説明

コンデンサマイクロホン

【課題】振動板と固定極間の電圧を変えなくても感度調整を可能にし、感度調整による振動板の静電吸着、音響特性の変動がないコンデンサマイクロホンを得る。
【解決手段】振動板52と固定極51との間の静電容量の変化で電気音響変換するコンデンサマイクロホンユニット5、振動板52または固定極51の一方に接続されマイクロホンユニット5の出力インピーダンスを低インピーダンスに変換するインピーダンス変換器を含む非反転増幅器1、非反転増幅器1の出力信号が入力抵抗R10を経て入力されかつ帰還抵抗R11を有する反転増幅器2、非反転増幅器1の出力と反転増幅器2の出力との間に接続され摺動子が振動板52または固定極51のうち非反転増幅器1に接続されていない方に接続されている可変抵抗器VRを有し、可変抵抗器VRの摺動子の位置によって感度が変化する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、個体間の感度のばらつきを、振動板と固定極との間の静電吸引力を変えることなく調整することができるコンデンサマイクロホンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンデンサマイクロホンは、所定の間隙をおいて対向する振動板と固定極を備え、音波を受けて振動板が振動することによる上記振動板、固定極間の静電容量の変化を音声信号として出力するものである。コンデンサマイクロホンには、振動板と固定極で構成されるコンデンサに直流電圧を印加する直流バイアスコンデンサマイクロホンがある。直流バイアスコンデンサマイクロホンの感度はバイアス電圧に依存し、バイアス電圧が高くなるにしたがって感度が高くなる。そこで、バイアス電圧を調整することによって感度を調整可能にした直流バイアスコンデンサマイクロホンがある。図6はその例を示している。
【0003】
図6において、符号15はコンデンサマイクロホンユニットを示す。コンデンサマイクロホンユニット15は、適宜の間隙をおいて相対向する振動板と固定極を有し、振動板が音波を受けて振動すると、上記のように電気音響変換されて振動板と固定極から音声信号が出力される。上記固定極は第1の増幅器11の非反転入力端子に、上記振動板は増幅器11の反転入力端子に接続されている。増幅器11は、FETからなるインピーダンス変換器を備えていて、極めて高い出力インピーダンスのコンデンサマイクロホンユニット15の出力信号を低インピーダンスの信号に変換して次段に向けて出力する。
【0004】
増幅器11の出力端子は入力抵抗R10を経て第2の増幅器である反転増幅器12の反転入力端子に接続されている。反転増幅器12の非反転入力端子はコンデンサC12を経てアースに接続されている。反転増幅器12の反転入力端子と出力端子との間には帰還抵抗R11が接続されている。入力抵抗R10の抵抗値と帰還抵抗R11の抵抗値は等しく、反転増幅器12の電圧増幅率は−1である。
【0005】
増幅器11の出力端子はまた第3の増幅器13の非反転入力端子に接続され、反転増幅器12の出力端子は第4の増幅器14の非反転入力端子に接続されている。増幅器13の出力端子は3ピン構成のコネクタの第2ピン22に接続されるとともに増幅器13の反転入力端子に接続されている。増幅器14の出力端子は上記コネクタの第3ピン23に接続されるとともに増幅器14の反転入力端子に接続されている。上記コネクタは平衡出力用のコネクタで、増幅器13の出力端子につながる第2のピン22は平衡出力のホット側出力ピン、増幅器14の出力端子につながる第3のピン23は平衡出力のコールド側出力ピン、第1ピン21はアースピンとなっている。
【0006】
各増幅器11,12,13,14の正電源端子は、直流電源16の正電源出力端子に接続され、上記各増幅器11,12,13,14の負電源端子、直流電源16のアース端子および上記コネクタの第1ピン21は互いに接続されている。直流電源16から出力される直流電圧はまた、コンデンサマイクロホンユニット15の振動板に直流バイアス電圧として印加されるように接続されている。上記直流バイアス電圧は、直流電源16が備えている可変抵抗器VR11を操作することによって調整することができ、この調整によってコンデンサマイクロホンユニット15の感度を調整することができるように構成されている。
【0007】
このように、直流バイアスコンデンサマイクロホンにおいては、直流バイアス電圧を調整することによって感度を調整することができる。しかし、バイアス電圧を高くすると、振動板と固定極との間に発生する静電吸引力が大きくなり、振動板が固定極に吸着され、振動板が振動することができず、マイクロホンとして機能しなくなる場合がある。
【0008】
また、振動板がバイアス電圧によって固定極に静電吸着されないとしても、強い気流が振動板に当たると振動板が固定極に静電吸着されやすくなる。そこで、動作の安定度を考慮して、強い気流が振動板に当たっても静電吸着が生じない程度のバイアス電圧に設定される。直流バイアス電圧を連続的に可変することができれば、コンデンサマイクロホンの感度を連続的に可変することができ、強い気流が振動板に当たっても静電吸着が生じることなく、安定に動作することができる適正なバイアス電圧に設定することができる。
