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コーティングされた多領域菓子およびその製造方法

無糖の菓子製品およびチューインガムから調製される微粒子コーティングされた多領域構造体が開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
多領域菓子であって、
多領域コアであって、
第1の領域、
前記第1の領域と少なくとも部分的に接触している第2の領域
を含む多領域コアと、
前記多領域コアを少なくとも部分的に取り囲む微粒子コーティング組成物と
を含み、前記微粒子コーティング組成物は粉末アラビアガムを含む、多領域菓子。
【請求項2】
前記微粒子コーティング組成物は、糖類ポリオール微粒子またはサッカリド甘味料微粒子をさらに含む、請求項1に記載の多領域菓子。
【請求項3】
前記糖類ポリオール微粒子は、マンニトール、イソマルト、エリスリトール、ガラクチトール、ラクチトール、マルチトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール、またはこれらの組み合わせである、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項4】
前記糖類ポリオール微粒子はマンニトール、マルチトール、エリスリトール、イソマルト、またはこれらの組み合わせである、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項5】
前記サッカリド甘味料微粒子は砂糖である、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項6】
前記微粒子コーティング組成物は、25℃で100gの水あたり50g未満の水溶性を有する糖類ポリオール微粒子を含む、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項7】
前記糖類ポリオール微粒子は、マンニトール、イソマルト、またはこれらの組み合わせを含む、請求項6に記載の多領域菓子。
【請求項8】
前記糖類ポリオールまたはサッカリド微粒子は、約300〜約1000マイクロメートルの粒径を有する、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項9】
前記糖類ポリオール微粒子は、約10〜約300マイクロメートルの粒径を有する、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項10】
第1の複数の糖類ポリオール微粒子は300超〜約1000マイクロメートルの粒径を有し、第2の複数の糖類ポリオール微粒子は、約10〜約300マイクロメートルの粒径を有する、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項11】
アラビアガムに対する糖類ポリオールまたはサッカリド甘味料微粒子の重量比は約50:50〜約75:25である、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項12】
前記粉末アラビアガムは100マイクロメートル未満の粒径を有する、請求項1に記載のコーティングされた菓子。
【請求項13】
前記微粒子コーティング組成物は、100マイクロメートル未満の粒径を有する糖類ポリオール微粒子またはサッカリド甘味料微粒子をさらに含む、請求項12に記載のコーティングされた菓子。
【請求項14】
前記糖類ポリオールまたはサッカリド甘味料微粒子は、約60〜約85重量%の量で前記微粒子コーティングの中に存在し、アラビアガムの量は約40〜約15重量%であり、重量%はともに前記微粒子コーティングの総重量に基づく、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項15】
前記微粒子コーティング組成物は、食用酸もしくはその塩、さらなる甘味料、感覚剤、香料、香味調節物質または増強剤、着色剤、機能性成分、またはこれらの組み合わせをさらに含む、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項16】
微粒子コーティングの量は、前記多領域菓子の総重量に基づき約3〜約15重量%である、請求項1に記載の多領域菓子。
【請求項17】
前記多領域菓子は結合剤を含む、請求項2に記載の多領域菓子。
【請求項18】
前記結合剤は、結合シロップ、水蒸気、またはこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項17に記載の菓子。
【請求項19】
前記結合シロップは、前記結合シロップの60%(重量/重量)未満の固形分含量を有する、請求項18に記載の菓子。
【請求項20】
前記多領域菓子コアと前記微粒子コーティングとの間に乾燥した結合シロップコーティングをさらに含む、請求項2に記載の菓子。
【請求項21】
前記乾燥した結合シロップは、アラビアガム、セルロース、デンプン、糖類ポリオール、サッカリド、またはこれらの組み合わせを含む、請求項20に記載の菓子。
【請求項22】
前記乾燥した結合シロップは、食用酸もしくはその塩、さらなる甘味料、感覚剤、香料、香味調節物質または増強剤、着色剤、機能性成分、またはこれらの組み合わせをさらに含む、請求項20に記載の菓子。
【請求項23】
外側領域をさらに含む、請求項1に記載の多領域菓子。
【請求項24】
前記外側領域は、ワックス、艶出し剤、セラック、グリッター、またはこれらの組み合わせである、請求項23に記載の多領域菓子。
【請求項25】
前記多領域コアは、キャンディー層と少なくとも2つのチューインガム層とを含み、
前記キャンディー層は、
少なくとも2つの糖類ポリオールを含む加熱調理されたベース部分であって、少なくとも1つの糖類ポリオールはイソマルト、エリスリトール、ガラクチトール、ラクチトール、マルチトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール、またはこれらの組み合わせである、加熱調理されたベース部分、および
結晶性糖類ポリオールおよび非晶性糖類ポリオールを含むフォンダン部分
を含む混合物を含み、
前記キャンディー層は、フォンダンの結晶性糖類ポリオールの結晶性粒子を含み、
前記少なくとも2つのチューインガム層はエラストマーを含み、
