】
ケーブル3は、内部に導体を備え、導体外部を絶縁体で被っている構造のものであるが、ケーブル3の構造及び型式は限定しない。ケーブル3の一端にはコネクタ31が備えられ、コネクタ31はUSBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。また、ケーブル3の一端は、他の型式を利用し交換モジュール5と電気的に接続してもよい。ケーブル3を使用しない場合は、コンセントパネル1の縁にある溝13内に収納され、使用する場合に溝13から取り出す。
【0014】
接続端子4はUSBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。オス端子或いはメス端子であり、規格及び型式は限定しない。接続端子4はケーブル3の他端に接続され、接続端子4内部には複数の端子(図示せず)を備える。前記端子は導電性材料で製造されており、前記端子はケーブル3内の導体と電気的に接続され、これにより接続端子4はケーブル3と電気的に接続される。
【0015】
交換モジュール5は、方形或いはその他の形状をした板状であり、交換モジュール5の面積は、コンセントパネル1より小さい。交換モジュール5上には、少なくとも1つの子ソケット部54及びスイッチ55が備えられ、子ソケット部54は、少なくとも1組の子ソケット穴541を備える。子ソケット部54の規格及び型式には制限が無く、コンセントソケット或いはコネクタであればよい。交換モジュール5は、コンセントパネル1上に着脱可能に設けられる。コンセントパネル1の前側には交換モジュール5に対応するモジュール収納部15が備えられ、交換モジュール5は、モジュール収納部15の中に収納される。交換モジュール5は、更にネジ51を利用してコンセントパネル1に固定される。
【0016】
交換モジュール5の縁には装着部14に対応したモジュールコネクタ52が備えられる。モジュールコネクタ52は、USBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。モジュールコネクタ52は交換モジュール5及び装着部14が隣り合う側に設置され、コネクタ31を装着部14に収納した際、モジュールコネクタ52に接続される。これによりケーブル3及び接続端子4はコネクタ31及びモジュールコネクタ52を通して交換モジュール5と電気的に接続され、コネクタ31を装着部14及びモジュールコネクタ52に差し込むことで、更にしっかりと固定し、容易に外れることを防止する。
【0017】
交換モジュール5の縁には固定溝56(図2に示す)が備えられる。固定溝56は、好ましくは交換モジュールの上側中央に位置する。交換モジュール5は、固定穴57を備え、固定溝56は、固定穴57の前方に位置する。固定穴57はネジ51を通す穴であり、交換モジュール5は、ネジ51によりコンセントパネル1に固定される。交換モジュール5がモジュール収納部15に収納された場合、固定溝56は交換モジュール5及びコンセントパネル1の間に位置し、適度に隠れているため、子供等の目に止まりにくくなっている。
【0018】
交換モジュール5は、内部に充電回路を備え(図示せず)、充電器として使用できる。交換モジュール5の外側には一つ或いは複数の電気接点53が備えられ、入力端子となる。コントロールパネル1上の対応する電気接点(図示せず)と接触することで電気的に接続され、交換モジュール5及びコンセントパネル1内部の回路が電気的に接続される。これによりコンセントパネル1の電力或いは信号が交換モジュール5に送信される。モジュールコネクタ52及び子ソケット部54は出力端子となる。交換モジュール5は、変圧器、小型ランプ等を更に装着することも可能である。
【0019】
図1から図6に示すように、使用者は携帯電話等の電子機器7を接続端子4と電気的に接続する場合、先に物置板2を収納箱20の開口201から取り出し、接続端子4を電子機器7に接続することで、電子機器7は、ケーブル3及び接続端子4により充電或いは情報伝達が行われている間、物置板2に安置することが可能である。また、物置板2は、省略してもよく(図8に示す)、その場合、電子機器7は他の場所に置かれる。
【0020】
本発明のコンセントパネル1は、ケーブル3及び接続端子4をコンセントパネル1上に設置することで、使用者がケーブル3及び接続端子4を使用する場合、ケーブル3及び接続端子4を溝13及び収納部16から取り出すだけで使用することが可能であり、ケーブル3及び接続端子4を探す手間が省ける。ケーブル3及び接続端子4を使用しない場合、ケーブル3及び接続端子4を抜かないまま、溝13及び収納部16内に収納することが可能であり、遺失の防止となると共に、次に使用する際にも便利である。また、絡まることもコードが干渉し合うこともないままコンセントを利用できる。
【0021】