【0009】
例えば固定極の表面にエレクトレット層を形成したエレクトレットコンデンサマイクロホンでは、直流バイアスを付加する必要がなく、直流バイアス発生回路は不要である。しかし、エレクトレットコンデンサマイクロホンの感度を可変にするためには、固定極表面のエレクトレット層を露出させ、エレクトレット層の表面電圧を調整する構成にする必要がある。
【0010】
本出願人は、印加する直流電圧を可変することによって感度を調整することを可能にしたエレクトレットコンデンサマイクロホンに関して提案した(特許文献1参照)。特許文献1に記載されているエレクトレットコンデンサマイクロホンによれば、感度を調整することが可能になったが、印加する直流電圧を高くし過ぎると、前述のように振動板が固定極に静電吸着されやすくなるため、感度を高めるには限度がある。よって、振動板と固定極との間の電圧を変化させることなく感度調整を可能にしたコンデンサマイクロホンの実現が望まれる。
【0011】
ところで、コンデンサマイクロホンは、個体ごとに感度のばらつきがあるため、製造工程中に感度調整工程をおいて品質の均一化を図っている。直流バイアスコンデンサマイクロホンは、直流バイアス電圧の調整によって感度のばらつきをなくすことができる。しかし、直流バイアス電圧を調整すると前述のような難点があり、周波数応答特性が変動するといった難点もある。よって、個体ごとの感度のばらつきをなくすための調整においても、振動板と固定極との間の電圧を変化させることなく感度調整が可能なコンデンサマイクロホンの実現が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】特開2006−295357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、振動板と固定極との間に印加する電圧を変えなくても感度調整を可能にし、もって、感度を高めることによる、振動板の静電吸着、音響特性の変動などの問題を回避することができるコンデンサマイクロホンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明に係るコンデンサマイクロホンは、
相対向して配置された振動板と固定極を備え上記振動板と固定極との間の静電容量の変化により電気音響変換するコンデンサマイクロホンユニットと、
上記振動板または固定極の一方に接続され上記コンデンサマイクロホンユニットの出力インピーダンスを低インピーダンスに変換するインピーダンス変換器を含む非反転増幅器と、
上記非反転増幅器の出力信号が入力抵抗を経て入力されるとともに帰還抵抗を有する反転増幅器と、
上記非反転増幅器の出力と上記反転増幅器の出力との間に接続され摺動子が上記振動板または固定極のうち上記非反転増幅器に接続されていない方に接続されている可変抵抗器と、を有し、
上記可変抵抗器の摺動子の位置によって感度が変化する
ことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
振動板または固定極のうち反転増幅器に接続されていない方が、可変抵抗器の摺動子の電圧によってドライブされ、アースに対するコンデンサマイクロホンユニットの出力レベルが可変抵抗器の摺動子の位置に応じて調整される。コンデンサマイクロホンユニットの振動板と固定極との間の電圧は変動しないから、感度調整を行うことによる振動板の静電吸着、音響特性の変動などの問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係るコンデンサマイクロホンの実施例を示す回路図である。
【図2】本発明に係るコンデンサマイクロホンの別の実施例を示す回路図である。
【図3】上記実施例において感度調整位置を中央に設定した場合の周波数応答特性線図である。
【図4】上記実施例において感度調整位置を高感度側に設定した場合の周波数応答特性線図である。
【図5】上記実施例において感度調整位置を低感度に設定した場合の周波数応答特性線図である。
【図6】従来のコンデンサマイクロホンの例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明に係るコンデンサマイクロホンの実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0018】
図1において、符号5はコンデンサマイクロホンユニットを示す。コンデンサマイクロホンユニット5は、適宜の間隙をおいて相対向する振動板52と固定極51を備えている。振動板52は固定極51とともにコンデンサの電極を構成していて、振動板52が音波を受けて振動すると、上記コンデンサの静電容量が変化し、上記音波に対応した音声信号が振動板と固定極から出力される。上記固定極51は第1の増幅器1の非反転入力端子に接続されている。上記振動板52には直流電源6から抵抗R1を介して直流電圧が印加されるようになっている。
【0019】