前記キャンディー層の第1の表面は、第1のチューインガム層の表面と連続的に接触しており、
前記キャンディー層の第2の表面は、第2のチューインガム層の表面と連続的に接触している、請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の多領域菓子。
【請求項26】
前記加熱調理されたベース部分は、イソマルトおよび水素化デンプン加水分解物シロップを含み、
前記フォンダン部分は、イソマルトおよび水素化デンプン加水分解物シロップを含み、
前記キャンディー層は、イソマルトの結晶性粒子を含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項27】
前記キャンディー層の前記水素化デンプン加水分解物シロップは、約1:0.8〜約1:1.2 マルチトール:ソルビトールの比でマルチトールおよびソルビトールを含む、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項28】
前記キャンディー層の中に存在するイソマルトおよび水素化デンプン加水分解物シロップの全量は、前記キャンディー層の約70〜約90%(重量/重量)である、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項29】
前記ベース部分は、前記ベース部分(乾燥重量)の約30〜約50%(重量/重量)のイソマルトおよび約50〜約70%(重量/重量)の水素化デンプン加水分解物シロップを含む、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項30】
前記フォンダン部分は、前記フォンダン部分(乾燥重量)の約65〜約80%(重量/重量)のイソマルトおよび約20〜約35%(重量/重量)の水素化デンプン加水分解物シロップを含む、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項31】
前記キャンディー層は、約6.5〜約8.0%(重量/重量)の水分含量を有する、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項32】
前記キャンディー層はチューイーな質感を有する、請求項31に記載の菓子。
【請求項33】
前記キャンディー層は、約4.0〜約5.0%(重量/重量)の水分含量を有する、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項34】
前記キャンディー層はクランチ質の質感を有する、請求項31に記載の菓子。
【請求項35】
前記ベース部分の中に存在する前記イソマルトは、イソマルトの総重量に基づき約75〜約80%(重量/重量)の1,6−GPSを含み、
前記ベース部分は、前記ベース部分(乾燥重量)の約35〜約45%(重量/重量)のイソマルトおよび約55〜約65%(重量/重量)の水素化デンプン加水分解物シロップを含む、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項36】
前記フォンダン部分の前記イソマルトは約1:1 1,6−GPS:1,1−GPMの比を含み、
前記フォンダン部分は、前記フォンダン部分(乾燥重量)の約65〜約80%(重量/重量)のイソマルトおよび約20〜約35%(重量/重量)の水素化デンプン加水分解物シロップを含む、請求項26に記載の多領域菓子。
【請求項37】
前記キャンディー層の水分活性は、前記チューインガム層の水分活性の約10%以内にある、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項38】
前記菓子は、キャンディー層およびチューインガム層の総重量に基づき、約20〜約40%(重量/重量)の前記キャンディー層および約60〜約80%(重量/重量)の前記チューインガム層を含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項39】
前記ベース部分の前記少なくとも2つの糖類ポリオールのうちの少なくとも1つは、前記フォンダン部分の糖類ポリオールと同じである、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項40】
前記ベース部分は結晶性ポリオールおよび非晶性ポリオールを含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項41】
前記ベース部分の前記結晶性ポリオールは、マンニトール、イソマルト、エリスリトール、ガラクチトール、ラクチトール、マルチトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール、またはこれらの組み合わせである、請求項40に記載の菓子。
【請求項42】
前記フォンダン部分の結晶性ポリオールは、マンニトール、イソマルト、エリスリトール、ガラクチトール、ラクチトール、マルチトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール、またはこれらの組み合わせである、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項43】
前記フォンダン部分またはベース部分の前記非晶性糖類ポリオールは、エリスリトールシロップ、水素化デンプン加水分解物シロップ、イソマルトシロップ、ラクチトールシロップ、マルチトールシロップ、マンニトールシロップ、ソルビトールシロップ、キシリトールシロップ、またはこれらの組み合わせである、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項44】
糖類ポリオールの全量は、前記キャンディー層の約70〜約90%(重量/重量)である、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項45】
前記フォンダンは、前記キャンディー層の約2.0〜約15.0%(重量/重量)の量で存在する、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項46】
前記フォンダンは、前記キャンディー層の約6.0〜約7.5%(重量/重量)の量で存在する、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項47】
