説明

ゴミ容器

【課題】 蓋体を装着したまま水切り容器の取り出し、持ち運びができるとともに、本体容器に水切り容器が装着されていることを容易に判別することができるゴミ容器を提供する。
【解決手段】 ゴミ容器10は、本体容器11と、水切り容器12と、蓋体13とを備える。蓋体13を水切り容器12に被着してアーム54の先端を係合片34に係合することにより、蓋体13が水切り容器12に固定されている。水切り容器12の上縁部で外面には、スペーサ33が設けられ、本体容器11の上縁には、スペーサ33の端部が当接される本体フランジ21が設けられ、スペーサ33を所定寸法に設定し、水切り容器12が本体容器11に内挿された状態で、水切り容器12の上縁部が本体容器11の外側に露出し、かつ水切り容器12の係合片34と蓋体13のアーム54の先端との係合等を行う操作スペース61が、係合片34と本体容器11の上縁との間に確保されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば生ゴミなどのような水分を含むゴミを収容するのに適するゴミ容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、生ゴミなどのような水分を含むゴミを収容するゴミ容器として、例えば特許文献1、特許文献2に記載のようなものが提案されている。
特許文献1に記載の水切りを備えたゴミ容器は、水分を含む生ゴミを収容し、かつ生ゴミの水分を除去する内側容器と、この内側容器を脱抜可能に装着し、その底面側に水分を貯留する貯留部を有する外側容器とからなる。この内側容器は、桟により縦横に配列されて骨組みされる骨格部とその内側に形成された透水膜とを備えている。また内側容器の上端縁には係止突縁が張出状に設けてあり、外側容器の上端面には載置面が設けてあり、外側容器に内側容器が収蔵された状態で、この係止突縁が載置面に係合載置されて内側容器が外側容器の内部に吊持される。さらに、外蓋が設けられる場合、この外蓋に適宜係止手段が設けられる。
【0003】
特許文献2に記載の水切りペールは、角筒状の樹脂製容器本体と、容器本体内に収容支持され、周壁に多数の水切り穴が形成された樹脂製水切りかごとからなる。容器本体の上端近傍の内周面には段差部が形成されており、水切りかごの上端近傍の外周縁には折り返し部が全周にわたって形成されており、容器本体に水切りかごが収容された状態で、この折り返し部が段差部に載置されて水切りかごが容器本体の内部に吊持される。また水切りかごにはハンドルが回動自在に軸支されており、このハンドルを使って水切りかごを持ち運びすることができるようになっている。さらに、開閉蓋は、ヒンジ部材を介して容器本体に着脱自在に取り付けられている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−12302号公報
【特許文献2】特開2006−264884号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来のゴミ容器にあっては、水切りしたゴミを棄てるべく、水切り容器である内側容器又は水切りかごを取り出そうとする度に蓋を開けなければならず、煩雑である。また水切り容器である内側容器又は水切りかごを持ち運ぶ際には、蓋が開いてゴミが外部に露出した状態となっており、不衛生であり、見栄えも悪い。さらには、水切り容器である内側容器又は水切りかごは、本体容器である外側容器又は容器本体の内部にほぼ完全に収容されるようになっている。このため、水切り容器である内側容器又は水切りかごが持ち出された状態か否かを判別しづらく、水切り容器が収容されていない状態で水切りされていない生ゴミを本体容器である外側容器又は容器本体内に捨ててしまうおそれがある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、蓋体を装着したまま水切り容器の取り出し、持ち運びができるとともに、本体容器に水切り容器が装着されていることを容易に判別することができるゴミ容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のゴミ容器の発明は、本体容器と、該本体容器に内挿されて収容物の水切りをする水切り容器と、蓋体とを備えるゴミ容器であって、該蓋体の