直流電源6は、マイクロホンに内蔵されている電源電池の電圧を、例えば最大100V程度まで昇圧するDC−DCコンバータを有してなる。ただし、直流電源6の大本の電源は、内蔵されている電池に限られるものではなく、ファントム電源が導入されている場合はファントム電源を用いてもよい。また、DC−DCコンバータを用いるか否かも任意で、必要な電圧を確保できれば、必ずしもDC−DCコンバータを用いなくてもよい。直流電源6からコンデンサマイクロホンユニット5の振動板52に加える電圧は一定である。
【0020】
第1の増幅器1は、FETを主体とするインピーダンス変換器を備えていて、コンデンサマイクロホンユニット5から出力される極めて高い出力インピーダンスの信号を低インピーダンスの信号に変換して次段に向けて出力する。増幅器1の出力端子は入力抵抗R10を経て第2の増幅器である反転増幅器2の反転入力端子に接続されている。反転増幅器2の非反転入力端子はコンデンサC2を経てアースに接続されている。反転増幅器2の反転入力端子と出力端子との間には帰還抵抗R11が接続されている。入力抵抗R10の抵抗値と帰還抵抗R11の抵抗値は等しく、反転増幅器2の電圧増幅率は−1に設定されている。
【0021】
増幅器1の出力端子はまた第3の増幅器3の非反転入力端子に接続され、反転増幅器2の出力端子は第4の増幅器4の非反転入力端子に接続されている。増幅器3の出力端子は3ピン構成のコネクタの第2ピン22に接続されるとともに増幅器3の反転入力端子に接続されている。増幅器4の出力端子は上記コネクタの第3ピン23に接続されるとともに増幅器4の反転入力端子に接続されている。上記コネクタは平衡出力用のコネクタで、増幅器3の出力端子につながる第2のピン22は平衡出力のホット側出力ピン、増幅器4の出力端子につながる第3のピン23は平衡出力のコールド側出力ピン、第1ピン21はアースピンとなっている。
【0022】
第1の増幅器である非反転増幅器1の出力と第2の増幅器である反転増幅器2の出力との間には可変抵抗器VRが接続されている。より具体的に説明すると、可変抵抗器VRの両端子の一方は非反転増幅器1の出力端子に、可変抵抗器VRの両端子の他方は反転増幅器2の出力端子に接続されている。したがって、可変抵抗器VRは、入力抵抗R10と帰還抵抗R11の直列接続に対して並列に接続されている。可変抵抗器VRが備えている摺動子は、コンデンサマイクロホンユニット5の振動板52または固定極51のうち非反転増幅器1に接続されていない方、したがって、図示の例では振動板52にコンデンサC1を介して接続されている。
【0023】
各増幅器1,2,3,4の正電源端子は、直流電源6の正電源出力端子に接続され、各増幅器1,2,3,4の負電源端子と直流電源6のアース端子および上記コネクタの第1ピン21は互いに接続され、各増幅器1,2,3,4が動作するための電源が直流電源6から供給されるようになっている。
【0024】
図1に示すコンデンサマイクロホンの実施例によれば、可変抵抗器VRの摺動子の位置に応じて、コンデンサマイクロホンユニット5の振動板52をドライブする電圧が変化し、マイクロホンの感度が変化する。換言すれば、可変抵抗器VRの摺動子の位置に応じて、コンデンサマイクロホンユニット5で電気音響変換されて出力される音響信号に付加する電圧がプラスまたはマイナスに調整され、マイクロホンの感度が変化する。このようにしてマイクロホンの感度を調整しても、マイクロホンユニット5の固定極51と振動板52との間に印加される電圧は変動することなく一定であるから、従来のように、感度調整によって振動板が静電電吸着されやすくなる、あるいは音響特性が変動する、といった問題は生じない。
【0025】
図3乃至図5は、上記実施例において感度調整を行ったときの周波数応答特性を示している。図3は可変抵抗器VRの摺動子が中央位置にある場合、図4は可変抵抗器VRの摺動子が図1において左端すなわち非反転増幅器1の出力側の抵抗値がゼロで反転増幅器2の出力側の抵抗値が最大の場合を示す。このときのマイクロホンの感度は、上記摺動子が中央にある場合の約2倍になる。図5は逆に可変抵抗器VRの摺動子が図1において右端すなわち非反転増幅器1の出力側の抵抗値が最大で反転増幅器2の出力側の抵抗値がゼロの場合を示す。このときのマイクロホンの感度は、上記摺動子が中央にある場合の約1/2倍になる。いずれも、音源が正面すなわち0度にある場合、90度の位置にある場合、背面すなわち180度の位置にある場合について測定し、太線で0度の場合を、中線で90度の場合を、細線で180度の場合を示している。
【0026】
可変抵抗器VRの摺動子が中央位置にある場合の感度は−26.4dBVであり、上記摺動子が図1において左端にある場合が最大の感度になり、摺動子が中央位置にある場合よりも+7.1dBVの−19.3dBVであった。また、上記摺動子が図1において右端にある場合が最低の感度になり、摺動子が中央位置にある場合よりも−6.7dBVの−33.1dBVであった。
【0027】
なお、図3乃至図5に示す特性線図は、特定の周波数における出力レベルでノーマライズ(正規化)して示している。図3乃至図5に示す特性線図は、ほとんど重なり合っている。その理由は、前述のように、感度調整を行っても固定極51と振動板52との間の電圧が変動せず、音響特性が変動しないからである。