前記キャンディー層は、質感付与剤、脂肪、または乳化剤をさらに含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項48】
前記キャンディー層は、さらなる甘味料、感覚剤、香料、着色料、機能性成分、気体、研磨剤、第2の菓子の粒子、食用酸もしくはその塩、またはこれらの組み合わせから選択される1以上の成分をさらに含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項49】
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の約0.75〜約3.0%(重量/重量)の量の香料を含む、請求項48に記載の多領域菓子。
【請求項50】
前記感覚剤は冷感剤、温感剤、刺激剤、またはこれらの組み合わせである、請求項48に記載の多領域菓子。
【請求項51】
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の約0.5〜約4.0%(重量/重量)の量の食用酸またはその塩を含む、請求項48に記載の多領域菓子。
【請求項52】
前記キャンディー層は、約1:1の香料:食用酸の比の香料および食用酸の混合物をさらに含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項53】
前記チューインガム層は、前記チューインガム層の重量の約0.1〜約0.5%(重量/重量)の冷感剤を含み、
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の重量の約1.0〜約3.75%(重量/重量)の食用酸を含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項54】
前記チューインガム層は、前記チューインガム層の重量の約1.5〜約2.2%(重量/重量)の香料を含み、かつ
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の重量の約1.5〜約3.0%(重量/重量)の香料を含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項55】
前記フォンダンは、50マイクロメートル未満の平均粒径を有する糖類ポリオールの結晶性粒子を含む、請求項25に記載の多領域菓子。
【請求項56】
コーティングされた多領域菓子を製造する方法であって、
第1の領域を調製すること、
第2の領域を調製すること、
前記第2の領域が、前記第1の領域と少なくとも部分的に接触している多領域菓子を形成すること、
結合剤を前記多領域コアの表面に付与すること、
微粒子コーティング組成物を、前記多領域菓子コアを少なくとも部分的に取り囲むように付与して、コーティングされたコアを形成する工程であって、前記微粒子コーティングは粉末アラビアガムを含む、こと
を含む多領域菓子コアを調製する工程と、
任意に、前記コーティングされたコアを乾燥または調整して、コーティングされた多領域菓子を形成する工程と
を含む、方法。
【請求項57】
菓子片を包まずに、前記コーティングされたコアを包装する工程をさらに含む、請求項56に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項58】
前記微粒子コーティング組成物は、第1の複数のより大きい粒径の微粒子および第2の複数のより小さい粒径の微粒子を含む、請求項56に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項59】
前記第1の複数の微粒子は300超〜約1000マイクロメートルの粒径を有し、前記第2の複数の微粒子は約10〜約300マイクロメートルの粒径を有する、請求項58に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項60】
前記微粒子コーティング組成物を付与する工程は、前記第2の複数の微粒子を付与する前に、前記第1の複数の微粒子を付与することを含む、請求項58に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項61】
外側領域を付与する工程をさらに含む、請求項56に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項62】
前記外側領域は、ワックス、艶出し剤、セラック、グリッター、またはこれらの組み合わせである、請求項61に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項63】
前記多領域コアはキャンディー層および少なくとも2つのチューインガム層を含み、前記方法は、
少なくとも2つの糖類ポリオールを含む加熱調理されたベース部分であって、少なくとも1つの糖類ポリオールはマンニトール、イソマルト、エリスリトール、ガラクチトール、ラクチトール、マルチトール、ポリグリシトール、ソルビトール、キシリトール、またはこれらの組み合わせである、加熱調理されたベース部分、および結晶性糖類ポリオールおよび非晶性糖類ポリオールを含むフォンダン部分を混合することを含む、キャンディー層を調製する工程と、
エラストマーを含むチューインガム層を調製する工程と、
前記キャンディー層の第1の表面は前記チューインガム層の表面と連続的に接触している多領域菓子を形成工程と、
任意に、エラストマーを含む第2のチューインガム層を調製する工程と
をさらに含み、前記第2のガム層の表面は、前記キャンディー層の第2の表面と連続的に接触している、請求項56に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項64】
前記少なくとも2つの糖類ポリオールを含む前記ベース部分を加熱調理する工程と、
加熱調理された前記ベース部分に、質感付与剤および任意に脂肪/油、食用酸もしくはその塩、香料、またはこれらの組み合わせを加えて、混合物を形成する工程と、
前記混合物を冷却して冷却された混合物を形成する工程と、
前記フォンダン部分を冷却された前記混合物に加えて最終の混合物を形成する工程と、
前記最終の混合物を引き伸ばしてキャンディーを形成する工程と
を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記多領域菓子へと形成されるとき、前記キャンディー層およびチューインガム層の温度は少なくとも40℃である、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記多領域コアは、キャンディー層および少なくとも2つのチューインガム層を含み、