周縁には、先端に鉤形状を有するアームの基端が回動自在に取り付けられており、該水切り容器の上縁には、係合片が差し出されており、該蓋体を該水切り容器に被着して該アームの先端を該係合片に係合することにより、該蓋体が該水切り容器に固定可能とされているとともに、該水切り容器の上縁部で外面には、スペーサが設けられており、該本体容器の上縁には、該水切り容器が内挿された場合に該スペーサの端部が当接される当接部が設けられており、該スペーサ又は該当接部を所定寸法に設定することにより、該水切り容器が該本体容器に内挿された状態で、該水切り容器の上縁部が該本体容器の外側に露出されており、かつ該水切り容器の該係合片と該蓋体の該アームの先端との係合又は係合解除を行うための操作スペースが該係合片と該本体容器の上縁との間に確保されていることを要旨とする。
【0007】
上記構成によれば、蓋体を該水切り容器に被着して該アームの先端を該係合片に係合することにより、該蓋体が該水切り容器に固定可能とされているため、蓋体を装着したまま水切り容器の持ち運びができる。また水切り容器が本体容器に内挿された状態で、水切り容器の上縁部が本体容器の外側に露出されているため、本体容器に水切り容器が装着されていることを容易に判別することができる。また水切り容器の係合片と蓋体のアームの先端との係合又は係合解除を行うための操作スペースが係合片と本体容器の上縁との間に確保されている。この係合片と本体容器の上縁との間における操作スペースの確保と、水切り容器が本体容器に内挿された状態で水切り容器の上縁部が本体容器の外側に露出されていることにより、本体容器からの水切り容器の取り出し時には、蓋体を装着したまま水切り容器を本体容器から取り出すことができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のゴミ容器の発明において、該スペーサは、複数対が設けられており、該係合片は、一対のスペーサの間に配設されていることが望ましい。
上記構成によれば、一対のスペーサの間が操作スペースとなり、操作スペースの確保が容易となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のゴミ容器の発明において、該本体容器の上縁には、該水切り容器の該係合片と断面形状を同じくする本体係合片が差し出されており、該蓋体を該本体容器に被着して該アームの先端を該本体係合片に係合することにより、該蓋体が該本体容器に固定可能とされていることが望ましい。
上記構成によれば、本体容器用、水切り容器用の蓋体をそれぞれ個別に用意せずとも、蓋体を本体容器と水切り容器とで共用することができる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載のゴミ容器の発明において、該水切り容器の底部は、該底部の一縁側が他縁側よりも低くなるように全体的に傾斜されることによって斜面状に形成されているとともに、該底部には、複数のスリットが底部中央から傾斜方向へ延びるように並設されていることが望ましい。
上記構成によれば、斜面の下側へ水分が貯まって滴下するようになるため、底部の他縁側からは水分が滴らず、水切り容器を持ち運ぶときに、その持ち運ぶ者が水分で汚れることを抑制することができる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載のゴミ容器の発明において、該水切り容器の底部には、該底部の一縁側が中央よりも低くなるように中央から半分が傾斜されることによって斜面部分が形成されており、該斜面部分には、複数のスリットが傾斜方向へ延びるように並設されていることが望ましい。
上記構成によれば、斜面部分の下側へ水分が貯まって滴下するようになるため、底部の他縁側からは水分が滴らず、水切り容器を持ち運ぶときに、その持ち運ぶ者が水分で汚れることを抑制することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、蓋体を装着したまま水切り容器の取り出し、持ち運びができるとともに、本体容器に水切り容器が装着されていることを容易に判別することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明のゴミ容器を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、ゴミ容器10は、本体容器11、水切り容器12及び蓋体13からなる。該水切り容器12は、該本体容器11に内挿されるようになっている。図2(a)に示すように、該蓋体13は、該本体容器11に該水切り容器12が内挿された状態で、該水切り容器12に被着されるようになっている。また図2(b)に示すように、該蓋体13は、該本体容器11に該水切り容器12が内挿されていない状態で、該本体容器11に被着されるようになっている。