【実施例2】
【0028】
本発明は、マイクロホンユニット5がエレクトレット型コンデンサマイクロホンユニットであっても適用することができる。図2はその実施例を示す。エレクトレット型コンデンサマイクロホンユニット5は、振動板または固定極がエレクトレット層を有していて、エレクトレットの表面電位が一定に保たれ、振動板52と固定極51との間に一定の成極電圧が生じている。したがって、図2に示す実施例は、マイクロホンユニット5に直流電圧を印加する必要がないから、図1に示す第1の実施例で用いられていたような直流電圧源6は不要である。
【0029】
図2に示す第2の実施例は、上記のように直流電圧源6を備えていないこと以外は図1に示す第1の実施例の構成と同じである。すなわち、第1乃至第4の増幅器1,2,3,4を備え、第1の増幅器である非反転増幅器1の出力端子と第2の増幅器である反転増幅器2の反転入力端子との間に入力抵抗R10が接続され、反転増幅器2の出力端子と反転入力端子との間に帰還抵抗R11が接続されている。入力抵抗R10の値は帰還抵抗R11の値と同じである。さらに、前記第1の実施例と同様に、第1の増幅器である非反転増幅器1の出力と第2の増幅器である反転増幅器2の出力との間にはマイクロホンの感度を調整するための可変抵抗器VRが接続されている。可変抵抗器VRの摺動子はコンデンサC1を介してコンデンサマイクロホンユニット5の振動板52に、すなわち、振動板52または固定極51のうち非反転増幅器1に接続されていない方である振動板52に接続されている。
【0030】
なお、上記各増幅器1,2,3,4には、これらの増幅器を動作させるための電力が、図示されない適宜の直流電源から供給される。
【0031】
図2に示す第2の実施例における感度調整のための構成は、前記第1の実施例における感度調整のための構成と同じで、感度調整原理も同じであるから、前記第1の実施例によって得られる効果と同じ効果を得ることができる。
【0032】
なお、図1、図2に示す実施例では、コンデンサマイクロホンユニット5の固定極51が第1の増幅器である非反転増幅器1に接続され、振動板52が可変抵抗器VRの摺動子に接続されているが、固定極51と振動板52を逆に接続してもよい。この場合、コンデンサマイクロホンニット5の出力信号の位相が逆になるので、マイクロホンの出力信号の位相が所定の位相になるように、コンデンサマイクロホンニット5の出力からマイクロホンの出力に至るまでの回路で修正する。
【符号の説明】
【0033】
1 非反転増幅器
2 反転増幅器
5 コンデンサマイクロホンユニット
6 直流電圧源
51 固定極
52 振動板
VR 可変抵抗器
R10 入力抵抗
R11 帰還抵抗


【特許請求の範囲】
【請求項1】
相対向して配置された振動板と固定極を備え上記振動板と固定極との間の静電容量の変化により電気音響変換するコンデンサマイクロホンユニットと、
上記振動板または固定極の一方に接続され上記コンデンサマイクロホンユニットの出力インピーダンスを低インピーダンスに変換するインピーダンス変換器を含む非反転増幅器と、
上記非反転増幅器の出力信号が入力抵抗を経て入力されるとともに帰還抵抗を有する反転増幅器と、
上記非反転増幅器の出力と上記反転増幅器の出力との間に接続され摺動子が上記振動板または固定極のうち上記非反転増幅器に接続されていない方に接続されている可変抵抗器と、を有し、
上記可変抵抗器の摺動子の位置によって感度が変化するコンデンサマイクロホン。
【請求項2】
振動板と固定極との間には直流電圧源から一定の電圧が印加される請求項1記載のコンデンサマイクロホン。
【請求項3】
コンデンサマイクロホンユニットで電気音響変換された音声信号は、非反転増幅器の出力と反転増幅器の出力によって平衡出力される請求項1または2記載のコンデンサマイクロホン。
【請求項4】
コンデンサマイクロホンユニットの固定極が非反転増幅器に入力され、上記コンデンサマイクロホンユニットの振動板に可変抵抗器の摺動子が接続されている請求項1、2または3記載のコンデンサマイクロホン。
【請求項5】
コンデンサマイクロホンユニットはエレクトレット型コンデンサマイクロホンユニットであって、エレクトレットの表面電位が一定である請求項3または4記載のコンデンサマイクロホン。
【請求項6】
反転増幅器が有している帰還抵抗の値は、上記反転増幅器が有している入力抵抗の値と同じである請求項1乃至5のいずれかに記載のコンデンサマイクロホン。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−85025(P2013−85025A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−221762(P2011−221762)
【出願日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【出願人】(000128566)株式会社オーディオテクニカ (787)
【Fターム(参考)】