図7から図9はそれぞれ本発明の実施例2から4である。ソケット部6及び子ソケット部54は異なる規格及び型式であり、ソケット部6及び子ソケット部54はUSBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。また、コンセントパネル1の底には、2つの第一ヒンジ部12が備えられ、物置板2には第二ヒンジ部21が備えられる。物置板2はコンセントパネル1の前側に位置し、第一ヒンジ部12及び第二ヒンジ部21が組み合わされることで物置板2はコンセントパネル1に組み合わされ、開閉できるようになる。物置板2が開いた際、物置板2は水平な位置で止まり、電子機器を置くことが可能になる。また、物置板2を閉じるとコンセントパネル1の前側にぴったりと嵌る。
【0022】
図10は、本発明にかかる実施例5の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。接続端子4は異なる型式のコネクタであり、接続端子4は、変換コネクタ10を更に備える。変換コネクタ10の前後にはそれぞれ第一コネクタ101及び第二コネクタ102が備えられ、変換コネクタ10の両側には突出部103が備えられる。突出部103の内側には円柱状の突起である突起104が備えられる。突出部103は可動式或いは固定式であり、本実施例では固定式である。突出部103は変換コネクタ10の両側に固定されている。可動式である場合は、突出部103はヒンジ接続等の方法により変換コネクタ10の両側に設置され、突出部103は可動する。第一コネクタ101及び第二コネクタ102は、内部に端子を設置する(図示せず)等の方法で電気的に接続される。
【0023】
接続端子4の両側には凹んだ形状のスライド穴41が備えられ、変換コネクタ10の突起104を接続端子4のスライド穴41と組み合わせることで変換コネクタ10を前後にスライドさせることが可能である。更に、接続端子4を第二コネクタ102に接続することで電気的に接続され、変換コネクタ10をケーブル3及び接続端子4によって電気的に接続することができる。
【0024】
変換コネクタ10は、接続端子4にヒンジ接続或いはスライド方式で可動可能な状態に組み合わせられる。変換コネクタ10を接続端子4に接続することでコネクタの種類を変更することが可能である。変換コネクタ10を使用しない場合、異なる方向へ動かすことによって接続端子4を露出させればよく、変換コネクタ10を外す必要はない。
【0025】
図11は、本発明にかかる実施例6の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。ソケット部6は、異なる規格及び型式である。コンセントパネル1は、嵌め込み部11を備え、嵌め込み部11は、ソケット部6の外側に接続される。
【0026】
図12は、本発明にかかる実施例7の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。本実施例にかかるコンセントソケットは、延長コードを備える。
【0027】
図13は、本発明にかかる実施例8の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。コンセントパネル1の前側に充電器30を備える。充電器30の後側には端子301が備えられ、充電器30の前側にはコネクタ(図示せず)が備えられる。充電器30を使用する場合、充電器30をコンセントパネル1にあるソケット部6のソケット穴61に接続し、充電器30の端子301とソケット部6のソケット穴61内にある端子(図示せず)と電気的に接続することで電力が充電器30へと流れ、充電器30のコネクタに電子機器を充電する機能を提供する。本実施例における充電器30は、接続部材302を備える。接続部材302は、伸縮性を持つ部材であり、一端は充電器30に固定され、他端には軸303が形成されており、コンセントパネル1に設置されている軸受18に組み合わせられる。これによりヒンジ構造となり、充電器30はコンセントパネル1の横側に設置される。接続部材302の構造には制限が無く、充電器30及びコンセントパネル1が接続できればよい。
【0028】
図14は、本発明にかかる実施例9の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。コンセントパネル1は、少なくとも1つのスイッチ19を更に備え、且つ前述の実施例の交換モジュール5からスイッチ55が除かれている。コンセントパネル1にはネジ穴1aが備えられ、ネジで壁に固定する際に利用する。
【0029】
図15は、本発明にかかる実施例10の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。物置板2、ケーブル3及び接続端子4が除かれている。
【0030】
図16は、本発明にかかる実施例11の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。コンセントパネル1及び交換モジュール5の間に少なくとも一つのバネ40を備え、ネジ51が外された際にバネ40が交換モジュール5を押し出すことで取り外しの利便性を高めている。