【0014】
上記本体容器11は、合成樹脂、金属などを材料として、有底角筒状に形成されている。図3(a),(b)に示すように、該本体容器11の外面上端には、本体フランジ21が該本体容器11の全周にわたって形成されるとともに、該本体フランジ21の外側縁には、該本体フランジ21を補強する補強枠22が下方へ向かって突設されている。該本体容器11の外面両側部には、該本体容器11を持ち運びする際に使用する把手23がそれぞれ設けられている。該把手23は、略扇状をなす一対の支持板23Aと、これら支持板23Aの下端間に架設された棒状の持ち手23Bとからなる。
該補強枠22の下端において、一対の支持板23Aの間には、本体係合片24が斜め下方へ向かって延びるように形成されている。該本体係合片24の先端下面には、断面半円状をなす係止突部24Aが形成されている。また、該本体容器11の上面両側部には、引掛段部25が該本体フランジ21を下方へ凹ませることによって形成されている。
【0015】
上記水切り容器12は、合成樹脂、金属などを材料として、有底角筒状に形成されている。図4(a)〜(c)に示すように、該水切り容器12の外面上端には、フランジ31が該水切り容器12の全周にわたって形成されるとともに、該フランジ31の外側縁には、該フランジ31を補強する補強枠32が下方へ向かって突設されている。該水切り容器12の上縁部で外面両側部には、各一対ずつ、合計二対のスペーサ33が縦板状に形成されている。
該補強枠32の下端において、各一対のスペーサ33の間には、係合片34が斜め下方へ向かって延びるように形成されている。該係合片34の先端下面には、断面半円状をなす係止突部34Aが形成されている。これら係合片34及び係止突部34Aの断面形状と、上記本体容器11の本体係合片24及び係止突部24Aの断面形状とは、同一となっている。なお、水切り容器12は、該係合片34に手を掛けて持ち運びすることができるようになっている。また、該水切り容器12の上面両側部には、引掛段部35が該フランジ31を下方へ凹ませることによって形成されている。
該水切り容器12の底部は、底壁12Aの一縁側が他縁側よりも低くなるように全体的に傾斜させることにより、斜面状に形成されている。また、該底壁12Aには、複数のスリット36Aが底部中央から傾斜方向へ延びるように並設されている。さらに、該水切り容器12の各側壁のうち、底壁12Aの一縁から立設された側壁12Bの下端部にも、複数のスリット36Bが上下方向へ延びるように並設されている。なお、これらスリット36Aとスリット36Bとは繋がっておらず、底壁12Aと側壁12Bとの境界にスリットを設けないようにすることで、該水切り容器12の底部の強度を確保している。さらに、該水切り容器12の底面には、脚部37が形成されており、該底壁12Aを傾斜させた該水切り容器12であっても、床などに安定して置くことができるように構成されている。
【0016】
上記蓋体13は、合成樹脂、金属などを材料として、浅皿状に形成されている。該蓋体13の外面下端には、蓋フランジ51が該蓋体13の全周にわたって形成されるとともに、該蓋フランジ51の外側縁には、該蓋フランジ51を補強する補強枠52が下方へ向かって突設されている。図5(a),(b)に示すように、該蓋体13の下端部で外面両側部には、アーム取付部53が形成されている。該アーム取付部53には、アーム54の基端が回動自在に取り付けられている。
該アーム54は、対向する一対の側板54Aと、これら側板54Aの外側縁を繋ぐ連結板54Bとを有する略箱状に形成されるとともに、該側板54Aの一端に形成された回動軸54Cを介して該蓋体13の該アーム取付部53に取り付けられている。また該アーム54は、その先端内側に係止板54Dが斜め上方へ延びるように設けられ、かつ該係止板54Dの先端に係止突起54Eが設けられることにより、先端に鉤形状を有している。