前記キャンディー層は、
マンニトールおよび水素化デンプン加水分解物シロップを含む加熱調理されたベース部分、および
マンニトール、水素化デンプン加水分解物シロップを含み、かつ任意にソルビトールシロップをさらに含むフォンダン部分
を含む混合物を含み、
前記キャンディー層は、マンニトールの結晶性粒子を含み、
前記少なくとも2つのチューインガム層はエラストマーを含み、
前記キャンディー層の第1の表面は、第1のチューインガム層の表面と連続的に接触しており、
前記キャンディー層の第2の表面は、第2のチューインガム層の表面と連続的に接触している、請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の多領域菓子。
【請求項67】
前記キャンディー層の水分活性は、前記チューインガム層の水分活性の約10%以内にある、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項68】
前記菓子は、キャンディー層およびチューインガム層の総重量に基づき、約20〜約40%(重量/重量)の前記キャンディー層および約60〜約80%(重量/重量)の前記チューインガム層を含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項69】
前記キャンディー層の前記水素化デンプン加水分解物シロップは、約1:0.8〜約1:1.2 マルチトール:ソルビトールの比でマルチトールおよびソルビトールを含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項70】
前記水素化デンプン加水分解物シロップは、約75〜約85%の固形分、約4%(重量/重量)のソルビトール、約53%(重量/重量)のマルチトール、約22%(重量/重量)の3〜5の重合度を有するポリオール、および約21%(重量/重量)の6以上の重合度を有するポリオールを含有する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項71】
前記キャンディー層の中に存在するマンニトールおよび水素化デンプン加水分解物シロップの全量は、前記キャンディー層の約70〜約90%(重量/重量)である、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項72】
マンニトールの全量は、前記キャンディー層の約6〜約30%(重量/重量)である、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項73】
前記ベース部分由来のマンニトールの量は前記キャンディー層の約8.0〜約12.0%(重量/重量)であり、前記ベース部分由来の水素化デンプン加水分解物シロップの量は前記キャンディー層の約70.0〜約74.0%(重量/重量)である、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項74】
前記マンニトールは前記フォンダンの約35〜約60%(重量/重量)(乾燥)の量で存在し、水素化デンプン加水分解物シロップは前記フォンダンの約40〜約65%(重量/重量)(乾燥)の量で存在する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項75】
前記マンニトールは前記フォンダンの約35〜約60%(重量/重量)(乾燥)の量で存在し、水素化デンプン加水分解物シロップは前記フォンダンの約20〜約33%(重量/重量)(乾燥)の量で存在し、ソルビトールシロップは前記フォンダンの約20〜約33%(重量/重量)(乾燥)の量で存在する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項76】
前記フォンダンは、前記キャンディー層の約2.0〜約15.0%(重量/重量)の量で存在する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項77】
前記フォンダンは、前記キャンディー層の約6.0〜約7.5%(重量/重量)の量で存在する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項78】
前記キャンディー層は約6.0〜約8.0%(重量/重量)の水分含量を有する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項79】
前記キャンディー層はチューイーな質感を有する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項80】
前記キャンディー層は、質感付与剤、脂肪、または乳化剤をさらに含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項81】
前記キャンディー層は、さらなる甘味料、感覚剤、香料、着色料、機能性成分、気体、研磨剤、第2の菓子の粒子、食用酸もしくはその塩、またはこれらの組み合わせから選択される1以上の成分をさらに含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項82】
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の約0.75〜約3.0%(重量/重量)の量の香料を含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項83】
前記感覚剤は冷感剤、温感剤、刺激剤、またはこれらの組み合わせである、請求項81に記載の多領域菓子。
【請求項84】
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の約0.5〜約4.0%(重量/重量)の量の食用酸またはその塩を含む、請求項81に記載の多領域菓子。
【請求項85】
前記キャンディー層は、約1:1の香料:食用酸の比の香料および食用酸の混合物をさらに含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項86】
前記フォンダンは、50マイクロメートル未満の平均粒径を有するマンニトールの結晶性粒子を含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項87】