【0031】
図17は、本発明にかかる実施例12の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。交換モジュール5は、直立した形でコンセントパネル1に設けられている。
【0032】
図18は、本発明にかかる実施例13の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。本実施例では卓上或いは床に埋め込まれるタイプのコンセントソケットである。
【0033】
本発明にかかる交換モジュール5は、コンセントパネル1に着脱可能に設けられる。また、交換モジュール5上には異なる子ソケット部54及びスイッチ55を設置することができる。これにより、必要に応じて交換モジュール5を交換でき、流用性が高く大変便利である。また、コンセントパネル1を交換する必要がないのでコストの引き下げにも繋がる。
【0034】
交換モジュール5は、充電器としても使用でき、交換モジュール5が故障或いは交換する必要性が出てきた場合、容易に取り外すことが可能である。交換モジュールは異なるコンセントプラグや無線設備、タイマーや漏電遮断器等、任意の製品と組み合わせることも可能である。
【0035】
本発明にかかる交換モジュール5の縁にモジュールコネクタ52を備えることで、コネクタ31が装着部14に収納された際、モジュールコネクタ52に接続される。これにより、コネクタ31は装着部14及びモジュールコネクタ52に同時に接続されることで安定性に優れ、誤って外れる危険性が低くなる。
【0036】
また、交換モジュール5をコンセントパネル1上に設置することで、ネジ51を外しても交換モジュール5は簡単に取り外せず、誤って外れてしまう危険性が低くなる。交換モジュール5の縁に備えられる固定溝56を交換モジュール5及びコンセントパネル1の間に隠れるように設けることで、工具を固定溝56に入れることで交換モジュールを抜き出すことができ、交換及び修理をすることができる。
【符号の説明】
【0037】
1 コンセントパネル
11 嵌め込み部
12 第一ヒンジ部
13 溝
14 装着部
15 モジュール収納部
16 収納部
17 主スイッチ
18 軸受
19 スイッチ
1a ネジ穴
2 物置板
21 第二ヒンジ部
3 ケーブル
31 コネクタ
4 接続端子
41 スライド穴
5 交換モジュール
51 ネジ
52 モジュールコネクタ
53 電気接点
54 子ソケット部
541 子ソケット穴
55 スイッチ
56 固定溝
57 固定穴
6 ソケット部
61 ソケット穴
7 電子機器
10 変換コネクタ
101 第一コネクタ
102 第二コネクタ
103 突出部
104 突起
20 収納箱
201 開口
30 充電器
301 端子
302 接続部材
303 軸
40 バネ
【技術分野】
【0001】
本発明はモジュール構造に関し、より詳しくは、コンセントソケット用の交換モジュール及び交換モジュールを備えるコンセントソケットに関する。
【背景技術】
【0002】
現在の室内電気設備は、その多くが壁に埋め込まれたコンセントソケットであり、壁に設置されたコンセントソケットにより配電線或いはネットワークケーブルに接続される。電子機器(携帯電話、デジタルカメラ、PDAやその他携帯デバイス)の充電が必要になった際、或いはネットワークに接続し情報伝達をする必要がある際には、電子機器をコンセント或いはケーブルをコンセントソケットに差し込むことで、配電線或いはネットワークと接続し、充電或いは情報伝達を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平07−320827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコンセントソケット構造において、そのコンセントパネルは一体型デザインである。コンセントパネル上のソケット及びスイッチの配置については固定されており、必要に応じて変更することができず利便性に欠ける。またソケットの種類やスイッチにより多種の異なるコンセントパネルを作らねばならず、コスト増加に繋がる。本発明の目的は、コンセントソケット用の交換モジュール及び交換モジュールを備えるコンセントソケットを提供することにあり、交換モジュールには流用性があり大変便利で、コスト低下にも繋がる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の目的達成のため、本発明のコンセントソケットは、ソケットを有するコンセントパネルと、前記コンセントパネル上に着脱可能に設置される交換モジュールを備える。前記交換モジュールは、子ソケット部を有する。また、前記交換モジュールは、縁に固定溝を有し、前記固定溝は前記交換モジュール及び前記コンセントパネルの間に位置する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の交換モジュールは種々の子ソケット部を設置することができ、コンセントパネル上に着脱可能であるため、必要に応じて交換モジュールを交換することができる。そのため、流用性に優れると共に大変便利で、コンセントパネルを交換する必要がないため、コスト低下に繋がる。