【0017】
上記ゴミ容器10は、水切り容器12を本体容器11にその上部開口から内挿し、さらに蓋体13を水切り容器12に被着して組み立てられる(図2(a)参照)。
図6(a)に示すように、水切り容器12を本体容器11に内挿した状態で、該水切り容器12は、本体容器11の本体フランジ21を当接部として、スペーサ33の下端を本体フランジ21に当接させて載せることにより、該本体容器11に吊持されている。一方、蓋体13が水切り容器12に被着された状態で、該蓋体13は、アーム54を下方に回動させ、その係止板54Dの係止突起54Eを、該水切り容器12の係合片34の係止突部34Aに係合させることにより、該水切り容器12に固定されている。
【0018】
該スペーサ33の寸法は、所定の縦寸法となるように設定されている。該所定の縦寸法とは、該水切り容器12が該本体容器11に内挿された状態で、該水切り容器12の上縁部が該本体容器11の外側に露出されており、かつ該水切り容器12の該係合片34と該本体容器11の上縁である本体フランジ21の上面との間に操作スペース61が形成されるような寸法である。すなわち、該スペーサ33は、該水切り容器12が該本体容器11に内挿された状態で、該水切り容器12のフランジ31が、該本体容器11の本体フランジ21に当接しないように、フランジ31を本体フランジ21から離隔させる機能を有している。その結果、該水切り容器12の該係合片34と該本体容器11の上縁である本体フランジ21の上面との間には、蓋体13のアーム54と水切り容器12の係合片34との係合又は係合解除を行うための操作スペース61が形成される。
【0019】
該操作スペース61を設けたことにより、該水切り容器12が該本体容器11に内挿された状態であっても、該水切り容器12に被着された該蓋体13の開閉を行うことができる。また、該操作スペース61を設けたことにより、係合片34の内側でフランジ31の下面まで指を容易に伸ばせるため、該水切り容器12に該蓋体13が固定されたままの状態であっても、その固定を解除することなく、該水切り容器12を持ち上げて該本体容器11から容易に抜き出すことができる。さらに、該水切り容器12の上縁部が該本体容器11の外側に露出されているため、該水切り容器12が該本体容器11に内挿された状態であるか否かを容易に判別することができる。
【0020】
上記ゴミ容器10に生ゴミを捨てる場合、蓋体13の水切り容器12に対する固定が解除される。この場合も、該操作スペース61を設けたことにより、係合片34の内側へ指を容易に伸ばせるため、アーム54先端の係合片34に対する係合を容易に解除することができる。また特に図示はしないが、取り外した蓋体13は、アーム54先端を水切り容器12の引掛段部35に引っ掛けて保管することができるようになっている。
さて、ゴミ容器10に生ゴミを捨てた場合、該生ゴミは、まず水切り容器12内に収容物として収容される。該水切り容器12内において、該生ゴミは水分を水切り容器12の底壁12A上に滴らせる。底壁12A上に滴った水分は、該底壁12Aが斜面状に形成されていることから、該底壁12Aの一縁側に片寄り、そのままスリット36A,36Bを介して本体容器11内へと落ちる。図6(b)に示すように、該水切り容器12は該本体容器11に吊持されているため、該本体容器11内において、該水切り容器12の底壁12Aよりも下方には空間62が形成されており、本体容器11内へ落ちた水分は該空間62に貯められる。このように水分が本体容器11内に貯められた結果、水切り容器12内の生ゴミは水切りされ、ゴミとして水切り容器12内に貯まる。
【0021】
なお、水切り容器12においては、上記のように底壁12A全体を傾斜させることに限らず、図7に示すように、該底部の一縁側が中央よりも低くなるように、底壁12Aの中央から半分を傾斜させることによって斜面部分を形成し、該斜面部分に複数のスリット36Aを傾斜方向へ延びるように並設してもよい。他に、底壁12Aの厚みを適宜変更することにより、水切り容器12の底面を平面としたまま、その内底面を傾斜させてもよい。さらに、スリット36Bを省略して水切り容器12を構成してもよい。