前記フォンダンは、顕微鏡分析により決定した場合の、30マイクロメートル以下の平均長さの結晶を有するマンニトールの結晶性粒子を含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項88】
前記ベース部分由来のマンニトールの量は前記キャンディー層の約8.0〜約12.0%(重量/重量)であり、前記ベース部分由来の水素化デンプン加水分解物シロップの量は前記キャンディー層の約70.0〜約74.0%(重量/重量)であり、
前記フォンダン部分由来のマンニトールの量は前記キャンディー層の約4.0〜約6.0%(重量/重量)であり、前記フォンダン部分由来の水素化デンプン加水分解物シロップの量は前記キャンディー層の約1.0〜約3.0%(重量/重量)であり、ソルビトールシロップの量は前記キャンディー層の約1.0〜約3.0%(重量/重量)であり、
前記キャンディー層は、
前記キャンディー層の約1.0〜約2.0%(重量/重量)の量の質感付与剤、
前記キャンディー層の約3.0〜約4.0%(重量/重量)の量の約35〜約40℃の融点を有する脂肪、
前記キャンディー層の約0.001〜約0.1%(重量/重量)の量のレシチン、
前記キャンディー層の約0.01〜約0.7%(重量/重量)の量のモノステアリン酸グリセリル、および
前記キャンディー層の約6.5〜約7.0%(重量/重量)の水分含量
をさらに含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項89】
長さ35mm×厚さ5.5mm×幅12.5mmの大きさである前記キャンディー層のサンプル片は、質感分析器のプローブが前記サンプルの厚さに平行でかつ長さ35mm×幅12.5mmの大きさの面に対して垂直に3ミリメートルだけ前記サンプルに進入するときに、約3000〜約4000グラムの最大の力を呈し、前記サンプルは分析の前に25℃で4時間調整され、前記質感分析器のプランジャーは4mmの円筒であり、接近速度は1mm/secであり、進入距離は4.3mmである、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項90】
前記キャンディー層は約0.38〜約0.45の水分活性を呈する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項91】
前記キャンディー層は約1.1〜約1.4g/cmの密度を呈する、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項92】
前記チューインガム層は、前記チューインガム層の重量の約0.1〜約0.5%(重量/重量)の冷感剤を含み、
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の重量の約1.0〜約3.75%(重量/重量)の食用酸を含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項93】
前記チューインガム層は、前記チューインガム層の重量の約1.5〜約2.2%(重量/重量)の香料を含み、
前記キャンディー層は、前記キャンディー層の重量の約1.5〜約3.0%(重量/重量)の香料を含む、請求項66に記載の多領域菓子。
【請求項94】
前記多領域コアは、キャンディー層および少なくとも2つのチューインガム層を含み、前記方法は、
マンニトールおよび水素化デンプン加水分解物シロップを含む加熱調理されたベース部分、およびマンニトール、水素化デンプン加水分解物シロップを含み、任意にソルビトールシロップをさらに含むフォンダン部分を混合して、マンニトールの結晶性粒子を含むキャンディーを形成することを含む、キャンディー層を調製することと、
エラストマーを含むチューインガム層を調製することと、
前記キャンディー層の第1の表面は前記チューインガム層の表面と連続的に接触している多領域菓子を形成することと、
任意に、エラストマーを含む第2のチューインガム層を調製することと
をさらに含み、前記第2のガム層の表面は、前記キャンディー層の第2の表面と連続的に接触している、請求項56に記載のコーティングされた多領域菓子を製造する方法。
【請求項95】
マンニトールおよび水素化デンプン加水分解物シロップを含む前記ベース部分を加熱調理することと、
加熱調理された前記ベース部分に、質感付与剤および任意に脂肪/油、食用酸もしくはその塩、香料、またはこれらの組み合わせを加えて、混合物を形成することと、
前記混合物を冷却して冷却された混合物を形成することと、
前記フォンダン部分を前記冷却された混合物に加えて最終の混合物を形成することと、
前記最終の混合物を引き伸ばしてキャンディーを形成することと
を含む、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
前記フォンダンは、前記フォンダンの約6.5〜約11.0%(重量/重量)の水分含量を含む、請求項94に記載の方法。
【請求項97】
前記多領域菓子へと形成されるとき、前記キャンディー層およびチューインガム層の温度は少なくとも40℃である、請求項94に記載の方法。
【請求項98】
前記フォンダンは、50マイクロメートル未満の平均粒径を有するマンニトールの結晶性粒子を含む、請求項94に記載の方法。
【請求項99】
前記フォンダンは、顕微鏡分析により決定した場合の、30マイクロメートル以下の平均長さの結晶を有するマンニトールの結晶性粒子を含む、請求項94に記載の方法。

【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2013−514785(P2013−514785A)
【公表日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−544952(P2012−544952)
【出願日】平成22年12月21日(2010.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2010/061402
【国際公開番号】WO2011/084759
【国際公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【出願人】(508351303)クラフト・フーズ・グローバル・ブランズ・エルエルシー (28)
【出願人】(512155331)
【Fターム(参考)】