【0007】
交換モジュールをコンセントパネルに取り付けた際、任意に取り外すことはできない。したがって、誤って外れてしまうことがなく安全性に優れる。また、交換モジュールの縁に設けられた固定溝は、コンセントパネル及び交換モジュールの間に隠れるように設置されている。工具を固定溝に入れることで交換モジュールを抜き出すことができ、これにより、交換及び修理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体分解図である。
【図2】本発明実施例1の交換モジュールを示す立体図である。
【図3】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図4】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す断面図である。
【図5】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す前面図である。
【図6】本発明実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットの使用を示す説明図である。
【図7】本発明実施例2の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図8】本発明実施例3の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図9】本発明実施例4の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図10】本発明実施例5の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図11】本発明実施例6の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図12】本発明実施例7の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図13】本発明実施例8の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図14】本発明実施例9の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図15】本発明実施例10の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図16】本発明実施例11の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図17】本発明実施例12の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【図18】本発明実施例13の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1から図5は、本発明にかかる実施例1の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す説明図である。
【0010】
本発明は、コンセントパネル1、物置板2、ケーブル3、接続端子4及び交換モジュール5を備える。
【0011】
コンセントパネル1は方形であるが、コンセントパネル1の形状及び規格については制限がなく、必要に応じて変更可能である。コンセントパネル1は、単層或いは複層の板で構成されており、コンセントパネル1上には少なくとも1つのソケット部6及び主スイッチ17が設置される。ソケット部6は、少なくとも1組のソケット穴61を備える。ソケット部6の規格及び型式には制限が無く、様々なコンセントプラグ用の穴或いは様々な型式のケーブルコネクタが利用可能である。コンセントパネル1は少なくとも1つの嵌め込み部11(図7に示す)を設置でき、嵌め込み部11はソケット部6の形にあわせた方形或いはその他の形状の穴を備え、ソケット部6の外縁に接続される。コンセントパネル1は、ネジを利用して壁などに固定或いは嵌め込むことが可能である(図示せず)。
【0012】
本実施例では、収納箱20を設置しており、収納箱20の前側には、開口201が備えられる。収納箱20は、コンセントパネル1の後側に設置され、物置板2は収納箱20の開口201の中に設置され、開口201に沿って前後にスライドする。