また取り外した蓋体13は、本体容器11に水切り容器12が内挿されていない状態であれば、本体容器11の引掛段部25に引っ掛けて保持してもよい。
また、ゴミ容器10を運搬しやすいようにするため、本体容器11の底面にキャスターを設けてもよい。
また、生ゴミを水切りする場合において、本体容器11内の空間62に貯まった水分が水切り容器12内のゴミに再び吸われることを防止する観点から、前記スペーサ33の所定の縦寸法は、本体容器11の半分から3分の1程度の高さに水切り容器12の底面が位置するような寸法に設定することが望ましい。加えて、スペーサ33の寸法設定のみによることに限らず、例えば本体容器11の本体フランジ21の上面でスペーサ33と対応する位置に突部を設け、該突部を当接部とし、該当接部の高さ寸法を操作スペース61を確保できるように設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】実施形態のゴミ容器を示す分解斜視図。
【図2】(a)は実施形態のゴミ容器を示す斜視図、(b)は別の使用形態のゴミ容器を示す斜視図。
【図3】(a)は本体容器を示す正断面図、(b)は本体容器を示す一部を拡大した正断面図。
【図4】(a)は水切り容器を示す正断面図、(b)は水切り容器を示す側断面図、(c)は水切り容器を示す一部を拡大した正断面図。
【図5】(a)は蓋体を示す正断面図、(b)は蓋体を示す一部を拡大した正断面図。
【図6】(a),(b)はゴミ容器を示す一部を拡大した正断面図。
【図7】別形態の水切り容器を示す側断面図
【符号の説明】
【0023】
10 ゴミ容器
11 本体容器
12 水切り容器
13 蓋体
21 当接部としての本体フランジ
24 本体係合片
33 スペーサ
34 係合片
54 アーム
61 操作スペース


【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体容器と、該本体容器に内挿されて収容物の水切りをする水切り容器と、蓋体とを備えるゴミ容器であって、
該蓋体の周縁には、先端に鉤形状を有するアームの基端が回動自在に取り付けられており、該水切り容器の上縁には、係合片が差し出されており、
該蓋体を該水切り容器に被着して該アームの先端を該係合片に係合することにより、該蓋体が該水切り容器に固定可能とされているとともに、
該水切り容器の上縁部で外面には、スペーサが設けられており、該本体容器の上縁には、該水切り容器が内挿された場合に該スペーサの端部が当接される当接部が設けられており、
該スペーサ又は該当接部を所定寸法に設定することにより、該水切り容器が該本体容器に内挿された状態で、該水切り容器の上縁部が該本体容器の外側に露出されており、かつ該水切り容器の該係合片と該蓋体の該アームの先端との係合又は係合解除を行うための操作スペースが該係合片と該本体容器の上縁との間に確保されていることを特徴とするゴミ容器。
【請求項2】
該スペーサは、複数対が設けられており、該係合片は、一対のスペーサの間に配設されている請求項1に記載のゴミ容器。
【請求項3】
該本体容器の上縁には、該水切り容器の該係合片と断面形状を同じくする本体係合片が差し出されており、該蓋体を該本体容器に被着して該アームの先端を該本体係合片に係合することにより、該蓋体が該本体容器に固定可能とされている請求項1又は請求項2に記載のゴミ容器。
【請求項4】
該水切り容器の底部は、該底部の一縁側が他縁側よりも低くなるように全体的に傾斜されることによって斜面状に形成されているとともに、該底部には、複数のスリットが底部中央から傾斜方向へ延びるように並設されている請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載のゴミ容器。
【請求項5】
該水切り容器の底部には、該底部の一縁側が中央よりも低くなるように中央から半分が傾斜されることによって斜面部分が形成されており、該斜面部分には、複数のスリットが傾斜方向へ延びるように並設されている請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載のゴミ容器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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