コンセントパネル1の縁には溝13が備えられ、溝13はケーブル3を収納することができるため、ケーブル3をコンセントパネル1の縁に収納することが可能である。溝13を設置する位置には制限がなく、コンセントパネルの左側、右側、上側或いは下側等任意の場所に設置することができる。コンセントパネル1の縁には溝13の両端に位置する装着部14及び収納部16が更に備えられる。装着部14及び収納部16と溝13は繋がっており、それぞれコネクタ31及び接続端子4を収納することができる。
【0013】
ケーブル3は、内部に導体を備え、導体外部を絶縁体で被っている構造のものであるが、ケーブル3の構造及び型式は限定しない。ケーブル3の一端にはコネクタ31が備えられ、コネクタ31はUSBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。また、ケーブル3の一端は、他の型式を利用し交換モジュール5と電気的に接続してもよい。ケーブル3を使用しない場合は、コンセントパネル1の縁にある溝13内に収納され、使用する場合に溝13から取り出す。
【0014】
接続端子4はUSBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。オス端子或いはメス端子であり、規格及び型式は限定しない。接続端子4はケーブル3の他端に接続され、接続端子4内部には複数の端子(図示せず)を備える。前記端子は導電性材料で製造されており、前記端子はケーブル3内の導体と電気的に接続され、これにより接続端子4はケーブル3と電気的に接続される。
【0015】
交換モジュール5は、方形或いはその他の形状をした板状であり、交換モジュール5の面積は、コンセントパネル1より小さい。交換モジュール5上には、少なくとも1つの子ソケット部54及びスイッチ55が備えられ、子ソケット部54は、少なくとも1組の子ソケット穴541を備える。子ソケット部54の規格及び型式には制限が無く、コンセントソケット或いはコネクタであればよい。交換モジュール5は、コンセントパネル1上に着脱可能に設けられる。コンセントパネル1の前側には交換モジュール5に対応するモジュール収納部15が備えられ、交換モジュール5は、モジュール収納部15の中に収納される。交換モジュール5は、更にネジ51を利用してコンセントパネル1に固定される。
【0016】
交換モジュール5の縁には装着部14に対応したモジュールコネクタ52が備えられる。モジュールコネクタ52は、USBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。モジュールコネクタ52は交換モジュール5及び装着部14が隣り合う側に設置され、コネクタ31を装着部14に収納した際、モジュールコネクタ52に接続される。これによりケーブル3及び接続端子4はコネクタ31及びモジュールコネクタ52を通して交換モジュール5と電気的に接続され、コネクタ31を装着部14及びモジュールコネクタ52に差し込むことで、更にしっかりと固定し、容易に外れることを防止する。
【0017】
交換モジュール5の縁には固定溝56(図2に示す)が備えられる。固定溝56は、好ましくは交換モジュールの上側中央に位置する。交換モジュール5は、固定穴57を備え、固定溝56は、固定穴57の前方に位置する。固定穴57はネジ51を通す穴であり、交換モジュール5は、ネジ51によりコンセントパネル1に固定される。交換モジュール5がモジュール収納部15に収納された場合、固定溝56は交換モジュール5及びコンセントパネル1の間に位置し、適度に隠れているため、子供等の目に止まりにくくなっている。
【0018】
交換モジュール5は、内部に充電回路を備え(図示せず)、充電器として使用できる。交換モジュール5の外側には一つ或いは複数の電気接点53が備えられ、入力端子となる。コントロールパネル1上の対応する電気接点(図示せず)と接触することで電気的に接続され、交換モジュール5及びコンセントパネル1内部の回路が電気的に接続される。これによりコンセントパネル1の電力或いは信号が交換モジュール5に送信される。モジュールコネクタ52及び子ソケット部54は出力端子となる。交換モジュール5は、変圧器、小型ランプ等を更に装着することも可能である。
【0019】
図1から図6に示すように、使用者は携帯電話等の電子機器7を接続端子4と電気的に接続する場合、先に物置板2を収納箱20の開口201から取り出し、接続端子4を電子機器7に接続することで、電子機器7は、ケーブル3及び接続端子4により充電或いは情報伝達が行われている間、物置板2に安置することが可能である。また、物置板2は、省略してもよく(図8に示す)、その場合、電子機器7は他の場所に置かれる。
【0020】
本発明のコンセントパネル1は、ケーブル3及び接続端子4をコンセントパネル1上に設置することで、使用者がケーブル3及び接続端子4を使用する場合、ケーブル3及び接続端子4を溝13及び収納部16から取り出すだけで使用することが可能であり、ケーブル3及び接続端子4を探す手間が省ける。ケーブル3及び接続端子4を使用しない場合、ケーブル3及び接続端子4を抜かないまま、溝13及び収納部16内に収納することが可能であり、遺失の防止となると共に、次に使用する際にも便利である。また、絡まることもコードが干渉し合うこともないままコンセントを利用できる。
【0021】
図7から図9はそれぞれ本発明の実施例2から4である。ソケット部6及び子ソケット部54は異なる規格及び型式であり、ソケット部6及び子ソケット部54はUSBコネクタ、IEEE1394コネクタ、HDMIコネクタ、AV端子或いはDC端子等のコネクタ類である。また、コンセントパネル1の底には、2つの第一ヒンジ部12が備えられ、物置板2には第二ヒンジ部21が備えられる。物置板2はコンセントパネル1の前側に位置し、第一ヒンジ部12及び第二ヒンジ部21が組み合わされることで物置板2はコンセントパネル1に組み合わされ、開閉できるようになる。物置板2が開いた際、物置板2は水平な位置で止まり、電子機器を置くことが可能になる。また、物置板2を閉じるとコンセントパネル1の前側にぴったりと嵌る。
【0022】
図10は、本発明にかかる実施例5の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。接続端子4は異なる型式のコネクタであり、接続端子4は、変換コネクタ10を更に備える。変換コネクタ10の前後にはそれぞれ第一コネクタ101及び第二コネクタ102が備えられ、変換コネクタ10の両側には突出部103が備えられる。突出部103の内側には円柱状の突起である突起104が備えられる。突出部103は可動式或いは固定式であり、本実施例では固定式である。突出部103は変換コネクタ10の両側に固定されている。可動式である場合は、突出部103はヒンジ接続等の方法により変換コネクタ10の両側に設置され、突出部103は可動する。第一コネクタ101及び第二コネクタ102は、内部に端子を設置する(図示せず)等の方法で電気的に接続される。
【0023】
接続端子4の両側には凹んだ形状のスライド穴41が備えられ、変換コネクタ10の突起104を接続端子4のスライド穴41と組み合わせることで変換コネクタ10を前後にスライドさせることが可能である。更に、接続端子4を第二コネクタ102に接続することで電気的に接続され、変換コネクタ10をケーブル3及び接続端子4によって電気的に接続することができる。
【0024】
変換コネクタ10は、接続端子4にヒンジ接続或いはスライド方式で可動可能な状態に組み合わせられる。変換コネクタ10を接続端子4に接続することでコネクタの種類を変更することが可能である。変換コネクタ10を使用しない場合、異なる方向へ動かすことによって接続端子4を露出させればよく、変換コネクタ10を外す必要はない。
【0025】
図11は、本発明にかかる実施例6の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。ソケット部6は、異なる規格及び型式である。コンセントパネル1は、嵌め込み部11を備え、嵌め込み部11は、ソケット部6の外側に接続される。
【0026】
図12は、本発明にかかる実施例7の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。本実施例にかかるコンセントソケットは、延長コードを備える。
【0027】
図13は、本発明にかかる実施例8の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。コンセントパネル1の前側に充電器30を備える。充電器30の後側には端子301が備えられ、充電器30の前側にはコネクタ(図示せず)が備えられる。充電器30を使用する場合、充電器30をコンセントパネル1にあるソケット部6のソケット穴61に接続し、充電器30の端子301とソケット部6のソケット穴61内にある端子(図示せず)と電気的に接続することで電力が充電器30へと流れ、充電器30のコネクタに電子機器を充電する機能を提供する。本実施例における充電器30は、接続部材302を備える。接続部材302は、伸縮性を持つ部材であり、一端は充電器30に固定され、他端には軸303が形成されており、コンセントパネル1に設置されている軸受18に組み合わせられる。これによりヒンジ構造となり、充電器30はコンセントパネル1の横側に設置される。接続部材302の構造には制限が無く、充電器30及びコンセントパネル1が接続できればよい。
【0028】
図14は、本発明にかかる実施例9の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。コンセントパネル1は、少なくとも1つのスイッチ19を更に備え、且つ前述の実施例の交換モジュール5からスイッチ55が除かれている。コンセントパネル1にはネジ穴1aが備えられ、ネジで壁に固定する際に利用する。
【0029】
図15は、本発明にかかる実施例10の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。物置板2、ケーブル3及び接続端子4が除かれている。
【0030】
図16は、本発明にかかる実施例11の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。コンセントパネル1及び交換モジュール5の間に少なくとも一つのバネ40を備え、ネジ51が外された際にバネ40が交換モジュール5を押し出すことで取り外しの利便性を高めている。
【0031】
図17は、本発明にかかる実施例12の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。交換モジュール5は、直立した形でコンセントパネル1に設けられている。
【0032】
図18は、本発明にかかる実施例13の交換モジュールを備えるコンセントソケットを示す立体図である。本実施例では卓上或いは床に埋め込まれるタイプのコンセントソケットである。
【0033】
本発明にかかる交換モジュール5は、コンセントパネル1に着脱可能に設けられる。また、交換モジュール5上には異なる子ソケット部54及びスイッチ55を設置することができる。これにより、必要に応じて交換モジュール5を交換でき、流用性が高く大変便利である。また、コンセントパネル1を交換する必要がないのでコストの引き下げにも繋がる。
【0034】
交換モジュール5は、充電器としても使用でき、交換モジュール5が故障或いは交換する必要性が出てきた場合、容易に取り外すことが可能である。交換モジュールは異なるコンセントプラグや無線設備、タイマーや漏電遮断器等、任意の製品と組み合わせることも可能である。
【0035】
本発明にかかる交換モジュール5の縁にモジュールコネクタ52を備えることで、コネクタ31が装着部14に収納された際、モジュールコネクタ52に接続される。これにより、コネクタ31は装着部14及びモジュールコネクタ52に同時に接続されることで安定性に優れ、誤って外れる危険性が低くなる。
【0036】
また、交換モジュール5をコンセントパネル1上に設置することで、ネジ51を外しても交換モジュール5は簡単に取り外せず、誤って外れてしまう危険性が低くなる。交換モジュール5の縁に備えられる固定溝56を交換モジュール5及びコンセントパネル1の間に隠れるように設けることで、工具を固定溝56に入れることで交換モジュールを抜き出すことができ、交換及び修理をすることができる。
【符号の説明】
【0037】
1 コンセントパネル
11 嵌め込み部
12 第一ヒンジ部
13 溝
14 装着部
15 モジュール収納部
16 収納部
17 主スイッチ
18 軸受
19 スイッチ
1a ネジ穴
2 物置板
21 第二ヒンジ部
3 ケーブル
31 コネクタ
4 接続端子
41 スライド穴
5 交換モジュール
51 ネジ
52 モジュールコネクタ
53 電気接点
54 子ソケット部
541 子ソケット穴
55 スイッチ
56 固定溝
57 固定穴
6 ソケット部
61 ソケット穴
7 電子機器
10 変換コネクタ
101 第一コネクタ
102 第二コネクタ
103 突出部
104 突起
20 収納箱
201 開口
30 充電器
301 端子
302 接続部材
303 軸
40 バネ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソケット部を有するコンセントパネルと、
子ソケット部と、固定溝とを有し、前記コンセントパネルに着脱可能に設けられた交換モジュールとを備え、
前記固定溝は、前記交換モジュールの縁であって、前記交換モジュールと前記コンセントパネルとの間に位置し、前記交換モジュールを前記コンセントパネルに固定するために設けられる
ことを特徴とするコンセントソケット。
【請求項2】
ケーブルと、
接続端子と、を更に備え、
前記ケーブルの一端は、前記交換モジュールと電気的に接続され、他端は前記接続端子と接続され、
前記ケーブルは、選択的に前記コンセントパネルの縁に巻きつけられ、
前記接続端子は、選択的に前記コントロールパネルの縁に設けられる収納部に収納されることを特徴とする請求項1に記載のコンセントソケット。
【請求項3】
前記コンセントパネルの縁には装着部が備えられ、前記交換モジュールの縁には前記装着部と対応するモジュールコネクタが備えられ、前記ケーブルの一端にコネクタが接続され、前記コネクタは前記装着部に収納されるとともに前記モジュールコネクタに挿接されることを特徴とする、請求項2に記載のコンセントソケット。
【請求項4】
前記コンセントパネルの前側に設置される物置板を更に備え、前記物置板は前記コンセントパネルに回動可能に接続されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項5】
前記コンセントパネルの後側に設置される収納箱を更に備え、前記収納箱の前側には開口が備えられ、前記収納箱の中には前記物置板が備えられ、前記物置板は前記開口に沿って前後にスライドすることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項6】
前記コンセントパネルの前側には、前記交換モジュールを収納できるモジュール収納部が備えられることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項7】
前記交換モジュールは、前記固定溝の後方に位置する固定穴を更に備え、前記固定穴にネジを通すことで前記コンセントパネルに固定することが可能であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項8】
ソケット部を有するコンセントパネルに用いられる交換モジュールであって、
当該交換モジュールは、子ソケット部と、固定溝とを備え、前記コンセントパネルに着脱可能に設けられ、
前記固定溝は、前記交換モジュールの縁であって、前記交換モジュールと前記コンセントパネルとの間に位置し、前記交換モジュールを前記コンセントパネルに固定するために設けられることを特徴とする交換モジュール。
【請求項1】
ソケット部を有するコンセントパネルと、
子ソケット部と、固定溝とを有し、前記コンセントパネルに着脱可能に設けられた交換モジュールとを備え、
前記固定溝は、前記交換モジュールの縁であって、前記交換モジュールと前記コンセントパネルとの間に位置し、前記交換モジュールを前記コンセントパネルに固定するために設けられる
ことを特徴とするコンセントソケット。
【請求項2】
ケーブルと、
接続端子と、を更に備え、
前記ケーブルの一端は、前記交換モジュールと電気的に接続され、他端は前記接続端子と接続され、
前記ケーブルは、選択的に前記コンセントパネルの縁に巻きつけられ、
前記接続端子は、選択的に前記コントロールパネルの縁に設けられる収納部に収納されることを特徴とする請求項1に記載のコンセントソケット。
【請求項3】
前記コンセントパネルの縁には装着部が備えられ、前記交換モジュールの縁には前記装着部と対応するモジュールコネクタが備えられ、前記ケーブルの一端にコネクタが接続され、前記コネクタは前記装着部に収納されるとともに前記モジュールコネクタに挿接されることを特徴とする、請求項2に記載のコンセントソケット。
【請求項4】
前記コンセントパネルの前側に設置される物置板を更に備え、前記物置板は前記コンセントパネルに回動可能に接続されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項5】
前記コンセントパネルの後側に設置される収納箱を更に備え、前記収納箱の前側には開口が備えられ、前記収納箱の中には前記物置板が備えられ、前記物置板は前記開口に沿って前後にスライドすることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項6】
前記コンセントパネルの前側には、前記交換モジュールを収納できるモジュール収納部が備えられることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項7】
前記交換モジュールは、前記固定溝の後方に位置する固定穴を更に備え、前記固定穴にネジを通すことで前記コンセントパネルに固定することが可能であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコンセントソケット。
【請求項8】
ソケット部を有するコンセントパネルに用いられる交換モジュールであって、
当該交換モジュールは、子ソケット部と、固定溝とを備え、前記コンセントパネルに着脱可能に設けられ、
前記固定溝は、前記交換モジュールの縁であって、前記交換モジュールと前記コンセントパネルとの間に位置し、前記交換モジュールを前記コンセントパネルに固定するために設けられることを特徴とする交換モジュール。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公開番号】特開2011−134716(P2011−134716A)
【公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−287556(P2010−287556)
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(599150182)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(599150182)
【Fターム(参考)】
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